タケチ
「私はタケチ。アラハバキ様のお世話係です」
概要
アラハバキの世話係を名乗る、アラハバキと良く似た「擬神躯(ぎしんく)」なる赤い鎧を纏った女性。
アラハバキの傍に付き、アラハバキの代わりに彼の説明をしたり、「神融変前の姿」の護衛、世話などをする。
態度は事務的で、感情を表に出さない。
彼女自身は卓越した武術を持つ単なる人間らしく、特別な力を持つ神の代弁者ではない。
祈りを捧げる事で似たような力を行使する事は可能だが、アラハバキの力には遠く及ばない。
青銅剣のような、鈍色の剣を武器として戦う。
本名、武智 氷紗子(たけち ひさこ)。
鎧の中身は長い黒髪を持つ冷徹な雰囲気の女性。
経歴には謎が多く、たまに「
荒覇吐神が作り出した人造人間」などと言われる事も。
本名は聞かれれば名乗るが、経歴は「荒覇吐神を祭る神官の末裔」としか言わず、アラハバキ以上に謎が多いかもしれない。
能力・技
「祈天剣(きてんけん)」
祈りを伴う事で、剣技に「いしかほのり」の力を乗せる。
ただの青銅剣に見える得物を固い装甲も瞬時に削ってしまう剣へと変える。
「耐性」
纏う鎧は各種耐性に優れた高い防御性能を持つ。
荒神のお世話係語録
「私はタケチ。アラハバキ様のお世話係です」
この名乗りのせいで、アラハバキがご飯をあーんされている場面を想像する者も居る。
「ではアラハバキ様、行ってらっしゃいませ」
アラハバキが天命を為す際の見送りの言葉。
基本的に世話係であって、自ら共闘する事は少ない。
「アラハバキ様の権限は…それほど多くのものではありません。せいぜい傭兵の皆様が討伐する…殺害の許可されている対象を同じように滅する事ほど」
らしい。
由来
アラハバキ縄文神説を唱えた武内裕及び荒脛巾神を「客人神」として祀る氷川神社から。
最終更新:2015年12月17日 01:39