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序幕

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匿名ユーザー

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序幕

あの日、あの時



知り合わなければ良かった。

何度思ったことだろうか?

あの人はひょいと現れて俺の心の中に入ってきた

気がついたら、そこにいた。

でも・・・あの日・・・俺は・・・あの人を殺してしまった。


「はぁ!」

銀髪の少年は目の前の対象に向かって強烈な一撃を放つ!

その一撃は、命中すれば骨を完全に粉砕するであろう威力を秘めた一撃だ。

「あまい・・・」

少年の放った一撃を正面から受けずに、軽く受け流す。

「おわわ!!!」

少年は受け流され、力を変な方向に流されてバランスを崩す。

そして地面へと鼻から突っ込んだ。

「いてて・・・」

むくりと起き上がり、鼻をさする。

どうやら地面に突っ込んだときに鼻を打ったらしい。

「まだまだだな、トウヤ」

手に持った木刀で肩をとんとんと叩きながら少年を見下ろす一人の青年。

「少しは手加減してくれよ~キョウさん~」

鼻をさすりながらも悪態を突く少年。

トウヤ・シングウジ

銀髪の少年の名前。

今はまだシルバーシールドズに入隊したての新人ナイト。

のちにその筆頭となり数々の戦火を上げ、ミレナとレインの戦いの歴史に終止符をうつ戦いに参加する。

誰も知ることのない戦いに・・・

しかし、それはまた別のお話。

トウヤを見下ろすこの青年。

仲間からはキョウと呼ばれている。

その仲間ですら本当の名前は知らない。

突然、ミレナに現れてそれからはここに定住している。

居合いや抜きと呼ばれる不思議な技の使い手でその実力は確かでたまにいろいろなところの助っ人をして生計を立てている。

別段、どこの軍団に所属するわけでもなく、放浪を楽しんでいる。

「よし、もう一本行くぞ」

そういって木刀を構える、キョウ。

「おう」

トウヤも立ち上がり、木刀を構え対峙する。



この物語は、レオンとルナが出会う少し昔の物語。

語られることのなかったひとつの物語。

その物語に・・・すこしだけ耳を傾けてみてはいかがだろうか?

ひとつの悲しみの物語。

そして、始まりの物語。

私は語ろう。

今ひとたび、我々は傍観者になる。



あとがき


とりあえず序幕です。
なぜ序章ではなく序幕なのかということですが、
少し疑問に思う人もいると思います、これは語り部からみた物語だからです。
つまるところ三人称。

部外者がその物語を見て、それを語っているという設定なのですよw。
キャラクターの心情なんかは受け取りにくいですが、ミステリアスな感じが出るので作者としてはよしかなぁと思ってます。
ちなみに新キャラキョウにはモデルがいます。
○○さんです。
後は自分で考えようw
後半になればなるほどその人っぽくしていくつもりです。
序幕は全然○○さんっぽくないのであしからず


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