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三つの不幸、一つの見落とし - (2007/11/07 (水) 18:00:15) の最新版との変更点
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**三つの不幸、一つの見落とし ◆4JreXf579k
黒が西に追いやられ、東から昇った赤と黄色の混じった色が空の色を変えていく。
長かった夜は終わりは告げ、万物が活動を始める朝がやってきた。
それはもちろんこの森の中でも例外ではなく、朝露にぬれた木々の葉が瑞々しさを感じさせ、木漏れ日から差す光が太陽が昇ってきたことを実感させる。
その森の中に一組の男女がいた。
本来、朝とは夜行性の生物でもない限り祝福されるもの。
生きとし生けるものは朝が来るからこそ己の生を実感でき、朝が来るからこそ一日が始まるのである。
しかし、この森の中にいる男女は朝が来たことを祝福しようという顔つきではなく、むしろ朝が来てしまったことを後悔しているような雰囲気だ。
それもそのはず、二人はつい数分前の放送を聞き、大切な友人の死を知ったからである。
「圭一、ついに貴方まで……」
大切な友人の死を力なく呟く少女は古手梨花。
この島に来る前からの友人、その最後の一人がとうとう死んでしまったのだ。
結局、彼女はこの島で知人に会うことは叶わなかった。
行方が知れたのは数多の世界と同じく雛見沢症候群を発症させたという竜宮レナのみ。
しかもそのレナでさえ、どうやって死んだかも知らないままに第一回放送後あっさりとその名前が呼ばれてしまった。
園崎詩音、大石蔵人、赤坂衛は手がかかりさえ掴めないまま死んだ。
だからこそ、だからこそなのだ。
ようやく知ることができた前原圭一の手がかりを梨花は捨ててしまった。
行こうと思えば、会おうと思えば会えたかもしれないのに。
自分からその可能性を捨ててしまったという事実が強く梨花を打ちのめしていた。
知らなければよかった、朝が来なければよかったとすら思ってしまうほどに、今の梨花はその精神を疲弊させていた。
「どうして、いつも私は間違ってばかりなの……」
涙を堪えた表情で呟く。
何度も友人が正気を失い狂っていく姿を目にした。
何度も友人の無残な死体を見た。
何度も無力な自分が殺されていった。
幾千の死と幾万の夜を越えて、彼女はそれでも諦めずに全てが上手くいく可能性を模索した。
それは広大な砂漠の中で髪の毛一本を探し当てるのに等しき行為。
何度も内なる心が己が行動の無意味さを説いてくる。
諦めてしまえばいっそどれだけ楽になるか、何度も冷たい霧のような忠告を甘んじて受け入れそうになった。
けれど古手梨花は諦めない。
救いを求めるある種の宗教の信者のように、愚かな行為だと知りつつも一縷の望みを捨てきれずに足掻き、もがいた。
精神だけはぬくぬくと育ちながらも、肉体がそれについていかないことに歯がゆい思いをしたのは一度や二度じゃない。
自身の身体能力の圧倒的な低さ故に不覚を取ったことも何度もある。
それでも古手梨花は頑張って、頑張って、頑張り抜いた。
けれど、現実はいつだって非情で梨花の期待と頑張りを裏切り、あざ笑うかのようにいつも最悪の方向に事態が転がっていく。
「梨花ちゃん……」
呟く北川潤の表情は梨花ほど悲痛なものではない。
同じく知人、水瀬名雪の名前が読み上げられはしたが、そこまでショックはなかった。
相沢祐一のときでさえ悲しい気持ちはあったものの泣くことはしなかったのだ。
祐一の方が付き合いも深かった。
だからだろうか、相沢祐一が死んだときほどのショックを感じなかった。
手がかり一つ杳として知れないまま死んでいった水瀬名雪に対する感想にしてはあまりにも無味乾燥。
あまりにも冷静で薄情すぎる反応。
それを自覚しつつも北川がそのことを嘆かなかった目の前にいる古手梨花のためである。
確かに水瀬名雪が死んだのは北川にとっても悲しむべき事実だが、目の前で悲しんでいる人物を放っておいて一人泣いているわけにはいかないのだ。
精神の方はどうあれ、北川の方が肉体的に優れた存在。
そして今梨花を精神的にも肉体的にも守れるのは北川潤ただ一人なのだから。
「梨花ちゃん、つらいのは分かってる。 けど俺たちに悲しんでいる暇はないんだ」
「ええ……分かってる。 分かってるわ、自分で言ったことだもの。 全部が終わってから泣くって……」
目をゴシゴシと拭いて、それでも溢れそうになる涙が止まらなくて何度も涙を拭う。
ようやく涙も止まってきたところで首をブンブンと左右に振って気分を一新。
次の瞬間には梨花はいつもの表情に戻った。
しかし、心の中ではそうもいかない。
(さっきまで泣きそうだったのにもう立ち直ってる。 本当に薄情ね……私)
今まで人の死に触れすぎて、悲しむ気持ちが鈍っていることを梨花はこの島に来る前から自覚していた。
誰かが死んでも悲しむ心が消えかけており、死を死という単なる情報としか認識できていない。
良く言えば前向き、悪く言えば薄情。
あまりにも切り替えが早くできた自分に梨花は一瞬自己嫌悪に陥ったのだが、北川には伝わることはなかった。
「そっか……じゃあ時間だしパソコンの新機能でも確認するか」
あえて明るい声で北川は言った。
北川とて梨花のほんの一瞬の自己嫌悪こそ読み取れなかったものの、梨花が完全に立ち直ったわけではないことぐらい分かっている。
それでも今ここで梨花を気遣っては梨花の決意を台無しにする行為なのだ。
だから、できるだけ明るく振舞うように努めてパソコンを立ち上げる作業に移った。
◇ ◇ ◇ ◇
このメッセージをよんでいるという事は、君はまだ生きているのだな。
素晴らしい、実に素晴らしい! もっと楽しませてくれ!
