アウターゾーン

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アウターゾーン - (2024/12/21 (土) 20:38:30) のソース

*OUTER ZONE
機種:AC, [[EGRETII mini>イーグレットツーミニ]]
作曲者:[[小倉久佳]]
効果音:[[君島正]] ((『電撃TAITO STATION VOLUME4』p. 29より))
開発・発売元:[[タイトー]]
発売日:1984年 (AC) ((1984年10月3日、4日に開催された第22回アミューズメントマシンショーには少なくとも出展されていた))、2022年3月2日 (EGRETII mini)
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**概要
タイトーが1984年に発表したアクションシューティングゲーム。
X-プローラーを操り、高低差のある迷路に設置されたアウトポイントをすべて破壊することで、ラウンドを進めていく。
X字レバーという特殊な入力体系やプロテクトの関係で長らく移植が無かったが、『イーグレットツー ミニ』にて初移植がされた。

作曲は小倉久佳氏が担当。小倉氏が初めて全曲を担当した ((これ以前にも「アメリカ横断ウルトラクイズ」シリーズを一人で担当したとのことだが、「曲という曲がある」などの意味で本作をそのように扱っていると考えられる)) 記念すべき作品である。
メインテーマともいえる「MAZE BGM」は、MSM5232という音源チップが奏でる音色も相まって印象に残るものとなっている。
長い白玉で重厚に奏でられ、時には不響となる「VS DEMON BGM」もインパクト抜群で、設置されていたゲーセンでは目立っていたという。

OGRファンにとって本作は長らく、アレンジバージョンでのみその名前が知れていた作品という位置づけだったと思われる。
原曲が音源化されてこなかった理由として、小倉氏がオリジナルの完成度に納得できていなかったという点が考えられる。
当時の環境では3連符がデータ化できなかったらしく、製品版ではメロディのリズムを別の形にして妥協したという。&footnote(){1} ((また、本作を含むこの時期のタイトー作品に採用されていた音源チップであるMSM5232についても小倉氏は「音色が固定されていて、発音数も少ない」という不満を漏らしており、これも理由のひとつである可能性がある))
このリズムは『タイトー・ゲーム・ミュージック』に収録されたアレンジバージョンで日の目を見ることとなった。
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**収録曲
|曲名|補足|順位|
|CREDIT|曲名不明 (効果音アルバムには収録)||
|MAZE BGM|地上戦(ラウンド)BGM||
|CLEAR|ラウンド上昇効果音||
|VS DEMON BGM|空中戦BGM||
|~|飛行BGM||
|ROUND START|ラウンド降下効果音&br()曲名不明 (サントラ未収録)||
|>|>|BGCOLOR(black):COLOR(white):『タイトー・ゲーム・ミュージック』収録アレンジ・バージョン|
|「OUTER ZONE」|旧称「アウター ゾーン・アレンジ・バージョン」||
|>|>|BGCOLOR(black):COLOR(white):『GALLERY ~オブジェ~ the VERY BEST of OGR』収録アレンジ|
|OUTER ZONE|編曲:堀内鴻多郎||
|>|>|BGCOLOR(black):COLOR(white):『70/35 - TAITO70th / ZUNTATA35th Anniversary -』収録アレンジ|
|L37&br()&COLOR(white){L371}&COLOR(black){me  - OUTER ZONE -}&br()0u7|||
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**サウンドトラック
***タイトー・ゲーム・ミュージック (GAME SOUND LEGEND SERIES版)
#amazon(B00005V4E3)
同名アルバムの復刻盤。アウター ゾーン・アレンジ・バージョン「OUTER ZONE」を収録。
***GALLERY ~オブジェ~ the VERY BEST of OGR
#amazon(B0B94LMXVJ)
各種サブスクリプションサービスでの配信。(音源は同名CDに収録のものと同内容)
Disc 1に堀内鴻多郎氏によるメインテーマのアレンジを収録。
***ZUNTATA SOUND EFFECTS COLLECTION Vol.1~クレジット音編~
クレジット音を収録。
***70/35 - TAITO70th / ZUNTATA35th Anniversary -
アレンジでない原曲を初収録し、初めて曲名が付けられた。