アットウィキロゴ
僕の名前はバリー・アレン。史上最速の男だ。
普段は警察の科学捜査官として働き、STARラボの仲間たちと密かに悪者を退治しながら、僕みたいな力を持つ奴らを探してる。
ズームを倒したけれど、突然見知らぬ場所に連れてこられて殺し合いに巻き込まれてしまった。
守れるのは最速の僕しかいない。
僕はフラッシュだ!




「ズームが生きている…!?」

バリー・アレン―またの名をフラッシュ―は名簿を読んで驚いた。
時空の番人タイムレイスの手にかかり死んだはずの宿敵、ズームことハンター・ゾロモンの名が載っていたからである。
困惑し、思案するバリーだったが、すぐにある可能性に行き当たった。

「そうか、別の時間軸から連れてこられたのか…!」

メタヒューマンと呼ばれる異能力者…中でもズーム―ハンター・ゾロモンやフラッシュ―バリー・アレンらスピードスターと称される彼らには時間を遡る力がある。
現にズームはその力を利用して異なる時間軸の自分を呼び出すことで二人に増えた事があるし、バリー自身も別時間軸の自分の犠牲によってズームに勝利することが出来た。
この場に呼び出されたズームは、タイムレイスの手にかかる以前の時間軸から連れてこられたと考えるのが妥当だとバリーは結論付けた。

「シスコにケイトリン、それに…ハリソン・ウェルズもいるのか…」

見知った名前はゾロモンだけではない。
STARラボの仲間たちの名も名簿には載っていた。
だが、前者2人は良いとして、最後の1人が問題であった。
バリーの知る限り、ハリソン・ウェルズという名の人間は3人いる。
否、名の人間という表現は正確ではない。
何故ならただ名が同じというだけでなく、別の世界における同一存在―ドッペルゲンガー―なのだから。

2人目…嫌味な性格だが聡明な頭脳を持つアース2のハリソン・ウェルズ、通称"ハリー"ならばおそらく問題は無い。
人格に問題はあるものの、娘に危機が及ばない以上、この場の状況を打開する心強い味方になってくれるであろう。
3人目…知識は持ち合わせてはいないが、陽気なムードーメーカーであるアース19のハリソン・ウェルズ、通称"HR"でも問題は無い。
正直なところ事態解決にあまり役に立つとは思えないが、殺し合いに乗るような事は無いであろう。

だが、1人目…バリーが存在するアース1のハリソン・ウェルズであったならば問題だ。
いや、正しくはハリソン・ウェルズではない。
"イオバード・ソーン"…136年後からやって来て、ウェルズに成り代わった未来人がその正体だ。
バリーの母の仇であり、バリー同様スピードスターのその男は、未来のフラッシュの宿敵である。
過去に遡って母を殺すことでバリーにトラウマを与え、フラッシュ誕生を阻止しようとした彼は未来に帰れなくなった。
帰るためには皮肉にもフラッシュのスピードが必要であり、粒子加速器事故を引き起こすことで自らの手でバリーをフラッシュにした。
そして未来に帰る為にウェルズの名と姿を騙り、バリーやSTARラボの仲間たちやセントラル・シティの住人達を騙し、利用し、時には殺して暗躍してきた危険人物なのである。
最期は彼の祖先にあたるエディ・ソーンの自殺により消滅した筈であったが、彼もまたゾロモン同様に、エディが死ぬ以前の時間軸から連れてこられたのならばここに存在する事は可能だ。

イオバードの手にかかり姿と名を奪われ殺された、アース1の真のハリソン・ウェルズである可能性も残っている。
だが、バリーの知人らが選ばれ集められている事から推察して、ハリーと面識の無い彼が連れてこられた可能性は低いと考えられた。
いずれにしてもハンター・ゾロモン同様に、ハリソン・ウェルズという名はバリーにとって警戒せざるを得ないものであったのだ。

「なんにしても、まずはシスコやケイトリンと合流しないと」

バリー…いや、セントラル・シティのヒーロー、フラッシュは当然殺し合いに乗るつもりは無かった。
必ず主催者を捕まえて元いた世界へと戻るつもりであった。
それに、バリーには生きて帰らねばならない理由がある。
バリーの愛した女性、アイリス・ウェストが新たなる敵―サビターによって殺される未来を視てしまったからである。
なんとしてでもその未来だけは変えなければならなかった。
その為にもこんなところで死ぬわけにはいかない。
偶然にも自らに支給されていたフラッシュのスーツを身に纏い、持ち前のスピードでバリーは駆けだした。

(アイリス、僕は絶対君を救って見せる…!)








この時の彼はまだ、皮肉にもこの場で朽ち果てる事こそがアイリス・ウェストを救う事になるなど知る由もなかった。





(こんなところに製菓店…?)

会場内を超スピードで駆けていたフラッシュは「聖輦船直営 菓子工房」と書かれた看板を目にして立ち止まった。

(誰かいる!)

人の気配に気付いたフラッシュは、警戒しながら入り口に手をかけた。

「はい、いらっしゃい」

中には鼠のような耳を頭から生やした少女が、店番でもしているかのように立っていた。

「はじめましてNYNと申します」

【一日目/深夜/A-5 お菓子作りの材料屋さん】
【バリー・アレン@THE FLASH/フラッシュ】
【状態】健康
【装備】フラッシュのスーツ@THE FLASH/フラッシュ
【所持品】基本支給品一式、ランダム支給品×2
【思考】
0:主催者を捕まえて元の世界に帰る。
1:シスコ、ケイトリンと合流する。
2:ハリソン・ウェルズ、ハンター・ゾロモンを警戒。
3:この子は一体…?
【備考】
※シーズン3、サビターによるアイリス殺害目撃後からサビター正体発覚までの間からの参戦です。
※制限により時間逆行は出来なくなっています。

【NYN姉貴@霊夢と魔理沙のチョコレート☆ハート】
【状態】健康
【装備】なし
【所持品】基本支給品一式、ランダム支給品×3
【思考】
0:働きたくないよ
1:こわいですねーこわいですよ

サイコネード 時系列順で読む Next:Rの女
サイコネード 投下順で読む Next:Rの女
GAME START バリー・アレン Next:[[]]
GAME START NYN姉貴 Next:[[]]

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2018年08月09日 18:13