鏡合わせのクロックワークス
第0.2話 グランドオープニング
かつて仕えた主がいた。
そう、「かつて」だ。その主は、仇敵たる不死者に殺された。
失意の中、残された君たちは、新たな日常を歩み始めたことを覚えている。
……けれど今日、目覚めてみれば。
寝ぼけ眼の視界の向こうで、主が、いつも通りの顔で涙ながらに微笑うのだ。
「ああよかった、皆、『生き返ってきてくれた』…!」
さあ、もう一度、最期の契りを交わしに行こう。
SW2.0ルーンフォーク限定キャンペーン
『鏡合わせのクロックワークス』
———その忠義の在処は何処にか。
GM:さて、では。グランドオープニングを始めていきたいと思います!
一同:よろしくお願いしまーす!!
GM:まずはPC1、ステラさん単独から。
ステラ:は、はい。
GM:なんとなく、いつのまにか寝ていたような感覚だと思われます。いつの間にか目を瞑っていて、寝ていたことに今気が付いた、というような。
「……テラ……、起き………」と、遠いどこかで誰かの声が聞こえて、ゆさゆさと誰かに揺さぶられるような感覚がある。
ステラ:「むにゃ?(と言いながら目覚め)」
サリー・シエラ:(小声で)かわいい!
GM/ルドベキア:「……!」
GM:貴方が目を覚ますと、目の前で、こちらを覗き込むような態勢をしていた少女が、はっと目を見開きます。鴉の濡れ羽のような黒髪に、紅紫色の瞳。
ほとんど泣きそうなその少女の顔を、貴方は明らかに見たことがあります。
ステラ:「ルド...様?」
GM:はい、ルドベキアです。ただ、貴方の記憶では、数年前に亡くなっているはず。
ただ、そんなことは感じさせない泣き顔で、ルドベキアはぱっとあなたを、そのまま抱きすくめました。
GM/ルドベキア:「…っ、よかった! 帰ってきてくれた……!」ぎゅう。
ステラ:(めっちゃ赤面しながら戸惑っている)
GM:……ちなみに、貴方の彼女の背後、貴方の視界に入るのはほとんど崩れかけの遺跡の天井です。
ステラ:ん!?w
GM:ぼろぼろで、微妙に遠くから地響きもなっていて、パラパラと天井の欠片がルドベキアの背中に落ちてきてるようなレベルの、崩れかけ。
まあ、ほっとくとこのまま崩壊するでしょうね。
ステラ:えー!?
GM:なお、君が慌てて辺りを見回すと、周りは割ともう崩れてる。
むしろ、ここだけぎりぎり無事、という感じです。
タウルス:これは……(死亡が)もう一回ですねー
ステラ:いやー!? 生き返ったら! 死にかけてたでござる!
GM:だいじょうぶ、君は死んでた自覚無いからどっちかというとー…
なんかー…お昼寝から……長い眠りから覚めた、おっとここはどこだ?って感覚かと。
ステラ:あーなるほど。むしろ……起きたら死ぬでござる?
シエラ:むしろ死んだルドベキア公が目の前にいる時点で死後の世界なのでは?
ステラ:なるほど!? 死後の世界でもう一回死ぬでござる!?
バックで他のPLが爆笑する中、ステラが一人大混乱。
GM/ルドベキア:「……、とにかく、無事だな。早急にここを離れるぞ」
ステラ:「は、はい!」ルドさま頼りになるー!
GM/ルドベキア:ぱっと涙をぬぐって、いつもの顔に戻ったルドベキアは、貴方から離れて立ち上がります。
「シエラは先に蘇生が終わって、警邏として外の様子を見させているところだ」……というわけで、実はシエラさんは現在お外です。
シエラ:はーい。おそと……おそらで警備中。
サリー:……osora?(※1)
シエラ:いやあ、空を飛ぶのが好きっていう設定もありますし、お空にいるんですよ定期的に。今もお空を飛んでる。
ステラ:なぜ出てく前にこの状況を何とかしてかなかったんですか!!
シエラ(おそら):悪いな、ルドベキアの指示でさー??