そんな君に、またまたまたまた、僕からのささやかなプレゼントだ。受け取りたまえ。
今回の追加機能もとても素晴らしいものだ。
と言えたらいいのだが、生憎今回のプレゼントは少々地味だと言わざるを得ない。
今までの追加機能に比べて役立たず、と言っても過言ではないと思う。
けれど僕は君が今回の追加機能を喜んでくれるということを確信している。
ああ、少々もったいぶってしまったが、今回のプレゼントの発表だ。
ズバリ、それは「殺害者ランキング」だ。
このゲームが始まってもう30時間が経過した。
参加者の数も大分減ってきたと思う。
そこで君は一度はこう思ったことがあるだろう。
「誰」が「誰」を殺したのか。
「誰」が「何人」殺したのか。
今回追加される「殺害者ランキング」はそんな君の疑問に答えてくれる素晴らしい機能さ。
しかもこのランキングはリアルタイムで更新される。
つまり君は次の放送を聞くまでもなく誰が死んだかも事前に知ることができるんだ。
この機能を使えば、例えば君の大切な人を殺した仇だってすぐさま分かる。
前回追加された現在地検索機能も併用して使えば……賢明な君ならこの先は言わなくても分かるだろう。
もう分かってくれたかな?
今までの追加機能が君を支援するものであるのなら、今回は君の好奇心や疑問に答えるものなのだ。
ああ、心配しなくてもまだまだ君を助ける機能は残されているよ。
今回のような機能の方がそれこそ珍しいものだしね。
もっとも、次回の放送時はどっちになるかは君の想像にお任せするとしよう。
それでは頑張ってくれたまえ。
また次の放送で会おう。
差出人:「&@;」。#
◇ ◇ ◇ ◇
二人はメッセージを閉じてから現れたファイルをすかさず開いた。
メッセージに書いてあったことは図星で、二人とも気になっていたことだからだ。
二人は座り込んで、狭いノートパソコンの画面を食い入るように注視していた。
「うおっ、すげーなこの国崎往人ってやつ。 五人も殺してるぞ」
「佐藤良美は三人殺してるわね……純一たちから聞いた情報もパソコンに録音されていた危険人物だっていう音声とも一致するわ」
ワイワイ言いながらひとしきりランキングを眺めていた二人だが、一段落してあらためてこの新しい情報の分析を行うことにした。
数分に及ぶ吟味の結果、議論の中心に挙げられたのが三人。
千影、倉成武、高嶺悠人である。
「まず一人殺した人間についての評価は保留だろうな。 自衛のためとか色々止むを得ない理由で殺してしまった人もいるだろうし」
「三人以上殺した人物は問答無用で警戒するとして……二人殺した悠人と倉成武と千影……この三人は別の意味で要注意ね」
一人殺した人間については北川も言ったとおり警戒するかどうかは、とりあえず接触してみてからにすることにした。
北川が口にした自衛のために殺した人間、そして北川が口にこそしなかったものの自身のように疑心暗鬼に囚われて殺してしまった者。
可能性としては様々なものが考えられる。
実際にそういった人物に会う段階になっても、レーダーとノートパソコンの機能を使えば接触するかどうかの権利は北川と梨花に優先的に与えられる。
しかし、二人殺した人間……これは非常に判断が難しい存在といえる。
殺し合いに積極的に参加している人間か、自衛のために殺したかの判別がつけ辛いからだ。
「倉成武ってつぐみが探してた人だよな?」
「そうよ」
前原圭一を殺した人物、倉成武。
小町つぐみから聞いた程度にしか知らない二人はこの人物に何の疑いもなく殺人者だと断定した。
小町つぐみは決して殺し合いに乗る人物ではないと言っていたが、それはあくまで常識の範囲内の理論で、この島は常識の範囲外に位置するのだ。
この島ではありえないこと――例えば信じていた人物が殺し合いを積極的に行っていた――などいくらあっても不思議ではない。
しかしここで不幸なことが一つ。
殺されたのが古手梨花の知り合いの前原圭一ではなく第三者、北川にも梨花にも関係ない人物ならもう少し冷静に判断できたかもしれない。
そうでなくとも竜宮レナと同じように、前原圭一も雛見沢症候群を発症し倉成武に襲い掛かった。
そして倉成武は自衛のために止むを得ずに殺した。
真実は違うものの、もう少し今の梨花と北川が冷静であったならそういう考えも浮かんだかもしれない。
倉成武は真っ黒という評価を即座に下さずに、グレー程度に留めておくこともできたかもしれない。
しかし表面こそ冷静に振舞っているものの、今の梨花は心の中では圭一の死により著しく取り乱していることに気がついていなかった。
無理やり押し隠した悲しみの心が梨花の目を曇らせたのだ。
そして梨花に聞かされた程度の知識しかない北川がここで「前原圭一が雛見沢症候群にかかった」と言い出す可能性も限りなく低い。
結局彼等は疑うことなく黒と決め付けた。
これが一つ目の不幸。
「つぐみには悪いけど彼はそういう人物だった、こう考えるべきね」
