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私のお兄ちゃんがこんなにかっこいいはずがない! その1

【SS】私のお兄ちゃんがこんなにかっこいいはずがない! by:エルザス
登場人物

ξ*^ω゚)……斎藤オメ子
主人公。女子高生

´゚ω゚)……斎藤オメガ
オメ子の兄。大学生だが部屋に引きこもって自堕落な生活を続けている

`゚ω゚)……匿名さん
オメガの親友。オメガと違い真面目な性格。優しい顔をしているが、なにか裏があるようだ…
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09/24 14:05 URBANO BARON(e)
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09/24 14:19 SH001(e)
[2]エルザス
私立黒猫学園高等部――

斎藤オメ子はこの学校の教室で、友人のA子、B美としゃべっている。

A子「オメ子のお兄さんイケメンなんだよねー!」
B美「会ってみたいなぁ」
ξ*^ω゚)「そんなことないよー」

授業はとっくに終わり、放課後の教室には西日が差し込んでいた。

ξ*^ω゚)「確かにもう少しおしゃれに気を使ってくれたら、ちょっとはかっこいいかもしれないけど…普段はただの引きこもりだし…」
A子「残念なイケメンって奴?www」
B美「なにそれ萌え~www」
A子「あげぽよ~www」
ξ*^ω゚)「なにこの娘たち…」

そうこうしているうちに、バイトに行かなければいけない時間になった。

ξ*^ω゚)「ごめ~ん、そろそろバイトいくね」
A子「あっ、もうこんな時間か」
B美「じゃあねオメ子、また明日!」
ξ*^ω゚)「じゃあね~」

オメ子は教室をあとにして、バイト先のコンビニへと向かった。
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09/24 14:38 URBANO BARON(e)
[3]カタナン
期待
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09/24 14:42 S005(e)
[4]エルザス
ξ*^ω゚)「ただいまぁ~」

夜遅く、バイトから帰ってきたオメ子は、家の中に異様な匂いがたちこめているのに気がついた。

ξ*゚ω゚)「お兄ちゃんってば、また訳わからない実験してるな~?」

オメ子は兄の部屋の前に立つと、勢いよく扉を開けた。

ガチャ「ドア」

ξ*^ω゚)「お兄ちゃんいい加減にしてよ!家中に変な匂いがまわってるよ!」

「うわっ!オメ子?!」(゚ω゚;`


オメガが驚きの叫びを発した瞬間、彼が持っていた試験管が爆発した。

ξ*^ω゚)「きゃあっ!」
「うぉっ!」(゚ω゚;`

オメガの部屋は煙に満たされ、二人は咳き込みながら罵りあった。

ξ*^ω゚)「ゴホッゴホッ…んもう!だから実験はほどほどにしてってあれほど……ゴホッゴホッ」
「ゴホッゴホッ…お前がいきなり入ってくるからだろ!ノックぐらいしろよ!……ゴホッ」(゚ω゚`


オメガとオメ子、兄妹はいつもこんな感じであった。
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09/24 16:00 URBANO BARON(e)
[5]カタナン
ガチャ「ドア」


やめれwww
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09/24 16:23 S005(e)
[6]エルザス
4
そこへ、オメガの親友である匿名さんがやってきた。

