ゴリラの寿司

『ゴリラの寿司 全国大会編』
シナリオ概要
◎推奨レギュレーション:GR2(所謂、Lv2)
◎GCLは4の(ドラマティックゴリラ)、現代社会と同じ、人間とも共存し意思疎通はとれる
◎推奨ゴリラ数:2匹
◎戦闘は無し、クライマックスは、特殊な判定のみを行うものになります。
(戦闘用スキルは取得しなくても大丈夫です)
◎このシナリオでは、普通のゴリリングに加え、料理漫画のような演出をするだけでもゴリリングを成功したとみなしても良い。

◎今回の世界観
ゴリラと人類が共存する都市、トーキョー
ジャングルから出稼ぎくるゴリラの中、ニホンの寿司職人に憧れるゴリラ達がいた!
果たしてゴリラは、厳しい寿司業界を生き抜き、立派な寿司職ゴリになって、ジャングルに錦を飾れるか!

トレーラー
ここ数年、ジャングルでは空前の寿司ブームがきていた
そこで巨大なバナナ資本を持つ「笹ゴリ寿司」が、他ゴリ店買収に乗り出した!
抵抗するゴリラは、シットな嫌がらせにあい、衛生上の営業停止に追い込まれていった。

一方、そのジャングル出身のゴリラ(PG1)は、名店「羽菜々寿司(バーナナずし)」で、追い回しゴリラ(PG2)と共に切磋琢磨していた。
そして、なんと努力の末PG1は、寿司職人コンクール全国大会に代表として、選ばれたのだ!

しかし、トーキョーにあの笹ゴリ寿司が、進出!
そして、全国大会に最強の寿司職ゴリ「大猿寺 五郎太(だいえんじ ごろうた)」を連れてきたのだ!
果たして、笹ゴリ寿司の卑劣な罠を掻い潜り!全国優勝をすることができるのか!
ゴリラTRPG
「ゴリラの寿司 全国大会編」


■ハンゴリアウト(所謂、ハンドアウト)
PG1(いわゆる、寿司を握るゴリラ)
あなたは、ジャングル出身の新人寿司職ゴリ!
トーキョーの名店「羽菜々寿司(ばーななずし)」で修行しており、いつか「一ゴリ前(一人前)」になり、故郷のジャングルに錦を飾りたいと思っている。
しかし、あなたを疎ましく思っている、ジャングル寿司界を牛耳る「笹ゴリ寿司」は、次々と妨害行為を仕掛けてくる!

ゴネクション(所謂コネ)
大猿寺 五郎太(だいえんじ ごうろうた)
あなたが修行中、寿司勝負で戦った寿司職ゴリ。
ニホンで、はじめて保健所の許可を得てツケ場にたった、伝説的なゴリラ
そして、その勝負は0勝2敗1引き分けと完敗した。
だが、あなたはいつか再戦し、彼を越えたいと思っている

PG2(いわゆる、サポートのゴリラ)
あなたは、PG1とともにトーキョーの名店「羽菜々寿司(ばーななずし)」で修行している、追い回しゴリラだ。
実力は、PG1ほどではないが、知識や体力などでサポート能力(解説やリアクションも含む)にすぐれている。

ゴネクション(所謂コネ)
目利きのゴリさん
ツキジの伝説的目利きのゴリラ 彼に聞けばどんなバナナがいいのか瞬時にわかるが、PG達の成長を促す為あえて問題を出すこともある。


登場ゴリラ
笹剛理 剛志(ささごり たけし)
ジャングル1の寿司チェーン「笹ゴリ寿司」の跡取り。
PG1を目の敵しおており、次々と妨害行為をしてくる。

溝剛理 安五郎(ミゾゴリ ヤスゴロウ)
トーキョーゴリラ寿司協会の会長。
うまいものを食べたとき、ドラミングをすることから「柏ドラのヤス」で有名!

