シャア「しかし「あ、乳首」なんて言ってたアムロ君が、ここまでのエロ大名になるとは
    おもわなんだよ。……あ、これお土産の羊羹だ」
アムロ「フツーに居間に存在するんじゃない!ロランも羊羹受け取るな!」
ロラン「粗茶ですが」
シャア「お構いなく」
アムロ「大体……誰にだって若い時はあるもんだ。お前だってそういう時代があったろうに」
シャア「女性に対して青い頃というのは、私にはないな。私の十代、二十代は復讐が全てだったからな。
      女性は利用する対象であれこそすれ、恋愛などという対象とは思わなかった。
      だからかな、未だに嫁さんも貰えん……ズズズ……」
アムロ「う……」
アル「なんかシャアさん、煤けてみえるよ?」
シュウト「色々あるんだよ、大人って」
シャア「誰にだってある時代を普通に享受できるなら、是非ともアムロには人並みのゴールをして貰いたいものだがね
     アルテイシアも待っている……ズズズ……今なら義兄としてジミ婚だろうか、ハデ婚だろうが、用意もしてみせよう」
アムロ「貴様はいつも、そういう方向に話を持っていく!」
シャア「私はアルテイシアに金塊を用意することしかできない駄目な兄なのだ!」
アムロ「自覚があったとはな!」
シャア「だから私はアルテイシアに人並みの幸せをプレゼントしたいと……うぅ……」
シーブック「なんか、シャア可哀想だな」
カミーユ「大尉にも赤い血が流れていたんですね」
シャア「男としてはララアを幸せにできず、兄としてはアルテイシアを幸せにできず、
      そして社長としてはヨーツンヘイム社のリコール問題を食い止められない!
      私、シャア=アズナブルとはなんと情け無い男なのだ!!カミーユ、私を修正してみせろ!!」
アムロ「酔っているな、シャア!!」
シャア「私とて酒に溺れたい時もある!」
ガロード「あーあ、寝ちゃったよ」
ジュドー「シャアも色々悩みがあるんだな」
コウ(内二つがアムロ兄さんとマイ兄さんが原因って……)
アムロ「まったくロクでもない!」
セレーネ「ただいま~……あら、懐かしい。シャアが家で潰れてるわ」
シロー「ホントだな。昔を思いだすよ」
ロラン「そうなんですか?」
セレーネ「アムロ兄さんがスランプの頃なんてしょっちゅうだったわよ?」
シロー「そうそう、二人して取っ組み合いにまでなってさ。まだ小さかったウッソなんか
     二人の喧嘩で泣き出しちゃって大変だったんだ」
セレーネ「ラーカイラム社を立て直したのがアムロ兄さんなら、アムロ兄さんを立ち直らせたのはシャアよね」
シロー「うんうん。マイがジオン系の会社に入ったのも、あの頃のシャアの影響かもな」
アムロ「二人してシャアを持ち上げるんじゃない!」
ドモン「アムロ兄さん、少し意地を張りすぎだ」
ヒイロ「感謝の言葉は、言えるときに言って置いた方がいい」
 刹那「ガンダムじゃない」
アムロ「よ、よく考えろ……そこで酔いつぶれている男は、ロランを毎朝狙ってくる変態なんだぞ」
ウッソ「変態だからって全てを否定されるなんておかしいですよアムロ兄さん!!」
キャプテン「今の言葉の説得力は97.835%だ」
アムロ「う……だあああああ!!!」
ロラン「あ、シャアさんのお土産の羊羹を!!」
アムロ「ムシャムシャムシャ……ゴックン……羊羹美味かったぞ!ありがとうな、シャア!!」
 兄弟*1)))))

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最終更新:2013年09月22日 22:00

*1 ((((((ツンデレだ…ッ!