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第1回~おーる・わーくす~

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   ○シュニフィア:…はい、記念すべき一回目ですねー。メイド浪漫、はじまりまーすっ。

   ×セーファ:ごあ…。今、夜の2時でーす。皆様、どうお過ごしでしょうか。私は、元気です。…そんなことは知らないわけで。

   ○シュニフィア:なんで、何で、北方の国からなのですか、ご主人様…。さて、今回のゲストはぁ。急遽変更となりまして…。

   ×セーファ:いぃやっほぉい!

   ○シュニフィア:うるさいですよっ!(セーファの足を踏んづける

   ×セーファ:あぐ?!

   ○シュニフィア:はい、ゲストの“きーちゃん”ですよー。

   ◆きーちゃん:はい、よろしくお願いします。

   ○シュニフィア:ごめんねー。リオさんがいきなり断るもんだから…。

   ◆きーちゃん:あはは…。気が合いませんからね、セーファさんとリオさん…。

   ×セーファ:違うぞ、きーちゃん。俺とリオは気が合わないんじゃない、嫌いあってるだけだ!

   ○シュニフィア:威張ることじゃないですよー、全くー…。では、気を取り直して。きーちゃん、自己紹介からお願いしますー。

   ◆きーちゃん:はい、お任せを。きーちゃん、と申します。職業として、メイド・オブ・オール・ワークスをやっています。職場では、コックとランドリーを手伝うことが中心となっています。…こんなものでいいでしょうか?

   ○シュニフィア:おっけー。では、そのままオール・ワークスの軽い説明を頼んでいいー?

   ◆きーちゃん:大丈夫ですよ。…私たち、オール・ワークスは専門性こそありませんが、掃除洗濯炊事といった、一般的家事は全てこなすことができます。そういうことなので、世間一般的に思われるメイドは、私たちオール・ワークスに近いと思われます。

   ×セーファ:まぁ、悪く言えば仕事内容なんて主婦レベルだがな。…まぁ、普通の家庭の主婦より働くだろうがねぇ。

   ◆きーちゃん:あはは…。それについては否定できませんね。専門性が無く、仕事の内容がそのレベルなので、オール・ワークスは人材的に高く見てもらえません。そのため、シュニフィアさんのような高次専門職のメイドより、私たちオール・ワークスを多めに雇う、という選択ができますよ。

   ×セーファ:…あぁ、シュニってバカだけど高級メイドだったな。

   ○シュニフィア:…何か引っ掛かりますね、ご主人様。…まぁ、いいでしょう。専門職は高いし融通が利きませんから、きーちゃんみたいにオール・ワークス揃い踏み、という家はありますよー。生活水準としては、平均的なものを維持できますからねー。

   ×セーファ:少数派だけどな。

   ○シュニフィア:フッ!(セーファの鳩尾に肘打ちを入れる

   ×セーファ:ガッ?! おま、それ危険度Sだろ…。(悶絶

   ◆きーちゃん:…。あ、それから、私はある程度の護身術を使います。オール・ワークス全員が、とは言いませんが…。身分、というかある程度の自覚がある人は習得している人が多いのも事実です。先程、シュニフィアさんが見せたのは、シュニフィアさんは護身術、ないし格闘術の基礎が必修だからです。

   ○シュニフィア:まぁ、ガヴァネスだってレディスだって、教える側だからねー。…人を殺せるレベルではありませんよ? あくまでも護身、護衛ですから。

   ×セーファ:(殺せるレベルの肘打ちをもらった人

   ◆きーちゃん:(セーファを見ないようにして)まぁ…。ですよね。信じてます、シュニフィアさん。

   ×セーファ:事態直視してから喋れ、お前ども…!(腹を押さえながら

   ○シュニフィア:…ごめんね、つい。わざとじゃ…ないよ?(きーちゃんを見る

   ×セーファ:俺を見てから言ってみろ、工口メイド…!

   ◆きーちゃん:「こうぐちメイド」って何ですか?

   ○シュニフィア:…! ナンパ神めー!(セーファの足を踵で踏みつける

   ×セーファ:ぎゃぁあああっ?!(転げまわる

   ◆きーちゃん:シュニフィアさん、わかったんですか? あの、どういう意味でしょう…?

   ○シュニフィア:…活字になっているのを見たら、すぐわかりますよー…。さて、話を続けましょうか。

   ◆きーちゃん:………はい。えっと…。何を話せば?

