【詳細】
英国内に存在する場所で、
妖精達にとって一番安全な場所。
門番がいるらしく、
公主隠しについて何か知っているらしいが登場はしていない。
末世研究用に作られた1km四方の異空間であり、内部は常に夜空で平地に草原や森があり、小川が流れている。
ここにある泉は「人工末世」と呼べるものであり、
流体を吸って花を咲かせる性質を持つ。
何か物体を投げ込むと、泉に触れた物体は瞬時に分解され花となるが、その物体を構成していた流体は消失しどこにも還元がなされない。
そのためこの泉が何かを飲むたびに世界を構成する流体の総量が減るため、どこかしらで怪異が発生するという。
英国と共同で末世を研究していた
マクデブルクにも存在し、
ゲーリケを始めとする研究チームは末世回避のための研究を行った末、末世に対する回避方法が存在しないことを知ってしまう。
だが人工末世が広がらないようにした技術を応用して、防護術式である
マクデブルクの半球を作り上げた。
この研究を使ったのか、研究に携わった者達が助力したのかは不明だが、
創世計画が失敗する未来において
エリザベスはこの空間を改造することで、末世の影響を受けないシェルターとしての場所を作り出し、
運命の自殺による世界の消滅を僅かながら防ぐエリアを設けたという。
しかし空間には限りがあるため、消滅後の世界に有益と判断された技術を持つ人間や、存在が有益と判断された者達以外は"花園"に入ることが叶わず、数百人程度の許容量だったというが、少なくとも
浅間、
ネイト、
メアリはシェルターに入ったことが確認されている。
だが
加藤・嘉明と
脇坂・安治の
両親はシェルターに入ることが叶わず、
人狼女王はそのまま外界に残って残りの人生をエンジョイしたとされているが、おそらく伴侶の方がシェルターに入れなかった可能性が高い。
そのため世界の消滅まで夫とともに人生を楽しみ尽くしかったのかもしれない。
最終更新:2022年01月11日 04:30