【名前】 |
マクデブルクの略奪 |
【読み方】 |
まくでぶるくのりゃくだつ |
【詳細】
三の上で話題が出て、三の中で準備されていき、三の下で本格開戦した戦い。
神聖ローマ帝国ザクセン選帝侯領のマクデブルク市が、
旧派の勇将
ティリー将軍の率いる軍勢によって陥落され蹂躙された事件を指す。
一般的には、「マクデブルクの戦い」「マクデブルクの惨劇」等と呼ばれる。
史実では、旧派の主力による非協力的な改派への見せしめであり、三万人いた住民はこの攻撃によって五千人にまで減少。
生き残ったのは女子供ばかりであり、その生き残った者たちもティリー軍によって暴行の対象となった。
しかしこれは完全に逆効果となり、改派領邦は旧派領邦に対し敵対して集い、神聖ローマ帝国内の旧派と改派は完全に分裂。
結果として、見せしめどころか、神聖ローマ帝国はフランスとの30年戦争に敗北することになる。
この
歴史再現は
M.H.R.R.では重要視されており、完遂するために様々な工作が行われた。
マクデブルク側は
武蔵に市長
ゲーリケを派遣して協力を取りつけ市民を避難させたり、
「戸籍上」女になれるとして生粋のホモ集団を呼び寄せ、さらに
動死体の招集を検討していた。
聖連も、この再現により結果的に
M.H.R.R.の力を殺げるため、ある程度の融通はきかせている。
しかしM.H.R.R.側が武蔵の介入によって歴史再現が完全には行えない可能性があるとして、武蔵の曳航を禁止した上、
開始時刻を前倒しして開始してしまう。
マクデブルクでの戦闘は、M.H.R.R.旧派系 VS M.H.R.R.改派系+武蔵+
六護式仏蘭西の構図で行われた。
武蔵は曳航が禁止されただけで、発射されて到着した場合はその限りではないという強引な解釈を持って出撃。
その間改派のものと、武蔵の一部の者達がM.H.R.R.旧派とP.A.Oda相手に戦闘を行った。
だが、この歴史再現の本来の目的は、マクデブルクに集まった他国の重鎮たちを一箇所に避難させた上で質量弾として戦艦を叩き込み一網打尽にすることだった。
最終更新:2015年06月18日 16:05