ふたば系ゆっくりいじめ 1075 ちぇんのどうでもいい悩みをお兄さんが木っ端微塵に粉砕するだけの話

ちぇんのどうでもいい悩みをお兄さんが木っ端微塵に粉砕するだけの話 8KB


愛で ギャグ 小ネタ 現代 愛護人間 わからないよー


ポールあきからの謝罪
 ・オオカミあき(仮)様へ。一個だけ、メガテンネタを使わせて貰います。ゴメンなさい。
 ・ふたばに、おっぱいの書き込みしていた方へ。勝手にネタに使ってゴメンなさい。
 ・変わらないの挿絵を描いてくれた名前不詳の絵師さんへ。wikiの方は、あんまり見てなかったので、今の今までお礼を出来ずにゴメンなさい。そして、ありがとうございます。
 ・人間さんに近い思考をする生き物であればあるほど、「」内の漢字比率が上がるんだよー。
 ・細かいことを考えずに読むと程よくリラックス出来ると思います。


よお! 俺は、普通のお兄さん。
虐待派でも、愛で派でもない、極普通の一般市民。
強いて違うところを挙げるとすれば、一匹のちぇんを飼っているということぐらいだ。

ちぇんが家族の一員になったのは、俺がまだ中学生のころだった。
当時、何事もうまくいかずに荒れていた俺は、事あるごとにちぇんに当たっていた。

だが、それも過去の話だ。
びくびくと怯えながらも健気に俺に話しかけてくる姿に心打たれ、時折見せる愛くるしい仕草に癒されて、俺は真人間へと更生したのだ。
そして、ちぇんも今では、家族の中で一番俺に懐いてくれている。
愛い奴め。
過去の俺をぶちのめしてやりたいぜ。

ところで、このラブリーなちぇんだが、飼い主の贔屓目というのを抜きにしても、昔から非常に頭がいい。
教えたことは、すぐに覚えて実践できる。
それに、彼女自身が実に向学心旺盛で、頻繁に「わからない、わからない」と言いながら、様々なことを尋ねて回り、最終的にブン殴られている姿をよく目にする。
もうすっかり向上心とか、どうでもよくなった俺とは違い、実に賢く、チャーミングで、プリティーだ。

「わからない、わからないよー!!?」

おっと、どうやら、今日も何かしら疑問に思うことがあったようだ。
早速、その疑問を粉々に打ち砕き、二度と立ち上がることなど出来ぬように地獄の淵へと沈めてやらねばなるまい。

「ちぇんよ。いったい、どうしたというのだ?」

「お兄さん!!! 何でアニメ版のデ○チルに出てくるフェンリルさんは、オカマ口調だったの? わからないよー!!!」

「ふむ、って、また随分と古いな。気を取り直して答えるが、俺も知らん。恐らくは、ゲームや漫画といった他の媒体との差別化を図ったのだとは思うが……」

「オンリーワンを狙ったんだね!!! わかるよー!!! オンリーワンは、ゆっくりできるんだよー!!!」

「因みに、コミックボン○ンで連載されていた漫画版デビ○ルに出てくるフェンリルさんは、ガチでカッコイイから、是非読んでみるべきだ。今度、実家から持って来てやろう。あと、どうでもいいことだが、どこかの誰かさんは、そっちからデビチ○にはまったせいで、アニメを見たときに拒絶反応が出て、マジゲロしたらしい」

しかし、あの壮絶な漫画をボンボ○でやってよかったのだろうか?
サラマンダー君が主人公を庇って滅多刺しになって死ぬところとか、助けてくれたラセツ族の戦士さんの頭が流れ弾で「パアン」ってなるところとか、小学校低学年の子供たちには、ちとキツ過ぎると思う。


「わからない、わからないよー!!?」

「ちぇんよ。いったい、どうしたというのだ?」

「お兄さん!!! 樽さなえの元ネタがわからないよー!!!」

「ググレカス」

「(´・ω・`)ニャオーン……わからないよぅ……」

許せ、ちぇんよ!!
飼い主として、時には厳しく当たることも必要なのだ。
天帝怪狐、垂早苗などのキーワードがないかぎり、決して正解には辿り着けないような気もするが……。


