ぽてぽてな読み物
第二章
「ハァ!ハァ!!」
駆け抜ける。
ひたすらに駆け抜ける。
モンスターなど気になどしていられない!!
自分がいったいどの方向に向かっているのか・・・。
そんなことは知らない!
それでも脚をとめることはできない。
鉛のように重い脚にムチを打ち無理やりに前へ進ませる。
「くそったれ!!!」
自分自身の油断と軽率さに悪態をつきながら、ひたすらにレテ平原を駆け抜ける。
後ろから迫る無数の足音。
つかまれば間違えなく殺されるだろう。
そもそもなぜこうなったのか・・・
時をさかのぼること正午のころ。
僕らは早めの昼食をとると、戦いの場所へ足を踏み入れた。
友人のトウヤをはじめとした5人で編成された精鋭部隊。
その中に僕も混じっているわけで、あまりにも場違いを感じてしまう。
ここはレテ平原。
剣の国ミレナと魔法の国レインの戦士達が雌雄を決する場所・・・。
その場所は濃霧に覆われていた。
一寸先も見えないひたすらに白い世界。
ここではぐれたらほぼ合流は不可能だろう。
「霧が・・・濃いな」
トウヤがつぶやく。今の彼からは普段のおふざけが微塵にも感じられない。
普段はおちゃらけているトウヤだが、借りにもシルバーシールドズで筆頭になったほどの人間だ。
振る舞いに隙が見られない。
「わかっているとは思うが、僕が参加するからには殺しは無しだ」
僕の言葉にトウヤを始めとする数人がうなずいた。
これが僕とここに来るときのルールだ。
殺しはやらない。唯一無二の絶対のルール。
これを違えるようならば僕はその人間とは今後決してこの場所にはこないと決めている。
「今日ここに来た目的はあくまで調査。気にすることはないさレオ~ンw」
おちゃらけた口調でいうトウヤ。
しかしその表情には一切のおちゃらけさは感じ取れなかった。
「編成は俺が先頭になる。レフトウェイングはマイク。ライトウィング、フリック。センターはレイス。バックアップはレオン・・・頼む」
トウヤの指示に各々うなずくと陣形を形成する。
僕の役割はバックアップ。後方警戒。有事の際の退路確保。
陣形の後ろを守る役目だ。
このポジションは順調に進めばほとんど戦闘を行うことの少ない場所だ。
戦うのが嫌いな僕に対してのトウヤなりのやさしさなのだろう
「行くぞ!」
トウヤの号令を合図にレテ平原調査が実行された。
調査そのものは順調に進んだ。
これだけの精鋭を相手にできるほどのモンスターはこのレテ平原では確認されてはいなし。
レインの人たちに遭遇するわけで無かったし。
未確認の強力なモンスターに遭遇するわけでもなかった。
遭遇したモンスターはすべて前方に展開したトウヤ、マイク、フリックのナイト三人組によって打ち倒された。
多少手ごわい相手が現れてもソウルブレイカーズ所属のスナイパーレイスが前衛に加われば敵はなかった。
順調に行っているが故の油断だろうか?