`゚ω゚)「あがらせてもらうぞー!」

匿名さんは兄妹との付き合いが長い。二人がこうして喧嘩していても、じつは仲の良い兄妹であることは十分にわかっていた。

`゚ω゚)「うわっ、すごい煙だな。オメガ、お前また訳わからん火薬作ってたな?」

「オメガっさ!いいところに来たな、調度新しい火薬の試作品ができたから見てくれ」(゚ω゚`

`゚ω゚)「やれやれ……オメ子ちゃんも大変だな、こんな兄貴で」

ξ*^ω゚)「ほんとですよ!匿名さんからも言ってください!」

`゚ω゚)「そうは言ってもなぁ…こいつの唯一の特技だしなぁ…」

ξ*^ω゚)「甘やかしたらダメです!ちゃんとしつけないと!」

`゚ω゚)「しっかりしてるなぁオメ子ちゃんは…将来はいいお嫁さんになるな」

ξ*^ω゚)「なっ…!わ、私なんかもらってくれる人いませんよ!おっちょこちょいだし、かわいくないし…////」

`゚ω゚)「そんなことないよ。もし誰もオメ子ちゃんを嫁にしなかったら、オレがもらいたいくらいだもん」

ξ*^ω゚)「なっ……////」

`゚ω゚)「冗談だよ」

「なに漫才やってんの。オメガっさはやくしろよ!」(゚ω゚`

`゚ω゚)「はいはい」

匿名さんとオメガは部屋に入っていった。

ξ*^ω゚)「………////」

一方オメ子は、顔を赤らめたまま立ち尽くしていた。


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09/24 23:01 URBANO BARON(e)
[7]エルザス
6
翌日、学校の教室――

オメ子はまた友達とお喋りをしている。

A子「ねぇねぇ聞いた?昨日の放火殺人騒ぎ」
ξ*^ω゚)「なにそれ?」
B美「オメ子知らないの?最近この辺に放火魔が出没してるらしいよ」
ξ*^ω゚)「うぇ~、こわいね」
A子「それでね、その放火魔って、建物に火をつけるわけじゃないの」
ξ*^ω゚)「?」
A子「通りすがりの人にいきなり火をつけるんだって」
ξ*^ω゚)「えぇ?!」
B美「あげぽよ~www」
ξ*^ω゚)「あげぽよじゃないよ!怖すぎだよ!」
A子「マスクを被ったその放火魔に出会って生き残った人は、一人もいないんだってさ。もう4人も殺されてるんだよ」
B美「あげぽよ~www」
ξ*^ω゚)「でもおかしくない?放火魔に会った人がみんな殺されてるなら、どうしてマスクを被ってるなんてわかるの?」
A子「う、たしかに…」
B美「まぁ噂が噂を呼んでるからねぇ。犯人はこの辺りに住んでるって話もあったよ。あげぽよ~www」
ξ*^ω゚)「そっかぁ、なんだか怖いね」
A子「オメ子もバイト帰りとか気をつけてね」
ξ*^ω゚)「私は大丈夫だよ。コンビニから家まですぐだし」
B美「あげぽよ~www」
ξ*^ω゚)・A子(だめだこいつ、はやくなんとかしないと……)

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09/25 09:20 URBANO BARON(e)
[8]エルザス
7
その日、家に帰ったオメ子は兄の部屋に直行した。

ξ*^ω゚)「お兄ちゃ~ん」

ガチャ「ドア」

「うわっ!オメ子?!」(゚ω゚;`

ξ*゚ω゚)「………なにしてんの?」

オメ子が見たものは、極太のディルドを自らの肛門に押し当てている兄の姿であった。

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09/27 09:06 URBANO BARON(e)
[9]YD
安定のガチャ「ドア」
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09/27 14:27 CA003(e)
[10]クマ吉
なんかもう終わりそう
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09/27 21:07 F08A3(i)

[11]sa10
10
妹にアナニー見られたら終わりだろうよ
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09/27 22:33 P01A(i)
[12]エルザス
8
「いや、これは新型の座薬で……」(゚ω゚;`