「そしてそのつぐみも悠人ってやつに殺された」
当初、二人がこの画面を眺めているときはそんな考えは思いもよらなかったであろう。
しかし、二人がこのランキングを見ていたとき、突如ファイルが更新されたのである。
月宮あゆが殺害ランキング二位に、そして高嶺悠人が小町つぐみを殺したという事実が発覚したのだ。
今回、パソコンのメッセージに書いてあったリアルタイムで更新されるという言葉を早速実感させられた形になる。
高嶺悠人と一緒に行動していたつぐみがその高嶺悠人に殺された。
そして高嶺悠人の知り合いであるという千影もすでに二人殺している。
そしてそれだけの情報しか与えられてない二人がそこから導き出せる結論は悲しいことに一つしかない。
「高嶺悠人も、その知り合いだって言ってた千影も殺し合いを積極的にやっている、そういうことか」
「まだ確証は得られないけど、可能性は高いと思う」
これが二つ目の不幸。
前回の鷹野の言葉も、今回の殺害者ランキングも嘘偽りは一切入ってない。
しかし、人間とは情報一つでこんなにも愚かしく振り回される。
パソコンから送られる情報は全て真実であり、事実今まで微粒電磁波も現在地表示機能も説明されたとおりの機能を果たしてきた。
そして今の二人の状態こそ、かつて北川潤が伊吹風子に対して疑心を抱いたときと同じ状態。
パソコンの情報は全て真実。
そのことに固執するあまり、そこから先の推理や想像が適当なものになってしまってることに二人は気がついてなかった。
誤りが人を歪めるのではなく、真実が人を歪ませる原因になるとはなんとも皮肉なものである。
「行こう、梨花ちゃん。 純一たちが危ないことになる可能性がある」
「ええ」
「廃坑の隠し入り口は見つけ切れなかったし、俺たちのやってきたことは無駄だったのか……」
「裏門がないなら正門から行くって手もあるわ。 気を落とすのはまだ早いわよ」
「どっちにしても今は純一たちのほうを優先ってわけか……」
「そう。 隠し入り口を探すのはまた後でよ」
立ち上がり朝倉純一たちを探すべく行動を開始した二人。
レーダーを見て誰も周囲に誰もいないことを確認して北川は純一たちのいると思われる病院へ歩き出した。
ここで不幸かどうか分からないが彼等が見落としたことをもう一つ。
彼等は複数の人間を殺害した人物にばかり注意していて、とある人物が殺害した人物のことをすっかり見落としていた。
それは坂上智代の殺した人間、相沢祐一。
北川潤はすでに坂上智代が如何なる経緯で畜生道に堕ちたかを知っている。
そして北川は心の底から土永さんを赦すことができず、半ば逃げるように廃坑探索の役を買って出た。
殺した本人である坂上智代も祐一をけしかけた土永さん本人でさえも「相沢祐一」の名前を知らない。
本来なら誰にも知られることなく闇に埋もれるはずだった事実を知る機会を、北川潤は図らずも手に入れたのだ。
この見落としは今後どうなるか分からない。
もしかしたら永遠に知られることなく闇に埋もれるかもしれない。
けれどもし知ってしまったら、その先にどんな結末が待っているか……その先は北川本人しか知りえない。
そして最後に……三つ目の純然たる不幸。
北川が最後にレーダーを確認して数秒後、レーダーの表示が映らなくなったことである。
持ち主を変えつつ30時間もの間、常時使用されていた探知機の電池はとうとう寿命を迎えたのだ。
北川たちがそのことに気がつくのは今から五分後のこと。
しかし、レーダーに使用されている単二電池の予備は北川も梨花も持っていない。
首輪探知レーダーとノートパソコンの二つの機能の利益を今まで最大限に得ていたが、そのうちの片方を失ってしまったのだ。
今まで支給品の恩恵を十二分に受けていた彼等は、これから不安と勘違いとすれ違いを抱えたまま歩き出すことになるのである。
【C-6 マップ左下/2日目 朝】
【北花】
1:とりあえず朝倉純一の元へ行く
2:仲間を集めたい
3:廃坑の隠し入り口が見つからなかった場合、西口か南口から入ってみる
【備考】
※電線が張られていない事に気付きました。
※『廃坑』にまだ入り口があるのではないかと考えていますが、探しても見つからないので間違いの可能性も浮かんできています
※禁止エリアは、何かをカモフラージュする為と考えています。
※盗聴されている事に気付きました
※雛見沢症候群、鷹野と東京についての知識を得ました。
※鷹野を操る黒幕がいると推測しています
※自分達が別々の世界から連れて来られた事に気付きました
※塔の存在を知りました
※月宮あゆ、佐藤良美をマーダーと断定、警戒
※高嶺悠人、千影、倉成武をマーダーとして警戒(断定はしていない)
※当面は病院を目的地にしていますが変えてもいいです。
レーダーが使えなくなったので現在地検索機能を使って探す方法も考えています
【北川潤@Kanon】
【装備】:コルトパイソン(.357マグナム弾2/6)、首輪探知レーダー(現在使用不能)、車の鍵