事件は・・・起こった。
「放て~~~!!」
突然の罵声と共に僕らに無数の火球と巨大な岩が降り注いだ。
「ちぃ、奇襲か!散開しろ!!!!」
とっさのトウヤの言葉に、皆が瞬時に反応。何とか正体不明の攻撃での全滅を避けることができた。
「被害状況は!?」
全滅を免れたからといって安心することはなく状況把握へ動くトウヤ。
「マイク、レイスは二人ともかすり傷程度。フリックは逃げ遅れてほぼ直撃といても過言じゃない。」
僕は瞬時にトウヤに被害状況を知らせた。
「レイスはフリックをつれて後方へ下がれ!マイク、レオン。来るぞ!!!」
指示によってレイスとフリックの治療の為に後方へ下がる。
僕とマイクは二人の後退を援護するべく前へと進み出る。
「敵は怯んだ!突撃~~~~!!!!」
またも罵声。
それと共に濃霧の中から無数のサイキーが飛び出した。
「まったく!」
今日一日抜き放つことのなかった愛刀を片手に誰よりも速く戦いの中へと身を躍らせた。
僕らは早めの昼食をとると、戦いの場所へ足を踏み入れた。
友人のトウヤをはじめとした5人で編成された精鋭部隊。
その中に僕も混じっているわけで、あまりにも場違いを感じてしまう。
ここはレテ平原。
剣の国ミレナと魔法の国レインの戦士達が雌雄を決する場所・・・。
その場所は濃霧に覆われていた。
一寸先も見えないひたすらに白い世界。
ここではぐれたらほぼ合流は不可能だろう。
「霧が・・・濃いな」
トウヤがつぶやく。今の彼からは普段のおふざけが微塵にも感じられない。
普段はおちゃらけているトウヤだが、借りにもシルバーシールドズで筆頭になったほどの人間だ。
振る舞いに隙が見られない。
「わかっているとは思うが、僕が参加するからには殺しは無しだ」
僕の言葉にトウヤを始めとする数人がうなずいた。
これが僕とここに来るときのルールだ。
殺しはやらない。唯一無二の絶対のルール。
これを違えるようならば僕はその人間とは今後決してこの場所にはこないと決めている。
「今日ここに来た目的はあくまで調査。気にすることはないさレオ~ンw」
おちゃらけた口調でいうトウヤ。
しかしその表情には一切のおちゃらけさは感じ取れなかった。
「編成は俺が先頭になる。レフトウェイングはマイク。ライトウィング、フリック。センターはレイス。バックアップはレオン・・・頼む」
トウヤの指示に各々うなずくと陣形を形成する。
僕の役割はバックアップ。後方警戒。有事の際の退路確保。
陣形の後ろを守る役目だ。
このポジションは順調に進めばほとんど戦闘を行うことの少ない場所だ。
戦うのが嫌いな僕に対してのトウヤなりのやさしさなのだろう
「行くぞ!」
トウヤの号令を合図にレテ平原調査が実行された。
調査そのものは順調に進んだ。
これだけの精鋭を相手にできるほどのモンスターはこのレテ平原では確認されてはいなし。
レインの人たちに遭遇するわけで無かったし。
未確認の強力なモンスターに遭遇するわけでもなかった。
遭遇したモンスターはすべて前方に展開したトウヤ、マイク、フリックのナイト三人組によって打ち倒された。
多少手ごわい相手が現れてもソウルブレイカーズ所属のスナイパーレイスが前衛に加われば敵はなかった。
順調に行っているが故の油断だろうか?
事件は・・・起こった。
「放て~~~!!」
突然の罵声と共に僕らに無数の火球と巨大な岩が降り注いだ。
「ちぃ、奇襲か!散開しろ!!!!」
とっさのトウヤの言葉に、皆が瞬時に反応。何とか正体不明の攻撃での全滅を避けることができた。
「被害状況は!?」
全滅を免れたからといって安心することはなく状況把握へ動くトウヤ。
「マイク、レイスは二人ともかすり傷程度。フリックは逃げ遅れてほぼ直撃といても過言じゃない。」
僕は瞬時にトウヤに被害状況を知らせた。
「レイスはフリックをつれて後方へ下がれ!マイク、レオン。来るぞ!!!」
指示によってレイスとフリックの治療の為に後方へ下がる。
僕とマイクは二人の後退を援護するべく前へと進み出る。
「敵は怯んだ!突撃~~~~!!!!」
またも罵声。
それと共に濃霧の中から無数のサイキーが飛び出した。
「まったく!」
今日一日抜き放つことのなかった愛刀を片手に誰よりも速く戦いの中へと身を躍らせた。
いくら精鋭部隊といっても数の暴力に晒されればひとたまりもないのだ。
そのうえプロイマを憑依することで身体能力を向上させているサイキーにとってはこの濃霧もあってないようなものだ。
完全に不利な状況ばかりがそろっていた。
そういう時は誰かが敵部隊を押しとどめて味方を撤退させるのが最良の策だ。
「トウヤ!僕が前に出て敵を抑える!!その間に撤退するんだ!!!!」
躍り出た一人のサイキーの拳を避けながらトウヤにむかって叫ぶ。
「うしろで視ていただけの君に何ができるって言うんだ!」
以外にも僕の叫びに答えたのはマイクだった。
彼が僕の叫びに気を取られてる内に、濃霧の中から三人のサイキーが姿を現し、マイクへ向かって拳を振り下ろす!