ξ*゚ω゚)「ふ~ん」

「さ、最近痔の具合がわるくてな……」(゚ω゚;`

ξ*゚ω゚)「でも痔には見えないね。万が一痔だったとしても、それってアナニーのしすぎじゃない?」

「ばっ、バカなことを言うな!これはアナニーじゃなくて痔の治療だ!」(゚ω゚;`

ξ*゚ω゚)「最っ低。この期に及んでまだ言い訳?だからいつまでも童貞で、アナニーなんかにハマっちゃうんだよ!」

「いきなり部屋に入ってくるからだろ!」(゚ω゚;`

ξ*゚ω゚)「それとこれとは別でしょ。アナニーしてたのは事実だし」

「アナニーアナニーうるさいな!お前だってオナニーしすぎでおま○こ真っ黒なくせに!」(゚ω゚;`

ξ*゚ω゚)「なっ……」

オメ子は絶句した。この兄の最悪な性格は今に始まったことではない。だが、いまのはとびきりひどい。

ξ*゚ω゚)「ほんとに最低……もう話しかけないで」

「こ、こっちのセリフだよバーカ!」(゚ω゚;`

ξ*゚ω゚)「………」

オメ子は黙って立ち去った。その瞳から一粒の涙がこぼれたのを、オメガは見ていなかったに違いない。

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09/27 23:08 URBANO BARON(e)
[13]エルザス
12

自分の部屋に戻ったオメ子は、枕に頭を押し付けて泣いた。
いつもこうなってしまう。その気はないのに、兄と話すと喧嘩ばかりしてしまう。
それは幼稚な兄のせいでもあるのだが、オメ子はつい感情的になってしまう自分にも嫌々していた。本当は仲良くしていたいのに、待っているのはいつも兄妹喧嘩だ。

オメ子は泣き明かした。なぜ兄の部屋に行ったのか、その理由すら覚えていなかった。
彼女は、本当は放火魔のことを兄に訊きたかったのだ。
オメガはこの辺りの警察の動向に詳しかった。市販のワイドバンドレシーバーを改造し、警察無線を傍受できるようにしていたし、警察署と秘密裏にデータリンクして警察への通報内容もわかるようになっていた。
これらはすべてオメガが自分の実験を警察に探知されないための方策であった。

オメ子はそんな兄に、気になる放火魔のことを知らないか聞こうとしたのである。
だが、結果は激しい兄妹喧嘩に終わってしまった。お互いに罵りあい、しばらくは口も聞けないだろう。
それを思うと、オメ子はとてつもなく暗い気持ちになるのだった。


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09/27 23:19 URBANO BARON(e)
[14]エルザス
13

次の日、いつもより遅くまで続いたバイトからあがり、オメ子は真っ暗な夜道を歩いていた。
昨日兄と喧嘩してしまったことを、彼女はいまだに後悔していた。何度となくため息がでる。

ξ*-ω-)「はぁ……」

喧嘩のことを気にしすぎて、今日は一日中仕事が手につかなかった。あんな兄なんて、と一度は突き放してみたが、自分の気持ちを偽ることはできなかった。

あたりには街灯もない。
オメガのことばかり考えていたオメ子は、すこし先にある曲がり角に誰かがいることにも気づかなかった。いや、普通に歩いていてもまず気がつかなかっただろう。その何者かは全身を黒い衣服に包み、息を殺してじっとしていたのだから。

ξ*-ω-)「はぁ……」

オメ子が何度目になるかわからないため息をついたその時、カチッという音とともにあたりがほんのりと明るくなった。

ξ*゚ω゚)「!?」

オメ子ははっと我に返った。そして初めて、すぐ目の前に人がいることに気づいた。

ξ*゚ω゚)「匿名さん…?」

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10/03 20:33 URBANO BARON(e)
[15]カタナン
wktk
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10/03 20:35 S005(e)
[16]エルザス
14
`゚ω゚)「こんばんわ。オメ子ちゃん」