【所持品】:支給品一式×2(地図は風子のバックの中)、チンゲラーメン(約3日分)、ゲルルンジュース(スチール缶入り750ml×3本)
ノートパソコン、 ハリセン、バッテリー×8、電動式チェーンソー×7、出刃包丁、
草刈り鎌、食料品、ドライバーやペンチなどの工具、他百貨店で見つけたもの
【状態:健康 疲労、左腕に銃創(応急処置済み、梨花の赤いハチマキを包帯代わりにしています)】
【思考・行動】
基本:殺し合いには乗らず、脱出に向けての方法を模索
1:梨花を守りながら信用できる仲間を集めこの島を脱出する
2:時間は有効に使いたい
【備考】
※チンゲラーメンを1個消費しました。
※梨花、純一、きぬをかなり信用しています。土永さんに関しては信用と言うより純一と一緒ならほっといても大丈夫だろうという感情のほうが大きいです
※チェーンソのバッテリーは、エンジンをかけっ放しで2時間は持ちます。
※首輪探知レーダーが首輪を探知する。と言う事実には気付いておらず、未だ人間なのか首輪なのかで悩んでいます。
※「微粒電磁波」は、3時間に一回で効果は3分です。一度使用すると自動的に充電タイマー発動します。
また、6時間使用しなかったからと言って、2回連続で使えるわけではありません。それと死人にも使用できます。
※支給品リストは支給品の名前と組み合わせが記されています。
※留守番メッセージを聞く事ができます。
たまに鷹野のメッセージが増える事もあります。
風子に関しての情報はどこまで本当かは次の書き手様しだいです。
※「現在地検索機能」は検索した時点での対象の現在地が交点で表示されます。
放送ごとに参加者と支給品を一度ずつ検索出来ます。
次の放送まで参加者の検索は不可になりました。
なお、参加者の検索は首輪を対象にするため、音夢は検索不可、エスペリアと貴子は持ち主が表示されます。
※「殺害者ランキング」基本的にまとめwikiに収録されている死亡者リストを想像してくれればいいです
さすがに各キャラのスタンス(ステルスマーダーなど)は書いてないと思いますが。
※レーダーには単二電池が使用されており現在使ってる電池はもう使えません
電池が何本必要かなどは後続の書き手に任せます。
【古手梨花@ひぐらしのなく頃に祭】
【装備:催涙スプレー@ひぐらしのなく頃に 祭 暗号文が書いてあるメモの写し
ヒムカミの指輪(残り1回)@うたわれるもの 散りゆく者への子守唄 】
【所持品:風子の支給品一式(大きいヒトデの人形 猫耳&シッポ@ひぐらしのなく頃に祭、風子特製人生ゲーム(元北川の地図) 百貨店で見つけたもの)】
【状態:頭にこぶ二つ 軽い疲労、精神的疲労小】
【思考・行動】
基本:潤を守る。そのために出来る事をする。
1:潤と肩を並べたい
2:他の参加者から首輪を手に入れる
3:死にたくない(優勝以外の生き残る方法を探す)
【備考】
※皆殺し編終了直後の転生。鷹野に殺されたという記憶はありません。(詳細はギャルゲ・ロワイアル感想雑談スレ2>>609参照)
※梨花、純一、きぬをかなり信用しています。土永さんに関しては信用と言うより純一と一緒ならほっといても大丈夫だろうという感情のほうが大きいです
※ヒムカミの指輪について
ヒムカミの力が宿った指輪。近距離の敵単体に炎を放てる。
※梨花の服は風子の血で染まっています
【補足】
※北川たちの通ったルートでは通行が困難だったため、車はB-5の真ん中のあたりに放置しています。
戦闘で車の助手席側窓ガラスは割れ、右側面及び天井が酷く傷ついており、
さらに林間の無茶な運転で一見動くようには見えませんが、走行には影響ありません。
ガソリンは残り半分ほどで、車の鍵は北川が所持したままです。
|187:[[偽れぬ真実 ]]|投下順に読む|189:[[求めのアセリア/Lost Days(前編)]]|
|187:[[偽れぬ真実 ]]|時系列順に読む|189:[[求めのアセリア/Lost Days(前編)]]|
|180:[[Justice to Believe]]|北川潤|191:[[世界で一番長く短い3分間]]|
|180:[[Justice to Believe]]|古手梨花|191:[[世界で一番長く短い3分間]]|
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**三つの不幸、一つの見落とし ◆4JreXf579k
黒が西に追いやられ、東から昇った赤と黄色の混じった色が空の色を変えていく。
長かった夜は終わりは告げ、万物が活動を始める朝がやってきた。
それはもちろんこの森の中でも例外ではなく、朝露にぬれた木々の葉が瑞々しさを感じさせ、木漏れ日から差す光が太陽が昇ってきたことを実感させる。
その森の中に一組の男女がいた。
本来、朝とは夜行性の生物でもない限り祝福されるもの。