   ○シュニフィア:…え、もう何も無いの!? う、うーんとぉ…。では、前回の「議談」で寄せられた、答えきれなかった質問にいきましょうか。えぇっと…。あ、「オール・ワークスさんが系統別、とありましたがどういうことでしょうか」ですね。

   ◆きーちゃん:あ、はい。それはですね、オール・ワークスは「オール・ワークス」で、それ以上の職がない、ということです。系統、ランク付けが無いという、メイドの中では「変わった」職種なのですよ。固定職、みたいなものです。

   ○シュニフィア:そうですねー。系統外のメイドは他にもあるのですが、専門性がある「系統」メイドと比べて賃金が低いことは先程述べてもらいました。専門性もなく、賃金も低い、ということで系統のあるメイドで、高位にあるメイドの一部は未だに差別意識がありますねー。一部ですよ、一部。

   ◆きーちゃん:「極」と付けたほうがいいでしょうね…。私も今の職場では差別されないので、今の職場は気に入っています。前のほうは酷かったですからね…。

   ○シュニフィア:今のところはマスターもいい人だしねー。

   ◆きーちゃん:それは関係ないと思いますけど…。まぁ、いい人だとは思いますよ。

   ×セーファ:…アイツは女子にしか優しくないぞ、俺にひどいし。今の俺を見たら、メイドのお前ら、注意されて然るべきでろ!?(椅子に座りなおす

   ○シュニフィア:セクハラ、いくないです。

   ×セーファ:どこがセクハラだったんだ!? 俺は危うく、命が飛ぶところだったんだぞ!?(涙

   ○シュニフィア:だいじょび、それでも私は困りません。

   ◆きーちゃん:困らなくても、だと思いますけど…。

   ○シュニフィア:大丈夫、信じてたもん。ご主人様ならきっと耐えられるってー。

   ×セーファ:嬉しくねぇ…!

   ○シュニフィア:耐久力が有り余ってるのがご主人様の強みですー。さて、次の質問、読んじゃってー。

   ×セーファ:…くぅ、覚えておけよぉ。コレだな。「賃金安いって、どのぐらい?」…。…現実的な質問だな。

   ○シュニフィア:…まぁ、このコーナー読んでる人はメイドに浪漫なんて感じてないのでしょう。いいことです。

   ×セーファ:職業の話してるかんな、しょうもねぇか。じゃ、回答よろしくする!

   ○シュニフィア:よろしくされる! …さぁ、答えてちょうだい、きーちゃん!

   ◆きーちゃん:…最終的に答えるのは私なのですか? …うーん。目安として、私たちオール・ワークスが「1」と仮定しましょうか。系統のあるメイドの初歩、“トゥイーニー”さんが大体、「0,7~0,9」ですね。もっと安いことのほうが多いそうですが。

   ×セーファ:…ん? オールのほうが賃金高いのか?

   ◆きーちゃん:はい。ですが、トゥイーニーは昇格しますしね。ひとつでも昇格すれば、すぐに私たちを追い抜きますよ。トゥイーニーから派生する、“キッチン”などは私たちの「1,2~1,5」ぐらいはあると聞いています。

   ○シュニフィア:ちょっと、あまりメイド職出さないで~。名称出されても、紹介できるか謎だからー!

   ×セーファ:あぁ。それは気が回らんかったな。…あー、まぁ、聞き流し、じゃねぇな。何だ、「読み流し」てくれると助かる。シュニが。

   ○シュニフィア:ご主人様もでしょう!?

   ◆きーちゃん:すみません…。あ、では、具体的に私とシュニフィアさんの給料比較しましょうか。

   ○シュニフィア:それがいいねー。…と、私はトゥイーニーが「1次職」なら、「6次職」ぐらいのところに居るよ。レディスとガヴァネスだからねっ。

   ×セーファ:…比率で出してもらうか。金額で表示されても困る。なっちゃん、紙とペン。…紙飛行機にして飛ばすなぁ! 手渡せ、おまっ、危ね!?(突っ込んできた紙飛行機を掴んできーちゃんに渡す

   ◆きーちゃん:シュニフィアさん、私の給料ってこのぐらいなんですけど…。(紙に書いて渡す

   ×セーファ:なっちゃん、お前、後で説教してヤル!

