FXにおける不況下の動きというのは、読みづらさはそれほどありません。
ただ、微小な単位で見ていくと、やはりそこには細かな上下動があります。
例えば、
リーマンショックの際などもそうです。
リーマンショックがあった2008年9月から12月にかけて、ほとんどの為替は大幅な下落を見せました。
これは各
通貨ペアの為替チャートを見ればわかります。
ただし、それはあくまで数ヶ月単位でのことです。
例えば、その中のとある一日間にだけ絞れば、上昇を見せているものも少なくありません。
ただ、その上昇は一時的なもので、直ぐまた下降
トレンドに戻ります。
このような下降トレンド時の一時的な上昇をFX用語で「戻り」と言います。
また、この例の逆で、上昇トレンド中に見られる一時的な下降をFX用語で「押し目」と言います。