ステラ:くぅ……
GM:さて、ここで。ルドベキアが「だが……」とちょっと顔をくもらせる。
釣られて貴方が体を起こすと、向こうの方に、これまた見慣れた……けれど、久しく会っていなかった仲間たちの姿が見えました。
けれど二人とも、随分とぼろぼろな格好で、地面に伏したまま動きません。
……というより、ぼろぼろなのは格好だけじゃないかも。
ステラ:ほ? (数秒考えた後真面目なトーンで)……りょなー????
(一同笑)
一瞬でその単語が出てくる時点で、ステラさんの中の人の「何か」がわかる。
GM:……なんかこう、おなかのあたりが(モザイク)になってたりとか?
なんか曲がっちゃいけない方向に関節が曲がってたりとか?
あと、思い切り傷が酷かったり。ちょっとひどい有様です。
ステラ:はれー!? ほんとにー!?
GM:……というのが、サリーさんとタウルスくんの死体。
サリー・タウルス:あっ
(一同爆笑)
タウルス:一回死んでるとは聞いてたけど、まさか死体として登場できるとは思わなかったw
GM/ルドベキア:「片方持てるか。なんなら脊椎と脳だけあればいい。後で生き返らせる」(※2)
ステラ:「はい!お任せください!」
ステラ:よし。多分力持ちなので、大きそうなタウルス君背負いに行きます。
GM/ルドベキア:というわけで、死体を背負って逃げましょう。……逃げられるかな?
ステラ:うっ……逃げる判定だと、敏捷!? ですよね!?
GM:はぁい、では初めての判定、いってみましょー。お察しの通り敏捷です。
「冒険者レベル+敏捷ボーナス」で、目標値は22。
なお、失敗するたびに、天井が崩壊して1d6+3のダメージを受けます。ついでにいうと、まあ演出として背負ってる死体が可哀そうなことになる。
サリー(死亡中):失敗する「たびに」で完全に草。
ステラ:敏捷……11!! 能力の中で一番低いですー!!
タウルス(死亡中):まあ、こういう時に自分がもってる呪文を適当に見てみると面白いことあったりするよ。
シエラ:ヘイスト(素早く動けるようにする魔法)とか使えばなんかよさそうじゃないか?
ステラ:おお。なんかよさそうです。
GM:よいよ。それなら、演出効果として+1くらいボーナスをあげよう。
シエラ:さあ、タウルス君とサリーの死体の状況は君の手にかかっている。
タウルス:まあ、失敗しても、死体がたんぱく質の塊になるだけだよ。
一同:(笑)
GM:ちなみに、ルドベキアは先の方を走って行っていますが、貴方のことをちらちら気にしている。
ステラ:くう……いきまーす!
ヘイストの行使魔法を成功させつつ、達成値は20。2足りず。
しかもダメージロールの1d6で6を出してしまい、ステラさんはダメージを9点喰らいました。
ステラ:くーん。いたいです……
タウルス(死亡中):私が傘になってあげよう……
GM:…実際そうだと思うんだよね。タウルス君の体が傘になって、9点で済んでるというか。
ステラ:うはあ、重い! いろんな意味で重い!
重いプレッシャーと重い死体に耐えつつ、2回目は達成値24を出して無事に成功しました。
ステラ:耐え! やったー!!!
他PL:やったー!!!
GM:では、貴方とルドベキアが崩れかけた遺跡を駆け抜け、出口を出て、
夜空が見える場所に走り出たところで……
がらがらがらと大きな音を立てて、背後の遺跡が完全に崩壊してしまいました。
入り口が潰れ、どうやらもう中に入ることは非常に困難な様子。
ステラ:おいおいおい(´・ω・`)
GM/ルドベキア:「……………」
ルドベキアは何処か重い表情で、遺跡の崩壊を見つめていました。
が、何かを吹っ切るように首を振り、空に向かって呼びかけます。
GM/ルドベキア:「…シエラ? いるか? すまない、ステラを手伝ってやってくれ」
シエラ:はい。そしたらえっと…そうですね。【フライト】で空の警戒をしていましたがそこから降りて入り口近くに立ちます。
ステラ:「シエラさん!!」
シエラ:ではステラを見て一瞬目を大きく開いて「ステラ!ステラじゃないか!」と言って、ルドベキアが言う通りにタウルスの死体を担ぎに行きましょう。……重い。
「(頑張って担ぎながら)ステラ、お前の記憶はどこの時点で途切れてる?」
ステラ:「(しばらく考えて)シエラさんにしばらく付いて行ったところまで、ですね」
シエラ:「ああ、オレの記憶も多分ステラと同じところまでだ。ところで……」と改めて死体ズに目をやる
サリー:「」
GM:ちーん。(合掌)
(一同笑)
シエラ:くっw(笑いをこらえる)……「タウとサリーみたいだが……これはひどいな。この傷なんか特に生々しい……まるでさっきついたみたいに」
ステラ:「ええっ!?一体誰がそんなことを!」
サリー:ちょwww
ステラ:いやねー、背中に背負ってて、必死に走ってましたから。崩落で出来た傷とか、何も気づいてませんですから。驚きですよ?