登場人物(人間)
羽菜々 征剛郎(ばなな せいごろう)
羽菜々寿司の5代目親方、ゴリラであるPGたちに寿司を教え、温かく見守る人格者。
人間であるがどこと無くゴリラに似ている

武方剛理栄(むほう ごりえい)
料理ゴリキラーの評論家、ゴリラの作る寿司は否定派で何かとPG達と衝突する事もシバシバ……だが、その舌は確かである。
人間であるがどこと無くゴリラに似ている

※:GMの任意で登場ゴリラと登場人物は増やしてもよい。


オープニングフェイズ
シーン1「導入」
登場PG1と2
解説
PLの各ゴリラ紹介が終わったら、普段「羽菜々厨寿司」ではどう過ごしているかを聞いてみよう。
ここで、自由にゴリリングや寿司を握る演出をしてみてもらい、自分の寿司ゴリラ性を他のPLに見てもらおう!

このシーンでは、「親方」こと「羽菜々 征剛郎(ばなな せいごろう)」(以降、親方)を登場させ、PGにお客(NPG or NPC)に寿司を握る事を促すといいだろう。
お客は、美味そうに寿司を食べて盛り上げよう。

描写
親方
「今日は〇〇(PG名)よ、握ってみるか?」
お客(ゴリラ)
「ウマイウホ、舌がドラミングしてるゴリ」
お客
「美味い!!ええ!本当にゴリラがこれを握ったの?」


PG1と2の演出が終わると、シーンも終了する。



シーン2「武方来店!?」
登場PG1と2
解説
来店した「武方剛理栄」によって、ゴリラ寿司の全国大会の情報が開かされる。

1:審査委員は「武方」と「溝剛理 安五郎」
2、お題は「バナナ」を使った寿司
3:対戦相手は、PG1のライバル「大猿寺 五郎太」
4:大猿寺は、笹ゴリ寿司代表として出場しているらしい。

PG1には、大猿寺と笹ゴリ寿司二つの因縁があることを伝える。
因縁のエピソードは、事前にPG1と一緒に考えるといいだろう。

描写
PG達の寿司が好評を博していると、味覚ウホウ塾の「武方剛利栄」が来店する。

武方
「フン、親方!まだ、ゴリラに寿司を握らせているのか?名店羽菜々寿司の名がなくぞ!」

親方
「私は、ゴリラも人間も寿司を握る真心があれば、平等に扱っている、それだけですよ」
武方
「フン!まぁいい、『親方』の握る、一人前を頼む!」

武方は、いつもどおりに嫌味を言いつつも親方の寿司を褒める。
そう、嫌味な人間だがその味覚は本物なのである。

武方
「流石、親方だ。味は常に最高レベル!まだまだ腕は、落ちてはおらぬな」

親方
「お褒めににあずかり、光栄……ですが、寿司を食べにきた、それだけではないのでしょう?」

武方
「フン、そうだな、物のついでに小僧(PG1)に全国大会の情報を教えてやりにきた。」
「何故知っているかって?ワシが審査員だからだよ」
「なんでも、公平を期すために、ワシが人間代表の審査員で、ゴリラ側の審査員は、柏ゴリの安こと溝剛理 安五郎(ミゾゴリ ヤスゴロウ)だ。」
「肝心の課題は、バナナの寿司……おぞましい寿司だな」
「そして、対戦相手は大猿寺五郎太(だいえんじ ごろうた)だ!小僧、貴様がが一度ぼろ負けしたゴリラだ」

「しかも、所属は笹ゴリ寿司!つくづく因果なことだな」
「そういうことだ、精々無様な寿司を作らぬ事だな、ふははは!」

そういうと、お会計を済ませ武方は帰っていった。

武方が帰ったあと・・・・・・親方は静かにPGにむけてこういう

親方
「ふむ、バナナの寿司か、人間とゴリラ両方を納得させるのには、かなり難しい課題だな」
「特に武方さんは、バナナの寿司がきらいなようだ……ともあれだ、しばらく暇をやろう、〇〇(PG1名)と××(PG2名)2匹で納得いくまで、バナナの寿司を考えてみるといい」

PG1と2が、協力して食材を仕入れに向かった所でシーンを閉じる。


ミドルフェイズ1
「食材獲得編」
登場PG1と2
解説
ツキジにて食材を探すパートである。
協力ゴリラの「目利きのゴリさん」からのテスト(力or野生による判定)を合格すると、「バナナのレート」と「ゴリラ米のレート」を手に入れることができる。
このレートを手に入れないと、レート表からランダムからでしか、食材を獲得できないので注意するよう伝える。
各レート獲得判定のあと、「食材獲得判定」を行い、食材を手に入れる。
しかし、食材獲得判定の達成値を出した直後、「笹ゴリ寿司の妨害」が起きる。
妨害の判定に失敗すると、食材値がマイナス1される。

