39 名前:聖夜の夜に 1/4 :2009/12/24(木) 23:40:19 ID:???
刹那「ネーナ・トリニティ、ちょっと相談したいことがあるんだが」
ネーナ「何々?遂に愛の告白してくれるの?ネーナ嬉しい!!」
刹那「愛?何のことだ?」
ネーナ「せっちゃんが私のこと好きだって事よ♪」
刹那「勘違いするな。俺は只明日のマリナのクリスマスパーティのことで相談したい事があるだけだ」
ネーナ「えー…なんだつまんないの。まぁいいや、で相談ってなーに?」
刹那「ああ、実は…」

マリナ「毎度ありがとうございました~」
セシリー「今ので今日の分は完売ですね。マリナさんお疲れ様でした」
マリナ「セシリーさんもお疲れ様でした。今年もよく売れましたね」
セシリー「この不景気な時にホントに有りがたい事だわ」
マリナ「カロッゾさんの作るケーキは本当に美味しいですから」
カロッゾ「フハハハハ…お褒めいただき恐悦至極。
      マリナ殿、少ないがこれは今日のバイト代である。」
マリナ「有り難うございます」
カロッゾ「礼を言うのはこちらの方だ、マリナ殿。あなたのお陰で今年も大繁盛である。
      そのお礼と言っては何だが…」
マリナ「コレは?」
カロッゾ「ドズル殿から今日は幼稚園で子供達のパーティーがあると聞いてな。
      コレは私から子供達へのプレゼントのケーキである」
マリナ「有り難うございますカロッゾさん。子供達も大喜びですわ」
カロッゾ「なに、未来の朝パン党を担うであろう子供達の為でもあるのでな」
マリナ「うふふ…子供達にそう伝えておきますわ。ではお先に失礼いたします」


40 名前:聖夜の夜に 2/4 :2009/12/24(木) 23:41:48 ID:???
ダビッド、アベド、刹那「「「ご飯♪ご飯♪ご飯♪」」」
ヨセフ、モシェ、ネーナ「「「ケーキ♪ケーキ♪ケーキ♪」」」
リアン「も~みんなも手伝いなさいよ!」
ヤエル「刹那お兄ちゃんもネーナお姉ちゃんも子供みたい~」
マリナ「ほらほら、ローストチキンが焼けたわよ。さぁこれで支度は全部調ったわね」
ネーナ「みんな~ジュースの入ったコップを持ってちょうだい。…では、せっちゃんお願いします」
刹那「ゴホン…メリークリスマス」
皆「メリークリスマス!
マリナ「さぁみんな召し上がれ。上手くできてると良いけど」
ネーナ「美味し~♪この七面鳥のロースト凄く美味しいわよ」
ダビッド「(ガツガツ)このお肉も美味し~(ガツガツ)」
ヤエル「これはローストビーフよ。作るの凄く大変だったんだから味わって食べてよね」
リアン「まぁ、殆どマリナ様が作ってくれたんだけどね」
ヨセフ・アベド・モシェ「「「美味し~♪」」」
マリナ「どう?刹那。貴男のお口に合うかしら」
刹那「…美味い。ロラン兄にも負けてないと思う」
マリナ「有り難う刹那、最高の褒め言葉だわ」
ネーナ「うわ!このケーキも大きくて凄い!!…でもこの上に乗ってるの何?」
刹那「コレはラフレシアというMAを模したマジパンだな。この緑のはテンタクラーロッドという
    サイコミュで操作される武器だ。
   で、コレに絡め取られてるのがシーブック兄のF91とセシリー・フェアチャイルドのビギナ・ギナだ」
ネーナ「ふーん…なんだか良く判らないけど凄いのね」
ダビッド「これ食べられるの?」
刹那「一応食べられるが…コレは芸術作品とも言えるものだ。食べるなんてもったいない」
ダビッド「ちぇ、残念」
リアン「ほら、下のケーキの部分を食べればいいじゃない」
ヤエル「甘くて美味しいよ~」
マリナ「カロッゾさんが作ったケーキは天下一品なのよ」
アベド「僕もケーキ食べたい!」
マリナ「今みんなの分も切り分けてあげるわ」
皆「わーい♪」


41 名前:聖夜の夜に 3/4 :2009/12/24(木) 23:44:00 ID:???
ネーナ「では此処でプレゼントターイム!」
刹那「俺とネーナで皆にプレゼントを用意した。受け取って貰いたい」
子供達「わーい♪」
マリナ「刹那とネーナちゃんが用意してくれたの?」
ネーナ「マリナには何かと色々世話になってるし…ほんの気持よ」
刹那「男子用のプレゼントは俺が選んだ。
    女子用のプレゼントは良く判らないのでネーナに選んで貰った」
刹那「ちなみに男子用は俺が厳選したガンプラだ。良い物ばかりだぞ」
ネーナ「私のはアクセよ。女の子ならお洒落しなくちゃね♪」
マリナ「みんな良かったわね。ちゃんと二人にお礼を言いましょうね」
子供達「ありがとう刹那にーちゃん、ネーナねーちゃん!」

刹那「…後、これはマリナへのプレゼントだ」
ネーナ「私も…はいこれマリナに」
マリナ「二人とも私に…?」
刹那「何時も色々と世話になってるからな。喜んで貰えると良いが」
ネーナ「私のは絶対マリナの気に入ると思うわ」
マリナ「何かしら…まぁ!」
刹那「俺は何を送って良いのか判らなかったので戦術予報士のミス・スメラギに
    アドバイスをして貰ってハンドクリームにした。
    冬場は手が荒れるからな。これでしっかりガードして欲しい」
ネーナ「私のは来年の流行色の口紅よ。マリナってばいつもスッピンなんだもの
    (…まぁ、悔しいけどそれでも美人だけどさ)これで女力アップしてよね」
マリナ「…有り難う二人とも。大切に使わせて貰うわ」


42 名前:聖夜の夜に 4/4 :2009/12/24(木) 23:45:25 ID:???
マリナ「…じゃあ夜も遅いしそろそろお開きにしましょうか」
刹那「一寸待ってくれマリナ。最後に見せたいモノがあるんだ」
ネーナ「用意してくるから10分位したら園庭に出てきてね」
マリナ「?…じゃあみんな外は寒いから暖かい格好をしましょうね」
子供達「ハーイ!」
-十分後-
ダビッド「寒~」
モシェ「雪は降ってないね」
ヨセフ「あ!向こうの空から何か来るよ」
マリナ「あれは…刹那とネーナちゃんのMSかしら?」
アベド「緑と赤の光だ~」

刹那「全員が園庭にいるのを確認。いくぞ、ネーナ!」
ネーナ「うん、せっちゃん!」
刹那「00ライザー…トランザムバースト!」
ネーナ「スローネ・ドライ…ステルスフィールド!!」
ヤエル「うわ~!!」
リアン「夜空が緑と赤の光でいっぱいだー!!」
ダビッド「スゲー!」
モシェ「空がまるで凄く大きなクリスマスツリーみたい…」
マリナ「綺麗…刹那、ネーナちゃん。あなた達のお陰でとても素敵なクリスマスになったわ。
    本当に有り難う。私はあなた達に出会えたことを神に感謝します」


刹那・ネーナ( (マリナ、そして皆…メリークリスマス!) )



                                               終わり

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最終更新:2014年06月28日 20:38