ビン

【名前】 ビン
【読み方】 びん
【分類】 劇中用語
【登場作品】 金色のガッシュ!!2

【詳細】

金色のガッシュ!!2に登場し、カード陣営が扱う魔本の代わりとなるアイテム。

外見は何の変哲もない透明な瓶に見えるが、魔本の代わりとなるだけあって呪文を唱えることでが発動する。
ビンそのものに術を奪い取る性質があるわけではなく、ベスミラテオなる存在が術を奪ったと明言されているが、その存在が術の奪取を担当したのか、何体かそういった担当するカードがいるのかは現時点では定かではない。

ジギーキャンチョメは形状の異なるビンを持ち、呪文を唱えて術を発動していたが回数制限があるようでジギーは1回、キャンチョメは少なくとも2回使っただけで中身が枯渇している。
どうやら「精製」という手段を経ることで、ビンに封じた呪文の回数制限は無くなるようだ。

本と同様「呪文を唱える」ことで「術が発動する」が、劇中のカードの発言を見る限り、ビンに封じた術は取捨選択できるようで事前に封入する術は選んだうえで持たされている模様。

このビンは携帯が簡単であることからカード達は4本1組として黒いケースにしまって持ち運んでおり、術を発動する際にはケースを開けてビンを晒している。
そのためカード達は基本4属性の術を自在に切り替えて攻撃が可能であり、複数の属性を操れるのは魔本や魔物にない大きなアドバンテージと言える。

幾つか本と異なる性質があるため、本と同じ性質と、そうでないものを以下に羅列する。

魔本と同じ性質

  • ビンに封じられた呪文として音読することで、術が発動する。
    • 本ではないため文字で書かれているわけではない。どの用にビンに封じられた術を把握しているのか不明。
  • 呪文を唱え、術が発動すると発光する。
    • 魔本同様、何らかのエネルギーを利用しているのか呪文詠唱直前発光する。

魔本と違う性質

  • 術はビンから放たれる。
    • 基本的に魔本から術が放たれることはない。術を放つのは魔本であり、魔界では本を必要とせず魔物が直接呪文を唱え術を発動できる。しかしビンの場合、呪文詠唱者が誰であれ、呪文が正確に音読された直後ビンから術が放たれる。ドルクのような肉体強化呪文は効果対象者を詠唱者が選べる可能性が高いが、ビライツ、ギガノ・レイスはビンから発射された。例外的なのはドルセンを你好剛毛・鼻毛ブーが唱えたが術を使ったのはレビー・ジンクだった場面。
  • 術の発動に心の力が必要ない?
    • 何をエネルギーとしているのかは不明だが、ビンに封じられた術の発動には心の力が必要ではない可能性がある。そのためか、術の性能が魔物が使った時と比べいくらかグレードダウンしている描写がある。
  • 誰でも使える。
    • カード陣営は直接戦闘を担当する者と、魔術師でペアを組んでいる場合が多い。魔物の子と本の持ち主でペアを組むのに倣っているようでもあるが、上記の通り本の持ち主が術を使えるわけではないのに対し、ビンさえ持っていれば誰であれ呪文さえ唱えられれば術の力を使うことが出来る。

ビンは你好剛毛・鼻毛ブー等魔術師が破壊しているシーンがあるため、物理的に破壊することも可能なようだが、今のところ術が直撃したことで破壊されている場面は見られない。
また、内部には液体が満ちている様子はなく、封じている術の属性を示す紋章が中央部分に浮いている。
蓋があり、開けることで中の紋章を取り出せるが、「コロン」という擬音が使われているため、この紋章は実体がある模様。

石から復帰した白い魔本にビンの中にある紋章を入れる、吸収させる?ことで色がつくが、ティオの元へ行こうとしていた魔本がいたように、本と魔物の対応は予め決まっているかのような場面もある。
これは魔本側が魔界でピンチになっているティオを察知した上で、戦力に成りうるガッシュ達を動かそうとしていたとも考えられる。

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最終更新:2025年02月17日 04:16