いかづち邸
【外側の理】
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───記録■■■。
「あーあー。写っている……うむ、よしよし」
「何してるのよ犬畜生」
「私の名はエクサナルである」
「犬畜生」
「エークーサーナールー。佰京バイト即ちExaByteと永久即ちEternalを掛け合わせた名Exanalである。それから私の肉体は狼の因子と人間の因子を掛け合わせ狼の身体能力に人間の基礎的肉体をバランス良く配合した素晴らしき肉体であり犬では無く厳密には二足歩行の狼種と呼ぶのが正しいので───」
「はいはい……それで、なにをしているの?」
「映像記録を残しているのである」
「何してるのよ犬畜生」
「私の名はエクサナルである」
「犬畜生」
「エークーサーナールー。佰京バイト即ちExaByteと永久即ちEternalを掛け合わせた名Exanalである。それから私の肉体は狼の因子と人間の因子を掛け合わせ狼の身体能力に人間の基礎的肉体をバランス良く配合した素晴らしき肉体であり犬では無く厳密には二足歩行の狼種と呼ぶのが正しいので───」
「はいはい……それで、なにをしているの?」
「映像記録を残しているのである」
ここで一つ解説を入れよう。
私の名は先程この少女にしたように佰京バイトのExaByteと永久のEternalを掛け合わせた名、エクサナル。またの名を天才の時空の科学者である。
そしてこのちみっこい少女は愚かにも無限の時を繰り返す時空の魔法使い、ニルである。
私が彼女の質問に答えて行く所、彼女は私の言葉に疑問を覚えたようで。
私の名は先程この少女にしたように佰京バイトのExaByteと永久のEternalを掛け合わせた名、エクサナル。またの名を天才の時空の科学者である。
そしてこのちみっこい少女は愚かにも無限の時を繰り返す時空の魔法使い、ニルである。
私が彼女の質問に答えて行く所、彼女は私の言葉に疑問を覚えたようで。
「映像記録? なんのために?」
「それを説明するためにはまずは私の生まれ故郷科学世界の───」
「手短にしてくれる?」
「外側の世界の記録を残すに当たって我々の生活風景と言う物も記録として相応しいと踏んだのである」
「……そう」
「それを説明するためにはまずは私の生まれ故郷科学世界の───」
「手短にしてくれる?」
「外側の世界の記録を残すに当たって我々の生活風景と言う物も記録として相応しいと踏んだのである」
「……そう」
ニルはやや呆れた様子で部屋のソファに沈むように座り込む。
今の私ならわかるがニルが目を瞑り魔力を編む時は、並行世界を覗き、その上で未来視を行い、世界の滅びを確認しつつ、どうすれば滅びを止められるかを想定している事が大半。
全く、世界を救おうとは愚かである。
滅びは滅びとして最終的に必ず迎える物であり、人間だけでなく世界も滅びの対象となるのは仕方の無い事と私は考える。
さて、そんなニルの様子もカメラは映像に捉える。
カメラを止めに入らない辺りはニルは映像記録を残すという事を否定はしない様子。
しかし映像記録を残すとしても私自身は何かをする事も無い。
今は映像を残す事が研究でもあるし、そもそも私がこの場を離れたら私の映像が残らないのである。
そう思案を続けていれば狼の耳は足音をとらえる。
誰かが外側の世界に足を踏み入れた。
慣れた様子で進む辺り、この足音の主は───。
今の私ならわかるがニルが目を瞑り魔力を編む時は、並行世界を覗き、その上で未来視を行い、世界の滅びを確認しつつ、どうすれば滅びを止められるかを想定している事が大半。
全く、世界を救おうとは愚かである。
滅びは滅びとして最終的に必ず迎える物であり、人間だけでなく世界も滅びの対象となるのは仕方の無い事と私は考える。
さて、そんなニルの様子もカメラは映像に捉える。
カメラを止めに入らない辺りはニルは映像記録を残すという事を否定はしない様子。
しかし映像記録を残すとしても私自身は何かをする事も無い。
今は映像を残す事が研究でもあるし、そもそも私がこの場を離れたら私の映像が残らないのである。
そう思案を続けていれば狼の耳は足音をとらえる。
誰かが外側の世界に足を踏み入れた。
慣れた様子で進む辺り、この足音の主は───。
「やれやれ……また来ちまったよ」
「伊織であるか。今度はどこに旅行に行ったのだ?」
「伊織じゃない。また自分の世界も見つけれずに帰ってきたのね」
「帰って早々お前さん等は辛辣だねぇ」
「伊織であるか。今度はどこに旅行に行ったのだ?」
「伊織じゃない。また自分の世界も見つけれずに帰ってきたのね」
「帰って早々お前さん等は辛辣だねぇ」
この幻想に伝わる鬼に酷似した姿を───否、正に鬼本人である男は伊織である。
根絶した世界の出身でありながら人が好きな神に手駒として拾われた哀れな鬼である。
さて、伊織が来た事だし必要な事は伝えておこう。
根絶した世界の出身でありながら人が好きな神に手駒として拾われた哀れな鬼である。
さて、伊織が来た事だし必要な事は伝えておこう。
「伊織よ、今は映像記録を残してる最中である。邪魔はするな」
「映像記録? ……ここカメラ使えたのか」
「映像記録? ……ここカメラ使えたのか」
物珍しそうに設置したカメラの前に立って様子を伺う伊織。
この世界では確かに私しか持っていないだろうから珍しいだろうが、そこまでであろうかと思う所はありつつも無視する事にしよう。
そして私が資料取り出してこの空間で研究を続けながらも伊織は悩んだ後に備え付けのキッチンで何かを作り始めた。
相変わらず呑気である。
この世界では確かに私しか持っていないだろうから珍しいだろうが、そこまでであろうかと思う所はありつつも無視する事にしよう。
そして私が資料取り出してこの空間で研究を続けながらも伊織は悩んだ後に備え付けのキッチンで何かを作り始めた。
相変わらず呑気である。
「伊織、お菓子と紅茶頂戴」
「私はお菓子と珈琲、ブラックである」
「はいよ、待ってな」
「私はお菓子と珈琲、ブラックである」
「はいよ、待ってな」
決して我等は仲良くは無いだろうが、一瞬の時を過ごす者同士、こうしてお茶会の一つはする物である。
以上が今回の記録としてここに残す。
代表、エクサナル。
以上が今回の記録としてここに残す。
代表、エクサナル。