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eBASEBALLパワフルプロ野球2020

【いーべーすぼーるぱわふるぷろやきゅうにせんにじゅう】
ジャンル 野球・育成

対応機種 Nintendo Switch
プレイステーション4
発売・開発元 コナミデジタルエンタテインメント
発売日 2020年7月9日
定価 通常版 / パワフルエディション
【Switch】6,980円 / 8,980円
【PS4】7,980円 / 9,980円
判定 良作
備考 パワフルエディションはDL専売
ポイント 2年ぶりとなる『パワプロ』
実況から eBASEBALL
東京2020オリンピックモード搭載
各モードの改良
矢部明雄にCV搭載
実況パワフルプロ野球シリーズ


概要

実況パワフルプロ野球2018』以来2年ぶりの新作。今作よりタイトルから『実況』が外れ、『eBASEBALLパワフルプロ野球2020』へと名称が変更された。
任天堂・ソニー両陣営の現行機によるマルチプラットフォーム展開に加え、任天堂機でのメインシリーズ発売は『15』以来12年ぶりとなる。
Switch版『実況パワフルプロ野球』からの新規層を意識した作りとなっており、サクセスでは『11』に登場した大学が対戦相手として再登場するなどのファンサービスも見られる。

延期となった東京2020オリンピックをいち早くプレイ可能で、各モードに日本代表や五輪要素が組み込まれている。PS4版ではシリーズ初となる最大4人までのオフライン協力・対戦プレイに対応。
前2作同様、発売翌年には「2021年度レギュラーシーズンアップデート」が実施され、最新の選手データでプレイを継続できる。


  • システム
    • 登録名の最大入力文字数が10文字に拡張された。
    • これまでOBや架空選手限定だった超特殊能力(金特)が現役選手にも解禁。中村剛也(西武)の「恐怖の満塁男」や、後のアップデートで宮西尚生(日本ハム)に「鉄腕」が追加されるなど、記録保持者の個性が強化されている。
    • 新変化球として「シンキングツーシーム」と「パワーカーブ」が登場。
    • 選手データに出身国や出身県の詳細設定が追加。試合中のモーションや新規フォームも拡充された。
    • 投手専用能力だった「回復」が野手共通能力へと変更され、「ラインドライブ」「カット打ち」などの新能力も実装。
    • Switch版準拠の画面演出が導入されたが、任意でオン・オフの切り替えが可能。また、Switch版はゲームキューブコントローラに対応しており、当時の操作感覚でのプレイをサポートしている。

  • パワフェス
    • 2回目以降のプレイ時、過去に仲間にした選手(特殊イベントキャラを除く)から1人を指名して確定で登場させることが可能になった。
    • 勝利を重ねるごとに味方モブ選手の能力が底上げされる仕様に変更。
    • 敵チームが特定の繋がりを持つ他校の選手を補強するようになり、合流時には専用の試合前会話が発生。勝利すれば合流した選手もまとめて仲間にできる。
    • 登場キャラ数はシリーズ最多の261名に達し、キャラコンボも一新。全キャラにコンボが用意されている。
    • 獲得人数を左右していた試合前ルーレットが廃止され、チームごとの勝利条件に基づく獲得方式に変更された。

  • ペナント
    • シーズン終了後にプレイチームの変更が可能になった。
    • 記録室では年度別成績に加え、某スポーツナビ風の3行概要コメントが表示される。
    • 二軍選手に限り、シーズン中でも新球種の習得やポジションコンバートが可能になった。
    • 「引退試合」や「統一背番号」などのスペシャルデー設定機能、オート進行時の投打バランス調整機能が追加。
    • ドラフトで獲得した選手のその後の動向を追える「ドラフト選手一覧」機能が新設された。

  • マイライフ
    • 特殊能力の取得方法が「特殊能力ファイル」の条件達成方式に刷新。読書による習得はマイナス能力の削除やCOM専用能力に限定された。
    • 彼女候補が一新され、攻略状況を可視化する「彼女ファイル」が登場。
    • 隠しパラメータだった「成長タイプ」や「体質」が可視化された。一方で、マップから飲食店が削除されている。

  • 栄冠ナイン
    • 「新入生スカウト」機能が実装。都道府県ごとに異なる傾向(打撃重視など)を持つ中学生を勧誘できる。
    • 戦績や寸評から「天才肌」や特殊能力の有無を推測可能。評判が上がるにつれてスカウト範囲が地元から全国へと拡大していく。
    • U-18日本代表選出イベントや、能力に応じて発動する「戦術レベル6・7」が追加。
    • 野球部の軌跡を振り返る「スクラップブック」が新設され、活躍に応じて地方紙から全国紙へと掲載規模が変化する。
    • 学校の評判変動が緩やかになり、急激な転落は抑えられたものの、格下相手の勝利では名門への到達が難しくなるなど調整が入った。