「しまった!!」
自分の失態に声を上げるマイク。
もう避けられない。サイキーたちは完全にマイクの体を捕らえていた。
「世話の焼ける・・・!」
僕はサイキーたちを上回る速さで彼らとの間合いを詰め、愛刀を抜き放ち一閃させる!
サイキーたちが次の瞬間見たのは真っ白な世界とその奥にある青い空だけだった。
「・・・一振りで・・・三人を・・・」
サイキーたちに驚いて座り込んでいたマイクあっけに取られた顔でつぶやいた。
「安心しな・・・みね打ちだよ」
地面に倒れて気絶しているサイキーたちに声をかける。
気絶しているわけだから聞こえる分けないのだが、彼らの仲間に死んだと思って放置されてもかわいそうだろう。
「な・・・なんで・・・いままでそんな・・・」
いまだにあっけに取られているマイクに手を貸し、助け起こす。
「戦う力を持っているかそれを積極的に使いたいかは別問題なのさ」
そういいながら、濃霧の中から躍り出るサイキーをまた一人みね打ちで切り伏せる。
「わかったのなら速くトウヤと後退するんだ」
マイクはすこし納得がいかない顔をしながらトウヤと共に後退していく。
「隊長・・・あいつなんであんな・・・」
「そうだね~まぁ俺もレオン相手だと十本中一本取れればいいほうかなぁ・・・」
そんな会話が聞こえてくるくるがとりあえず無視!
実際はトウヤ相手なら十本中四本は取られる・・・。
そんな事を考えている間に、濃霧のなかからまた数人のサイキーが姿を現した。
「まったく・・・キリがない!」
打ち下ろしで一人を倒し、返す刃で二人目を打ち倒す。
その時点で途切れることなく攻撃をかけてきたサイキーの攻撃がぱったりと止んだ。
不審に思って周囲を確認するが、あたりに気配はない・・・。
全滅させたとは・・・思えない。
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!
明らかに異質な音が上から迫ってくる。
見上げると濃霧のその向こうに赤い炎をまとった塊のようなものが見て取れた。
それもいつくも無数に・・・。
無数のそれは僕らがいる場所めがけて落下してきているのだ!
「味方を道連れにするつもりか!?」
岩石落としと呼ばれるレインの使う魔法のひとつだ。
幸い、岩石が集中してこの付近に落とされているから範囲そのものは見た目ほど広くはないはずだ。
「間に合うか・・・」
僕は愛刀を鞘に収め、気絶したサイキーに駆け寄り、つかみあげる。
「せぇの!!!」
岩石落としの範囲の外に投げ飛ばす。
また別のサイキーに駆け寄り投げ飛ばす。
それを繰り返すこと数回。僕を残して完全に岩石落としの範囲内に人はいなくなった。
「さすがに・・・避けるのまでは無理か・・・」
サイキーたちを助けるのに時間を使いすぎた。
我ながら情けないと思うよ、敵を助けために自分を助ける時間を使っちゃうなんて。
岩石はもう目の前まで迫っている。
「あんまり痛いのは好きじゃないんだけどね」
ドゴーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!
僕の言葉と共に度重なる爆音!!!
