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(冗談じゃねっての)

原田不動産の机の椅子に座り胡坐をかきながら、眼鏡をかけた男―岩崎圭介は溜息をついた。

(確かに散々ヤりまくってきたけど、何も殺し合いを強要させられるほど悪いことはしてねえだろ。殺しとレイプじゃお役が違わぁ)

圭介の表向きの顔は女子高・私立桃園学園の教師であり、生徒達にもそれなりに人気がある。
人が彼を見れば真面目で実直な青年だと思うだろう。
しかしてその実態は依頼により有料でレイプを請け負う、プロフェッショナル・レイピスト、レイプマンなのだ。
今日も今日とて依頼を済ませ、マネージャー係の原岡の元へ帰ろうとしている最中にこの場に召喚されゲームに巻き込まれたのであった。

「ま、今までのターゲットがいないだけマシかぁ。いたらどんな顔すればいいのよ」

名簿に目を通しながら圭介は呟く。
どうやらこの場に知り合いは来ていないようだ。
それを確認すると立ち上がり、ポケットの中に詰め込んだ覆面を見やった。

「今はひとまずこれは封印かな。とにかくこの場を出ることを考えよう」

この覆面こそ、彼―岩崎圭介がレイプマンとして活動する際に身に着けるものであり、彼がレイプマンである証であった。
依頼遂行後に呼び出されたため、何の因果かこの場についてきてしまったようだ。

圭介はレイプマンではあるが無差別強姦魔ではない。
依頼を請け負わずに、まさかこんな場所に来てまでレイプもないだろう、と圭介は考えていた。

「とにかくこの首輪を何とかして外せる奴を探さなくっちゃな」

そう言うと圭介はドアを開け、原田不動産を後にした。



暫く歩くと齢17ぐらいの眼鏡をかけた女子が圭介の視界に入った。
まだ向こうは自分の存在には気づいていない様子であった。
圭介は、声をかけるべきか一瞬躊躇した。
相手が殺し合いに乗っている可能性も0ではない。果たして接触するべきか?

(いや、そんな危険な子じゃないな。女なら見れば一発で分かる)

自身の審美眼を頼りに、圭介は声をかけることにした。

「そこの君、このゲームに乗ってるかい?」

圭介の声に気付いた少女はハッと振り向き、首を左右に振って否定の意思を示した。
少女の名は依媛奈緒、といった。


「それじゃあこの名簿に載ってる、春日野悠、春日野穹、天女目瑛、渚一葉の四人が君の知り合いなんだね?」
「はい。ハルちゃんと会ってたらいつの間にかこんなところに来てしまって…」

やはり目の前の少女に害は無い、ということを圭介は改めて確信した。
だが、もとより期待はしていなかったが、この少女には首輪を外せるような知識も無ければそれを行える知人もいないらしい。
とはいえこのまま見捨てて立ち去るというのも後味が悪い。

「あの…一緒にハルちゃん達を探すのを手伝ってくれませんか?」
「ん?んん、ああ、いいよ。人手は多いほうがいいからね」

圭介はひとまずはこの少女と同行する事にした。
一人でいるよりはお互い安全だろうという判断もある。
だが、短い会話で圭介は奈緒の秘密を見抜いていた。

(この娘…非処女だな)

【一日目/深夜/B-2 原田不動産前】
【岩崎圭介@THEレイプマン】
【状態】健康
【装備】なし
【所持品】基本支給品一式、ランダム支給品×3、覆面@THEレイプマン
【思考】
0:この島から脱出する。
1:首輪を解除できる知識を持った人物を探す。
2:ひとまず奈緒に同行する。
【備考】
※最終回以前からの参戦です。

【依媛奈緒@ヨスガノソラ】
【状態】健康
【装備】なし
【所持品】基本支給品一式、ランダム支給品×3
【思考】
0:この島から脱出する。
1:悠達を探す。
2:圭介に同行する。
【備考】
※アニメ版8話、悠との行為後からの参戦です。

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最終更新:2018年08月07日 13:23