   ○シュニフィア:…うん。えっと、私がコレだから…。あ、計算まどいや。ご主人様、お願い。(紙をセーファに渡す

   ×セーファ:お前…。…ん、言っていいのか? きーちゃん、多分、再起不能だぞ?

   ○シュニフィア:計算早いですねぇ…。

   ◆きーちゃん:へ? そんなに差がありますか?

   ×セーファ:うーん…。もらってる分は大差無いけどな。多分、実質的には大差だぬ。

   ◆きーちゃん:えっと…。いいです、比率ですし。あとで金額は確認させてください。

   ○シュニフィア:そんなに差があるの…?

   ×セーファ:ま、オール・ワークスしかないきーちゃんと、レディスとガヴァネスもってるシュニの違いだな。比率、きーちゃんが「1」に対して…。…シュニ、「4」。

   ◆きーちゃん:…シュニちゃんのうそつき。(机に突っ伏す

   ○シュニフィア:…わっふる。あれ、私ってそんなにあるの?

   ×セーファ:お前なぁ…。レディスでもらってる給料ならともかく、ガヴァネスは高給だろうが…。というか、ガヴァネスだけで2倍強あるからな? レディスは1,7倍弱だ。足して4倍程度。

   ◆きーちゃん:自信無くしそうです…。地雷踏んじゃった気がします…。

   ×セーファ:…ご愁傷様だな。ま、悪いが進めるぞ。次、あるか?

   ○シュニフィア:うーんとねぇ。…きーちゃん、休む?

   ◆きーちゃん:ううん、大丈夫。続けてください。

   ○シュニフィア:えっとね、ラストだからねー。「オール・ワークスで主婦レベルって、他の専業メイドだとどのぐらいの仕事ができるの?」ですね。

   ◆きーちゃん:答えづらい質問です…。最近のオール・ワークスなんて、洗濯機と乾燥機が無いと役に立たないらしいですし…。あ、私は乾燥機なんて要りませんよ? 洗濯機だけで充分です。ただ、専門性のあるランドリー・メイドでしたら、洗濯機も必要ありませんよ。あれば便利だなー、ぐらいにしか思ってない人のほうが多いです。

   ○シュニフィア:また違う職種の名前を出しましたねー…。(俯いてる

   ◆きーちゃん:あ、ごめんなさいっ。

   ×セーファ:…まぁ、しょうがないな。質問はラストだったんだろ?

   ○シュニフィア:Si,Ho,Capt、ですです。

   ◆きーちゃん:…日本語使ってください。お願いします、私は外語なんて出来ません。

   ○シュニフィア:「わかった」ぐらいの意味ですー。では、次回の予定ですがー。…どうしましょう?

   ×セーファ:ん、俺が決めていいのか? …ふむ。じゃ、系統、専門性のあるメイドでも初級で、今回出てきた“トゥイーニー”でいいんじゃね?

   ○シュニフィア:ゲストは誰にしましょうかー。今、家には10名ぐらいトゥイーニーが居るはずですけど…。

   ×セーファ:そげんばもん(そんなことは)、お前にお願いする。

   ○シュニフィア:…わかりました。では、ゲストなどは“夏香”さんか、“冬雷”さんを予定してみましょう。

   ×セーファ:ほい、了解。じゃ、今回のゲストはきーちゃんでお送りしました第1回、メイド浪漫、かっこ仮。如何でしたでしょうか。とにかくともかくとりあえず、俺は眠い。

   ◆きーちゃん:大変でしたね…。

   ○シュニフィア:…もう夜の3時ですか。付き合ってくれてありがとうね、きーちゃん。

   ◆きーちゃん:構いませんよ。それに、夜更かしするのは久しぶりで面白かったですし。残り、最大で15回ですか? がんばってくださいね。

   ○シュニフィア:はいなー。テケトーにやっていくです。

   ×セーファ:…そういや、シュニ。お前、DECOで俺を倒す目標ってどうなってるのさ?

   ○シュニフィア:…ふふふ。見ておけばいいです。決着など、ユニクルではなくソルで付けてやるですよ。

   ×セーファ:ふむ。ま、楽しみにしておいてやる。では、また次回、ってことで。

   ◆きーちゃん:はい、おつかれさまでした。

   ○シュニフィア:したっ。




メイド浪漫(仮)第1回~終了~


質問などがあれば、どうぞ。
第6回以降で回答していきたいと思います。
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