843 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/12/31(水) 17:31:31 ID:???
シャア「グエン卿、そろそろ新年も間近だが、例のモノの用意はできたか?」
グエン「まかせてくれたまえ赤い彗星。寸法も色合いもすべて完璧だ」
シャア「フフフ、やはり元旦にこれを着た彼を見てこそ、真の正月が明けたといえる」
グエン「では早速送っておく」

シン「あれ、ロラン兄、どうしたの?その振袖」
ジュドー「どぎついまでの赤色と桃色だな。しかも裾がかなり短い。これじゃ太もも丸見えじゃん」
ロラン「僕にもよく分からないんですが、今日僕宛に送られてきたんですよ。中に手紙が入っていて
   『これを着て初詣に出かけたまえ』って・・・・・どういうことなんですかね?」
アムロ「・・・あー、ロラン。それはディアナさんにでもあげておきなさい」
ロラン「兄さん?急にガンダムハンマーなんか持ち出してどこへ?」
アムロ「やはり新年に向けてこれだけはやっておこうと思ってな・・・いくぞキャプテン」
キャプテン「了解した、マスター」

グエン(まさか大晦日の晩にミンチのまま過ごすとは・・・・・・)
シャア(アムロの奴、3が日まで復活できないように念入りにしてくれよって)

844 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/12/31(水) 18:48:35 ID:???
843
ナナイ「あなた………ゴニョゴニョ」
赤い彗星の人「うん、OK。私に任せなさい」
指パッチン
マリナ「お、お呼びですか~ブ、ブラスターマリナです……キラン☆」
ナナイ「………に、似合ってる……のか?」
マリナ「何なのですか?折角ガキ使を見ていたのに……」
赤い彗星の人「こんな忙しい時に申し訳ないね。この人を生き返らせてあげて欲しい」
シャア「……グデーン」
マリナ「え……しかし、刹那が『シャアさんは暫くミンチのままにしておく』と…」
赤い彗星の人「復活させるだけではない。欲望を封じ込めて、綺麗な邪悪な私にするのさ」
ナナイ「(禅問答みたいだな)」
マリナ「しかし、それが出来るならナナイさんは苦労しませんよね……」
赤い彗星の人「大丈夫さ。今日は除夜の鐘がある…邪悪な私の欲望が唯一弱まる日なのだ
       新年パワーも含め、三が日だけは綺麗な邪悪な私に出来るはずだ。貴女なら出来る。自信を持ってやりなさい」
ナナイ「マリナ様、お願いいたします……」
マリナ「わ…解りました……『もうどうにでもな~れ♪』」
パァァァァァ……
シャア「ここはどこだ?私は一体……」
ナナイ「た、大佐……」
シャア「ナナイ…そうか、紅白を見るのだったな……おいで。一緒に見よう」
ナナイ「はい、あなた……ギュッ」
赤い彗星の人「ふぅ…これで良い年末年始を過ごせそうだよ」
マリナ「ナナイさん……よかった……」
赤い彗星の人「マリナさんもありがとう。後はゆっくり休んでほしい」
マリナ「はい。赤い人も良いお年を……ペコリ」
シャア「ナナイ…そんなにくっつくな。照れる……」
ナナイ「ふふ……♪あなた……♪」
赤い彗星の人「さて。我々もガンダム家に戻るとしようか」
シャア「そうだな」
スタスタスタスタスタ


グエン「……この扱いの違いは何なのだ……」

845 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/12/31(水) 19:05:53 ID:???
なんとなく「綺麗なシャア」だったらまるで実家に妻連れて帰るように
ガンダム一家の家にナナイ連れて年越しに来るようなイメージがある。

シャア「と言うわけで蕎麦と酒持ってきたぞ。」(とっととアルテイシアとくっつけという思念付き)
ナナイ「今年もお世話になりました。」(メインパートナー扱いに満足)
ロラン「わざわざありがとうございます。」(なんだかんだ言って誰ともくっつこうとしない長兄が心配)
アムロ「・・・・なんだこのプレッシャーは。」

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最終更新:2013年10月01日 21:39