タウルス:くっw
GM/ルドベキア:「……ステラ。落ち着いたら、よかったら二人蘇生してやってくれないか。私は、少し疲れた。休みたい……」
ステラ:はい! ではリザレクを二発撃ちまして……あ、それぞれ1時間かかっちゃうんですけど大丈夫でしょうか?
GM:大丈夫です。一応外を見回した感じ、ここは安全そうです。シエラさんが見張りしてくれてますしね。
ステラ:では、2時間かけて、一人ずつ。では……
ステラさんは「リザレクション」の行使を危なげなく成功。まずはタウルス君が蘇生しました。
タウルス:「う…あさ…なの……?
(周りを見渡して)み…んな…ひさし……ぶり……?」
シエラ:「よおタウルス、久しぶりだな」
GM/ルドベキア:「起きたか、タウルス。夜だ」(大真面目)
シエラ:(笑)
タウルス:「ます……たぁ……!?ますたぁ……!」
ルドベキア公に気が付いて、泣きつく。あー、シエラとかもう視界に入ってないっすねw
シエラ:くそうw 無視されたのでややムッとするものの、状況が状況なので仕方ないかといった顔をします。
タウルス:「ますたぁ……しんじゃったんじゃないの……?これは…ゆめ…なの……?」
GM/ルドベキア:「! ……そうだ、ルドベキアだ。
とにかく、全員が揃ったら状況の説明はするから、今は少し離れたまえ、苦しい」(といいつつ、顔は優しい)
タウルス:「う……わか……った。ごめん……なさい……」(離れる)
ステラ:成功を確認出来次第、ちょっと微笑んで次の行使に入りましょうか……サリーちゃん?
サリー:はーい。しんしんしーん(突然歌い出す)
シエラ:しんしんしーん?
サリー:しんしんしんしんでるー♪
シエラ:蘇生前から元気だな……。
次はサリーの蘇生。こちらも危なげなく、元気に蘇生されました。
サリー:蘇生。
ぱっと起き上がって、「ルドベキアこー?ルドベキアこー!!どうして!? 」
全員:幼女だ!
タウルス:パーティ内平均精神年齢が低いな?
シエラ:俺がしっかりしなければ……
GM:さて、では混乱しているタウルスとサリーをよしよしとなだめつつ、ルドベキアは現在の状況を説明してくれます。
……PLさん達には、ほぼ事前にハンドアウト等でお伝えしていた通りなんですが、
PC達はここで初めて知ることになるので、おさらいもかねて改めて説明しますね。
まず。彼女曰く、PL勢は、先ほどまで全員あの遺跡で死んでいました。
ルドベキア公が頑張って二人(シエラ、ステラ)までは蘇生できたものの、遺跡が崩壊し始めてしまった……というところで、
冒頭のステラとのシーンになったようです。
GM/ルドベキア:「……一応、操霊術を齧っていてよかった。どうにもならなくなるところだったぞ……」
シエラ・タウルス:齧ってた……?
ステラ:リザレクション(蘇生魔法)、7レベルですよ……ルドベキア様……
コンジャラー7レベルは、一般的には決して「齧ってた」レベルではない。
GM/ルドベキア:「というわけで、現在、お前たちの記憶は恐らく一年ほど飛んでいると思われる。
……ルーンフォークだからな」
シエラ:「どうりで記憶が……ステラ、大丈夫か?」
ステラ:「はい!大丈夫です!記憶以外!」
タウルス:「そう……なんだ……むずかしいことは、わかんない!」
サリー:「わっかんないねー!!!」
一瞬の沈黙。
一同:(全体からこみあげてくる笑い)
シエラ:……このパーティ、なんかこう……
タウルス:ぼんくらが多すぎでは!