目の前がフラッシュする。
奇妙な浮遊感・・・そして叩きつけられる。
「がふっ!!!」
背中から叩きつけられて胃の中が逆流を起こす。
鉄分の味。
その不快感の後に体中に激痛が走った。
「・・・いった~~~」
思わず声を上げてしまうほどの痛みだった。
体中がばらばらになってしまうと錯覚させるような痛み。
「これで敵部隊はかなりの被害を被ったはずだ!第二部隊突撃~~~~!」
遠くに聞こえるレインの司令官の罵声。
声で相手の位置をある程度予測できるところから聴力に障害はないようだ
視力も問題ない・・・
まぁ・・・たった一人を相手に敵部隊も何もないと思うけどね・・・
「どうあっても、この怪我じゃ戦闘は無理だろうね」
激痛の走る体にムチを打って何とか体を起き上がらせる。
体はぎしぎしと軋み、地面を踏みしめるだけで激痛が走る。
「とにかく逃げないとね・・・」
悲鳴を上げる体を引きずってその場から離れる。
「とにかく、落ち着ける場所で怪我の治療をしないとな・・・」
それから、少し行ったところで草木の中に身を隠し簡単な治療を行った。
とはいうものの本当に気休め程度の治療しかできなかった。
さっきの岩石落としで手持ちの治療薬の大半がダメになってしまったからだ。
さっきの部隊は、僕が逃げたのを知って何人かを追撃部隊として割り振ったようだ。
幸い、いまだに僕一人を部隊だと思っているようで、トウヤたちが逃げるだけの時間を稼ぐことができるということだ。
「どうやら・・・こっちのほうに来たようだな」
話し声が聞こえてきた。
追撃部隊のサイキーたちだろう。
この場所にいればいずれ見つかってしまうだろう、僕はその場所を移動するべく体を持ち上げた。
ガサガサ!!!
「くそ!」
体を起こした拍子に僕の体は草に触れ致命的な音を立ててしまった。
「誰だ!?」
追撃部隊のサイキーが僕の隠れている茂みへとゆっくりと歩み寄る。
僕は力の入らない足にありったけの力を込めて駆け出す!!!
「いたぞ~~~~~~~!!!!」
僕の姿を見つけて一人のサイキーが仲間達を呼ぶ。
僕は動かない体でレテ平原を駆け抜ける。
そして現在に至るわけなのだが・・・
そのうえプロイマを憑依することで身体能力を向上させているサイキーにとってはこの濃霧もあってないようなものだ。
完全に不利な状況ばかりがそろっていた。
そういう時は誰かが敵部隊を押しとどめて味方を撤退させるのが最良の策だ。
「トウヤ!僕が前に出て敵を抑える!!その間に撤退するんだ!!!!」
躍り出た一人のサイキーの拳を避けながらトウヤにむかって叫ぶ。
「うしろで視ていただけの君に何ができるって言うんだ!」
以外にも僕の叫びに答えたのはマイクだった。
彼が僕の叫びに気を取られてる内に、濃霧の中から三人のサイキーが姿を現し、マイクへ向かって拳を振り下ろす!
「しまった!!」
自分の失態に声を上げるマイク。
もう避けられない。サイキーたちは完全にマイクの体を捕らえていた。
「世話の焼ける・・・!」
僕はサイキーたちを上回る速さで彼らとの間合いを詰め、愛刀を抜き放ち一閃させる!
