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「へへへ…あの玉王とかいう奴中々面白い事考えやがるぜ」

月夜のホワイトハウス前に異様な風貌の男がいた。
顔の半分を機械化したその男の名はゴステロ。
異星人によって形成されるグラドス軍に所属する軍人である。

「エイジの野郎に死んだはずのゲイルがいるじゃねぇか。こりゃあ乗るしかねぇなぁ」

ゴステロは「いじめと人殺しが大好き」と豪語する極めて残忍残虐な男である。
そんな彼にとってこの殺し合いはもってこいの戦場となるのであった。
名簿を見れば恨み重なるアルバトロ・ナル・エイジ・アスカ、アーマス・ゲイルの両名の名が載っていた。
この事はゴステロを狂喜させた。自らの手で彼らを殺せるならこれ以上の事は無い。
だが、名簿には同時に彼の上官でもあるル・カインの名も確認できた。

「閣下か…まあ、戦場に不慮の事故は付き物だ。投獄された恨みもあるからなフハハハハ」

上官をもあっさり脳内で切り捨てたゴステロは優勝を目的とすることに決めた。
そして彼はその為の武器を求めて支給されたデイパックを開くことにした。

「さてさて、どんな人殺しの道具が出てくるかな」

開かれたデイパックからは明らかに体積容量を無視した大きさの奇妙な車が飛び出してきた。
ゴステロは驚きながらも、銃や剣のような得物で無かった事には少し落胆していた。
まあ轢き殺すというのも乙なものか、等と考えながらゴステロは次のデイパックを開いた。
中から出てきたのは小型の無線機のようなものであった。

「んん?なんだぁこりゃあ」

不審に思ったゴステロは付属の説明書へと目を通す。
すると彼の顔はみるみる狂気的な喜びに満ちた顔へと変わっていった。

「ハハハハ!こいつはすげぇ!大当たりだぜぇ!」

喜びのままゴステロは車内へと飛び乗り、小型の無線機を車のアクセスロックキャッチャーへと突き刺した。



「実装!」


そしてゴステロが車外へ降りた時、彼の姿はゴステロでは無かった。
真紅の装甲服を身にまとった戦士…シンクレッダーへと変わっていた。


ここで解説しよう。
ゴステロに支給された車の名はバリアス7。特捜エクシードラフトが使うスーパーパトカーだ。
様々な機能を兼ね備えた特殊車両であるが、最大の特徴はアクセスロックSを差し込むことにより捜査用強化スーツ「バトルジャケット」を装着―即ち「実装」―を行うことが出来る事である。
そう、ゴステロに支給された第二の支給品こそ、このアクセスロックSだったのだ。
エクシードラフトは人命救助と犯人逮捕を目的とした組織である。
だが、もしもその力が人を害する為に使われるとしたなら、それはとてつもない破壊力となり得るのだ。

「さて、サル共の狩りに出かけるとするか」

今、ここに、狂気を戦闘強化服で包んだ最悪のメタルヒーローが誕生した!

【一日目/深夜/E-4 ホワイトハウス】
【ゴステロ@蒼き流星SPTレイズナー】
【状態】健康
【装備】バトルジャケット@特捜エクシードラフト
【所持品】基本支給品一式、バリアス7@特捜エクシードラフト、アクセスロックS@特捜エクシードラフト、ランダム支給品
【思考】
0:優勝する。
1:エイジ、ゲイル両名は優先的に殺す。
【備考】
※第2部からの参戦です。

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最終更新:2018年08月07日 13:19