月、白の宮殿周辺。

ルース  「さすがにアスランのジャスティスは飛行能力があるだけに、
      作業効率が格段に違うな」
五飛からナタクのツインビームトライデントを借りて、四号機で月の繭を掻き出している。
カクリコン「おいアスラン、おまえさんはぜんぜん休憩していないが、疲れないのか?」
掻き出された月の繭を持ち、MkⅡを歩かせて大広場へ運んでいる。
アスラン 「問題ない。このまま一気に片付けるぞ!」
掻き出された月の繭を持ち、ジャスティスを飛ばして大広場へ運んでいる。
五飛   「白の宮殿も、だいぶ見えてきたな」
運ばれてきた月の繭をナタクの火炎放射で焼いている。
ガトー  「うむ。再び月の栄光を掲げるために。
      女王陛下よ、私はお掃除しているうううぅぅ!」
灰になったナノマシンをGP02Aを使って巨大ホウキで集め、大型トレーラーに乗せている。
トレーズ 「皆の見事な連携に、私は溢れる涙が止まらない」
トールギスⅡが顔を覆っている。

アスラン 「総司令も手伝ってくださいよ」
トレーズ 「作業終了後、ナノマシンによって皆の愛機が分解されぬよう、
      スタッフには最高級のエレガントメンテナンスを指示してある。
      君たちは当然、バラのエッセンスを使用した湯船で、疲れを癒してもらう」
ルース  「聞いてないな……」
カクリコン「セーラーセレーネは地球だろ? 楽でいいよな」
五飛   「ボヤくな。女王ディアナ・ソレルの警護にもなる。無駄ではあるまい」
ガトー  「フッ。肉体労働は男の仕事っ!」


刹那   「姉さんっ、なぜだっ。俺は納得いかない!」
セレーネ 「何が?」
刹那   「ヒタイダーは六人揃ってこそ、真価が発揮できるんだっ。
      今からでも遅くはない。俺と一緒に月へ行くべきだ!」
セレーネ 「なるほど。そうやって理由をつけて、私たちの活動を見ようとしているわけね。
      さらに、私のスターゲイザーちゃんに乗り込もうとも企んでるでしょ」
刹那   「く……っ。だが、このままでは年忘れチーム対抗歌合戦の出場に間に合わないかもしれない!」
セレーネ 「心配しすぎよ。あ、ディアナ様。そこです、そこ」
ディアナ 「ここですね?」
セレーネ 「あー、効くぅ~♪」
ディアナ 「ウフフ。マッサージ師の資格を取ってみるのも、悪くないかもしれませんね」
刹那   「ヒタイダーがガンダムに乗っているんだぞ。
      俺は、俺は……っ。トランザムっ!!(三種の神器装備)」

説明しよう! 刹那はトランザムすることにより、アフロのカツラ(ピピピ)、ガンダム・ザ・ガンダムのマント(ピピ)、ヒタイレッドモデルのぴっちりスーツを(ピピピッ)、0.05秒で装備できるのだ!(ピコーン!!)

セレーネ 「あら、私とやるつもり?
      次のヒーローショーのチケットをまわしてあげるの、やめちゃおうかしら」
刹那   「ぷしゅううう(トランザム解除)。
      刹那・F・セイエイ・ガンダム。これより女王ディアナ・ソレル陛下と共に、姉さんのマッサージに介入する」
セレーネ 「それでいいのよ。あぁ~、極楽だわあ~♪」

猛魂戦隊ヒタイダー。両面作戦を遂行中の模様。

オルバ  「うぅ、楽しそう。とても楽しそうだよ、兄さん……orz」

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最終更新:2013年09月29日 21:58