「わからない、わからないよー!!?」

「ちぇんよ。いったい、どうしたというのだ?」

「お兄さん!!! お父さんのお願いで、マヨネーズさんを買いに行ったら、スーパーの店員さんに『ゆっくりに食わせる湯麺ねぇ!』って言われて追い返されたよー!!! 本当に、意味がわからないよー!!! ゆっくりしてないよー!!!」

「ふむ、それで、お前は何もせずに無様に逃げ帰ってきたというのか?」

「ごめんなさい……。でも、店員さんは、お話を聞いてくれないし仕方なかったんだよぅ……」

「ふう、やれやれ、ちぇんよ、何を迷う事がある?」

「ゆう?」

「マヨネーズさんが欲しいのだろう……。美味しい晩御飯さんが食べたいのだろう……。


ならば奪い取れ!!」


「お兄さん!!? 何を言ってるの!!? 今はもう新世紀さんだよ!!! エ○ァンゲリオンさんの時代だよ!!! どんな悪いことをしても許される最高にヒャッハーでゆっくりで楽しかった皆の世紀末さんは、もう何年も前に終わったんだよ!!! 落ち着いてね!!! 吸ってー、吸ってー、吐くんだよー!!!」

「今は……いや、今も悪魔が微笑む時代なんだ!! テレビを見てみろ!! 今日も議員どもは『お前遅刻しやがったな、こんにゃろー! 責任取れ!』『スケジュール作った奴のせいであって、俺がツイッターやってたからじゃねーよ、ボケ!』といった下らんことで足の引っ張り合い。俺たちが収めた血税が、あいつらの懐に転がり込むんだ!!! 神は死んだ!!! 正義など何処にあるというのだ!!?」

「ゆ……。そうだね! そうだよー!!! お兄さんは、間違ってないよー!!! だから、ちぇんも奪い取ってくるよー!!! 明日より今日、種籾さんよりもマヨネーズさんなんだよー!!! わかる、わかるよー!!!」

キリッとした顔で告げると、ちぇんは颯爽と飛び出していった。
早速、跡を追って、柱の陰からニヨニヨと眺める作業を始めなくてはなるまい。


「わからない、わからないよー!!?」

「ちぇんよ。いったい、どうしたというのだ?」

「お兄さん!!! 生きてるって何だろう!!? 生きてるってな~に!!?」

「ふむ、難しい命題だな。取り敢えず、酒が旨い事、二度寝はゆっくり出来る事、オナニーが気持ち良い事の三つでいいのではないか?」

「わかるよー!!! 小綺麗にまとまったた答えを返すと見せかけて、最高に下卑た答えが返ってきたよー!!! 流石、お兄さんだよー!!! トラウマものだよー!!!」

あ、今こいつが頻繁にブン殴られている理由が分かった気がする。
取り敢えず、俺も殴っておこう。
でも、愛い奴だ。


「わからない、わからないよー!!?」

「ちぇんよ。いったい、どうしたというのだ?」

「お兄さん!!! ふふふ、言ってみただけなんだよー!!!」

「ふむ、ググレカスの仕返しか。いいだろう、表に出ろ」

ちぇんめ……。
言うようになったではないか。
ならば、ここらで一つ、飼い主様の真の恐ろしさというものを身をもって教育してやらねばなるまい。
時として、巨大な壁となり立ちはだかるのも飼い主の勤め。
今日の天気は、ビターチョコの雨だ。


「わからない、わからないよー!!?」

「ちぇんよ。いったい、どうしたというのだ?」

「お兄さん!!! このまま、日本の高齢化が行き着くところまで行ってしまったら、この国はいったいどうなってしまうの? わからないよー!!!」

「ふむ、確かに、このまま生産力が低下の一途を辿り、高齢者ための医療費負担などが増大すれば、半ば破綻しているこの国の経済は、また確実に破滅へと近づくのだろうな。そうなってしまうと『お爺ちゃん☆お婆ちゃん加工場』とかが出来て、お年寄りはみーんな、ミートパイさんやハンバーグさんなんかにされてしまうかもしれぬなぁ」

「人間さんの加工場は、ゆっくりできないよー!!! お婆ちゃんのお肉を腸詰めしたソーセージさんとか、リアルに怖いよー!!!」

「そうだな。俺も、そんなの食べたくないな。シーチキンならぬ、爺チキンとか、なんかパサパサしてそうだし、シップの臭いとか加齢臭とかがしそうだし、食ったら病気になりそうだし……。おっと、今のは、失言だ。ゆっくり、ゆっくりっと」

