地図ではH-1、特にこれといった特徴は無い平地に砲岩は転送されてきた。
「は―――」
何かを言おうとした瞬間、砲岩の足元が光った。
そしてあっと思う間もなく大爆発が起こった。
砲岩は死んだ。
何が起こったのか理解するだけの時間すら与えられずに死んだ。
果たしてこれは如何様な事が起こったのか?
説明しよう。彼の転送された先には運悪く地雷が埋まっていたのである。
転送された瞬間、当然ながら砲岩は地雷を踏む。
踏んだ瞬間爆発するタイプだったそれは、一切の慈悲なく砲岩の命を奪っていった。
悲劇である。
とにもかくにも砲岩は死んだ。
そんな彼の姿を読者諸君はどうお思いだろうか。
滑稽だ、無様だと笑うだろうか。
だが待って欲しい。砲岩が地雷を踏まなければいずれ別の誰かが踏んでいたのかもしれない。
彼は自らを犠牲にする事で別の犠牲者が出るのを阻止したのである。
決して無駄な死などではないのだ。
憎むべきはこのような殺し合いを開き、あまつさえ砲岩を地雷の上に送った主催者である。
砲岩を笑ってはならない。
この世に無意味な死など、あってはならないのだ。
【一日目/深夜/H-1 平野】
【流星拳砲岩@闘将!!拉麺男 死亡確認】
最終更新:2018年09月08日 20:46