  • サクセスモード
    • 『2014』以来の大学野球編。「パワフル農業大学」「提供国際大学」「エジプト大学」の3シナリオと「サクサクセス」を収録。
    • 前作で批判の多かったパワマップが撤廃され、練習とイベントを中心とした旧来のスタイルに回帰。彼女候補との交流も「デート」コマンドに統合された。
    • 有馬紅葉や手塚隆文、掘杉など、シリーズ過去作やスピンオフ作品のキャラクターが対戦相手として登場。
    • 大学4年秋の全国大会優勝後、ドラフト指名を経て「大学野球世界大会」に挑戦できるという、シリーズでも珍しい指名後育成要素が存在する。

  • 新モード・その他
    • LIVEシナリオ:試合中の特定場面からのやり直し機能が追加。
    • ホームランアタック:Switch版の人気モードがメインシリーズに逆輸入。
    • パワプロ辞典:野球やシリーズ独自の用語を解説するデータベース。
    • パワアリーナ:オンラインで期間ごとに競技を競う大会イベント。
    • 大会モード:『12』以来となるトーナメント形式のモードが復活。
    • 東京2020オリンピック:侍ジャパンを操作し、公式ルールで金メダルを目指す専用モード。
    • 応援曲作成:掛け声の種類に女声などが追加。
    • 球場:福島県営あづま球場、松山坊っちゃんスタジアム、倉敷マスカットスタジアムが実名で新規収録された。

  • キャラクターボイス
    • 看板キャラクターの矢部明雄にボイスが実装。担当声優は大谷育江(ピカチュウ、チョッパー役等)が務めている。

評価点

  • 野球バランスの改善
    • 過去作で見られた投打の極端な実力差が調整され、シリーズを通しても非常に程よいゲームバランスに仕上がっている。
  • シリーズ最多の搭載モード数
    • 収録されているモードの数はシリーズ過去最高を誇る。野球バラエティゲームとしての完成度は極めて高く、圧倒的なボリュームを実現している。
  • サクセス
  • システムの快適化
    • イベントの多くが発生するだけで経験点や評価アップなどの恩恵を得られる仕様になり、意欲的にイベントを進める楽しみが増した。
    • 体力を徒に消費したり、バッドステータスを付与して終了するだけのマイナスイベントが大幅に削減されており、ストレスフリーな育成が可能。
    • 彼女がいない状態でバレンタインを迎えてもやる気が上昇する場合があるなど、プレイヤーへの救済措置も手厚くなっている。
  • 安定感のあるシナリオ展開
    • 農業と監督の過去を軸とした「パワフル農業大学」、実力主義の「提供国際大学」、そしてコミカルな異色作「エジプト大学」と、各校が異なる方向性で手堅くまとめられている。
    • 前作で不評だった不快な要素が徹底して排除された点は、ユーザーから高く評価された。
    • エジプト大学のホールスアン4世をはじめとする個性的な面々や、農業大学編の監督・織河めぐるの魅力的なヒロイン描写などは特に反響が大きく、彼女らの再登場を望む声も多い。
    • 提供国際大学はシリアスな確執も描かれる王道スポーツものとなっており、本作の明るい雰囲気の中に適度な緊張感を与えている。
  • 大学野球世界大会
    • 秋季全国大会優勝後に進出できる世界大会では、活躍に応じて超特殊能力や威圧感のコツが取得可能。
    • 味方チームには滝本、清本、黒珠、掘杉といった強力な歴代キャラが名を連ねており、CPU操作時でも非常に高い勝率を維持できる。
  • 育成自由度の向上
    • 能力の直接付与が廃止され、特殊能力はすべてコツ伝授の形となった。不要な能力を無理やり付けられる心配がなくなり、再現選手やこだわりのある選手育成を行いたい層から歓迎されている。
  • 初期所持金の増加
    • ポチ袋の仕様変更により初期所持金が4万円に増額され、序盤のアイテム購入が容易になった。
  • パワフェス
  • シナリオの魅力
    • 物語は『2016』からの地続きだが、新規プレイヤーでも問題なく楽しめる独立した内容となっている。文章量は控えめながら、展開に驚きがあり先を急ぎたくなる構成。
  • 助っ人システムの改善
    • 最初の助っ人を1人任意で選択できるため、戦力の偏りを防げるようになった。また、助っ人枠拡張のための図鑑登録数条件も大幅に緩和されている。
    • 敵チームが他校の選手を補強して登場するようになり、対戦カードのマンネリ化が解消された。一度仲間にしたキャラがいるチームとも、合流選手目当てで対戦する戦略的な意義が生まれている。
  • 育成効率の向上
    • アイテム「不思議なメモ帳」で特定のキャラに経験値を集中させることが可能になった。
    • ルーキー難易度でも取得経験値が減少しなくなり、多人数を同時に育成する効率が飛躍的に高まっている。
  • キャラクター性能の強化
    • サクセスキャラの能力がレベル10で本来の性能を発揮し、11以降はさらに長所が伸びるようになった。
    • レベルアップに伴い「チャンスF」や「エラー」といった短所となる赤特殊能力が解消されるほか、オリジナル変化球を取得するキャラも存在し、育成の見返りが大きい。
  • モブ選手の活用
    • 難易度設定に応じてモブ選手が頼もしく成長するようになり、マネージャー効果と組み合わせればイベキャラを上回るスタメン候補になることもある。
  • 2021年度版の追加要素
    • アップデートにより、一度除外されていた『MAJOR』シリーズや『ダイヤのA』とのコラボチームが再参戦。総勢287名という圧倒的なキャラ数を誇る。
  • マネージャーと特殊ルール
    • 強力な育成・攻略補助能力を持つ新マネージャーが追加された。また、試合ルール(先攻後攻、DH有無)を任意で選択できる能力を持つマネージャーが登場し、攻略の幅が広がっている。
  • ルーレットの仕様変更
    • 前作でストレス要因となっていた「仲間の獲得人数をルーレットで決める」仕様が撤廃された。ルーレットはルール決定のみに限定され、テンポが改善されている。
  • 隠し要素と演出
    • 隠しイベントによるペナルティが削除され、プレイヤーに不利な挙動が改善された。
    • 今作のラスボスは音楽にちなんだ独特の言動を見せ、実況や悲鳴、味方への叱咤に至るまで歌い上げる個性的な演出が話題を呼び、試合を大いに盛り上げる。
  • サクサクセス
  • システム面の洗練
    • 一定条件でマップ6が登場するようになり、ハイリスク・ハイリターンな戦略が可能になった。
    • 体力が尽きた状態でゴールしてもクリア扱いになるよう修正され、操作ミスによるゲームオーバーが防止されている。


