登録日:2026/07/10 Fri 00:11:56
更新日:2026/07/29 Wed 00:20:35
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ウッディ・プライドとは、
ピクサー制作のフルCGアニメーション映画『トイ・ストーリー』シリーズに登場するキャラクターである。
■キャラクター像
すらりと長い手足と縦長の頭を持った西部の保安官姿のおもちゃ。
ポリビニール製のテンガロンハットがトレードマーク。
顔はプラスチック製だが、体には綿が詰め込まれている。
背中には紐が付いており、引っ張ると内蔵されたボイスボックスからいくつかのセリフを再生するギミックがある。
作中で確認できるセリフには
- "You're my favorite deputy !" / 「アンタは俺の相棒だぜ!」
- "Reach for the sky !" / 「銃を捨てろ!手ぇ上げな」
- "There's a snake in my boot !" / 「俺のブーツにゃガラガラヘビ!」
- "This town ain't big enough for the two of us !" / 「この街は俺たち二人が住むには狭すぎるぜ!」
- "Somebody's poisoned the waterhole !" / 「誰かが毒を泉に入れたな」
- "I'd like to join your posse, boys, but first I'm gonna sing a little song." / 「ならず者をやっつけに行く前にちょっと歌を歌うぜ!」
等がある。
また、背中の紐を投げ縄のように扱うことも得意としている。
幼少期からアンディの一番のお気に入りのおもちゃだが、実は元々はテレビが白黒の時代から放送されていた人形劇「ウッディのラウンドアップ」の主人公。
おとぼけな鉱夫プロスペクター、陽気なカウガールのジェシー、相棒(愛馬)のブルズアイと共に人気を集めた頼れるカウボーイであった。
慌てた時の動きも人形劇のようなバタバタとした動きが多いのも人形劇の人形だったせいか。
人気番組ゆえ関連グッズも多数発売された……が、時代も流行も変わったことで番組は打ち切りとなってしまった。
かつての人気と突然の打ち切りという末路からか、現在ではとんでもないプレミアがついているようで、その価値を知るコレクターに狙われたこともある。
しかし、ウッディ自身はプロスペクター達と出会うまで自分の出自を一切知らなかった。
なぜそのようなヴィンテージもののおもちゃを現代の普通の少年が持っているのかという謎も生まれるが…。
なお、これに関しては元はアンディの父親の持ち物だったのでは、とファンの間では考察されている。
一人称は「俺」。
二人称は「アンタ」「お前」または呼び捨て。
リーダーシップがあり、他のおもちゃについてもよく気にかける面倒見のいい性格。
おもちゃとして子供に寄り添う、子供に遊んでもらうことを史上の価値観としている。
一方で人並みに嫉妬する気持ちも持ち合わせており、バズのせいでアンディのお気に入りの立場を奪われると思った時には彼にラジコンカーをぶつけようとするなど、トラブルを招くことも多い。
特に初期には何かとバズに突っかかる場面が目立ち、また無自覚ながらアンディのお気に入りであることをかさに着て他のおもちゃたちを見下すような言動も目立ち、お世辞にも性格がいいとは言えなかった。
また、玩具としての強過ぎる信念や、仲間を何としても助けようとする頑固さ故に、仲間思いでありながら仲間達と対立して孤立する様子も度々見られる。
だが、物語が進むにつれて、本当の意味でのリーダーとして成長していく。
■各作品での活躍
アンディの1番のお気に入りとして、おもちゃ達のリーダーとなっていた。
しかし、ある日アンディのバースデープレゼントとして用意されたバズ・ライトイヤーによりアンディの趣味は一変。部屋の模様まで宇宙飛行士柄となる上、他のおもちゃにも慕われ始めるバズに嫉妬し、度々「お前はおもちゃだ、飛べやしない」と嫌味を言ったり、わざと「エイリアンだ!」と叫んで反応したバズをからかったり、「ライトビール」「ライトスタンド」等とわざと名前を間違えて呼んだりと、何かと嫌がらせをしていた。