描写
全国大会で戦うための「バナナ」と「ゴリラ米(シャリ)」を手に入れるため、PGはツキジへと向かう。
ツキジに着くと、PG達の知り合いである、「目利きのゴリさん」が話しかけてくる

目利きのゴリさん
「よう、2匹とも!聞いたぜ、次のお題はバナナの寿司だってゴリな。」
「おまえ達には勝ってほしいが、ここは心を鬼ゴリラにして、テストさせてもらうウホ……成功したら、国別の旬のバナナとゴリラ米のレートを教えてやるウホ」

「レートの獲得」
PGの内どちらかが、「力」か「野生」の判定で10以上の達成値を出せば、以下の「バナナレート」と「ゴリラ米レート」を手に入れる。
レートを手に入れると、その中から選んで「食材獲得判定」を行うことができる。
なお、失敗するとレートを選ぶことができず、1d6のランダムにしか「食材獲得判定」を行うことができない。

バナナレート(出荷している国)
○ランダム時の目:出荷国/達成難易度/食材値
1:ニホン/15/+5
2:インド/11/+1
3:フィリピン/10/+1
4:ブラジル/12/+2
5:インドネシア/12/+2
6:エクアドル/14/+3

ゴリラ米レート(ブランド)
○ランダム時の目:(ブランド)/達成難易度/食材値
1:ゴリヒカリ/14/+3
2:ゴリラコマチ/11/+1
3:ゴリニシキ/13/+2
4:ウホメボレ/13/+2
5:森のゴリさん/15/+5
6:ウホヌキ/10/+1



「食材獲得判定」
各PGは、各レート表から「出荷国」・「ブランド」を選んで(レート表を獲得できていれば)、その達成難易度の判定を行う。
この判定で使用する能力値は、演出さえあえば、好きな能力値で判定してもよい。
判定に成功すれば、PGの内高い方の「食材値」を手に入れることができる。
PG全員が失敗した場合、ワケありバナナ・シャリ(食材値+1)を手に入れる

「笹ゴリ寿司の妨害」
「食材獲得判定」で食材値が決まった直後に以下の描写が、挿入される
ツキジの奥から、嫌みなゴリラの声が聞こえる
???
「おうおう、辛気くさいゴリラがいるウホ!」
声の主は、「笹ゴリ剛志」、笹ゴリ寿司の御曹司であり、PG達とも因縁深いゴリラだ。

笹ゴリ
「ウホホッホ!奇遇だな、○○(PGの名前)!俺は、本店から重役として、大猿寺のサポートにきたんだよ!こんな感じでな!!!」

各PGは、下記の「笹ゴリ寿司の妨害表」を振る

「笹ゴリ寿司の妨害表」
○ダイス目:妨害内容
1:ツケ場にシットを投げて、衛生上の営業停止に追い込む
2:バナナ園を買い占めたあと、園に火を放つ
3:腐ったバナナを無理矢理食べさせる
4:バナナの皮で滑らせ、電車でゴリ身事故を起こす
5:バナナを運搬する船を沈める
6:ゴリラが握る寿司店のビラをすべて捨てる。

GMが、妨害の内容を演出したあと、表を振った各PGは、「ランダム決めた能力値」で達成値8の判定を行う。
成功すれば妨害を阻止できるが、失敗すると食材値がマイナス1(PG2匹が失敗するとマイナス2)される。

ここまでの描写が終わったところで、シーンをとじる。


ミドルフェイズ2
「バナナ調理編」ここに文字を入力
登場PG1と2
解説
食材を獲得し「羽菜々寿司」に帰ってきたPGたち。
ここで、大会の課題が、3種類のバナナ寿司を作ることが、課題であると判明する。
親方は、バナナの寿司には、それぞれ味の創意工夫が大切と告げる。
一方、目利きのゴリさんが仕入れた情報によれば、大猿寺は・・・・・・
「青いバナナ寿司」
「スイーツ風の寿司」
「生トロバナナ寿司」
を考えているようだ……これ以外のアイディアをもって、バナナ寿司の調理方法を考えよう。