サイキーたちが次の瞬間見たのは真っ白な世界とその奥にある青い空だけだった。
「・・・一振りで・・・三人を・・・」
サイキーたちに驚いて座り込んでいたマイクあっけに取られた顔でつぶやいた。
「安心しな・・・みね打ちだよ」
地面に倒れて気絶しているサイキーたちに声をかける。
気絶しているわけだから聞こえる分けないのだが、彼らの仲間に死んだと思って放置されてもかわいそうだろう。
「な・・・なんで・・・いままでそんな・・・」
いまだにあっけに取られているマイクに手を貸し、助け起こす。
「戦う力を持っているかそれを積極的に使いたいかは別問題なのさ」
そういいながら、濃霧の中から躍り出るサイキーをまた一人みね打ちで切り伏せる。
「わかったのなら速くトウヤと後退するんだ」
マイクはすこし納得がいかない顔をしながらトウヤと共に後退していく。
「隊長・・・あいつなんであんな・・・」
「そうだね~まぁ俺もレオン相手だと十本中一本取れればいいほうかなぁ・・・」
そんな会話が聞こえてくるくるがとりあえず無視!
実際はトウヤ相手なら十本中四本は取られる・・・。
そんな事を考えている間に、濃霧のなかからまた数人のサイキーが姿を現した。
「まったく・・・キリがない!」
打ち下ろしで一人を倒し、返す刃で二人目を打ち倒す。
その時点で途切れることなく攻撃をかけてきたサイキーの攻撃がぱったりと止んだ。
不審に思って周囲を確認するが、あたりに気配はない・・・。
全滅させたとは・・・思えない。
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!
明らかに異質な音が上から迫ってくる。
見上げると濃霧のその向こうに赤い炎をまとった塊のようなものが見て取れた。
それもいつくも無数に・・・。
無数のそれは僕らがいる場所めがけて落下してきているのだ!
「味方を道連れにするつもりか!?」
岩石落としと呼ばれるレインの使う魔法のひとつだ。
幸い、岩石が集中してこの付近に落とされているから範囲そのものは見た目ほど広くはないはずだ。
「間に合うか・・・」
僕は愛刀を鞘に収め、気絶したサイキーに駆け寄り、つかみあげる。
「せぇの!!!」
岩石落としの範囲の外に投げ飛ばす。
また別のサイキーに駆け寄り投げ飛ばす。
それを繰り返すこと数回。僕を残して完全に岩石落としの範囲内に人はいなくなった。
「さすがに・・・避けるのまでは無理か・・・」
サイキーたちを助けるのに時間を使いすぎた。
我ながら情けないと思うよ、敵を助けために自分を助ける時間を使っちゃうなんて。
岩石はもう目の前まで迫っている。
「あんまり痛いのは好きじゃないんだけどね」
ドゴーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!
僕の言葉と共に度重なる爆音!!!
目の前がフラッシュする。
奇妙な浮遊感・・・そして叩きつけられる。
「がふっ!!!」
背中から叩きつけられて胃の中が逆流を起こす。
鉄分の味。
その不快感の後に体中に激痛が走った。
「・・・いった~~~」
思わず声を上げてしまうほどの痛みだった。
体中がばらばらになってしまうと錯覚させるような痛み。
「これで敵部隊はかなりの被害を被ったはずだ!第二部隊突撃~~~~!」
遠くに聞こえるレインの司令官の罵声。
声で相手の位置をある程度予測できるところから聴力に障害はないようだ
視力も問題ない・・・
まぁ・・・たった一人を相手に敵部隊も何もないと思うけどね・・・
「どうあっても、この怪我じゃ戦闘は無理だろうね」
激痛の走る体にムチを打って何とか体を起き上がらせる。
体はぎしぎしと軋み、地面を踏みしめるだけで激痛が走る。
「とにかく逃げないとね・・・」
悲鳴を上げる体を引きずってその場から離れる。
「とにかく、落ち着ける場所で怪我の治療をしないとな・・・」
それから、少し行ったところで草木の中に身を隠し簡単な治療を行った。
とはいうものの本当に気休め程度の治療しかできなかった。
さっきの岩石落としで手持ちの治療薬の大半がダメになってしまったからだ。
さっきの部隊は、僕が逃げたのを知って何人かを追撃部隊として割り振ったようだ。
幸い、いまだに僕一人を部隊だと思っているようで、トウヤたちが逃げるだけの時間を稼ぐことができるということだ。
「どうやら・・・こっちのほうに来たようだな」
話し声が聞こえてきた。
追撃部隊のサイキーたちだろう。
この場所にいればいずれ見つかってしまうだろう、僕はその場所を移動するべく体を持ち上げた。
ガサガサ!!!
