791 名前:通常の名無しさんの3倍 :2010/02/17(水) 23:32:55 ID:???
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シン「と言いながら、俺の夕飯をとるなあぁぁ!!」
ロラン「シンの分もちゃんとあるから!!」
シーブック「この風景が当たり前に見えるって、おかしいのかな?」
カミーユ「さぁな?こっちはこっちで…」チラッ
アル「おかわりっ!!」っ椀
シュウト「ボクもっ!!」っ椀
刹那「……(黙々)」
ヒイロ「……(黙々)」
キャプテン「……(黙々)」
シーブック「
アルとシュウトの周りをガードしつつ…」
カミーユ「自らの分も死守してる…ん、誰か来たみたいだな?」
(ピンポーーンッ♪)
グラハム「今日はあんこう鍋を作ってきたぞ
ガンダム兄弟ぃっ!!」
ロラン「警視正、それはわざわざ…」
シーブック「あの人、いつ漁に出てるんだろ?」
カミーユ「考えるだけ無駄な気もするが…さて、食べよう」
799 名前:通常の名無しさんの3倍 :2010/02/18(木) 03:34:46 ID:???
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アル「…あんこうって食べられるの?」
グラハム「おや、食したことは無いのかね、少年」
ロラン「うちの兄弟全員分、となると…」
アムロ「庶民の手が出ない超高級魚、という訳じゃないが、
何しろ市場に入荷することそのものが稀だからな。
二十人分を用意するとなるとなかなか、ね」
グラハム「…高級…魚?」
ガロード「なーなー、なんかこれ、あっまーい匂いがするんだけど…」
コウ「何をいって…」
シーブック「………確かに、妙に嗅ぎ慣れた匂いが」
ギンガナム「何を持ち込んだのだ貴様」パカッ!
ウッソ「………」
シュウト「真っ黒」
ジュドー「これ、あんこう鍋?」
グラハム「エイフマン教室で脈々と受け継がれてきた伝統料理…と聞いている」
セレーネ「この、白くて丸くて、ぷにぷにしたものは…」
爆熱丸「ぷにぷにだと!」
ゼロ「われらはおよびではないぞ、爆熱丸」
キャプテン「あー、すまないが控えてくれ…」
ロラン「…白玉?」
アムロ「シン、任せた」
シン「え? あ、ああ…それじゃあ…ゴホン
白玉ぜんざいじゃんか!」ビシッ!
グラハム「なにっ!」
マイ「あんこ鍋…あんこう鍋、ですか…」
アムロ「エイフマン教授は甘党だからなぁ…」
ジェリド「俺が本物のあn」カミーユ「これ以上話をややこしくするなっ!」バキッ!
グラハム「…これは、あんこう鍋ではないのか?」
ヒイロ「世間一般で言うあんこう鍋とは、魚の鮟鱇を材料にした鍋だ」
グラハム「なんと…まさに生き恥…斯くなる上はっ! トランザムッ!」ガツガツ
ドモン「証拠隠滅を図るつもりか!」
刹那「待て、せめてアルとシュウトには食わせてやれ!」
グラハム「むっ!」
アル「…」
シュウト「…」
マリナ「…」
グラハム「たしかに、いたいけな少年少女に罪は無い…食べるかね?」
三人「「「わーい!」」」
ギンガナム「しかし、土鍋ひとつでは、とても全員には足りぬな」
ロラン「仕方ないですねぇ…白玉粉の買い置きあったかなぁ」トテトテ
アル「おいしー♪」
シュウト「おいしー♪」
マリナ「おいしーですー♪」
オルバ「なかなかだね、兄さん」
シャギア「うむ。 甘味が強すぎないのがいいな、オルバよ」
800 名前:通常の名無しさんの3倍 :2010/02/18(木) 04:04:28 ID:???
ビリー「鍋を作っていたせいでバレンタインにクジョウ君にチョコを貰えなかったよ。やれやれ……」
プル「カタギリ可哀想だよ!チョコ食べられないなんて!」
プルツー「そこじゃないだろ、姉さん……」
プル「私、ケイシセイに文句言ってくる!」
シャギア「まちたまえ!」
オルバ「僕たちの話を聞いてからでも遅くはないよ」
プルツー「なに?」
シャギア「我々の調べではスメラギ=李=ノリエガは
ビリー=カタギリにチョコを用意していない!」
オルバ「調べるまでもないことだけどね」
プル「じゃあカタギリはチョコ貰えないの?」
シャギア「その通りだ」
オルバ「だが、グラハムが無理難題を押し付ければ
ビリー=カタギリはそれをチョコが貰えなかった言い訳にできる」
プルツー「ま、まさか……!」
シャギア「ふ…全ては話すまい。あの男の行為が無駄になる」
オルバ「青鬼と赤鬼だね、兄さん」
パーラ「いや、おまえら話す場所考えろよ」
ザコ「この銭湯は今やこの町でもっとも情報が集まる場所の一つザコよ?」
シン「ここで噂になったら月光蝶より速く町中に広がってしまうんだぞ」
パーラ「例えばあそこのデュオとか、お釣り貯金でヒルデにプレゼンt…」
デュオ「パーラァァァァァァァァ!!」
ザコ「いや、もうみんな知ってるザコよ」
パーラ「あとヒイロがシークレットシューズを作っt…」
ヒイロ「任務失敗…自爆する!」
ちゅどーん
グラハム「たのもー!
おお、今宵のサテリコンは露天風呂か!
まさしく愛だ!!」
801 名前:通常の名無しさんの3倍 :2010/02/18(木) 05:00:33 ID:???
このスレ的なら、スメラギさんがチョコを用意する相手って、アルだもんねw
ぶっ飛びまくったクロスっぷりが面白い、ここ
ホルバイン「ん。アンコウは、釣らなくてもよくなったのか?」
ラル 「どうやら、問題は解決したらしいな」
ホルバイン「まいったな。素潜りして捕ってきたこいつら、どうすべきかな
爺さんは言っていた。食べ物を粗末にするな、とな」
ラル 「なんという見事なアンコウたちだっ。これは是非、買い取らせてほしい!」
ホルバイン「おやっさんにそこまで頼まれたら、断れないなあ」
ラル 「おお、買い取らせてくれるのかっ。アコース、アコースっ!」
ホルバイン「はは。早くも献立の構想か?」
アル 「シュウト、
青い巨星に行くよ」
シュウト 「え、なんで?」
アル 「ラルのおじさんが、美味しいアンコウ鍋を、ご馳走してくれるってさ♪」
シュウト 「ホントっ、やったあああ! キャプテン、でかけるよー!」
クリス(0080)「まったくあの子たちったらっ」
アムロ 「はは。いいさ、行かせてやれよ」
クリス 「そうやって、いっつも、年少組みに甘いんだから」
最終更新:2014年07月08日 22:54