描写
食材を獲得し「羽菜々寿司」に帰ってきたPGたち。
すると、親方が大会委員会からの手紙を持ってむかえる
親方
「正式な対戦課題がでたようだ、どうやら【3種類のバナナ寿司】を作ることが課題となるらしい。」
「バナナの寿司には、それぞれ味の創意工夫が大切だ、ただ握るだけではゴリラには受けるかもしれないが、人間(武方)には食べられるか……そこがキモとなるな」

すると、仕事を終えた、目利きのゴリさんも来店する。
目利きのゴリさん
「おおいウホ、どうやら大猿寺のバナナ寿司の路線が、決まったようだゴリ」
「大猿寺は・・・・・・「青いバナナ寿司」「スイーツ風の寿司」「伝説の生トロバナナ寿司」を考えているようだウホ」
「同じアイディアじゃ勝てないだろうな・・・・・」


ここからは、シーンや回想等を自由に設定して、バナナを調理方法を考えることができる。(最大4シーン)
考えつかない場合、下記の表から選んで調理方法選択し、PGは好きな能力値で難易度10の判定を行う
成功すれば、調理方法に応じた調理値を手にいれる。

調理方法表ここに文字を入力
調理方法/調理値
刺身/+3
焼く/+3
煮る/+2
酢で〆る/+2
海苔で巻く/+3
ヅケ/+2

オリジナルの調理方法
表以外のオリジナル調理方法で、GMがおもしろいと思ったならば、PGに好きな能力値で難易度10の判定をさせ、成功する事で、採用可能とする。
その際、の調理値は+4とする。

これらの判定は、PG全体で4回行うことができ、調理値はそれぞれ個別の値としてメモし、クライマックスで使用可能となる(詳細は、クライマックス)

4回全ての判定に成功した場合
「煮る/+2」「焼く/+3」「ヅケ/+2」
「海苔巻き/+3」それぞれをメモしておく。

そして、それぞれの調理方法を生かした、バナナの寿司を開発したら、シーンを終了する。


クライマックスフェイズ
「決戦・全国大会!」ここに文字を入力
登場PG1と2(ただし、判定をできるのはPG1のみ)
解説
寿司コンクール全国大会がはじまり、遂に「大猿寺 五郎太」との寿司勝負の時です。
笹ゴリ寿司代表とはいえ、大猿寺は、笹ゴリ寿司の妨害を知りません。
彼は、純粋にPG1とまた戦いたいが為にエントリーしたのでした。
妨害について話すと、笹ゴリに静かな怒りを彼は抱くでしょう。
彼は、試合が終わった時に全てのカタを付けるというでしょう。

試合中PG2は、判定等をすることは有りませんが、PG1を助ける演出等をして一緒に盛り上がれるようにすると、料理漫画っぽくなるのでお薦めです。

勝負の決着がついた段階で、シーンを閉じて、エンディングフェイズへと進みます。


描写
遂に寿司コンクール全国大会がはじまった!
会場は、寿司好きの人間にゴリラでごった返していた

人間達
「うおー寿司!!!!!」
ゴリラ達
「うほーー寿司!!!!」

そして、対戦相手の「大猿寺 五郎太」の登場である。

大猿寺
「うほ……少年久しぶりウホ!」
「私が何故、笹ゴリ寿司にいるか……それは少年と再び戦うためだ!」

妨害について話す
大猿寺
「妨害があったゴリか……笹ゴリ氏め」
「この落とし前は、必ず付ける!だが、この勝負お互い全力で挑もう!!」
と静かな怒りを燃やす大猿寺、どうやら妨害については知らなかったらしい。

そして、「武方」と「柏ドラのヤス」も会場に現れる
柏ドラのヤス
「伝説の寿司職ゴリの大猿寺氏にトーキョー代表の〇〇(PG1の名前)君か、これは楽しみウホね、武方さん!」
武方
「正直、バナナの寿司なんぞ、期待はしておらんがね」
柏ドラのヤス
「相変わらずですね……ともあれ、コレから試合を開始します!両者悔いの無いように握ってくださいゴリ!」

一方、会場の裏側で笹ゴリもその様子を見ていた
笹ゴリ
「フン!また、大猿寺に負けて大恥を書くといい〇〇(PG1の名前)!」


かくして試合がスタートする!GMは、PGに次ページの「クライマックスルール」を説明し試合を進行させること!