  • 栄冠ナイン
  • スカウト機能の定着
    • 新入生スカウトの導入により、これまで運任せだった補強に計画性が生まれた。特に入学前の閑散期にじっくりスカウトを行えるサイクルは中毒性が高い。
    • 前作までの極端な投高打低バランスが是正され、打撃による反撃や得点が狙いやすくなっている。
  • 東京2020オリンピックモード
    • 延期された大会をゲーム内で先行体験できる。公式ルールに則ったトーナメントを楽しめるほか、2021年度アップデート版でも継続してプレイが可能。

  • ペナント
    • 個人成績の参照画面において、過去の通算成績や某スポーツサイト風の3行コメントが表示されるようになり、実在のプロ野球シーンに近い臨場感が向上した。
    • 「オープナー」や「ショートスターター」といった現代野球の起用法に対応。戦略の幅が広がり、よりリアルな野球シミュレーションが可能となっている。
    • 30年間のプレイ期間中、シーズン終了後に操作チームを変更できる機能が追加。特定の球団に縛られず、リーグ全体の戦略を多角的に楽しめる。
    • 選手の出身地設定が可能になったことで、海外出身のオリジナル選手も国際大会のメンバーとして選出・参加するようになった。
    • ドラフト会議において、強力な特殊能力を所持した架空選手が登場する確率が上方修正され、世代交代の楽しみが増している。
    • 投打バランスの調整システムが導入され、極端な投高打低などの状況をプレイヤーの好みで抑止できるようになった。
    • 2021年度版では、新型コロナウイルスの影響による「延長戦なし」といった実際のプロ野球のルール変更に合わせ、延長イニングの有無を柔軟に設定可能。
  • マイライフ
    • 彼女関連のイベント導線が整理され、告白から結婚に至るまでの流れがより明確で分かりやすく改善された。
    • 食事の種類が過去作のように豊富になり、選手の個性やライフスタイルを反映させやすくなっている。
    • チームメイトの評価を上げるアイテム「みんなの評価」が復活。ただし、彼女やOBの評価には影響しない仕様となっている。
    • オート進行時でも投打のバランス設定が反映されるようになった。
    • 前作で不評だったライバル機能が廃止され、ストレス要素が軽減。一方で、食べ物系の施設が削除されるなどの変更も見られる。
  • OP・BGM
    • 早期購入特典として歴代シリーズのオープニング曲がDLC配信された。
    • 今作の主題歌「蒼の彼方へ」は、爽やかな演出とともに新時代の幕開けを感じさせると好評。パワフェス決勝戦でインスト版が流れる恒例の演出も健在。
    • 音楽をテーマにした設定を持つラスボスの登場演出や、コーラス入りの専用BGMは歴代屈指のインパクトを誇り、試合を鮮烈に彩っている。

論争点

  • キャラクターボイスの導入
    • 矢部明雄、加藤理香、ダイジョーブ博士といったシリーズお馴染みのレギュラー陣にボイスが実装された。
    • 長年の無声期間を経てボイスが付いたことで、プレイヤーによっては抱いていたイメージとの乖離を感じる場合もあり、特に20年来の相棒である矢部への反響は大きかった。
    • 大谷育江氏による矢部の演技自体は高く評価されているが、その可愛らしい声質がキャラクターの外見や性格に合致しているかについては意見が分かれている。
    • 総じてボイスの実装は概ね好意的に受け入れられており、馴染めない場合でも設定からオフにすることで従来のスタイルでのプレイが可能。なお、Webアニメ版でのパワプロくんへのボイス付与についても同様に賛否が見られた。