シエラ:わかる。
ステラ:ルド様の指示がないともう、なんか何もできない
GM/ルドベキア:「……………」(生暖かいまなざし)
閑話休題。
GM/ルドベキア:「こほん。
……お前たちが死んでしまったことに関しては、私に責任がある。
だがまず、それを説明する前に、どうして私がここにいるのかについて話さなければなるまいな。
お前たちの記憶の中では、私……「ルドベキア」はまだ死んでいたことになっているだろう」ことになっているだろう」
一同:(頷く)
サリー:そう。困惑。どうして?
GM/ルドベキア:「(軽く苦笑して)……記憶が一年分なくなってしまったのならば、その反応もしかたのないことだ。
では、まず……我々がどうして共にいて、どうしてこの場所にいたのか……そして何が起きたかについて、軽く説明しよう。
私は一年ほど前、ひょんなことから生き返ってきた」
ステラ:「!?」
サリー:「ひょん」
GM/ルドベキア:「そう。ひょんだ」
彼女は一年ほど前、蘇生しました。
しかし、かつての戦場はもう既に終わっていて、なおかつ、今更戻るわけにはいかない程度に時間もたっている。
しかもかつての部下が皆ちりぢりになっていて、どうしたものかと困ったそうです。
そこで、ルドベキアは色々考えてみました……だったらいっそ、成人してからずっと戦場にしかいなかった自分の人生を顧みて、「少しくらいのんびり自分のために暮らしてもいいんじゃないか?」と、そこでふと思ったのです。
そこでかつての部下……特に目立って足取りを追いやすかった、あなた方ルーンフォーク部隊『慈雨神の処刑人(フェトルズ・サンソン)』を順番に訪ね、
「良かったら一緒に旅をしないか?」と誘って回り、
最終的に首を縦に振った4人、つまり貴方たちとともに旅をしていたとのこと。
そんな感じで、ここ数か月ほど、貴方たち全員と全国津々浦々遺跡巡りの旅のようなことをしていたのだそうです。
ステラ:「平和な良い旅……数か月ですかー……」(遠い目)
シエラ:「1年以上やってれば、オレたちも覚えてただろうになぁ……」
GM:あと、ルドベキアは、今我々がいる遺跡……この場所についても説明をしてくれますね。
曰く、「ここは《虹塵領》デリーレだ。色々と都合の良い場所だったんだが……こんなことになるとは」と。
一応見識判定。デリーレについて。目標値15。このレベル帯的には、そこまで難しくないはず。
とはいえ、実は見識判定可能なのがシエラ(セージ)とサリー(アルケミスト)だけだったのもあり。
ステラ:(ころころ)あ、もう全然わかりません!
タウルス&サリー:わかんなーい
シエラ:あれ、もしかしてわかったの、オレだけ?
タウルス&サリー:あったまいいー!!!
シエラ:ま、まあ、パーティの仕切り役ですからね!(ちょいドヤ)
GM:えっと、ではですね。まず、PL諸氏はフェイダン博物誌の「虹塵領デリーレ」の部分をご確認ください。
他領の廃棄物などを買い込んで領内にためている、アイヤール帝国内でもちょっと変わった領です。
主要産業は「リサイクル」。廃棄物を再利用したり加工したりするのがメインで、実は結構利益率も高いとか。
要はごみためなので、アングラな場所ではあるのですが、
大破局直後に捨てられたり埋められたりしたものには、時々とんでもなく貴重な魔動機械や魔法の品もまぎれこんでおり、
冒険者から見れば発掘で一攫千金も可能かもしれない、ある意味浪漫のある領です。
シエラ:(博物誌を読みながら)あ。しかもこの領では「過去を詮索するのがタブー」って書いてあるな。これ都合が良いんじゃないか?