生きとし生けるものは朝が来るからこそ己の生を実感でき、朝が来るからこそ一日が始まるのである。
しかし、この森の中にいる男女は朝が来たことを祝福しようという顔つきではなく、むしろ朝が来てしまったことを後悔しているような雰囲気だ。
それもそのはず、二人はつい数分前の放送を聞き、大切な友人の死を知ったからである。
「圭一、ついに貴方まで……」
大切な友人の死を力なく呟く少女は古手梨花。
この島に来る前からの友人、その最後の一人がとうとう死んでしまったのだ。
結局、彼女はこの島で知人に会うことは叶わなかった。
行方が知れたのは数多の世界と同じく雛見沢症候群を発症させたという竜宮レナのみ。
しかもそのレナでさえ、どうやって死んだかも知らないままに第一回放送後あっさりとその名前が呼ばれてしまった。
園崎詩音、大石蔵人、赤坂衛は手がかかりさえ掴めないまま死んだ。
だからこそ、だからこそなのだ。
ようやく知ることができた前原圭一の手がかりを梨花は捨ててしまった。
行こうと思えば、会おうと思えば会えたかもしれないのに。
自分からその可能性を捨ててしまったという事実が強く梨花を打ちのめしていた。
知らなければよかった、朝が来なければよかったとすら思ってしまうほどに、今の梨花はその精神を疲弊させていた。
「どうして、いつも私は間違ってばかりなの……」
涙を堪えた表情で呟く。
何度も友人が正気を失い狂っていく姿を目にした。
何度も友人の無残な死体を見た。
何度も無力な自分が殺されていった。
幾千の死と幾万の夜を越えて、彼女はそれでも諦めずに全てが上手くいく可能性を模索した。
それは広大な砂漠の中で髪の毛一本を探し当てるのに等しき行為。
何度も内なる心が己が行動の無意味さを説いてくる。
諦めてしまえばいっそどれだけ楽になるか、何度も冷たい霧のような忠告を甘んじて受け入れそうになった。
けれど古手梨花は諦めない。
救いを求めるある種の宗教の信者のように、愚かな行為だと知りつつも一縷の望みを捨てきれずに足掻き、もがいた。
精神だけはぬくぬくと育ちながらも、肉体がそれについていかないことに歯がゆい思いをしたのは一度や二度じゃない。
自身の身体能力の圧倒的な低さ故に不覚を取ったことも何度もある。
それでも古手梨花は頑張って、頑張って、頑張り抜いた。
けれど、現実はいつだって非情で梨花の期待と頑張りを裏切り、あざ笑うかのようにいつも最悪の方向に事態が転がっていく。
「梨花ちゃん……」
呟く北川潤の表情は梨花ほど悲痛なものではない。
同じく知人、水瀬名雪の名前が読み上げられはしたが、そこまでショックはなかった。
相沢祐一のときでさえ悲しい気持ちはあったものの泣くことはしなかったのだ。
祐一の方が付き合いも深かった。
だからだろうか、相沢祐一が死んだときほどのショックを感じなかった。
手がかり一つ杳として知れないまま死んでいった水瀬名雪に対する感想にしてはあまりにも無味乾燥。
あまりにも冷静で薄情すぎる反応。
それを自覚しつつも北川がそのことを嘆かなかった目の前にいる古手梨花のためである。
確かに水瀬名雪が死んだのは北川にとっても悲しむべき事実だが、目の前で悲しんでいる人物を放っておいて一人泣いているわけにはいかないのだ。
精神の方はどうあれ、北川の方が肉体的に優れた存在。
そして今梨花を精神的にも肉体的にも守れるのは北川潤ただ一人なのだから。
「梨花ちゃん、つらいのは分かってる。 けど俺たちに悲しんでいる暇はないんだ」
「ええ……分かってる。 分かってるわ、自分で言ったことだもの。 全部が終わってから泣くって……」
目をゴシゴシと拭いて、それでも溢れそうになる涙が止まらなくて何度も涙を拭う。
ようやく涙も止まってきたところで首をブンブンと左右に振って気分を一新。
次の瞬間には梨花はいつもの表情に戻った。
しかし、心の中ではそうもいかない。
(さっきまで泣きそうだったのにもう立ち直ってる。 本当に薄情ね……私)
今まで人の死に触れすぎて、悲しむ気持ちが鈍っていることを梨花はこの島に来る前から自覚していた。
誰かが死んでも悲しむ心が消えかけており、死を死という単なる情報としか認識できていない。
良く言えば前向き、悪く言えば薄情。
あまりにも切り替えが早くできた自分に梨花は一瞬自己嫌悪に陥ったのだが、北川には伝わることはなかった。
「そっか……じゃあ時間だしパソコンの新機能でも確認するか」
あえて明るい声で北川は言った。
北川とて梨花のほんの一瞬の自己嫌悪こそ読み取れなかったものの、梨花が完全に立ち直ったわけではないことぐらい分かっている。
それでも今ここで梨花を気遣っては梨花の決意を台無しにする行為なのだ。
だから、できるだけ明るく振舞うように努めてパソコンを立ち上げる作業に移った。
◇ ◇ ◇ ◇
このメッセージをよんでいるという事は、君はまだ生きているのだな。
素晴らしい、実に素晴らしい! もっと楽しませてくれ!
