Todarodes pacificus
コ クラス
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gs23
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文化祭(クラス)1年目
●●「スコーンとサンドイッチ、
お待たせしました。
●●(ハァ〜、忙しい……
こんなにお客が来るなんて
想像してなかったよ)
お待たせしました。
●●(ハァ〜、忙しい……
こんなにお客が来るなんて
想像してなかったよ)
友好
琥一「おぉ!?
●●「あっ、琥一くん!
いらっしゃいませ!
●●「オマエ、
なんつーカッコしてんだよ……
●●「メイドさんだよ。
何か食べていって!
琥一「じゃあ、ピザとコーヒー。
●●「ピザは無いけど……
イングリッシュマフィンは
いかが?
琥一「イング——
メンドクセーな……
じゃ、それ3つだ。
●●「1つで十分だよ?
琥一「腹減ってんだよ。
いいんだ3つで。
3つだ。
●●「もう……
イングリッシュマフィン、
スリーと
ホットコーヒー入りました!
●●「あっ、琥一くん!
いらっしゃいませ!
●●「オマエ、
なんつーカッコしてんだよ……
●●「メイドさんだよ。
何か食べていって!
琥一「じゃあ、ピザとコーヒー。
●●「ピザは無いけど……
イングリッシュマフィンは
いかが?
琥一「イング——
メンドクセーな……
じゃ、それ3つだ。
●●「1つで十分だよ?
琥一「腹減ってんだよ。
いいんだ3つで。
3つだ。
●●「もう……
イングリッシュマフィン、
スリーと
ホットコーヒー入りました!
好き以上
琥一「おい。
●●「あっ、琥一くん!
いらっしゃいませ!
琥一「オマエ……
その格好。
●●「メイドさんだよ。
似合う?
琥一「馬鹿オマエ——馬鹿。
●●「……なに?
男子生徒「あっ、可愛いメイドさん
いんじゃん!
男2人、入れる?
●●「はい、ただい——
琥一「あぁ?
悪ぃけど入れねぇなぁ!
男子生徒「す、すいません!!
●●「あ、ちょっと……
もう、琥一くん!
琥一「俺が3人前食や、
文句ねぇだろうが。
●●「スコーンとサンドイッチと
イングリッシュマフィンと
コーヒースリー入ります!
琥一「……マジで?
●●「あっ、琥一くん!
いらっしゃいませ!
琥一「オマエ……
その格好。
●●「メイドさんだよ。
似合う?
琥一「馬鹿オマエ——馬鹿。
●●「……なに?
男子生徒「あっ、可愛いメイドさん
いんじゃん!
男2人、入れる?
●●「はい、ただい——
琥一「あぁ?
悪ぃけど入れねぇなぁ!
男子生徒「す、すいません!!
●●「あ、ちょっと……
もう、琥一くん!
琥一「俺が3人前食や、
文句ねぇだろうが。
●●「スコーンとサンドイッチと
イングリッシュマフィンと
コーヒースリー入ります!
琥一「……マジで?
成功
琥一「食った……
●●「お味はいかがでしたか?
琥一「味?
おぉ、悪かねぇ。
ウマかった。
●●「わっ、
全部食べちゃったの!?
琥一「まあな。
いくらだ?
●●「えぇと……
お会計が5リッチになります。
琥一「へぇ……
お友達料金でもか?
●●(払えるのかな……
でも、喜んでるみたい!
大成功かな?)
●●「お味はいかがでしたか?
琥一「味?
おぉ、悪かねぇ。
ウマかった。
●●「わっ、
全部食べちゃったの!?
琥一「まあな。
いくらだ?
●●「えぇと……
お会計が5リッチになります。
琥一「へぇ……
お友達料金でもか?
●●(払えるのかな……
でも、喜んでるみたい!
大成功かな?)
失敗
琥一「……おい。
●●「あ、琥一くん、
お味はいかがでしたか?
琥一「いかがじゃねんだよ……
オマエこれ、食ってみたか?
