勝手に676の続き
バーニィ「ガンダムに思う存分挑戦できる?」
アル「うん。思う存分ね。」
バーニィ「招待してくれ。その場所に。」
アル「うん。分かったよ。」

カガリ「で、何で私まで…。」
ラクス「私も…ですの?」
アスラン「たしかカガリにはアストレイ、ラクスはフリーダムがあったからね。」
ラクス「あら、キラ様にプレゼントする予定のフリーダム…ご存知でしたの?」
キラ「フリーダム…か・・・。」
アスラン「で、俺には少し前カガリに貰ったジャスティスがある…よく「俺が正義だ」…とか言ってる
禿げが盗もうとして来るからあんまり表には出さなかったんだが。で、イージスが余るから」
フレイ「私まで呼ばれたって訳ね。まあいいわ。親に貰ったヴァサーゴは今整備中だし、かなり暇だもの。
付き合ってあげるわ。あ、そろそろ来たみたいよ。」

バーニィ「ここか~。お、見事にガンダムが揃ってる。わざわざザク改10機近く引きずり出して着て良かったよ。」
アル「(まず無理だろうけど)頑張ってね、バーニィ。」
二コル「では、始めますか?」
ディアッカ「だな。最初は誰が行く?」
イザーク「俺はもう少し後だ。真打ちは最初に出るものじゃないだろ?」
アスラン「では…俺から行くぞ。」

五飛「見つけたぞ。禿げ。俺が正義だ。よって正義のガンダムは俺にこそ相応しい。」
アスラン「強盗が正義を語るな、禿!」
五飛「…力こそ正義、勝負だ!逝くぞナタク!」
二コル「禿げと禿げが禿げ禿げ貶しあって…虚しくならないんですかね?」
キラ「アスランはまだ一応禿げ予備軍だから。あっちは正真正銘の禿げ…。」
カガリ「実は大して変わらなくないか?」
イザーク「全く変わらないといっても過言じゃないだろうな。」
バーニィ「あれもガンダムか!そこのガンダム、勝負だ!」
五飛「そんなMSで挑戦?ナタクを愚弄するな!」
因みに、言うまでも無く五飛との勝負はバーニィの敗北に終わるが、勝ったと喜んだ瞬間
キラのフリーダムとディアッカのバスター援護射撃でナタクが撤退した。
二コル「ディアッカ、まともに援護射撃できるようになったんですね!」
アスラン「凄いじゃないか、ディアッカ。」
ディアッカ「こんなの当然さグゥレイト。」(実はザクと戦うのが面倒だったからザク狙ったなんて言えないなこれは…。)
キラ「じゃ、早速始めましょうか。まずはアスランから。」
バーニィ「ああ。」
アスラン「ジャスティス…出る!」

アスラン「…正直…アホらしくなってくるな。」
バーニィ「撃って撃って撃ちまくる!残弾が尽きるまで!」
ジャスティスが上空を移動しながらビームライフル、バーニィは類稀なその能力をフルに活かし、
全て避けてザクマシンガンやクラッカーを使うのだがたまに掠めてもPS装甲に弾き返され、すぐに残弾が尽きた。
バーニィ「残弾が尽きた?なら!」
アスラン「接近戦を仕掛けてくるか。なら!」
ロケットノズルを吹かせ、空中での接近戦を仕掛け、ザクがヒートホークを振り下ろしてきたのを
それをシールドで防ぎ、ビームサーベルで片足をもいで勝負がついた。

キラ「なんでビームライフルを当てなかったの?それにわざわざ接近戦に持ち込まなくてもあのままビームライフル撃ち続けてれば……。」
アスラン「あいつ、ああ見えて回避の腕は中々だ。気を引き締めた方がいいぞ。」
バーニィ「駄目か・・・。次はあの羽根つきと勝負だ!」
キラ「分かったよ。」
そして、戦闘が始まる。何を考えたかフリーダムは真正面から突っ込んでいった。
バーニィ「真正面から?なら!」
クラッカーとザクマシンガンで弾幕をはろうとするが…全てシールドで防がれた。
キラ「そんな程度の攻撃で!そろそろこっちからも行くよ。」
バーニィ「うおおおおお!」
技量差と機体性能差の両方が相成って、フリーダムの腰部レールガンによって
2体目のザクは腰部が吹き飛び、決着がついた。

キラ「ほら、こうやってやれば…。」
アスラン「俺は元々格闘の方が得意だからな。」
バーニィ「次は…あれで…。」
そう言ってアストレイを指差す。
カガリ「分かった。じゃあ行くぞ。」
バーニィ「ああ。」
アスラン同様、上空からのビームライフルによる攻撃のみに勤めるカガリ。勿論当たらないが。
バーニィ「又この作戦か・・・。まずはマシンガンで…。」
カガリ「何故当たらない!…くっ…被弾したか、ちきしょう!」
はっきり言ってガンダムの装甲にザクマシンガン如きが当たった所でどうという事は無いのだが、
何故かカガリは熱くなった。そして、ビームライフルを構えて突っ込んでいく。
バーニィ「…来るか!」
ヒートホークを構え突っ込んでくるが、流石に近距離からのそれなりに狙いの良いビームライフル
まではかわせなく、又ザクが1機無駄になった。


そして、その次の戦いでミラージュコロイドを使ったブリッツにたこ殴りにされ、
ソードストライクのビームブーメランに引っかかり、更にイージスに捕獲された後…。
バーニィ「さすがガンダム、中々強いな。」
キラ(元々ザクでいどむこと自体間違ってる…。)
アスラン(いくらなんでもなぁ…。)
カガリ(ザクで挑むの自体が間違いだ…。)
フレイ(楽しいわ…。弱い物を甚振り倒すのは。)
二コル(ブリッツに挑むのは論外…。)
アル(いい加減無駄だと理解してよ…バーニィ…。)
バーニィ「よし、次はあそこのデュエルだ!」
イザーク「じゃ、行くぜ。」
こうしてイザークとバーニィの戦いが始まったのだが…。
バーニィは中々攻撃に転じず、イザークのデュエルのビームライフルを避けつづけているだけなのだ。
イザーク「にげまわってないでかかって来い、腰ぬけぇ!」
バーニィ「…今だ!」
バーニィが突然クラッカーを使い、デュエルに直撃、PS装甲の為ダメージは受けないが衝撃は受けるため、
たまらず転倒する。その隙を逃さず、マシンガンを大量に叩き込み、なんとPS装甲はダウンしてしまった。
イザーク「…何だと?でも負けるかぁ!」
最後の力を振り絞ってこっちに突進しながらイーゲルシュテルン(バルカン)を撒き散らす
デュエルに、クラッカーを投げて止めをさすバーニィ。
バーニィ「ついに勝った!ガンダムに勝ったんだ。引き分けじゃなくて…勝ったんだ。」
アル「…嘘…。」
キラ「イザーク…幾らなんでもこれは…。」
アスラン「……こんな奴が同じエリートだなんて信じたくないな…。」
二コル「全くですね…。」
ディアッカ「…弱すぎだぜイザーク。」
フレイ「まだサイの方が強いわよねぇ。」
ラクス「そうですわね…。」

この後、ディアッカが負けて、更にイザークとディアッカ2人がかりで挑んでも
ディアッカの誤射が祟って負けて、2人のプライドがズタズタに引き裂かれたという噂もあるが、
それは又別の話。ちなみにバーニィはこれに味を占めてガンダム家に挑戦してきて、
GP01とEz-8の撃破に成功したというのもまた別の話。


完?



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最終更新:2018年11月05日 10:05