株式会社SNK
株式会社新日本企画
株式会社エス・エヌ・ケイ
株式会社SNKプレイモア
元プロボクサーで、建設会社と喫茶店を経営していた川崎英吉氏が、1973年 に新日本企画として創業。
古くからアーケードゲームを中心とした開発を行っており、最初はシューティングゲームなどを制作していた。
1986年4月17日に、自他ともに浸透していた愛称であるエス・エヌ・ケイへ社名変更した。
1990年には自社独自の家庭用ゲームハードであるネオジオを発売。
「
餓狼伝説」、「
サムライスピリッツ」、「ザ・キング・オブ・ファイターズ」といった有名な対戦格闘ゲームを立て続けにリリースした。
アーケードゲームをほぼそのままの形でプレイできる独自システムの強みを活かし、対戦格闘ゲームブームが巻き上がっていた頃は大いに隆盛した。
しかし対戦格闘ゲームブームが下火になると勢いは弱まり、新ハードを開発するもヒットせず、レジャー施設などの多角経営の不振なども相まって経営が悪化。
2001年に破産宣告を受け倒産した。同年10月30日、かつての系列会社であったプレイモア社がSNKの知的財産権を取得し、2003年7月にSNKプレイモアが設立される。
しばらくは新作の製作も行われていたが、末期には旧SNK作品の移植やパチスロ市場をメインに据え、新作ゲームの展開はしばらく止まっていた。
2015年に37GAMESによって買収される。37GAMESの意向によってパチスロ事業から撤退、ゲーム事業へ本格復帰することとなった。
また、2016年12月1日には社号から「プレイモア」を外してSNKが復活、同年にはKOFシリーズの最新作も発売されるなど、徐々にかつての勢いを取り戻しつつある。
サウンド面ではサウンドチームである
SNK新世界楽曲雑技団がよく知られている。
初期のアルバムではアレンジバージョンのバンド名だったが、のちにゲームの作曲とアレンジアルバムの編曲を並行して活動した。
残念ながらエス・エヌ・ケイ倒産後にメンバーは散り散りになったが、一部のメンバーはそのままSNKプレイモア、SNKの作品に関わり続けている。
主な作品
餓狼伝説シリーズ
龍虎の拳シリーズ
サムライスピリッツシリーズ
ザ・キング・オブ・ファイターズシリーズ
メタルスラッグシリーズ
その他アーケード作品
1983年
1984年
- マッド・クラッシャー
- グラジエイター
- ジャンピングクロス
1985年
1986年
1987年
1988年
1989年
1990年
1991年
1992年
1993年
1994年
1995年
1996年
1997年
1998年
1999年
2002年
2003年
2005年
2010年
他社開発ネオジオ発売作品
その他家庭用作品
その他携帯機作品
主な作曲家
- 藤田晴美 ※元SNK所属。マービンズメイズやキャンバス・クロッキーを担当。退社後もパルスターやブレイジングスターといった作品に関わる。
- 田中敬一 ※元SNK新世界楽曲雑技団のメンバー。メタルスラッグシリーズ等を担当。
- 幡谷希久子 ※元SNK新世界楽曲雑技団のメンバー。トッププレイヤーズゴルフ等を担当。
- 幡谷正彦 ※元SNK新世界楽曲雑技団のメンバー。KOFシリーズ等を担当。
- SNK新世界楽曲雑技団 ※SNKのサウンドチーム。
- 麻中秀樹 ※元SNK新世界楽曲雑技団のメンバー。KOFシリーズ等を担当。現在もSNKに所属している。
- 山手安生 ※元SNK新世界楽曲雑技団のメンバー。サムライスピリッツシリーズ等を担当。
- 清水敏夫 ※元SNK新世界楽曲雑技団のメンバー。餓狼伝説シリーズ等を担当。
- 山田泰正 ※元SNK新世界楽曲雑技団のメンバー。龍虎の拳シリーズ等を担当。
- 北村芳彦 ※元SNK新世界楽曲雑技団のメンバー。餓狼伝説シリーズ等を担当。
- 冷牟田卓志 ※元SNK新世界楽曲雑技団のメンバー。メタルスラッグシリーズ等を担当。
- 井元啓富 ※元SNK新世界楽曲雑技団のメンバー。サムライスピリッツシリーズ等を担当。
- 山添浩史 ※元SNK新世界楽曲雑技団のメンバー。現在もSNKに所属している。
- 堀内正人 ※元SNK新世界楽曲雑技団のメンバー。現在もSNKに所属している。
- 芦沢英志 ※元SNK新世界楽曲雑技団のメンバー。サムライスピリッツやKOFシリーズ等を担当。
- 細井聡司 ※元ビデオシステム所属。ソニックウィングスシリーズを担当。
- 志緒川洋平 ※ミュージシャン。どきどき魔女神判シリーズを担当。
外部リンク
最終更新:2025年04月29日 21:13