そしてバズを机の裏に突き落とそうとするも、誤って窓から外に突き落としてしまったせいで本格的にバズと対立。そのせいでアンディが外食に行った際に彼と逸れてしまい、隣に住む玩具を弄ぶ悪ガキ・シドに見つかって家に連れ込まれてしまう。
絶体絶命の中、バズと協力してシドを懲らしめつつ彼の家を脱出、引っ越しをしたアンディに追いつき、バズや仲間のおもちゃ達と和解するのだった。
前作で起きた騒動を乗り越えて、バズを含め再びおもちゃのリーダーとして活躍していた。
ある日、ひょんなことからウッディの価値を知る玩具屋の経営者にしてコレクターのアルに盗まれ、日本の博物館に売られそうになってしまう。
その際に出会ったプロスペクターから自身の出生と今の自分の価値を知り、一時は博物館で元々の仲間と共に飾られる道を選ぼうとする。
しかし、やはりアンディのおもちゃであることを諦められず、そこで出会ったジェシー、ブルズアイと共に持ち主の元へ帰るのだった。
前作から時は流れ、アンディも大学生になろうとしていた。
家族の元を離れるため、おもちゃも屋根裏へ仕舞うか保育園へ寄付するかの瀬戸際となっていた。
ウッディはアンディのお気に入りとして新居まで連れて行ってもらえるかと思ったその時、屋根裏へ行くはずの仲間達が間違って保育園へ寄付されそうになってしまう。
仲間達を追ってアンディの家へ戻るよう説得するが、仲間達はアンディに捨てられたと思い込んだ不信感と、保育園で子ども達がおもちゃで遊ぶ様子を見て、仕方なくアンディの元に帰ろうとする。
だが、そこでボニーという少女に見つかった事で彼女の家に持ち帰られ、そこのおもちゃと出会う。
■トイ・ストーリー4
ボニーの家でかつての仲間、そしてボニーの家にいた新しい仲間と過ごしていたが、子供の飽きは早いようで、ウッディとはあまり遊ばなくなってしまった。
それでもボニーを心配する気持ちは変わらず、幼稚園で孤立しそうになるボニーを陰ながら助けていた。
ボニーが幼稚園で作った人形「フォーキー」も、元はゴミだと思っているせいですぐにゴミ箱に入ろうとするなど、苦労は絶えなかった。
ある日、ボニーが家族でキャンプに出かけると、「2」を最後に別れていたボー・ピープと再会する。
子供の手を離れ、野生のおもちゃとして自身の人生を生きるおもちゃの姿を目の当たりにしたウッディは、子供に寄り添うおもちゃとしての生き方との間で揺れ動くことになる。
そして、アンティークショップで出会った人形の「ギャビー・ギャビー」からは、体内のボイスボックスを狙われる羽目になってしまった。
様々な迷いと騒動の中、ボイスボックスをギャビー・ギャビーに譲り、バズ達の元を離れてボーと共に野生のおもちゃとして生きることを選ぶのであった。
■トイ・ストーリー5
ボニーの家を去ってからもバズと連絡は取り合っていたが、ボニーの前に現れたデジタル製品「リリーパッド」の登場により、バズやジェシーの助けを聞いて駆けつける。
しかし、過酷な野生生活に加えて「4」にてボイスボックスを抜いたせいか体のバランスも変わってしまい、頭部は塗装がハゲて、下腹部は綿のバランスが崩れてメタボ気味になってしまった。
■他キャラクターとの関係
「1」が始まるずっと前からの相棒。
アンディからは様々な遊びをされていた。
「どんな時でも仲間を見捨てない」とイメージされており、その点がウッディの仲間思いな性格を表していると思われる。
「3」でも新居にウッディを連れて行こうとしたが、他のおもちゃをボニーに譲る際、彼女がウッディに興味を示した事で、仲間と共にウッディもボニーに託す事となる。
「3」で巡り会った少女。
彼女からもカウボーイとして大変気に入られ、紆余曲折を経てアンディから託される事となる。
「4」では少し心が離れてしまったらしく、他のおもちゃに比べて遊んでもらえる機会は減ってしまったものの、ウッディは変わらずボニーのために奮闘する。
「1」の頃にアンディの隣に住んでいた悪ガキ。
面白半分でおもちゃを乱暴に使ったり無茶な改造をする姿に怯えていたが、アンディの元に帰るため、そして改造されたおもちゃの仕返しのため、おもちゃの掟を破ってシドに直接脅しをかける。
おかげで妹の人形にも怯えるほどにすっかり反省をしたのだが、スタッフによると「シドはこの世界で唯一おもちゃが生きていることを知っている。我々が彼を壊してしまった。我々は彼の味方だ」と語っている。
なお、「3」でもゴミ収集員として再登場したが、悪ガキの部分は直らなかったらしい。