クライマックスルール
参加するPGは、一匹のみ(もう1匹は、演出の手助けなどをするといいだろう)、互いに3回判定をし、それらの達成値の合計が、最終的に高いほうが勝利となる。

クライマックスの流れここに文字を入力
1:戦闘準備フェイズを行う
ドラミングを使用するなら、このタイミング(適応されるのは、最初の1回戦のみなので注意)

2:行動順番を決める
【野生】+1D6 をロールし、達成値の高い方が、先攻か後攻を決める(同値だった場合、PG優先となる)
ただし、2回戦以降は、寿司ポイント(後述)が低い方が後攻となる。
※:GMは、料理漫画的にもシステム的にも、相手の達成値を見てから、GPの使いどころが量れる後攻が有利ということを伝えよう


3:寿司を握る演出を行う
PGは、寿司を握る演出(または、調理をする描写)をすることができる
GMは、PGの行った演出が、面白いと思ったならば、1~2D6を振ってもらう。
PGは、その出目の数値を次の判定ボーナスとして使用できる、これを【演出ボーナス値】という。


4:判定を行う
まず、先攻が判定を行う。
【好きな能力値】+【食材ポイント(バナナとゴリラ米(シャリ)の合計ポイント)】+【調理値(調理方法から1つ選択)】+【演出判定ボーナス値】+2d6の判定を行い、達成値をだす。

GMは、「武方」と「柏ゴリの安」のリアクションをする。
料理の解説や純粋に「うまーーーい」でもよいが、料理漫画風のリアクションをとると盛り上がるぞ!

達成値が、20を超えると「柏ゴリの安」がドラミングし美味さ表現するなど。

リアクションを終えたら、後攻側も「3:寿司を握る演出を行う」と「4:判定を行う」を行い(GMはリアクションも)、達成値をだす。


5:達成値を比べるここに文字を入力
互いに達成値を比べ、高い方が勝ったという描写をする。
2回戦以降は、トータルの達成値が低い方が後攻となる。

勝負は3回戦(1~5を繰り返す)
この工程をトータル3回行い、総合得点の高いゴリラが勝利となる。

NPGデータ
大猿寺 五郎太(だいえんじ ごうろうた)
HP:25
GP:0~5
※:食材値+調理値+調理値が5以下の場合GPは使用しない
  6以上の時GP3点
  10以上の時GP5点
筋力:5
パワー:5
力:5
野生:5
ゴリラスキル
ドラミング(PGが、ドラミングを使用した場合のみ使用する。)

大猿寺の作る寿司
1回戦
【食材値】+8
【調理値】+4
【バナナの刺寿司』+3
【演出ボーナス値】+1D6(内容参照)
力の判定+2D6
(1回戦はGPがあればを1~2点使いゴリティカルを1回だけさせる)
内容
このバナナ寿司は、青いバナナ通称「バナナキュウリ」を使った、サラダ感覚の寿司である。
この青いバナナは、キュウリやズッキーニよりも青臭くなく、シャキシャキとした触感が特徴的
ほのかに粗塩がアクセントとなり、その素材の味がいかんなく発揮されている。

リアクション
武方
「こ、これが本当にバナナの寿司なのかね!?馬鹿な美味いだと!しかも、最初の1貫を前菜としてだすとは恐ろしいゴリラだ、大猿寺!」

柏ドラのヤス
「こ、これは!しゃきしゃきとしていて、それでいてサッパリ、こんな後味がさわやかな寿司は初めてウホ!!」
ドラミングをして美味さを表現する

2回戦
【食材値】+8
【調理値】+4
【チョコバナナの寿司』+3
【演出ボーナス値】+1D6(内容参照)
力の判定+2D6
(2回戦はGPを使わない)
内容
このバナナ寿司は、スイーツ軍艦寿司である。
米はポン菓子(コメのお菓子)を水あめでコーティングしシャリに見立て、ノリを薄い伸ばしたチョコレートで巻き、甘いバナナをイクラの様に小さな粒上加工したものが乗っている。
課題を逆手に取ったような、SUSHIであるが、バナナとチョコの愛称とサクサクしたポン菓子シャリの愛称はバツグン!

