さいとう まなぶ
システムサコムに所属していたゲーム音楽作曲家。故人。「るい」や「マサ斉藤」という名義を使用していた。
小学生の頃からクラシック・ピアノを学び、高校時代にはオーストリアのウィーンに短期留学していたこともあった。
システムサコムでは高校の時からアルバイトとして活動し、『
ユーフォリー』が初担当作品。
『ユーフォリー』のメロディアスなBGMは高く評価され、卒業後はシステムサコムの正式なサウンドスタッフとして活動する。
その後も『
幽霊君』や『
闇の血族』などシステムサコムのパソコンゲームの作品を数多く担当。
MIDIなど音源に関する知識も深く、『
38万キロの虚空』では日本で初めてMIDI音源に対応した市販のゲームソフトとななる。
他にもX68k向けのパソコン通信「PEKIN-NET」を活用しており、X68kユーザーとも交信があった。
1992年に病気のため22歳の若さで死去。活動時期は1987年から1991年の4年間ほどのみであったが、数多くの楽曲を残した。
斎藤氏の楽曲は、現在ゲーム音楽配信サイトのEGG MUSICによってほとんどがサントラ化されダウンロード配信されている。
作曲作品の一例
最終更新:2023年12月21日 22:39