GM:その通り。過去から離れて気楽な旅をしたかった貴方がたにとっては、結構良い場所だったのです。
……しかし、運悪く、入ってみた遺跡が崩落してしまった。
ルドベキアも、そのあたりを説明する時は「面白い遺跡があると聞いたからいったのだが、思った以上に場所が酷くて油断した。私のせいだ」と顔を曇らせます。
ステラ:「う、運が悪かったからしかたないですよ!」
シエラ:「そうだ。まあ、しかたがない」
GM/ルドベキア:「……すまない。ありがとう。
だが、とにかく、こんな危ないところにいつまでもいるべきではない。すぐさまここを離れよう」
ステラ:「……はい」
GM/ルドベキア:「……ああ、そうだ。話が少しずれるのだが……
私は、旅の道中では一応身分は隠している。
皆も、私があの「ルドベキア」だということは周りには知られないようにしてくれ。
……知られてしまうと、どうせまた戦場に担ぎ出されるだろうから」(渋い顔)
タウルス:「そう、だね……」
シエラ:(不敵に笑って)「へえ。お忍びってことなら、普段は別に呼び捨てでもかまわないってことだな?」
GM/ルドベキア:「………したいのか?」
サリー:「おい! 公をつけろよおとこおんな!」
シエラ:「? (気づいて)……あっ。今の「おとこおんな」ってオレのことかよ、サリー!」(一同笑)
タウルス:「おんなおとこ、おとこおんな、似たようなの二人いるから、ぱっと聞き、どっちかわかんない……」
ステラ:「な、なんのことでしょー??」(←一応公言はしていないらしい女装男子)
サリー:「きれいにそろってますからしかたないです。で、おとこおんな?」
シエラ:「う……こ、こほん。
……しゃーねぇな……これでいいのか、ルドベキア『公』?」
サリー:「よし!」(満足げ)
GM/ルドベキア:「ああ、ありがとうサリー。お前のおかげで、貴重なMPを無駄にせずに済んだ」(にっこり)
シエラ:少し背筋が冷えるー……で、でも、これからもすきあらば呼び捨てしていくのでよろしく!
GM:稲妻、落としとくな。
タウルス:しかし、そもそも周りにあんま知られないようにと言われてる間、ルドベキア公のことは何て呼べばいいんでしょうかね。
一応、自分は「マスター」とだけ呼ぶつもりなので大丈夫だとは思うんですが。
GM:まあ、マスターでも、主でも、ご主人でも、
サリー:(遮って)ルドベキアこー!!!!
GM:…あとはまあ、お忍び中なら仮名として「ルド」と呼んでも……
サリー:(気にせず)ルゥッドベキアこーぉおおお!!!!!!!
(一同笑)
タウルス:サリーお前、絶対わかっててやってるよな。
サリー:一回人前で呼んで怒られてからやめまーす!
GM/ルドベキア:…よしよし。サリーはいい子だなぁ……(折れた)
さて。そんな感じで説明をしつつ、みんながなんとなく今の状況を認識したところで……
ああ、忘れるところだった。サリーちゃん、タウルスくん。
タウルス:はい。
GM:貴方がたは蘇生から目覚めたところで、体か服のどこかに、以下の品が挟まって残っていたことに気が付きます。
サリーちゃんは「見たことのない宝石」。タウルス君は、「ひび割れた弾丸」です。
サリー:宝石ー!? よ、妖精使い……
シエラ:げげ。(※3)
GM:お二人とも、それぞれの品を、荷物欄か何かに書いておいてください。
タウルス:……ふむ。了解です。
GM:さて、そんなところで、煌々と月が崩れた遺跡を照らしているのを背景に、グランドオープニング自体は終了。
いったんシーンを切ろうと思います。
一同:はい!
(※1)大都会においてosoraと言う単語は、大体某グラブルを指す。osora部があるのです。
(※2)蘇生魔法「リザレクション」は、脊椎と脳さえ無事なら、体がどんなにボロボロでも生き返れてしまうのだ。すごい。
(※3)SW2.0で宝石というと、まず妖精使いが妖精と契約する際に使う宝石を思い浮かべる人が多い。
で、ルーンフォークは種族特徴で「妖精が見えない」ため、妖精が基本天敵(相手が見えないので、戦闘で色々ペナルティがかかる)。
最終更新:2018年11月10日 23:25