リアクション
武方
「シャリがサクサク?これはポン菓子を固めたもの!色物だこんなのは色物だが、3つの甘みが渾身一体となって、こんな美味いとは!!」

柏ドラのヤス
「バナナとチョコ筈のはずがなかったウホ!このイクラ状バナナも舌の上でコロコロ心地よく跳ねる、甘くておいしーーー!」
甘露さをドラミングで表現する

最終戦
【食材値】+8
【調理値】+4
【生トロバナナの寿司】+5
【演出ボーナス値】+1D6(内容参照)
力の判定+2D6
(全てのGPを使い切る)
内容
このバナナ寿司は、伝説の身の全てがシュガースポットである寿司である。
身がとろとろ過ぎるので、常温では握ることは不可能であった。
だが、大猿寺はなんと冷凍バナナの状態でそれを握る!
しかも、握ったあとは程よい溶け具合になっているのだ!
その秘密は、大猿寺が握る前にドライアイスを握っていたことが、関係していた。手を冷やし、身体の防衛本能を利用してさらに血流量を増やすと、手が通常よりも暖かくなるのだ!
これによって、手の中で寿司の温度バランスを絶妙に調整したのだ!

リアクション
武方と柏ドラのヤス
「・・・・・・・・・・・・」

ドラミングはなしだ、しかし、人間もゴリラも本当に美味い物を食べた時、その言葉を失うのであった。

エンディングフェイズ
解説
試合の結果によって、エンディングは以下の様に分岐します。

試合に勝った場合
大猿寺は笹ゴリを捕まえ、PGの寿司を食べさせます。
PGが、笹ゴリを改心させたい気持ちがあれば、寿司を食べたことによって彼の心が改心されます。

{試合に負けた場合
}大猿寺はこの勝利をもって、寿司職ゴリを引退し勝利をPGに譲ります。
彼は、笹ゴリの悪行暴くべく去っていきます。
その後、彼の行方は分からなくなります。


描写試合に勝った場合
試合に勝ったあと大猿寺は、PGに敬意を払い握手を求める。

大猿寺
「少年、苦境に立ちつつも、よく私を打ち破ったウホ」
「私からできる事は、これくらいゴリ!」

そう言うと大猿寺は、恐ろしい速さと筋力で、逃げ出そうとした笹ゴリ剛志を捕まえる。
そして、あなたの前に連れて行く。
大猿寺
「少年、彼に君の寿司を食わせてはくれないウホか?」

笹ゴリ
「こ、コイツの寿司なんて、喰いたくないゴリィィ」

※:PLには、寿司を笹ゴリに食べさせることで、涙を流し改心させることができる。と伝えても良い。

寿司を食べた
笹ゴリ
「なんて、温かい・・・これが本当の寿司ウホ!?」
憑き物が落ちたように笹ゴリは、自身の罪を認める。
そう、ゴリラの寿司とは「ゴリラを救う寿司」でもあるのだ!


寿司を食べない
大猿寺
「そうか、ならば・・・彼の根性は私自ら叩きなおす!それが、私が君にできる罪滅ぼしウホ」
そういうと、そのまま笹ゴリを連れて会場をあとにする。

試合に負けた場合
勝利した大猿寺、しかし勝ったというのにその表情は暗かった……

大猿寺
「少年、いい試合だった。これで私も思い残すことはないウホ」
「私は、この勝利をもって、寿司職ゴリを引退し勝利を少年に譲る」
「私は、笹ゴリ寿司の卑劣な妨害行為を許すことはできないウホ!」
「サラバだ、少年!」

そういうと、大猿寺は会場をあとにする。
彼は、笹ゴリの悪行暴くべく寿司業界を引退するのであった。

その後、大猿寺の行方は分からない。


※:この試合結果を自分も辞退するか否かは、PG1に委ねる。



個別のエンディングについて
ここまでの展開を踏まえ、個別のエンディングをしてもいいだろう。

決勝に進出したので、PG1の次のライバル(五治安歩《ゴジアンホ》等)が判明する
親方の計らいで、PG2もツケ場で働けるようになった。
最終更新:2021年01月12日 00:45