「くそ!」
体を起こした拍子に僕の体は草に触れ致命的な音を立ててしまった。
「誰だ!?」
追撃部隊のサイキーが僕の隠れている茂みへとゆっくりと歩み寄る。
僕は力の入らない足にありったけの力を込めて駆け出す!!!
「いたぞ~~~~~~~!!!!」
僕の姿を見つけて一人のサイキーが仲間達を呼ぶ。
僕は動かない体でレテ平原を駆け抜ける。
そして現在に至るわけなのだが・・・
「な・・・なんとか・・・」
しばらく走り続けて、なんとか追っ手を振り切ることに成功した。
しかし、まだ辺りにいることは確かだし、僕の体はもう何歩もあることすらできない。
今は、その辺にある建物の残骸に体を預けているといった状況。
体はガタガタで指一本動かすだけでもかなりの労力が必要だった。
その上、動かないからだにムチを打った性でさっき以上の激痛を訴えていた。
正直にもうだめだな・・・と思った。
「あ・・・あの・・・大丈夫・・・ですか?」
正面から声をかけられる。
激痛のあまり、声をかけられるまでその存在に気がつかなかった。
僕の目の前にはレイン製の司祭服を身にまとった少女が立っていた。
「ちぃ!」
俺は動かない腕を無理やり動かして愛刀に手をかける。
「あやや!無理をしてはいけません!!」
彼女は僕に駆け寄り、愛刀から手を離させた。
「ひどい怪我なんだから無理をしてはだめです!」
腰に手を置き人差し指をたててメッ!!っと僕に言った。
彼女は明らかにおかしかった。彼女はレインで僕はミレナなのだ。
その二つの国が現在どんな状況にあるか・・・知らないわけじゃないだろう。
彼女の態度に対して僕が確信を持ったこと、それは・・・
「・・・君・・・プレイヤーだろ?」
しばらく走り続けて、なんとか追っ手を振り切ることに成功した。
しかし、まだ辺りにいることは確かだし、僕の体はもう何歩もあることすらできない。
今は、その辺にある建物の残骸に体を預けているといった状況。
体はガタガタで指一本動かすだけでもかなりの労力が必要だった。
その上、動かないからだにムチを打った性でさっき以上の激痛を訴えていた。
正直にもうだめだな・・・と思った。
「あ・・・あの・・・大丈夫・・・ですか?」
正面から声をかけられる。
激痛のあまり、声をかけられるまでその存在に気がつかなかった。
僕の目の前にはレイン製の司祭服を身にまとった少女が立っていた。
「ちぃ!」
俺は動かない腕を無理やり動かして愛刀に手をかける。
「あやや!無理をしてはいけません!!」
彼女は僕に駆け寄り、愛刀から手を離させた。
「ひどい怪我なんだから無理をしてはだめです!」
腰に手を置き人差し指をたててメッ!!っと僕に言った。
彼女は明らかにおかしかった。彼女はレインで僕はミレナなのだ。
その二つの国が現在どんな状況にあるか・・・知らないわけじゃないだろう。
彼女の態度に対して僕が確信を持ったこと、それは・・・
「・・・君・・・プレイヤーだろ?」
続
第二章終わりました~。
感想などはBBSに書いてやってくださいw&
まぁ、疑問もいろいろあるでしょうw
主人公って何者!?
プレイヤーってなに?
ほかいろいろ次の第三章で明かされるので・・・多分w
こうご期待
感想などはBBSに書いてやってくださいw&
まぁ、疑問もいろいろあるでしょうw
主人公って何者!?
プレイヤーってなに?
ほかいろいろ次の第三章で明かされるので・・・多分w
こうご期待
