*いのちをせおって 収録作品:[[ゼノブレイド3]][NS] 作曲者:[[平松建治]]、[[光田康典]] 編曲者:平松建治 ---- **概要 本作のイベントムービーで流れるBGM。 曲名は発売前から[[公式Twitter>https://twitter.com/XenobladeJP/status/1537316641104535553?lang=ja]]で明かされており、PVでも使用されていた曲である。 この曲は構成からも分かる通り、[[初代>ゼノブレイド]]の「[[敵との対峙]]」と[[2>ゼノブレイド2]]の「[[Counterattack]]」に相当する曲である。 この二曲を中心に今作と過去作の様々な曲のフレーズが組み込まれており、過去作経験者は懐かしさを覚えることだろう。 また発売前は前半部分しか公開されていなかったが、ピアノと篠笛が奏でる間奏部からの後半部分は、一気に解放される曲の熱量に圧倒されるはずである。 この曲はこれだけの濃密な作りこみにもかかわらず、作中では第二話での火時計の破壊と第四話でのメビウス・オー&ピーとの決着時のたった二回、 追加コンテンツ「新たなる未来」でのメビウス・ダブリューとの決着時を含めても三回しか使われない。 この理由について[[ゼノシリーズ]]の総監督である高橋哲哉氏は、流れの中で違和感なくはまり、かつ自分自身でも納得できるシーンでのみ使用したからであり、 もう少し聴きたかっただろうなとは思っているがゼノブレイド3のテーマの一つに「変化を恐れず未来へと進む」がある以上、ここがギリギリといったところだろうか、と語っている。 その分どれもムービーの演出は凄まじいものとなっている。 特に第二話は、ウロボロス覚醒からの反撃に始まり、ウロボロスとなってもなお火時計に傷が付かず一転して窮地に陥るが、 ここから間奏部での回想から、後半部分の演奏に合わせて魔剣ラッキーセブンをもって火時計を断ち切る一連の展開は圧巻の一言であり、間違いなく本作最大の見せ場の一つである。 この熱さと切なさを兼ね備えたヒロイックな旋律は、本作の代表曲にしてゼノブレイドシリーズの集大成の一曲と呼ぶに相応しいものと言えるだろう。 ---- **過去ランキング順位 [[第16回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100>第16回の結果]] 9位 [[第17回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100>第17回の結果]] 14位 [[みんなで決める2022年の新曲ランキング>みんなで決める2022年の新曲ゲーム音楽ランキングの結果]] 6位 [[第3回みんなで決める任天堂ゲーム音楽ベスト100]] 15位 [[みんなで決めるゼノシリーズBGMランキング]] 5位 ---- **サウンドトラック ***ゼノブレイド3 オリジナル・サウンドトラック #amazon(B0BZYNR6TN) ---- **関連動画 ***『ゼノブレイド3 オリジナル・サウンドトラック』Crossfade Video #video(https://youtu.be/JWTjhcVXTt4?t=459) ***ゼノブレイド3 2nd トレーラー #video(https://www.youtube.com/watch?v=-gKdPWj-Vm4) PVの後半にこの曲の前半部分が使われている。