魔術
魔術とは何か。
それ即ち、世界樹の恩寵を扱うすべである。
世界樹から生まれ地上に満ちる生命力を力とし、魔力として扱うのが我々の使命であり、最終的な目標とも言える。
——『初等魔術入門』前書きより
- この世界には世界樹の恵み、即ち魔力が満ちている
- それを用いて様々な現象を起こすのがこの世界における魔術だ
- 魔術師達は同時に世界樹の力の研究者とも言える
- 魔術は人外などと違い生来魔力を多く持たない人間が、空間に満ちる魔力を利用する方法を体系化したことを起源とする
- 魔術には研究してはならない禁忌とされる領域がある
魔力
- 世界樹からもたらされるエネルギーを便宜上呼称したもの
- 生命力と言い換えることも出来る
- 全ての生物に宿っているが、その量は種族によって様々
- 傾向として強い生命力を持つ種ほど強い魔力を内包しているとされる
- また、空間中にも満ちていて、魔術師や錬金術師はそれを力の源とする
- 錬金術の分野ではこの世界における電気や電波、燃料などに代わるリソースとして使われる
錬金術
錬金術とは、我々の生活をより豊かにするすべだ。
錬金術はそのために生まれ、存在する。
我々の使命はこの力を以って人々の生活を豊かにし、より文明を発展させていくことである。
——ある高名な錬金術師の演説より抜粋
- 錬金術師は、魔力を用いた道具や、神話の時代の遺失技術について研究している
- この世界における科学のような役割を担う
- そのスタンスは魔力を用いた技術を誰でも使えるようにすること
- 個人の研究を重視する魔術師とはその立場の違いから対立することも多い
魔力石
- 空間に満ちる魔力の濃度が増し、結晶化した物
- 多量の魔力が封じ込まれている
- 魔力を扱う技術を持たずとも使えるため、錬金術では主にこの石を魔力の供給源とする
魔力通信機
- ある錬金術師が発明した技術
- 空間に満ちる魔力を媒体にして情報を伝達することで、遠隔通信が可能
- その利便性から世界中に普及している
魔力機関車
- 魔力石から取り出した魔力を動力として走る機関車
- この世界では遠隔地に向かう上で重要な交通機関となる
最終更新:2018年08月22日 09:12