「2」に登場した、「アルのトイバーン」を経営するおもちゃ屋の店主。
うっかりヤードセールに紛れてしまったウッディを攫って、既に収集していたグッズと共に日本の博物館に売り渡そうとする。
だが、ウッディやジェシー、ブルズアイ、プロスペクターまでいなくなったせいか取引はご破産となったらしく、おもちゃ屋も潰れてしまった。
それでもウッディのことは諦めていないようで、「
トイ・ストーリー・オブ・テラー!」で彼と思われるアカウントがオークションサイトでウッディを落札しようとしていた。
アンディの愛犬。
「1」のラストのクリスマスプレゼントとして贈られ、おもちゃとは違うアンディの友人の登場にバズと一緒に肝を冷やすこととなった。
しかし、「2」ではすっかり意気投合し、じゃれつかれたり指笛で呼び出しては騎乗して移動に使う程になったが、「3」ではすっかり老犬になってしまった。
ドレスを着て杖を持った羊飼い型のおもちゃ。
ウッディのガールフレンドであり、普段リーダーとして気を張っている彼に寄り添う姿を見せる。
「3」の時には既に手放されてしまい残念がっていたが、なんと「4」で再会。
衣装など大幅なイメチェンをし、野生のおもちゃとして自由に生きる彼女に、改めて魅了される事となる。
アンディに贈られた大人気の宇宙飛行士型のおもちゃ。
アンディの心を掴んだ事に加え、キャラクターとしての「バズ・ライトイヤー」に嫉妬してしまうが、不安を打ち明けてシドの家での危機を脱した事で和解。
無二の親友としてアンディのおもちゃ達を導いていくことになる。
ラウンドアップ時代の仲間でありウッディの妹分。
当初は勝気なジェシーといざこざもあったが、かつて持ち主の少女に捨てられた過去を聞いて、彼女もアンディの元に誘う事となる。
ラウンドアップ時代の相棒。
言葉は話せないがウッディを慕っており、「3」で保育園に残る際も悲しげな表情を見せた。
ラウンドアップ時代の仲間。
日本語版では省略されているが本名は「スティンキー・ピート」。
「放蕩息子が帰ってきた」と語っているのは単に聖書を由来とする比喩表現であり親子ではない。
ジェシーやブルズアイとは違い箱に収まったままの新品同様の状態だが、それは彼が売れ残りだったため。
バネの胴を持ったダックスフントのおもちゃ。
実はウッディとは一番長い付き合いであり、バズ以外では一番親友に近いポジションとなっている。
ジャガイモに顔と手足のついたおじさん型のおもちゃ。
捻くれた性格でウッディを全面的には信用しておらず、彼のやることにケチをつける場面も多い。
1のラストで妻であるMrs.ポテトヘッドをアンディが買ってもらったことで夫婦となり、それ以降は少し丸い性格になった。
ボニーが幼稚園で工作した人形。
フォークや粘土、アイスの棒などシンプルなデザイン。
それでも立派に人形として自我を持つが、自分がゴミだと信じてすぐにゴミ箱に身を投げてしまう困った癖がある。
ボニーが初めて自分で作った友達であるため、そんなフォーキーのメンタルケアにウッディは奔走することとなる。
黄色いワンピースを着た少女型の人形。
ウッディと同じ形式のボイスボックスを持つが、元々故障していたせいで子供に遊んでもらえず、アンティークショップの少女に遊んでもらうためにウッディのボイスボックスを狙う。
■余談
主人公だけあって商品化にも恵まれているが、特に有名なものは
特撮リボルテック版だろう。
と言っても悪い意味でのもので、特に
悪巧みをしている顔がやたら下卑ていていやらしいせいで、美少女フィギュアと絡まされるネタ画像が量産された。本人が見たら卒倒ものだろう……。
追記・修正はブーツにガラガラヘビを仕込んでからお願いします。
- 割と一作目は煽りカス成分強いんだよなこいつ。ただそれあって2作目からは頼もしさが増してきて感慨深いんだ… -- 名無しさん (2026-07-10 00:46:07)
- ところで「俺のブーツにゃガラガラヘビ!」ってどういう意味なんすか -- 名無しさん (2026-07-10 08:14:49)
- 意外と今までウッディ個人の項目ってなかったんだな -- 名無しさん (2026-07-10 08:21:56)
- 1の性格がアレなのは、元々は西部劇の悪徳保安官みたいなヴィランになる予定だった名残らしい -- 名無しさん (2026-07-10 08:50:45)
