634 名前:大衆浴場サテリコンへようこそ :2008/11/28(金) 21:02:19 ID:???
刹那「そういえばマリナがいつも行っている銭湯ってドコだ?」
マリナ「サテリコンよ」
ガロード「へ?」
マリナ「なんでも宇宙革命社に潰された後に、ティファさんに温泉を探して貰って、そこで銭湯始めたんですって」
シーブック「銭湯と温泉は違いますよ」
マリナ「掘った温泉は冷たくて1回沸かしているみたい」
ドモン「というか温泉は銭湯の中に含まれるんだぞ」
ジュドー「おお、日系っぽい発言」
シュウト「それいうと兄弟の人種がまちまちな問題に触れなきゃならなくなるから止めようよ……」
ガロード「っていうか、温泉が出るってことはココは地球なのか?」
シュウト「だから、そういう発言も止めようよ……」
ギンガナム「銭湯と聞いては、武門の家に生まれた者として一度行かねばならんなぁ!!」
ガロード「……知り合いだから安くしてくれるかな?」
ザコ「常連さんにはサービスしても、知り合いにはサービスしないザコよ」
ガロード「ケチ」
ギンガナム「これが番頭というものか!」
ザコ「男や女が立つと今の御時世色々問題ザコからね」
カポーン
ギンガナム「一番風呂なのであーーる!」
爆熱丸「はー……いい湯だなー」
ギンガナム「貴様ァ! 男のロマンをなんだと心得るかーーーー!!」
爆熱丸「おわぁ!?」
ガロード「落ち着けオッサン。一番風呂入りたいなら朝一でいけ。それに下はタオルで隠せ」
ギンガナム「む、それもそうであるな。小生の銀河マグナム、略してギンガナムはスエッソンの二倍の名刀であーる!」
ガロード「あーはいはい」
カポーン
グラハム「ライトニングカウント殿も部下の墓前でトールギスで
ガンダムを倒すと誓ったと聞いた!」
ゼクス「あー……うん、まあそうだ(そうだったっけ?)」
グラハム「やはり君を他人とは思えんぞ、マーキス!」
ゼクス「ははは、そうだなー」
<欧米サイズ×2>
ギンガナム「小生に互す者がいるとは、なかなか世界は広いのであーる」
ガロード(いや、アンタ負けてるよ……つーか、あの二人も隠せよ!)
カポーン
サンダース「警察寮の浴場時間に間に合わなかった……は!?」
グラハム「む、君はおでこがキュートなガンダムの部下だな!」
サンダース「グラハム警視正、こんな所で会うとは!」
グラハム「銭湯に階級を持ち込むな、敬礼は不要だ!」
サンダース「はっ!」
パラッ
<黒人サイズ>
ギンガナム「ぬぉおお!? あ、あれは何だ!」
ガロード「なんだって、ナニだろうが」
ギンガナム「よいのか? あれは存在してよいのか!?」
ガロード(もっと静かに浸かりたい……)
カポーン
635 名前:大衆浴場サテリコンへようこそ :2008/11/28(金) 21:03:59 ID:???
アルゴ「……今日は客が多いな」
ゼクス「元
宇宙海賊と警察が一緒にいるのも銭湯の力だな……」
アルゴ「ふ……」
<海賊サイズ>
ギンガナム「タオルで隠し切れてないぞ、あれはもう足なのではないかぁぁ」
ガロード(つか、アルゴさんが座って椅子壊れないのか……ガンダリウムででも出来てるのか?)
