『機動戦士ガンダムホシュ ~第二話 慰めの報酬~』
衛星ファボスでの戦闘から既に一週間がたった。
その間にも何度か小規模な攻撃は行われたが全て施設を守る謎のガンダムに防がれていた。
流石の駐留軍も既に攻撃する気を失い、今では周囲を包囲しているだけである。
「だけど、いつまでもこのままじゃいけないよな」
指令席の上に行儀悪く座っていた男がぼりぼりと後頭部を掻く。
この男はスー・アンコウ。一週間前の戦闘で戦死した司令官の代わりを臨時的に務めている。
「上はなんて言ってる?」
スーは信頼するオペレーターに尋ねた。
「現状を維持せよ、だそうです。上もあの機体に手を焼いているそうですよ」
「だろうなぁ。はぁ、しばらくは退屈な宇宙船暮らしか……で、あの機体について分かったことは?」
「はい、今のところ判明している事は超がつくほど高い防衛能力を持つこと、エネルギー補給は基地から受けていること、一定範囲いないまで近づかなければ攻撃してこないことです」
「こっちが攻撃しない限りは、だけどね。はぁ、結局収穫無しか」
スーは再び後頭部を掻くと、コンソールに映されたあの機体を見た。
ガンダムタイプの特徴であるV字型のアンテナとフェイスを持ってはいるが、その形状はどのガンダムタイプとも似ていないものだ。
全身を覆う巨大な球状の外殻に、その隙間から生える無数の触手。
そして施設と直結している巨大なコード。
「なんど見ても奇妙な機体だな……おまえも大変だな。そんな辺鄙な場所を守らされて」
スーは何気なくそうつぶやいた。
すると映し出された機体はこちらをみておそらくメインカメラであろう部分を光らせた。
「なんだ、俺も変わらないってか?お前は言葉が分かるみたいだな。はは、んなわけないか」
しかし再び機体はメインカメラを光らせ、首を横に振った。
これにはスーも驚いた。
「お前、言葉が分かるのか?」
機体は大きく頷いた。
その間にも何度か小規模な攻撃は行われたが全て施設を守る謎のガンダムに防がれていた。
流石の駐留軍も既に攻撃する気を失い、今では周囲を包囲しているだけである。
「だけど、いつまでもこのままじゃいけないよな」
指令席の上に行儀悪く座っていた男がぼりぼりと後頭部を掻く。
この男はスー・アンコウ。一週間前の戦闘で戦死した司令官の代わりを臨時的に務めている。
「上はなんて言ってる?」
スーは信頼するオペレーターに尋ねた。
「現状を維持せよ、だそうです。上もあの機体に手を焼いているそうですよ」
「だろうなぁ。はぁ、しばらくは退屈な宇宙船暮らしか……で、あの機体について分かったことは?」
「はい、今のところ判明している事は超がつくほど高い防衛能力を持つこと、エネルギー補給は基地から受けていること、一定範囲いないまで近づかなければ攻撃してこないことです」
「こっちが攻撃しない限りは、だけどね。はぁ、結局収穫無しか」
スーは再び後頭部を掻くと、コンソールに映されたあの機体を見た。
ガンダムタイプの特徴であるV字型のアンテナとフェイスを持ってはいるが、その形状はどのガンダムタイプとも似ていないものだ。
全身を覆う巨大な球状の外殻に、その隙間から生える無数の触手。
そして施設と直結している巨大なコード。
「なんど見ても奇妙な機体だな……おまえも大変だな。そんな辺鄙な場所を守らされて」
スーは何気なくそうつぶやいた。
すると映し出された機体はこちらをみておそらくメインカメラであろう部分を光らせた。
「なんだ、俺も変わらないってか?お前は言葉が分かるみたいだな。はは、んなわけないか」
しかし再び機体はメインカメラを光らせ、首を横に振った。
これにはスーも驚いた。
「お前、言葉が分かるのか?」
機体は大きく頷いた。
それを見た途端、スーの中にひとつの名案が浮かんだ。
(言葉が分かるなら、本人に直接聞いた方が早い!)
そう考えたスーはすぐに機体に質問しようとしたが、突然、画面が揺らいで映像が消えてしまった。
「な、何だ?」
思わず口から出た疑問には、オペレーターが悲鳴混じりに答えた。
「し、指令!本艦がコントロールを受け付けません!!」
「はぁ?」
あまりのことに唖然とするスーの前に、またあの機体が現れた。
「ああ、なるほどな」
「指令、これは一体!」
「慌てんな、俺たちは招待されたんだよ」
「はい!?」
驚くオペレーターをよそにスーは画面の中の機体を見た。
「んじゃ、いまからそっちに行くわ」
スーがそう答えると、機体は再びメインカメラを光らせた。
(言葉が分かるなら、本人に直接聞いた方が早い!)
そう考えたスーはすぐに機体に質問しようとしたが、突然、画面が揺らいで映像が消えてしまった。
「な、何だ?」
思わず口から出た疑問には、オペレーターが悲鳴混じりに答えた。
「し、指令!本艦がコントロールを受け付けません!!」
「はぁ?」
あまりのことに唖然とするスーの前に、またあの機体が現れた。
「ああ、なるほどな」
「指令、これは一体!」
「慌てんな、俺たちは招待されたんだよ」
「はい!?」
驚くオペレーターをよそにスーは画面の中の機体を見た。
「んじゃ、いまからそっちに行くわ」
スーがそう答えると、機体は再びメインカメラを光らせた。
謎の機体に招待され、一対一で対話することとなったスー。
そしてスーは機体の悲しき使命を知る。
そしてスーは機体の悲しき使命を知る。
次回機動戦士ガンダムホシュ 「未知との遭遇」
再び戻るそのときまで、生き残れホシュ!