- 女性フィギュアにセクハラしまくる変態ウッディがずっと脳裏に焼き付いている… -- 名無しさん (2026-07-10 09:27:20)
- "There's a snake in my boot!"は西部劇時代のアル中が幻覚を見た時の台詞(ピンクのゾウさんとか同じ感じ)で、それが転じて驚いた時のスラングになった。もしくは、あの時代では日常的にブーツにガラガラヘビが入り込むことがあり、カウボーイたちは日常的にブーツ内にいないかチェックしていた・・・というような話があって、どっちの意味かは分からないけど、要はカウボーイ人形に対して "らしい" セリフを充てたのだと思う。ただ、確か2で実際にブーツからガラガラヘビが飛び出すオモチャが登場していたから、「ウッディのラウンドアップ」内では、本当にブーツの中にガラガラヘビがいたエピソードがあったのかもしれない。 -- 名無しさん (2026-07-10 10:01:47)
- 5は作品としては、4での波紋を鎮めるような良作だったんだけど、完全にジェシー主人公でウッディが劣化いじられ扱いは残念だった。ポンチョ着て再会した瞬間の期待感はガチだったんだが。 -- 名無しさん (2026-07-10 16:51:02)
- ↑まぁ、そもそもウッディ出す予定なかったけどシリーズの顔だから出したくらいの扱いだったそうなので… -- 名無しさん (2026-07-10 19:10:09)
- 当初の声は山寺宏一さんの予定だったけど知名度ある人の方がいいから唐沢さんに。でも唐沢さんが風貌もそっくりでハマリ役すぎたし、山寺さんもその反骨心がなければ今の大物にはならなかっただろうから結果としては良かったんだろうな。 -- 名無しさん (2026-07-10 21:01:48)
- リーダーシップがある割に、頑固な性格のせいで何かと孤立しがちだったりする -- 名無しさん (2026-07-11 16:50:34)
- 4では愛されない玩具になったウッディが別の幸せを求めてどっか行っちゃったみたいな印象を受けたが、5だと恵まれない玩具の為にちゃんと奔走してるのが分かってわりと印象変わった -- 名無しさん (2026-07-14 00:00:32)
- 正直なところ作中時系列から察するにウッディはもう博物館に寄贈されるべきオモチャであり子供たちの手を離れるのは当たり前と言える。ウッディ自体元々が白黒テレビ時代の生まれで、シリーズでも高値が付くと狙われたこともあるため正直一般宅に置いておくには危険すぎる。とまあツッコミどころは多いオモチャというカウボーイである -- 名無しさん (2026-07-14 14:28:42)
- 作中世界だと白黒テレビ時代にウッディの人形ってどれ位生産されたんだろう? -- 名無しさん (2026-07-14 14:33:48)
- 少なくともアンディが生まれるよりは前からあった玩具のはずだから、たぶん親戚とかから譲り受けたものなんだろうな。世代を超えて子どもたちの間を渡り歩いてきた上に、少なくともアンディ宅はウッディの価値を知らずに普通の玩具としてアンディに与えていたわけで。そのうえで2まで大した汚損、損傷もなくやってこられたのは相当な奇跡なんじゃなかろうか。まぁアンディに渡る前に修理されてる可能性もあるが。 -- 名無しさん (2026-07-14 14:57:09)
- 名字あったんだね ↑2 確か2で1体しか作られなかったってセリフがあったような? -- 名無しさん (2026-07-14 15:01:24)
- 無印のバズが来たての時の「バズ!エイリアンだ!」「どこだ!?」「wwwwwwッブッアッハッハッ〜wwwwww」の唐沢さんの溜め笑いの演技が凄すぎる -- 名無しさん (2026-07-14 15:51:44)
- 記事を読んで改めて思ったが野生のおもちゃってなんやねん… -- 名無しさん (2026-07-16 11:46:14)
- 5のウッディは良くも悪くも「旧主人公」らしい存在感だったな。上でも触れらてるけど、ボニーのもとを去った後は外の玩具達をケアする正に保安官らしい一面が見れて良かったわ -- 名無しさん (2026-07-18 14:10:58)
- 各作品での活躍で短編とかキングダムハーツでの活躍も欲しい…… -- 名無しさん (2026-07-28 23:56:47)
最終更新:2026年07月29日 00:20