カポーン
鉄仮面「フハハハハ、よい湯加減であろう」
爆熱丸「やあ、鉄仮面殿、お背中を流そうか?」
鉄仮面「うむ、常連同士の付き合いだな」
<
強化人間サイズ>
ギンガナム「ローラの弟よ、あの者には何か、何かが入ってるぞぉぉーー」
ガロード「そういう手術をしたんだろ。あの人奥さんに逃げられたみたいだし……」
カポーン
ギンガナム「小生、このままでは恥ずかしくて湯船を上がれんぞ、少年!」
ガロード「知るか。そういう考え方をする自分が恥ずかしいと思え!」
ギンガナム「た、確かに……大きさよりも実戦回数の方が大事であるな。
これがサトリというものかぁぁーーーーーーー!!!」
アムロ「ええい、風呂の途中で喧嘩などするから湯冷めしてしまっただろうが!」
シャア「貴様がアヒル隊長を渡さないからだぞ。未だに
ロラン君に風呂に入る許可が下りん……」
<百戦錬磨>
ギンガナム「ぬぉおお!? あ、あれでは固い悪魔と赤黒い彗星ではないかぁぁ」
ガロード「知ってるよ、ガキの頃から散々見てるっての……」
カポーン
ギンガナム「や、やはり大きさや、凶悪さよりも美しさではないかと思うのだが、どうだ?」
ガロード「あー……つうことは次に入ってくる人は決まったな」
トレーズ「やあミリアルド。こんなところで会うなんて奇遇だね」
ゼクス「トレーズ、ここは大衆浴場なのだから勝手に薔薇を散撒くなよ」
ギンガナム「ふ、ふつくしい……」
ガロード「はいはいエレガント、エレガント」
カポーン
ギンガナム「もはやこうなればスエッソンをこの場に呼ぶしか……」
ガロード「訳ワカンネーよ。つーか携帯とる為に浴槽から上がらなきゃならないじゃんかよ」
シロッコ「ふ、愚民共に交わる事も偶には必要か……
だが湯上がりのコーヒー牛乳を飲み干す権利は一握りの天才にしかない!」
シャア「それは貴様の思い上がりだ、パプティマス=シロッコ!」
アムロ「俺は牛乳派なんで構わない」
グラハム「私はフルーツ牛乳だなぁ!!」
ギンガナム「あ、カトンボ」
ガロード「カトンボだな」
636 名前:大衆浴場サテリコンへようこそ :2008/11/28(金) 21:05:34 ID:???
カポーン
ギンガナム「小生、少し自信がついてきたのである!」
ガロード「よかったな。シロッコに感謝しろよ」
ハロ長官「おや、なにやら顔見知りが多いみたいだね」
サンダース「長官どの!?」
<もはや形容しがたいナニか>
ギンガナム「小生、絶不調であぁぁぁる!!」
ガロード「なんで顔隠して下隠さないんだよ、ハロ長官……」
カポーン
ギンガナム「小生、燃え尽きたのであーる……」
ガロード(ようやく静かになったぜ)
<止めろよー、俺は男湯で大丈夫だっての!
<ガキが生言ってんじゃねーよ、そのオイルの臭い、しっかり洗わないととれないだろ!!
<だから、俺一人で洗えるって
<いーや、お前の事だ。どうせ明日もメカ弄りするんだからテキトーでいいだろうとか考えてる
<げ、何で分かるの? お前NTか!?
ガロード(あの声はキッドとパーラか……)
<やーめーろー、女湯はやだーーーー
アムロ「キッド君……羨ましい奴」
シャア「若さだな……」
<ぎゃあーーーー! お前、なんてもん持ってんだよーーーー!!!
ガロード(あ、追い出された……)
ガラガラ
キッド「よぉ、ガンダム坊や、隣いいか?」
ガロード「キチッと洗ってからこいよ」
キッド「あいよ」
ギンガナム「………ハッ! 小生、あまりのショックに意識が飛んでいたのか!?」
キッド「おーい、ちょんまげのオッサン、そこ詰めてくれない?」
ギンガナム「む? 子供の癖に生意k……ユニヴァァァァァァーーーーーーース!!!」
ガロード「あ、出て行った」
637 名前:大衆浴場サテリコンへようこそ :2008/11/28(金) 21:08:15 ID:???
プルプルプルプルーー♪
アル「ロラン兄さん、警察から電話だよ」
ロラン「警察!? またアムロ兄さんが人様に迷惑をかけたんですか!」
ロラン「……はい、はい……ええ、まあ、……身元引受人ですか……いや、家族ではないですけど……
……似たようなものでは……ええ、では……はい、スグに覗いますんで……すみません」
ガチャ
シーブック「どうかしたのか?」
ロラン「ギンガナムさんが全裸で道端にうずくまって泣いていたのを警察が保護したそうです」
シーブック「はい?」
カミーユ「何やってんだ、あの人は!!」
ロラン「一番最初に見つけたのがユウさんなので、痴漢とか猥褻物陳列罪にはしないって事にしてくれたようです、助かりましたね」
ギンガナム「小生、もはや宮殿の宦官として生きるべきなのではないかと思うのである、グスッ……」
ユウ「………(ディアナ"女王"に宦官はいらないと思うが)」
ザコ「もう閉店時間ザコよ」
クルーゼ「何!? 私の出番は!?」
おしまい
最終更新:2013年09月25日 20:44