272 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/09/04(木) 01:41:30 ID:???
アムロ「コラ!モビルスーツに乗るな!」
シロー「次の補給は月末までないんだぞ!」
ロラン「家計が苦しくて…すみません…」
ドモン「まったく最近の若い奴は歩くという文化の素晴らしさを理解していないな!」
シーブック「ドモン兄さんもまだ若いと思いますが…」
ガロード「仕方ねぇ!久々にティファとバス通学にするか!」
コウ「おーい!チャリ残ってるか?」
カミーユ「駄目です、ジュドーとウッソが乗っていっちゃいました!」
キラ「仕方ないか、じゃシンがバイト代前借りして購入したキックボードで」
シン「わぁっ!勝手に持ち出すなぁ!」
ドモン「まったく何故皆歩こうとしないんだ!」
シーブック「まぁまぁ落ち着いてください。僕は歩きますから」
ドモン「おおやはりお前は良き理解者だ!よし!俺と一緒にギアナ高地へ………」
シーブック「学校へ行かせてください!!」


アムロ「やれやれ、やっと行ったか」
シロー「生活にも響きますね」
アムロ「アルのお出迎えは?」
ロラン「クリスさんに頼みました。まさか原油高騰でガンダムすら使えなくなるなんて…」
シロー「待て!クリスさんは大丈夫なのか?」
ロラン「手を打ってあるそうです」
アムロ「それにしてもガンダムの燃料って油だったのか?」
ロラン「それは今回だけの設定…」
アムロ「なんだ?設定って?」
ロラン「い、いえ何でもありません」
シロー「そういやヒイロだけはガンダム乗っていったな!燃料が足りないのに…!」
アムロ「安心するんだシロー。ゼロは羽を人力で動かしている」
シロー「それってつまり…」
アムロ「ヒイロは今頃鳥人間コンテスト真っ最中だ」
シロー「くく……」
アムロ「しかし当分は辛い日々が続くな」
ロラン「ええ。少し値下がりすれば燃料も買えますのにね」
アムロ「仕方ないか…じゃ!そろそろ行くぞシロー!」
シロー「おぉ!」

キュポン……ゴクゴクゴク……


♪黄~色と黒は勇気のしるし♪24時間闘~えますか♪リ~○イン♪リ~○イン♪ぼくらのリ~○イン♪

273 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/09/04(木) 01:46:58 ID:???おまけ1

クリス「シンクロ率35%…やはり上がらない……」
アル「な…なにこれ?水じゃないよね?」
クリス「チョバムアーマー解除…フィールドはあてにならない……」
アル「クリス?」
クリス「ケーブル接続完了……。頼みの綱のS2機関は間に合わず……アル」
アル「?」
クリス「少し危ないかもしれないけど、我慢してね」
アル「え?ひょっとして死んじゃうかもしれな……」
クリス「貴方は死なないわ……私が守るもの」

276 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/09/04(木) 02:11:48 ID:???
おまけ2

コウ「と、いうわけで新たなモビルスーツを改造してみた」
ウッソ「…なんでコックピットに車のハンドルが?」
コウ「水素を燃料にした車があるように水素を燃料にしたモビルスーツを作ってみたんだよ
   ただ時間が無くてエンジンとハンドルが車の流用だ」
ウッソ「なんか怖いなぁ…」
コウ「よし!エンジンスタート!」
ウッソ「う、うわっ!これ滅茶苦茶揺れます!」
コウ「なせばなる!ウッソ・エヴィンは男の子!」


 夜

アムロ「結果は散々だったみたいだな」
ロラン「ええ」
シロー「ヒイロは筋肉痛。クリスさんはアレックスに繋いだケーブルが千切れアルと一緒に液体化。コウは某アニメの真似をして車のエンジンをガンダムに搭載し暴走」
アムロ「俺は会議室の窓を割って出社したのが不味くて怒られる…」
3人「はぁ~~~~~ぁぁっ」←溜め息
シロー「というかヒイロの友達に石油王がいた気がするが…」
アムロ「…最初からお願いしておけばよかったのかもな………俺達は遅すぎたのかもしれない……」



372 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/09/06(土) 19:19:06 ID:???
アムロ「で、276以来出来上がった改造モビルスーツの出来栄えは?」
ロラン「散々のようです。プールから発進し頭部をパイルダー・オンさせる必要があるガンダム、海から発進しファイアー・オンさせるガンダム。
     隠し扉から秘密の滑り台を使って乗り込むガンダム。起動の際に『み~ふぁ~そ~ら~し~ど~れ~♪』と耳障りな歌うガンダム。野性化するガンダム。
     ハイブリットエンジン搭載ガンダム。沖縄から掘り起こした波動砲を打つガンダム……」
シロー「もういいやめさせろ。本来の目的を見失っている」
アムロ「唯一の成功作は電話機、バスユニット、冷蔵庫、テレビ、ラジオ、車、バイク、電車とかのガラクタから作ったすぐ頭が外れる修理費10円のガンダム………」
シロー「まったく…いい加減にやめさせないとウッソが……ん?」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……

アムロ「何だあれは!?」シロー「あの馬鹿でかいガンダムは一体…まさかウッソが乗っているのか?」
ロラン「ドモン兄さんの言うデビルガンダムではなさそうですが……」

コウ「よし!起動成功!」
アムロ「コウ!何をやった!?」
コウ「あれこそぼくらの新しいガンダムです!」
ロラン「すごく…大きいです…」
アムロ「顔が見えない!あとさっきから聞こえる『おーえーあー』とかいう声は何だ!?」
コウ「仕様です。あと大きくなりましたが油は使っていません!」
シロー「……燃費はいいんだろうな?」
コウ「それが……」
アムロ「待て!話しているうちに街を破壊しだしたぞ!?まさかとは思うが……原動力は何なんだ?」
コウ「命です」

3人「何い!!!」

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2013年09月20日 21:57