傭兵三人組【トマ、カール、エド】


所属:中立
種族:人間
性別:男性
作者:長之創市

  • トマ:長柄戦斧を得意とする
  • カール:グループのリーダー
  • エド:皮肉屋な狙撃手

  • 3人1組の傭兵。灰色戦争当時は白の科学省側で参戦していたが、現在は雇用主によってその都度所属が変わる。

  • 主に白の科学省黒き聖城との小競り合いで日銭を稼いで生きている。時には雇用主に騙されたり、逆に上手い具合に出し抜いて追加報酬をかすめ取ったりもする。

  • 彼らにとって戦いとはビジネスである。戦場で出会えば敵に容赦はしないが、不必要な殺しもやらない。関係ない人間は 極力巻き込まないのである。(巻き込んでしまった場合は、救いの手をさしのべる。)

  • 灰色戦争当時、彼らは白の科学省側として従軍した。まだ若かった彼らは、指導者達の掲げる正義とイデオロギーを純粋に信じて戦った。

  • 戦争末期、エミーリエ=エ=ミリエ率いられた3人を含む大部隊は黒き聖城勢力と一大会戦に臨む。途中まではどちらも一歩も引かない激戦が繰り広げられたが、ある時、エミーリエが突然戦場から消えてしまった。指揮官を失った軍は体制を崩し、若き日の3人を残して黒き聖城の軍勢の前に全滅してしまう。

  • この体験を通じて「他人の掲げる正義、大儀によって戦うことの虚しさ」に気づいた彼らは、自分たちだけで無頼として生きることを決意する。しかし、10代の頃から戦場にいた彼らの手に職はなく、故郷も戦災で失ってしまった。戦後の彼らに出来ることは、灰色戦争中と同じく戦うことしかなかったのだ。

  • 10年後の現在、彼らが灰色戦争のことを思い出すことは滅多にない。だがそれは、彼らの薄暗い原点として、今も記憶の底にこびりついている。あの姿を消した指揮官のせいで、彼らの当時の仲間が大勢死んだのである。この3人と彼女が出会うとしたら、そのとき、いったい何が起こるのだろうか…?


最終更新:2010年06月04日 23:12