●●「まだだけど……
美味しくなかった?
琥一「ルカが作っても
こうはならねぇぞ?
●●「どれどれ……
琥一「な?
●●(うっ、
これは、無いかな……
大失敗……)
●●「あ、琥一くん、
お味はいかがでしたか?
琥一「いかがじゃねんだよ……
オマエこれ、食ってみたか?
●●「まだだけど……
美味しくなかった?
琥一「ルカが作っても
こうはならねぇぞ?
●●「どれどれ……
琥一「な?
●●(うっ、
これは、無いかな……
大失敗……)
文化祭(クラス)2年目
●●「世にも恐ろしいよ〜
お化け屋敷だよ〜
●●(ふぅ……
お化けになって
客寄せは大変だ……)
お化け屋敷だよ〜
●●(ふぅ……
お化けになって
客寄せは大変だ……)
友好
???「おい。
●●「あ、琥一くん!
お化け屋敷だよ〜
どう?
琥一「入らねぇよ。
つーかオマエ……
毎年なにやってんだ?
●●「可哀想だと思ったら
入ってよ!
琥一「ま、同情はするけどな?
●●「じゃあ、
お客様1名、入りまーす!
琥一「……おい。
●●「あ、琥一くん!
お化け屋敷だよ〜
どう?
琥一「入らねぇよ。
つーかオマエ……
毎年なにやってんだ?
●●「可哀想だと思ったら
入ってよ!
琥一「ま、同情はするけどな?
●●「じゃあ、
お客様1名、入りまーす!
琥一「……おい。
好き以上
???「よぉ、やってんな。
お化け。
●●「あっ、琥一くん。
入って行って?
琥一「馬鹿、入んねぇよ。
●●「そんなこと言わないで、
ちょっとだけ!
ね?
男性客「あ、カワイイお化けぇ〜!
お化けちゃんも一緒に
入ってくれるの?
●●「あ、いらっしゃいま——
琥一「ついて来ねーんだそれが!
悪ぃな?
男性客「す、すいませんでした……
●●「琥一くん!
琥一「入りゃいいんだろが……
●●「お客様1名、入りまーす!
お化け。
●●「あっ、琥一くん。
入って行って?
琥一「馬鹿、入んねぇよ。
●●「そんなこと言わないで、
ちょっとだけ!
ね?
男性客「あ、カワイイお化けぇ〜!
お化けちゃんも一緒に
入ってくれるの?
●●「あ、いらっしゃいま——
琥一「ついて来ねーんだそれが!
悪ぃな?
男性客「す、すいませんでした……
●●「琥一くん!
琥一「入りゃいいんだろが……
●●「お客様1名、入りまーす!
成功
???「オ゛ォーー!!
男性客「オワッ!?
た、助けてー!!
●●「???
琥一「ハハハッ!
おい、
楽しいじゃねぇか、ここ。
悪かねぇぞ?
●●「…………
●●(まあ……
やった!
琥一くんは
楽しんでくれたみたい!)
男性客「オワッ!?
た、助けてー!!
●●「???
琥一「ハハハッ!
おい、
楽しいじゃねぇか、ここ。
悪かねぇぞ?
●●「…………
●●(まあ……
やった!
琥一くんは
楽しんでくれたみたい!)
失敗
琥一「なぁ、おい。
●●「あ、琥一くん!
どうだった?
琥一「そんなことより、
ちょっと暴れたら、
壁が倒れたぞ?
危ねぇな、オイ。
●●(大変っ!
もっとしっかり
準備すれば良かった……)
●●「あ、琥一くん!
どうだった?
琥一「そんなことより、
ちょっと暴れたら、
壁が倒れたぞ?
危ねぇな、オイ。
●●(大変っ!
もっとしっかり
準備すれば良かった……)
文化祭(クラス)3年目
友好以上
主役→『学園演劇』へ
裏方
●●(これをこうして……
うん、よしっ。
間に合ったみたい!)
琥一「おう、どうだ?