  • 金特(超特殊能力)の追加不足
    • 前作『2018』から本作発売までの間に、連動先の『サクセススペシャル』では多数の新金特が登場していたが、本作ではそれらの追加が行われていない。
    • 試合バランスへの影響が懸念される能力はともかく、実装による実害が少ないと思われる能力も未実装のままであり、前作に存在した一部の能力変換仕様のみが修正されている点についても、不満を抱く層が存在する。
  • パワフェスのチーム編成と設定
    • ミゾットスポーツにおいて、過去作の設定では接点のない芸農大附属高校の選手が追加されているなど、一部のチーム編成に脈絡のなさが指摘されている。
    • フリート高校では、原作で圧倒的な存在感を放っていたオクタヴィアを差し置き、館橋水奈都がキャプテンに据えられている。これには設定上の違和感に加え、館橋自身の選手能力が控えめであることから、戦力補強の面でデメリットを感じるプレイヤーも多い。
    • ただし、フリート高校の他メンバーの能力が2回戦のチームとしては非常に高いため、チーム全体のゲームバランスを考慮した調整の結果である可能性も示唆されている。

  • サクセス
  • 平穏すぎるシナリオ展開
    • 前作『2018』で見られた凄惨なイベントや毒のある描写がほぼ一掃された結果、不快感はないものの、全体的に地味で印象の薄い内容となった。
    • パワプロシリーズ特有のシリアスさやダークな一面を好む層からは、話題性や刺激に欠けるとの指摘もある。
    • 『2016』以降のメインキャラクターがほとんど登場せず、外伝色の強い構成になっていることも、物語のスケール感を小さく見せている要因となっている。
  • ライバル・ラスボス戦の演出不足
    • 今作の主要な敵対キャラである獅乃木(パワフル農業大学)やバーリス(提供国際大学)は、過去作のライバルと比較して物語への関わりが薄く、盛り上がりに欠ける。
    • 獅乃木はエース級の能力を持つが、球種が打ちやすく、ラスボスとしての威圧感が不足している。また、彼の因縁の対象は監督の織河であり、主人公を最後まで名前で呼ばないなど、ライバル関係としての深掘りも限定的。
    • バーリスも世界大会まで進まないと対戦できず、実際の能力値に致命的な弱点(赤特殊能力)を抱えているため、最強の敵としての説得力が弱い。
  • システム面の不満点
    • 「ダイジョーブの成功手形」を持ち込んでも博士の出現自体が確定しない仕様や、怪我による監督評価の低下といった、理不尽さを感じさせる仕様が一部継続している。
    • 特に提供国際大学では怪我による器材没収のペナルティが痛手となるが、今作では練習による評価上昇値が緩和されており、致命的な欠陥とまでは至っていない。
    • 特定のシナリオにおける強制敗退イベントも残っており、一部で不評を買っている。
  • 選手能力のバランス
    • 味方・敵ともに投手陣の能力が控えめな一方で、野手陣には滝本や清本といった圧倒的な能力を持つ打者が揃っており、投打のバランスが極端。
    • 今作のサクセスにおける実質的な最強投手は、赤特殊能力がなく強力なオリジナル変化球を持つ涼風希望(白薔薇かしまし大学)や、多彩な変化球を操る有馬紅葉とされるなど、本来のライバル校以外のキャラが評価される形となっている。
  • マイライフ
  • 新キャラクターが増えた一方で、奥居やミゲルといったお馴染みのキャラクターが続投する中、前作まで登場していた「二上」が削除された。
    • これにより、無料で体力回復が可能な施設が別荘のみに限定されるなど、利便性の面で影響が出ている。

  • 栄冠ナイン
    • 戦績が新聞記事として残る機能は評価されているが、敗北時には「炎上」「好機で凡退」といった未成年選手に対しては手厳しい見出しが並び、プレイヤーの精神的ダメージを助長する側面がある。
    • 逆転本塁打を「起死回生」と表現する不自然な日本語や、延長戦時の記録が簡略化されてしまう点など、細部の作り込みには課題も残る。
  • ホームランアタック
  • 実況の仕様
    • 熱盛宗厚による実況が追加されたが、オリジナル選手の名前を呼ぶボイスが実装されていない。そのため、自作選手を使用すると実況に違和感が生じる。