そんな君に、またまたまたまた、僕からのささやかなプレゼントだ。受け取りたまえ。
今回の追加機能もとても素晴らしいものだ。
と言えたらいいのだが、生憎今回のプレゼントは少々地味だと言わざるを得ない。
今までの追加機能に比べて役立たず、と言っても過言ではないと思う。
けれど僕は君が今回の追加機能を喜んでくれるということを確信している。
ああ、少々もったいぶってしまったが、今回のプレゼントの発表だ。
ズバリ、それは「殺害者ランキング」だ。
このゲームが始まってもう30時間が経過した。
参加者の数も大分減ってきたと思う。
そこで君は一度はこう思ったことがあるだろう。
「誰」が「誰」を殺したのか。
「誰」が「何人」殺したのか。
今回追加される「殺害者ランキング」はそんな君の疑問に答えてくれる素晴らしい機能さ。
しかもこのランキングはリアルタイムで更新される。
つまり君は次の放送を聞くまでもなく誰が死んだかも事前に知ることができるんだ。
この機能を使えば、例えば君の大切な人を殺した仇だってすぐさま分かる。
前回追加された現在地検索機能も併用して使えば……賢明な君ならこの先は言わなくても分かるだろう。
もう分かってくれたかな?
今までの追加機能が君を支援するものであるのなら、今回は君の好奇心や疑問に答えるものなのだ。
ああ、心配しなくてもまだまだ君を助ける機能は残されているよ。
今回のような機能の方がそれこそ珍しいものだしね。
もっとも、次回の放送時はどっちになるかは君の想像にお任せするとしよう。
それでは頑張ってくれたまえ。
また次の放送で会おう。
差出人:「&@;」。#
◇ ◇ ◇ ◇
二人はメッセージを閉じてから現れたファイルをすかさず開いた。
メッセージに書いてあったことは図星で、二人とも気になっていたことだからだ。
二人は座り込んで、狭いノートパソコンの画面を食い入るように注視していた。
「うおっ、すげーなこの国崎往人ってやつ。 五人も殺してるぞ」
「佐藤良美は三人殺してるわね……純一たちから聞いた情報もパソコンに録音されていた危険人物だっていう音声とも一致するわ」
ワイワイ言いながらひとしきりランキングを眺めていた二人だが、一段落してあらためてこの新しい情報の分析を行うことにした。
数分に及ぶ吟味の結果、議論の中心に挙げられたのが三人。
千影、倉成武、高嶺悠人である。
「まず一人殺した人間についての評価は保留だろうな。 自衛のためとか色々止むを得ない理由で殺してしまった人もいるだろうし」
「三人以上殺した人物は問答無用で警戒するとして……二人殺した悠人と倉成武と千影……この三人は別の意味で要注意ね」
一人殺した人間については北川も言ったとおり警戒するかどうかは、とりあえず接触してみてからにすることにした。
北川が口にした自衛のために殺した人間、そして北川が口にこそしなかったものの自身のように疑心暗鬼に囚われて殺してしまった者。
可能性としては様々なものが考えられる。
実際にそういった人物に会う段階になっても、レーダーとノートパソコンの機能を使えば接触するかどうかの権利は北川と梨花に優先的に与えられる。
しかし、二人殺した人間……これは非常に判断が難しい存在といえる。
殺し合いに積極的に参加している人間か、自衛のために殺したかの判別がつけ辛いからだ。
「倉成武ってつぐみが探してた人だよな?」
「そうよ」
前原圭一を殺した人物、倉成武。
小町つぐみから聞いた程度にしか知らない二人はこの人物に何の疑いもなく殺人者だと断定した。
小町つぐみは決して殺し合いに乗る人物ではないと言っていたが、それはあくまで常識の範囲内の理論で、この島は常識の範囲外に位置するのだ。
この島ではありえないこと――例えば信じていた人物が殺し合いを積極的に行っていた――などいくらあっても不思議ではない。
しかしここで不幸なことが一つ。
殺されたのが古手梨花の知り合いの前原圭一ではなく第三者、北川にも梨花にも関係ない人物ならもう少し冷静に判断できたかもしれない。
そうでなくとも竜宮レナと同じように、前原圭一も雛見沢症候群を発症し倉成武に襲い掛かった。
そして倉成武は自衛のために止むを得ずに殺した。
真実は違うものの、もう少し今の梨花と北川が冷静であったならそういう考えも浮かんだかもしれない。
倉成武は真っ黒という評価を即座に下さずに、グレー程度に留めておくこともできたかもしれない。
しかし表面こそ冷静に振舞っているものの、今の梨花は心の中では圭一の死により著しく取り乱していることに気がついていなかった。