そこにいたのは匿名さんであった。

ξ*^ω゚)「ビックリしたぁ、おどかさないで下さいよー」

`゚ω゚)「ハハハ、ごめんごめん。びっくりさせるつもりはなかったんだ」

ξ*^ω゚)「匿名さん、こんな時間にこんな所で何してるんですか?」

オメ子は当然の疑問をぶつけた。どこかから帰ってきた様子ではなかったし、散歩をするにはあまりに寂しい場所だ。

`゚ω゚)「まぁいろいろとね。時々考え事をしながらあちこち歩いたりするんだ」

ξ*゚ω゚)「ふーん」

その時、オメ子は鼻をつく異様な匂いに気がついた。何かが焦げたような匂いだが、料理のときに嗅ぐような匂いとはまったく違う。

ξ*^ω゚)「くんかくんか…なんだか焦げくさくないですか?」

`゚ω゚)「あぁ、ひょっとして……」

匿名さんは冷たい微笑を浮かべた。
凄惨ながらも得意気な微笑。オメ子は背筋が冷たくなるのを感じた。

`゚ω゚)「これの匂いかな?」

匿名さんは自分の背後を指差した。視線を転じたオメ子は、目を見開いて息をのんだ。


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10/11 08:08 URBANO BARON(e)
[17]
期待
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10/11 10:44 SH001(e)
[18]エルザス
16

ξ*゚ω゚)「これって……」

絶句したオメ子とは対照的に、匿名さんの笑みは得意さをましていく。

`゚ω゚)「さっきまで女の子だった肉の塊さ。形もわからないほど焼けてるけどね」

暗い地面に転がっていたのは、真っ黒になって性別の判別もできないほど損壊した焼死体だった。

ξ*゚ω゚)「な、な、なんでこんなものが……」

`゚ω゚)「わからないかい?オメ子ちゃん、連続放火魔の噂は聞いてるだろ?」

ξ*゚ω゚)「じゃあこの人も放火魔の被害者……でもどうして、匿名さんがここにいるんですか…?」

`゚ω゚)「はっはー。オメ子ちゃんは本当にかわいいなぁ。まだわからないのかい?」

ξ*゚ω゚)「………」

オメ子は一言も喋らない。
嫌な予感がする。しかし、そんなはずはない。

`゚ω゚)「噂の連続放火魔は今、君の目の前に立っているんだよ」


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10/12 12:28 URBANO BARON(e)
[19]エルザス
18

ξ*゚ω゚)「嘘……」

オメ子は今度こそ絶句した。
あの優しい匿名さんが、残虐にして非道な連続放火魔?
ありえない。
オメ子はもう一度焼死体を見る。かつて人間だったはずのそれは見る影もないほどに焼け焦げ、ともすれば嘔吐しそうになる悪臭を放っている。
人間をこんな風にしてしまう冷酷な放火魔が、この匿名さんだというのだろうか…?

`゚ω゚)「信じられないって顔をしてるね。じゃあ見せてあげよう。連続放火魔がどうやって犠牲者に火をつけたか」

匿名さんは平淡な口調でそういうと、ポケットからちいさなアンプルを取り出した。中には鈍く輝く砂のようなものが入っている。

`゚ω゚)「オレが調合した新型火薬さ。こいつを振りかけて……」

匿名さんはアンプルをパキンと割ると、そばにあった電柱に叩きつけた。中に入っていた火薬が飛び散る。

`゚ω゚)「火をつければ……」

匿名さんが手早くマッチを擦り、電柱に投げる。
刹那、網膜を焼くほどの閃光がほとばしり、オメ子は膨大な熱を肌に感じた。

ξ*>ω<)「きゃあっ!」

思わず目を閉じ、両手をかざして頭を守る。

`゚ω゚)「ハッハッハッ!何度見ても素晴らしい爆発力だ!たったこれだけの火薬でこの威力!」

オメ子は恐る恐る目を開けた。
衝撃的な光景だった。鉄筋コンクリートの電柱は粉砕され、倒れた上部が近くの民家を直撃していた。
日常に突如現れた圧倒的な破壊の痕跡は、オメ子から思考能力を奪いさった。

ξ*゚ω゚)「どうして……どうしてこんなことを……」

`゚ω゚)「君の兄上がいけないのだよ」

ξ*゚ω゚)「お兄ちゃんが?」

`゚ω゚)「オレは奴にこの火薬を見せた。絶対の自信作だった。だが奴はそれを罵倒した!自分ならもっと高性能な火薬を作れるとな!だからオレは、こいつの能力を証明して見せたのさ!人間を瞬時に燃え上がらせ、鋼鉄をも粉砕するこの火薬こそ、オレの最高傑作なのだから!!」