問題点

  • 野球システム
  • COM打撃の極端な強化
    • ミート能力の調整により、COMの打撃力がエキスパート級にまで引き上げられた。奪三振を奪う難易度が上昇しており、難易度を「よわい」に設定していても容易に安打を許す傾向がある。
    • 絶好調時には本塁打も量産されるなど、投手側の不利が目立つ。COMのミートカーソルの追従速度はシリーズ歴代最速クラスであり、サクセスやマイライフのプレイフィールに多大な影響を与えている。
    • 対照的に、COM投手が四球を出す頻度は極めて低く、リアリティの面で課題を残している。
  • 牽制の頻発
    • 難易度の設定を問わず、走者がいる状況での牽制球の回数が非常に多く、試合テンポを著しく阻害する要因となっている。
    • 特にパワフェスの決勝戦に登場する西強大学の城山などは牽制の頻度が極めて高く、パワフェスや栄冠ナインを含む全モードにおいてプレイヤーの大きなストレス源として挙げられている。
  • スキップ機能の不徹底
    • 会話スキップを使用しても、試合前のメンバー発表時における主人公と矢部の名前宣告シーンで早送りが中断される仕様があり、繰り返しプレイする際のテンポを削いでいる。
  • 継承選手からのコツ取得
    • 金特(超特殊能力)を所持する継承選手と練習した際、取得できるコツがランダムで下位の青特殊能力に置換されてしまう場合があり、育成効率の面で不確定要素となっている。
  • パワフェス
  • コンボ発生率の低下
    • 総勢261名という膨大なキャラ数に対し、大半が1キャラにつき1コンボの設定であるため、意図的にコンボを発生させることが困難になっている。
    • 対戦相手の抽選仕様や助っ人のランダム性も相まって、狙った組み合わせを揃える難易度が高く、結果としてコンボの恩恵を受けにくい環境となっている。
  • 選手獲得条件の確認不備
    • チームごとに「本塁打数」や「点差」といった獲得条件が設定されているが、これらは対戦相手選択画面でしか表示されない。試合中に条件を再確認する手段がないため、目標を失念しやすい。
  • スキップ不可な演出の存在
    • 一部のパートがスキップできない仕様は前作から継続しており、他チームの勝敗結果などの細かい演出も対象となっている。
    • 特に準決勝後のイベントや決勝戦の合体演出などは冗長であり、周回プレイにおける大きな負担となっている。なお、初見プレイ時はオープニング自体もスキップ不可に制限されている。
  • 2021年度版コラボコンテンツの不満
    • 再登場した『MAJOR』シリーズや『ダイヤのA』に関する要素は、キャラやコンボを含め過去作からの流用が主となっている。前作以降に『サクセススペシャル』へ追加された新キャラや新チームの導入は見送られた。
    • 前作同様の内容でありながら、DLCの販売価格が引き上げられている点についても不満の声が上がっている。

  • 野球システム
  • COM打撃の極端な強化
    • ミート能力の調整により、COMの打撃力がエキスパート級にまで引き上げられた。奪三振を奪う難易度が上昇しており、難易度を「よわい」に設定していても容易に安打を許す傾向がある。
    • 絶好調時には本塁打も量産されるなど、投手側の不利が目立つ。COMのミートカーソルの追従速度はシリーズ歴代最速クラスであり、サクセスやマイライフのプレイフィールに多大な影響を与えている。
    • 対照的に、COM投手が四球を出す頻度は極めて低く、リアリティの面で課題を残している。
  • 牽制の頻発
    • 難易度の設定を問わず、走者がいる状況での牽制球の回数が非常に多く、試合テンポを著しく阻害する要因となっている。
    • 特にパワフェスの決勝戦に登場する西強大学の城山などは牽制の頻度が極めて高く、パワフェスや栄冠ナインを含む全モードにおいてプレイヤーの大きなストレス源として挙げられている。
  • スキップ機能の不徹底
    • 会話スキップを使用しても、試合前のメンバー発表時における主人公と矢部の名前宣告シーンで早送りが中断される仕様があり、繰り返しプレイする際のテンポを削いでいる。
  • 継承選手からのコツ取得
    • 金特(超特殊能力)を所持する継承選手と練習した際、取得できるコツがランダムで下位の青特殊能力に置換されてしまう場合があり、育成効率の面で不確定要素となっている。
  • パワフェス
  • 物語における主人公の存在感
    • 今作もストーリーの主軸は熱盛宗厚や響子こころ、そしてラスボス間の因縁に置かれており、主人公の立ち位置が限定的で影が薄い。最終決戦の演出も含め、主人公が物語を牽引する熱い展開を期待する層からは物足りなさが指摘されている。
  • コンボ発生率の低下
    • 総勢261名という膨大なキャラ数に対し、大半が1キャラにつき1コンボの設定であるため、意図的にコンボを発生させることが困難になっている。
    • 対戦相手の抽選仕様や助っ人のランダム性も相まって、狙った組み合わせを揃える難易度が高く、結果としてコンボの恩恵を受けにくい環境となっている。
  • 選手獲得条件の確認不備
    • チームごとに「本塁打数」や「点差」といった獲得条件が設定されているが、これらは対戦相手選択画面でしか表示されない。試合中に条件を再確認する手段がないため、目標を失念しやすい。
  • スキップ不可な演出の存在
    • 一部のパートがスキップできない仕様は前作から継続しており、他チームの勝敗結果などの細かい演出も対象となっている。
    • 特に準決勝後のイベントや決勝戦の合体演出などは冗長であり、周回プレイにおける大きな負担となっている。なお、初見プレイ時はオープニング自体もスキップ不可に制限されている。
  • 2021年度版コラボコンテンツの不満
    • 再登場した『MAJOR』シリーズや『ダイヤのA』に関する要素は、キャラやコンボを含め過去作からの流用が主となっている。前作以降に『サクセススペシャル』へ追加された新キャラや新チームの導入は見送られた。
    • 前作同様の内容でありながら、DLCの販売価格が引き上げられている点についても不満の声が上がっている。