無理やり押し隠した悲しみの心が梨花の目を曇らせたのだ。
そして梨花に聞かされた程度の知識しかない北川がここで「前原圭一が雛見沢症候群にかかった」と言い出す可能性も限りなく低い。
結局彼等は疑うことなく黒と決め付けた。
これが一つ目の不幸。
「つぐみには悪いけど彼はそういう人物だった、こう考えるべきね」
「そしてそのつぐみも悠人ってやつに殺された」
当初、二人がこの画面を眺めているときはそんな考えは思いもよらなかったであろう。
しかし、二人がこのランキングを見ていたとき、突如ファイルが更新されたのである。
月宮あゆが殺害ランキング二位に、そして高嶺悠人が小町つぐみを殺したという事実が発覚したのだ。
今回、パソコンのメッセージに書いてあったリアルタイムで更新されるという言葉を早速実感させられた形になる。
高嶺悠人と一緒に行動していたつぐみがその高嶺悠人に殺された。
そして高嶺悠人の知り合いであるという千影もすでに二人殺している。
そしてそれだけの情報しか与えられてない二人がそこから導き出せる結論は悲しいことに一つしかない。
「高嶺悠人も、その知り合いだって言ってた千影も殺し合いを積極的にやっている、そういうことか」
「まだ確証は得られないけど、可能性は高いと思う」
これが二つ目の不幸。
前回の鷹野の言葉も、今回の殺害者ランキングも嘘偽りは一切入ってない。
しかし、人間とは情報一つでこんなにも愚かしく振り回される。
パソコンから送られる情報は全て真実であり、事実今まで微粒電磁波も現在地表示機能も説明されたとおりの機能を果たしてきた。
そして今の二人の状態こそ、かつて北川潤が伊吹風子に対して疑心を抱いたときと同じ状態。
パソコンの情報は全て真実。
そのことに固執するあまり、そこから先の推理や想像が適当なものになってしまってることに二人は気がついてなかった。
誤りが人を歪めるのではなく、真実が人を歪ませる原因になるとはなんとも皮肉なものである。
「行こう、梨花ちゃん。 純一たちが危ないことになる可能性がある」
「ええ」
「廃坑の隠し入り口は見つけ切れなかったし、俺たちのやってきたことは無駄だったのか……」
「裏門がないなら正門から行くって手もあるわ。 気を落とすのはまだ早いわよ」
「どっちにしても今は純一たちのほうを優先ってわけか……」
「そう。 隠し入り口を探すのはまた後でよ」
立ち上がり朝倉純一たちを探すべく行動を開始した二人。
レーダーを見て誰も周囲に誰もいないことを確認して北川は純一たちのいると思われる病院へ歩き出した。
ここで不幸かどうか分からないが彼等が見落としたことをもう一つ。
彼等は複数の人間を殺害した人物にばかり注意していて、とある人物が殺害した人物のことをすっかり見落としていた。
それは坂上智代の殺した人間、相沢祐一。
北川潤はすでに坂上智代が如何なる経緯で畜生道に堕ちたかを知っている。
そして北川は心の底から土永さんを赦すことができず、半ば逃げるように廃坑探索の役を買って出た。
殺した本人である坂上智代も祐一をけしかけた土永さん本人でさえも「相沢祐一」の名前を知らない。
本来なら誰にも知られることなく闇に埋もれるはずだった事実を知る機会を、北川潤は図らずも手に入れたのだ。
この見落としは今後どうなるか分からない。
もしかしたら永遠に知られることなく闇に埋もれるかもしれない。
けれどもし知ってしまったら、その先にどんな結末が待っているか……その先は北川本人しか知りえない。
そして最後に……三つ目の純然たる不幸。
北川が最後にレーダーを確認して数秒後、レーダーの表示が映らなくなったことである。
持ち主を変えつつ30時間もの間、常時使用されていた探知機の電池はとうとう寿命を迎えたのだ。
北川たちがそのことに気がつくのは今から五分後のこと。
しかし、レーダーに使用されている単二電池の予備は北川も梨花も持っていない。
首輪探知レーダーとノートパソコンの二つの機能の利益を今まで最大限に得ていたが、そのうちの片方を失ってしまったのだ。
今まで支給品の恩恵を十二分に受けていた彼等は、これから不安と勘違いとすれ違いを抱えたまま歩き出すことになるのである。
【C-6 マップ左下/2日目 朝】
【北花】
1:とりあえず朝倉純一の元へ行く
2:仲間を集めたい
3:廃坑の隠し入り口が見つからなかった場合、西口か南口から入ってみる
【備考】
※電線が張られていない事に気付きました。
※『廃坑』にまだ入り口があるのではないかと考えていますが、探しても見つからないので間違いの可能性も浮かんできています