「何にしても、これからの時代を担う若人さんたちに頑張って貰うしかないんだねー!!! わかる、わかるよー!!!」

色んな意味でな。
それにしても、加工されるのが、ゆっくりから人間に代わっただけで、ここまで恐ろしいものか加工場。
マジで震えてきやがった。
こわいです。


「わからない、わからないよー!!?」

「ちぇんよ。いったい、どうしたというのだ?」

「お兄さん!!! 何で男の人は、大きなおっぱいさんが好きなのかわからないよー!!!」

「ふむ、諸説あるな。おっぱいさんが大きい方が母乳が多く出るという考えが無意識下にあるために、男性はおっぱいさんの大きい女性を好むと言う説がある。その一方で、おっぱいさんがお尻さんに似ているからだという説もある。誰かが、ふたばで、そういう書き込みをしていたのを見た気がするぞ」

「なんで、お尻さんに似ているといいの? わからないよー?」

「ちぇんよ。ならば、想像してみるといい。目の前に、ゆっくりらんしゃまの尻があるとしよう。お前なら、どうする?」

「わかるよー!!! 顔をうずめてモフモフした後に、ぺにぺにを突っ込んでパコパコするよー!!! ……ハッ!!?」

「そうだ!! つまりは、そういうことよ!!! エロス万歳!!」

「わかる!!! わかるよー!!! エロスは、停滞という名の真っ暗な海を渡るための最後の灯火なんだよー!!!」

ちぇんも、思春期、か……。
しかし、メス同士の交尾だからレズになるのか、子供が出来るから普通に雌雄同体って奴なのか……。
うーむ、わからない、わからないぜー。


「わからない、わからないよー!!?」

「ちぇんよ。いったい、どうしたというのだ?」

「お兄さん!!! お前の物は!!?」

「ん? ……俺のもの!!!」

「俺のものも!!?」

「俺のもの!!!」

「じゃ、じゃあ……、ちぇんは……?」

「俺のもの!!! ……ハッ!? こ、こいつー!!」

「ゆっくり捕まえて御覧なさいなんだよー!!!」

ハハハハハハ!!! ウフフフフフ!!! ガリガリガリ!!! ガォーン!!!

こうして俺たちの毎日は、意味不明な方向へ、ゆっくり、ゆっくりと加速して行く。
ちぇんの探究心は、今日も明日も止まることを知らない。

あとがき

どうも長い話を書くと、唐突に馬鹿になりたくなるっすよ。
どうか、御容赦の程を……。

過去作



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感想

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  • 思わず笑っちゃったんだよ~~~❣ -- 2022-10-31 18:07:25
  • 話がムズすぎて訳がわからないよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!
    -- 2017-05-25 22:48:08
  • 俺コミックボンボンでメダロット好き‼
    -- 2017-03-14 22:35:22
  • 最後の効果音が意味不明。
    お兄さん何やったんだ、小一時間ほど問い詰めたいぜ…
    -- 2014-08-24 15:25:30
  • 爺チキンwww -- 2014-01-16 22:06:52
  • ガリガリガリって何!? -- 2013-06-19 11:52:32
  • ちぇぇぇえぇぇぇぇぇぇ~~~~~~~~ん -- 2013-06-11 20:15:15
  • ちぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇんんんんんんんんんん!!!!!! -- 2012-05-09 18:00:22
  • ちぇんもお兄さんも可愛いw ほっこり~! -- 2010-12-12 22:07:02
  • 世紀末って……○○の拳か? -- 2010-10-25 16:51:01
  • お兄さんもかわいい
    -- 2010-10-17 15:47:18
  • こういうものだけ読めるところはないものか… -- 2010-09-22 17:27:36
  • パート2を作らざるおえないな… -- 2010-09-22 14:45:16
  • なにこの天才wwww -- 2010-09-20 11:38:45
  • 奇才現るww -- 2010-09-14 00:27:13
  • テンポ良くて読み易いです -- 2010-07-31 11:48:55
  • ちぇんかわいいな… -- 2010-07-20 14:54:56
  • 人間加工場… -- 2010-06-20 11:40:36
  • なんか、ノリ良くて一気に読んだわw -- 2010-04-03 14:38:31
最終更新:2010年03月29日 17:52
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