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10/12 12:35 URBANO BARON(e)

[23]エルザス
19
ξ*゚ω゚)「そんな理由で……」

`゚ω゚)「なに?」

ξ*゚ω゚)「そんな理由で人を殺したの?!間違ってるよ!匿名さん!!」

恐怖さえ忘れて、オメ子は絶叫していた。
自分のプライドを傷つけられただけで他人の命を奪うなど、決して許されてはならない。そう思ったのだ。

ξ*゚ω゚)「自分の力を証明するために、なんの罪もない人を殺す?!ありえないよ!そんなの絶対おかしいよ!」

`゚ω゚)「黙れ……」

ξ*゚ω゚)「黙らない!匿名さんならわかるはずだもん!私の知ってる匿名さんなら、きっと自分の過ちに気づけるはずだよ!」

`゚ω゚)「黙れ黙れぇ!!」

匿名さんはやけくそになって叫ぶと、新たなアンプルを取り出した。

`゚ω゚)「お前もあいつと一緒なんだな?どいつもこいつもオレを認めようとしない!思い知らせてやる!」

ξ*>ω<)「きゃあっ!」

匿名さんはオメ子を乱暴に突き飛ばした。オメ子は体勢を崩し、地面に投げ出される。

`゚ω゚)「身を持って思い知るがいい!この火薬の威力を!」

匿名さんはアンプルをオメ子の足元に叩きつける。アンプルが割れ、火薬がオメ子の周囲に飛び散った。

`゚ω゚)「じゃあな、オメ子ちゃん」

マッチを擦る音が聞こえ、オメ子は思わず目を閉じた。

ξ*>ω<)。o0(お兄ちゃん…!)

`゚ω゚)「死ねぇっ!!」


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10/13 22:31 URBANO BARON(e)
[24]エルザス
23
その時、予想外の声が響いた。

「オレの妹に、手を出すなぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああっ!」(゚ω゚`

`゚ω゚)「オメガ?!ぐおっ!」

突如現れたオメガは、走ってきた勢いのまま匿名さんにタックルをきめた。

ξ*゚ω゚)「お兄ちゃん?!」

「逃げろオメ子!ここはオレにまかせて…うわっ!」(゚ω゚;`

`゚ω゚)「よく来たなオメガぁ!積年の恨み、今こそ晴らすぞぉ!」

ξ*゚ω゚)「お兄ちゃん!」

匿名さんがオメガに掴みかかり、激しい殴り合いが始まった。

「オメ子!はやく逃げろ!うぐっ!」(゚ω゚`

`゚ω゚)「そらそらどうしたぁ?!」

ξ*゚ω゚)「お兄ちゃん、ダメだよっ!」

オメ子は逃げられなかった。たった一人の兄を置き去りに逃げられるはずもない。
見れば、匿名さんは飛び出しナイフを構えているではないか。対するオメガは丸腰だ。

「いいから逃げろ!お前にできることは何もない!」(゚ω゚`

ξ*゚ω゚)「でもっ…!」

`゚ω゚)「ごちゃごちゃうるせぇ!」

匿名さんが叫び、ナイフをオメガに投げつけた。

「あぶねっ!」(゚ω゚`

オメガは間一髪でナイフをよける。だが彼が再び匿名さんに向きなおったとき、匿名さんは不敵な笑みを浮かべていた。

`゚ω゚)「二人まとめて吹っ飛ばしてやる!」

彼の手には、火のついたマッチが握られていた。
オメ子の足元には、まださっきの火薬がばらまかれたままだ。

「ふせろオメ子っ!」(゚ω゚`

ξ*゚ω゚)「お兄ちゃんっ!」

`゚ω゚)「死ねぇぇぇぇぇぇええええええっ!!」

匿名さんがマッチを投げた。
オメ子は死を覚悟した。
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10/13 22:45 URBANO BARON(e)

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最終更新:2011年11月16日 17:47
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