※禁止エリアは、何かをカモフラージュする為と考えています。
※盗聴されている事に気付きました
※雛見沢症候群、鷹野と東京についての知識を得ました。
※鷹野を操る黒幕がいると推測しています
※自分達が別々の世界から連れて来られた事に気付きました
※塔の存在を知りました
※月宮あゆ、佐藤良美をマーダーと断定、警戒
※高嶺悠人、千影、倉成武をマーダーとして警戒(断定はしていない)
※当面は病院を目的地にしていますが変えてもいいです。
レーダーが使えなくなったので現在地検索機能を使って探す方法も考えています
【北川潤@Kanon】
【装備】:コルトパイソン(.357マグナム弾2/6)、首輪探知レーダー(現在使用不能)、車の鍵
【所持品】:支給品一式×2(地図は風子のバックの中)、チンゲラーメン(約3日分)、ゲルルンジュース(スチール缶入り750ml×3本)
ノートパソコン、 ハリセン、バッテリー×8、電動式チェーンソー×7、出刃包丁、
草刈り鎌、食料品、ドライバーやペンチなどの工具、他百貨店で見つけたもの
【状態:健康 疲労、左腕に銃創(応急処置済み、梨花の赤いハチマキを包帯代わりにしています)】
【思考・行動】
基本:殺し合いには乗らず、脱出に向けての方法を模索
1:梨花を守りながら信用できる仲間を集めこの島を脱出する
2:時間は有効に使いたい
【備考】
※チンゲラーメンを1個消費しました。
※梨花、純一、きぬをかなり信用しています。土永さんに関しては信用と言うより純一と一緒ならほっといても大丈夫だろうという感情のほうが大きいです
※チェーンソのバッテリーは、エンジンをかけっ放しで2時間は持ちます。
※首輪探知レーダーが首輪を探知する。と言う事実には気付いておらず、未だ人間なのか首輪なのかで悩んでいます。
※「微粒電磁波」は、3時間に一回で効果は3分です。一度使用すると自動的に充電タイマー発動します。
また、6時間使用しなかったからと言って、2回連続で使えるわけではありません。それと死人にも使用できます。
※支給品リストは支給品の名前と組み合わせが記されています。
※留守番メッセージを聞く事ができます。
たまに鷹野のメッセージが増える事もあります。
風子に関しての情報はどこまで本当かは次の書き手様しだいです。
※「現在地検索機能」は検索した時点での対象の現在地が交点で表示されます。
放送ごとに参加者と支給品を一度ずつ検索出来ます。
次の放送まで参加者の検索は不可になりました。
なお、参加者の検索は首輪を対象にするため、音夢は検索不可、エスペリアと貴子は持ち主が表示されます。
※「殺害者ランキング」基本的にまとめwikiに収録されている死亡者リストを想像してくれればいいです
さすがに各キャラのスタンス(ステルスマーダーなど)は書いてないと思いますが。
※レーダーには単二電池が使用されており現在使ってる電池はもう使えません
電池が何本必要かなどは後続の書き手に任せます。
【古手梨花@ひぐらしのなく頃に祭】
【装備:催涙スプレー@ひぐらしのなく頃に 祭 暗号文が書いてあるメモの写し
ヒムカミの指輪(残り1回)@うたわれるもの 散りゆく者への子守唄 】
【所持品:風子の支給品一式(大きいヒトデの人形 猫耳&シッポ@ひぐらしのなく頃に祭、風子特製人生ゲーム(元北川の地図) 百貨店で見つけたもの)】
【状態:頭にこぶ二つ 軽い疲労、精神的疲労小】
【思考・行動】
基本:潤を守る。そのために出来る事をする。
1:潤と肩を並べたい
2:他の参加者から首輪を手に入れる
3:死にたくない(優勝以外の生き残る方法を探す)
【備考】
※皆殺し編終了直後の転生。鷹野に殺されたという記憶はありません。(詳細はギャルゲ・ロワイアル感想雑談スレ2>>609参照)
※梨花、純一、きぬをかなり信用しています。土永さんに関しては信用と言うより純一と一緒ならほっといても大丈夫だろうという感情のほうが大きいです
※ヒムカミの指輪について
ヒムカミの力が宿った指輪。近距離の敵単体に炎を放てる。
※梨花の服は風子の血で染まっています
【補足】
※北川たちの通ったルートでは通行が困難だったため、車はB-5の真ん中のあたりに放置しています。
戦闘で車の助手席側窓ガラスは割れ、右側面及び天井が酷く傷ついており、
さらに林間の無茶な運転で一見動くようには見えませんが、走行には影響ありません。
ガソリンは残り半分ほどで、車の鍵は北川が所持したままです。
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