ビクトリーム

「もういい頭きた!てめえらを完全に消し去ってやるぜ!」

【名前】 ビクトリーム
【読み方】 びくとりーむ
【CV】 若本規夫
【分類】 魔物の子
【呪文の属性】 光線
【パートナー】 モヒカンエース
【本の色】 スカイグリーン
【人間換算】 不明
【身長】 不明
【家族構成】 不明
【好きな食べ物】 不明
【趣味】 不明
【初登場】 第12巻

【詳細】

Vの字を縦に2つ重ね手足を生やしたような、千年前の魔物の1体。
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  V V ←大体こんな感じ

Vの形をした頭部と胴体は術を使わずとも自由に分離、浮遊させることが出来、呪文は頭部から放たれるため分離能力を駆使することで自由自在な角度、距離で攻撃が可能。
頭を分離した状態であっても胴体部分を遠隔操作することが可能で個別に動くことが出来るが、劇中では頭からの「Vの態勢で待機せよ!」という命令に従ってVの態勢を取り待機していた。
清麿は何の意味が?と虚無顔をしていたが、ガッシュとキャンチョメは「かっこいい」と目を輝かせていた。

上記の通り頭を分離して攻撃ユニットと化すことで多角的な攻撃を繰り出せる他、威力を調整可能な最大呪文というかなり特殊な術を習得しそれらを駆使した戦闘力は石板魔物の中でも上位に位置する。
本人も千年前の戦いでは「優勝候補」と自負し、レイラもそれを否定しないなどその強さ自体は紛れもなく本物。
半分程度の威力でバオウ・ザケルガを簡単に打ち破るチャーグル・イミスドンは最大出力で放たれれば遺跡をたやすく貫通する凄まじい攻撃力となる。

だがそれを補って?あまりあるほど?…バカ。
とんでもなくバカ。
外見すら出落ちとしか言いようのないデザインだが、頭部を分離した上で高速回転させ全方位から放たれるマグルガによる攻撃中、攻撃範囲に切り離した胴体を待機させていたせいで呪文が直撃してダメージを受けた上、倒れた胴体を袋叩きにしていたガッシュ達を蹴散らすため攻撃するも彼らが逃げた上、術の斜線上に自分の胴体があったため直撃してさらにダメージを受ける…などギャグキャラとして扱われている。

しかしながら遺跡内部で起きたの戦闘の決着をグループを組んでいた他の2体に先駆けて察知していた上、清麿達侵入者の体力、心の力が削られ満足に戦えない状態であることを察した上で戦いに来る、清磨の立てた作戦の最後の詰めは読みきれなかったもののそのほとんどを推察すると、頭脳面では優れる一面も見せていたことからその言動から侮るのは非常に危険。
いわゆるバトルIQの高い魔物なのだろう。

劇中ではほとんど一発キャラな扱いではあったがその愛すべきバカとも呼べるキャラクターと、インパクトの強い外見等からレイラ等に並び作品を通して読者人気は高い。
アニメ版では若本規夫氏が声を当てたことでさらにギャグキャラ化が進んだものの、氏の好演とアニメスタッフの追加した描写によってよりキャラクターに深みが出ている。
また漫画版でも何回か歌っているベリーメロンが実際にキャラクターソングとして発売された。

どうやらコンビを組まされていたレイラとは顔見知りであったことが判明し、千年前から腐れ縁と呼べる関係性であり、旅の途中偶然出会うことが何度もあったという。
ガッシュカフェでもレイラと共に登場し、そういった経緯を回想した後、ビクトリームがゴーレンに負けたのはレイラの敵討ちをしようとしたためであると語った。

そしてそのラストでは衝撃的な事実が…

レイラ「そう言えばビクトリームの本の持ち主美人だったよね。名前は確か…ム…ム…」

ビクトリーム「ああムラサキシキブだ」

レイラ「あの人ロマンチストで話が面白かったわ」



習得呪文:4+金色の魔本1



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最終更新:2025年06月23日 00:07