  • サクセス
  • 大学間の育成バランスの偏り
    • 「提供国際大学」が高級レストランでのアルバイトを軸とした育成理論により、特に野手育成において他を圧倒する環境となっている。対して「エジプト大学」は強力な選手を作れる可能性があるもののランダム要素が強く、「パワフル農業大学」は他2校と比較して育成上のメリットが大幅に乏しい。
    • パワフル農業大学は後のアップデートで強化が図られたが、キャプテンが特定のキャラに強制固定される仕様上、試合中の采配権をプレイヤーが握れず、依然として運の要素が強いという課題を抱えている。
  • メインキャラクターの不在と扱いの低さ
    • 猪狩守や早川あおいといったシリーズの象徴的なキャラクターが今作のサクセス本編にも登場せず、相変わらず矢部明雄のみがレギュラー枠となっている。
    • 橘みずきが対戦相手として久々に再登場したものの、わずかな台詞があるのみの顔見せ程度の扱いに留まっており、事実上のモブキャラクター化しているとの指摘がある。
    • 前作『2018』では「名将甲子園」モードで旧作キャラの出番が確保されていたが、今作ではそうしたフォローも乏しく、新規イベントが皆無に近いメインキャラも存在するなど、ファンからは寂しさを指摘する声が多い。
  • ペナント
  • 限定的なFAブロック機能
    • 選手のFA宣言を阻止できる新アイテム「FAブロック」が登場したが、海外ポスティングによる流出には効果を発揮しない。チーム愛の数値を維持したまま引き留めたいプレイヤーにとっては、救済措置として不完全な側面がある。
  • 記録表示および一覧画面の不具合
    • ドラフト一覧画面において、現役選手が引退扱いとして表示される不具合や、獲得人数が正しくカウントされない等の問題が散見された。
    • チーム記録においても、未達成の記録が更新されたり優勝していない年度が表示されるなど不自然な挙動が目立った。これらは2021年度のアップデートにより概ね解消されている。
  • 強制エラーの発生(修正済)
    • ドラフト一覧から殿堂入り選手を閲覧しようとすると強制終了するバグが存在した。アップデートで修正はされたものの、削除された殿堂入り選手のデータは閲覧不可となっている。
  • 長期にわたり未改善のシステム課題
  • 起用AIとロック機能の不備
    • 守備位置ロック機能が追加されたが、日程を進行させるとロックが自動解除され、CPUによって選手が入れ替えられてしまうバグが放置されている。
    • 特に実在選手の能力査定が実際の活躍に追いついていない場合、能力値を優先するAIによって主力選手が勝手にレギュラーから外される現象が頻発する。
    • 先発投手の起用設定が勝手に変更されたり、未習得の中継ぎ適性が付与されるなど、起用・育成の両面で不可解なバグが残っている。
  • 契約・助っ人・ドラフトの仕様制限
    • 複数年契約時に年俸が年数分だけ単純倍増される不合理な仕組みや、出現する助っ人投手が赤特殊能力を抱えた弱体な個体に偏る仕様が改善されていない。
    • ドラフトにおいて『サクセススペシャル』で育成した選手を参加させられない制限や、海外出身のオリジナル選手が「日本人扱い」にならず、出身地データも正しく反映されない不具合が存在する。
  • 特殊能力システムの厳しさ
    • 試合結果による能力低下、特に対チャンスや対左投手のランクダウンが露骨であり、打高抑制のための仕様としても投打バランス設定が導入された今となっては過剰な制限と感じられやすい。
    • 特殊能力の習得にかかる所要時間が長く、伝授中のベテラン選手が引退・退団すると進行ゲージがすべて消失する不親切な仕様も据え置かれている。
  • 帰国選手と引退の挙動
    • メジャー帰国選手が野手に偏る傾向があり、投手は高確率で帰国せず引退してしまう。また、成績や能力に関わらず30代前半で突如引退するケースも多い。
  • 実況システムの制約
    • 「二つ名」音声システムの構造上の都合により、試合設定で実況アナウンサーを変更することができず、堂前英男氏の音声に固定されている。

  • その他
  • 一部サクセスキャラのデータおよびパワターの削除
    • 『2018』や『2019』の「名将甲子園」に登場していたキャラのうち、今作のパワフェスに含まれないキャラの選手データやパワター(選手顔データ)が削除されている。
    • 同様に、Nintendo Switch版の『実況パワフルプロ野球』で実装されていたパワターの多くも引き継がれず未収録となっている。