●●「あ、琥一くん。
こっちは平気。
そっちは?
琥一「なんとかな。
これで俺らはお役ご免だ。
●●「じゃあ、あとはゆっくり
見物するだけだね。
琥一「そういうこった。
放送「これより、はばたき学園、
学園演劇を開演いたします。
●●「とうとう始まるんだね……
琥一「来い、
裏方は消えようぜ?
・
・
・
ロミオ「あなたは知らないでしょう?
三日前、橋の上で、
僕らは出会っています。
ジュリエット「知っているわ。
あなたは川面を見ていた……
●●(いい感じ。
お客さんも
聞き入ってるし……)
琥一「よぉ。
●●「あ、琥一くん!
琥一「どんな感じだ?
●●「今のところ大成功だよ?
琥一「へぇ……
ロミオ「僕はあれから、
ずっとあなたに
焦れつづけていました。
ジュリエット「そんな、お世辞なんて……
ロミオ「お世辞じゃない!
琥一「……なぁ、オマエもやっぱり、
ああいう台詞、
言われてみてぇのか?
●●「それは、もちろん、
うれしいと思うよ?
恥ずかしいかもしれないけど。
琥一「ハァ……
なるほどねぇ。
ロミオ「あぁ、その幸せ者を
殴ってやりたい!
琥一「お、それなら、
俺もできそうだな。
●●「もう……
茶化しちゃダメだよ。
二人は命がけで
恋してるんだから。
琥一「そうだな。
歯の浮くような台詞も
命がけだから言えんのかも
知れねぇな。
琥一「少しは俺も、見習うか……
●●「?
琥一「いや?
なんでも?
ジュリエット「その人の名を
口に出さなくてはだめ?
ロミオ「いいえ。
もし、この答えが僕の望みと
同じならば。
この唇を咎めないで……
琥一「クッ……悪ぃ。
やっぱり俺は一生ロミオには
なれそうにねぇよ。
●●(……琥一くん?)
うん、よしっ。
間に合ったみたい!)
琥一「おう、どうだ?
●●「あ、琥一くん。
こっちは平気。
そっちは?
琥一「なんとかな。
これで俺らはお役ご免だ。
●●「じゃあ、あとはゆっくり
見物するだけだね。
琥一「そういうこった。
放送「これより、はばたき学園、
学園演劇を開演いたします。
●●「とうとう始まるんだね……
琥一「来い、
裏方は消えようぜ?
・
・
・
ロミオ「あなたは知らないでしょう?
三日前、橋の上で、
僕らは出会っています。
ジュリエット「知っているわ。
あなたは川面を見ていた……
●●(いい感じ。
お客さんも
聞き入ってるし……)
琥一「よぉ。
●●「あ、琥一くん!
琥一「どんな感じだ?
●●「今のところ大成功だよ?
琥一「へぇ……
ロミオ「僕はあれから、
ずっとあなたに
焦れつづけていました。
ジュリエット「そんな、お世辞なんて……
ロミオ「お世辞じゃない!
琥一「……なぁ、オマエもやっぱり、
ああいう台詞、
言われてみてぇのか?
●●「それは、もちろん、
うれしいと思うよ?
恥ずかしいかもしれないけど。
琥一「ハァ……
なるほどねぇ。
ロミオ「あぁ、その幸せ者を
殴ってやりたい!
琥一「お、それなら、
俺もできそうだな。
●●「もう……
茶化しちゃダメだよ。
二人は命がけで
恋してるんだから。
琥一「そうだな。
歯の浮くような台詞も
命がけだから言えんのかも
知れねぇな。
琥一「少しは俺も、見習うか……
●●「?
琥一「いや?
なんでも?
ジュリエット「その人の名を
口に出さなくてはだめ?
ロミオ「いいえ。
もし、この答えが僕の望みと
同じならば。
この唇を咎めないで……
琥一「クッ……悪ぃ。
やっぱり俺は一生ロミオには
なれそうにねぇよ。
●●(……琥一くん?)