魔道大国 ソフィア
概要
ツークフォーゲル国の末裔が開いたとされる国で、大陸内でも魔術の発展が著しい大国。
更に古代魔法文明の遺産を多く手にしており、
ツークフォーゲル国の精霊・自然信仰と合わせて精霊魔法の技術を確立している。
その領地は大陸西南部に広く渡り、豊かな自然が広がり、周辺の島々も含めて広い国土を誇る。
首都デュナスは本土から離れた小島にあり、魔力を動力とした船や飛行船で移動する。
なお、山脈地帯の一部には
鳥人族、
エルヴィアン族の集落がある。
しかし他民族に閉鎖的な生活をしている彼らは、里を魔術結界で覆い隠してひっそりと生活している。
技術や学者の集うデュナスや港町であるマーレクレア、各地の都市部は魔術に加え、魔法化学による近代的な街並みとなっているが、
都市部から離れれば離れるほど技術の流通や整備が滞っており、生活水準は下がっていく。
かつて砂漠地方から難民としてやってきた魔族を受け入れており、人の他に魔族も多く暮らしている。
しかし人とのいざこざが絶えず、法と境界を設けることで両種族間の秩序を保っている。
主な地名
「デュナス(デュナス島)」
ソフィアの首都が存在する大陸西の孤島。
大陸内からは港町マーレクレアから船、航空等で行くことができる。
なお、デュナスは山の上に作られており、航路で向かうとそこまで行くのも時間がかかる為に、飛行船による王都直通の定期便を利用する人々が増えている。
「スィエーヴィル」
北方に存在する都市。エイズル国境に近く、大きなタイガが広がっている。
輝石大陸の中でもかなり北に位置する街であり非常に寒い。
近年まで開拓が進んでなかった北部にて古代魔法文明の石碑群が見つかり、そこに研究者たちが押しかけて街ができた。
冬場はウィンタースポーツで賑わう観光地で年に一度雪祭りという大きなお祭りがあるという。
エイズル国境に近いが故に国内では数少ない
シャリム大陸の
ジルコン国の遺跡が北に広がる。
「ページュ島」
デュナスから定期便がでている島で、質素ながらもゆったりとした隠れた名所。
昔ながらの豊かな自然と牧草地、麦畑の広がる地であり人気が高い。
「マーレクレア」
ステルディア最西部に位置する港町で各地への定期便が出ている。
町のあちこちには青空市場が立ち並び、貿易会社やレストランなども多く観光にも力を入れている。
逢魔ヶ丘横丁はこの町の一角にある「東洋諸国移民街」である。
「ヴィルヘルミア」
アンダリューとの国境付近にある山岳地帯の麓の都市。
大きな湖を囲んだ静かな都市であり、レジャーもそこそこ盛ん。
登山客や旅人が多いので宿や民宿が多く、大きなキャンプ場もあり、富豪層の別荘も多いらしい。
こちらは
ミーアシャム国の遺跡がちらほら見られ、観光地にもなっている。
「山脈地帯」
中部、縦に長く広がる広い山脈地帯。
普通の人が登山したりすることも可能だが、やや力の強い魔物が多い。
エルヴィアン族の集落が存在するが、結界によりその姿は隠されている。
「イグニオ島」
デュナス島の南東に位置するソフィアが有する島のひとつ。
島全体が強力な炎属性の陽性霊場となっており、島を象徴する一際大きな火山には炎の大精霊の宝珠が存在する。
かつては古代文明の街が栄えたが、火山の噴火により滅亡。灰と砂に埋もれた廃墟と化した。
魔道学校
ソフィア首都に存在する魔導士育成のための教育機関。
主に魔法に関連する知識や技能、実技を学びなおかつ一般教養も養う場所である。
子供から大人までその生徒の対象は幅広い。6年制。
最終更新:2021年03月22日 23:22