  • 選手査定の不透明さとプロリーグ基準の調整
    • シリーズ恒例の課題ではあるが、特に2020年度最終アップデート時の査定において、実際の成績とゲーム内能力の乖離が指摘されている。
    • 全体的に能力値がデフレ傾向にあり、特定球団への甘い査定や特定リーグへの厳しい評価など、バランスの偏りが見られる。
    • 具体例として、打率.340を記録した近藤健介(日本ハム)のミートがC64に留まる一方で、打率3割の選手がB70に設定されるなど、指標に対する基準が一定ではない。また、ミートAの選手が一人も存在しない(最高値は吉田正尚のB78)など、見栄えの面でもユーザーの不満を招いている。
    • 「三振」「エラー」「四球」といった赤特殊能力の付与基準も曖昧であり、エラー数の少ない選手が「エラー」を所持し捕球能力も低く設定されるといった、実績と矛盾するケースが散見される。
    • こうした調整の背景には「eBASEBALLプロリーグ」における12球団間の格差是正があると考えられている。競技性を重視し、対戦に影響の大きいミートや変化球、スタミナなどの査定を抑制した結果、プロリーグに関心のない一般層からは、選手の個性を損なう過度な平均化として批判の対象となっている。

軽度の問題点

  • パワフェス
    • 2021年度版への移行時には、特定の高レベル加入キャラを除き、育成した選手のレベルが初期化される不具合や、散策状況のリセット、イベントスキップが機能しない等の問題が発生していたが、現在はアップデートにより修正済みである。
  • 名称の誤植および設定の不整合
    • 試合前のテキストにおいて、混合チーム「大江戸カーニバルズ」の構成員である「大江戸ファイアーズ」が「ファイターズ」と表記される誤植がある。また、本来社会人チームの設定であるはずが、作中では独立リーグ扱いになるなど設定の混乱が見られる。
  • モブ選手の仕様に関する説明不足
    • 低難易度における救済措置としてモブ選手が大幅に強化される仕様があるが、難易度による成長差についての公式な説明が欠けている。
    • このため、サクセスキャラを上回る能力を持つモブがスタメンに並ぶ光景に違和感を抱くプレイヤーが多く、世界観を損なう要因として批判を招いた。次回作ではこのフィードバックを受け、モブ選手の弱体化が図られている。
  • マイライフ
  • 趣味・大会要素の下方修正
    • 趣味系の大会において3回優勝すると以降の出場が制限されるようになった。これにより、大会を通じて賞金を稼ぐといったプレイの選択肢が狭まっている。
  • ゴルフプレイ時の操作説明の不備
    • 特定のタイミングでボタン入力を行うことでショットの精度が上がる仕様があるが、この解説が「バックログ」内にのみ記載されており、通常のプレイ画面では気づくことが極めて困難な不親切な設計となっている。
  • サクセス
  • シナリオの順次開放仕様
    • シリーズ伝統の仕様ではあるが、全シナリオを即座にプレイしたい層からは不評。過去の「決定版」のように最初から全開放されている形式と比較しても、自由度が低下していると感じられやすい。
  • アイテム整理と演出の課題
    • ショップで販売されていない非売品アイテムを売却できない。特にアロマグッズ等は終盤に使用機会がなくなることが多く、所持枠を圧迫する要因となっている。
    • 登場する監督(織河やアンドレ)に専用の固有顔が用意されておらず、汎用の「ザコプロ顔」で描写されるため、シナリオへの没入感を削いでいる。
  • 登場キャラクターに対する賛否
    • 獅乃木琢磨については、主人公との接点が限定的でありながら、周囲を罵倒する言動や敗戦時の態度が目立ち、ライバルとしての共感や成長を感じにくいという意見が多い。
    • 監督のアンドレは、試合に出場できない状況や死球であっても「実力不足」として機材没収のペナルティを課すなど、理不尽なイベントが目立つ。また、終盤のチーム内格差を生む采配も批判の対象となりやすい。
    • 選手面では、玉根やセティーヌのイベント発生率が極端に低く設定されており、特定の金特習得が困難な点や、特定の大学で能力の低い選手がスタメンに強制固定される仕様が、育成の自由度を阻害している。
  • 監督評価システムの不透明さ
    • メンタル練習で評価が上がらず、監督の出現も運に左右されるため、序盤のスタメン確保が安定しない。特に評価が上がりにくい仕様と機材没収ペナルティが組み合わさった「提供国際大学」では、理不尽な展開に陥りやすい。
  • ペナント
  • 二軍要素の不備
    • 二軍の試合結果や詳細な成績を参照する機能が存在せず、チーム全体の育成状況を把握しづらい。一方で、二軍練習での新変化球習得など、育成面での役割自体は強化されている。
  • 球場使用設定のバグと仕様
    • 実在の変則日程を反映した挙動により、アレンジチーム導入時に特定の球団が本来の本拠地を使用できなくなるバグが残っている。
    • また、日本ハムの東京ドーム開催試合が2年目以降に全く行われなくなるなど、地方開催や準本拠地の活用に関する再現性が不十分な点も見受けられる。

  • ペナント
  • 怪我・引退仕様のリアリティ不足
    • 怪我による長期離脱や引退の概念が希薄なため、多くの選手が衰えを見せず長期間活躍を続ける傾向がある。特に野手は安打数が極端に伸びやすく、3000本安打達成者が多発するなど、記録のインフレが起きやすい。
  • 国際大会の仕様と制限
    • 日本代表のユニフォームが、東京五輪モード以外では架空のデザインに差し替わってしまう。
    • 大会に参加しても「国際大会○/×」の特殊能力が変動するのみで、選手能力自体が成長しないため、派遣するメリットが乏しい。
    • 3月の大会期間は日程スキップでしか進行できず、カレンダーからの即時スキップに対応していない。ただし、大会自体の開催をON/OFF設定で切り替えることは可能。
  • 無観客試合への非対応
    • 観客設定を「無観客」に変更する機能が搭載されておらず、アップデートでも対応は見送られた。
    • 今作の世界観では現実の感染症による影響を考慮せず、2021年には正常化している前提の描写となっている。大量離脱や来日制限といったリスク管理の煩雑さがない分、ゲームバランスは保たれているとも言える。
  • スペシャルデー機能の課題
    • シーズン終了後の自チーム変更は可能だが、スペシャルデーの設定操作は操作チームに限定される。
    • 「引退試合」はマイライフの演出を流用しているが、実況ボイスがカットされる仕様。さらに、引退試合を行った後に契約更改で現役続行を希望する選手が現れるといった矛盾が発生することもある。
    • 引退の意思表示がシーズン終了後まで行われないため、事前に引退試合を組むことが難しい。また、選手兼任監督の引退試合を行うと、演出上監督が二人存在する状態になる不具合が確認されている。
  • 日程カレンダーの不整合
    • 1年目の日程は、現実では開催されなかった2020年当初の予定表に固定されており、延期後の実日程を選択することはできない。
    • 現実の五輪競技除外決定に関わらず、2024年夏に国際大会が組まれている。
  • 特別ルールへの未対応
    • 2019年導入の1軍29人登録には対応したが、感染症対策によるベンチ入り人数拡大や外国人枠の拡大といった特別ルールは反映されていない。また、現実のセ・リーグで見られたクライマックスシリーズの中止を選択する設定も存在しない。
  • 雨天中止仕様の不備
    • 雨天中止が実装されたものの、設定で無効化することができない。その一方で発生率は極端に低く、シーズンを通して一度も中止にならない球団が多発するなど、発生頻度の調整に偏りがある。
    • また、コールドゲームの概念も存在しない。
  • 連動関連
  • サクセススペシャル連動の制限(2020年度版)
    • サクスペ限定キャラのパワター(顔データ)は、未所持でもパワポイントで開放可能だが、「[十二単]早川あおい」と「[袴]友沢亮」の2名のみ開放リストに含まれなかった。2020年度版のサービス終了までショップへ追加されず、不完全な収録状況となっていた(2021年度版では解消済み)。
  • 機種間の更新格差
    • サクスペ連動機能を持たないNintendo Switch版は、PlayStation 4版と比較してパワターの追加タイミングに遅れが生じる傾向がある。

  • 総評
  • 作品全体の評価と傾向
    • サクセスに関しては前作と比較して物語のインパクトに欠け、近年のシリーズ他作品と比べると育成効率の面で見劣りする部分がある。しかし、単体作品として見ればシナリオの破綻や極端なバランス崩壊は起きておらず、手堅い完成度にまとまっている。
    • 各モードのシステム面は順当な改良が重ねられており、いずれの要素も一定以上の水準を維持している。
  • 新しい時代への過渡期としての立ち位置
    • 細かな難点はあるものの、タイトルから「実況」が外れ「eBASEBALL」へと移行した新しい時代の変化を象徴する良作といえる。純粋な野球ゲームとしての完成度は極めて高い部類に入るが、一方でキャラクターコンテンツとしての側面を重視する層からは、メインキャラの不在などにより物足りなさを指摘される傾向にある。
    • こうしたユーザーからの反響を汲み取ってか、次回作『パワプロ2022』ではメインキャラクターたちが再登場を果たし、大幅にキャラクター性に特化した内容へと舵を切ることになった。

余談

  • 声優と実在選手の共演
    • サクセスおよびマイライフに登場する彼女候補・稲穂亜希の声を担当した立花理香氏は、オリックス・バファローズに所属する若月健矢選手の配偶者である。声優と収録選手が現実の夫婦という形で初共演を果たしたことは、公式動画内でも話題として触れられた。

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最終更新:2026年05月05日 22:56