155 名前:
愛のエプロン後半(1/5) :2012/05/23(水) 20:53:57.82 ID:???
CM
「週末はネオジオンに行こう!」
NHK教育っぽい子供向けの歌が流れる。
モビルスーツがそろってる~♪(ザク!グフ!ゲルググ!)
いいものたくさんまよっちゃう~♪(ドム!ズゴッグ!アッガイ!)
「大商談会!ネオジオン各社のお店で開催中!(ギラドーガ♪)」
CM終わり
そしてヒリング・ケア。トランザムで無理やり完成させたが、果たして食べられるのか?
ヒリング「ご飯は炊きたてが良いからね、炊飯器を開けるよ」かぱっ
ぺかー
アスラン「ぼ、膨大な量の擬似GN粒子が、釜から溢れ出ている!?」
コウ「ダブルオーガンダムを始めて動かした時が、こんな感じだった様な……」
ヒリング「輝きがダンチなのよね。美味しそう!」
ギンガナム「こんな毒、食えるわきゃねええだろおおお!!!」
ヒリング「はあ?絶対美味しいってのに!」
アスラン「自分だけ食べた様な……綺麗事を言うな!!」
東方不敗「だが、毒もまた食。大丈夫そうな竜田揚げを食そうぞ」ぱくっ
コウ「あっ……」
東方不敗「……ぐふっ」がくっ
ドモン(観客)「師匠!?」だっ
東方不敗「ドモンよ……人生50年……あと1年生きたかった……」
ドモン「師匠おおおおおお!!!!」
コウ「兄さん!東方不敗さんを早く医務室へ!今ならまだ間に合います!」
ドモン「はっ!?そ、そうだ!!」
(東方不敗の治療が終わるまで流派東方不敗の演舞を見ながらお待ちください)
東方不敗「DG細胞を活性化させ何とか生き延びた……この食事、生半可では無い」
アスラン「食べなくて良かったな、俺達。特に五目ご飯の方を」
ギンガナム「うむ、我輩達なら
ミンチになれるかどうかも怪しいのである」
156 名前:愛のエプロン後半(2/5) :2012/05/23(水) 20:54:43.37 ID:???
シャア「では、ジャッジメントタイムに入ろうか」
セレーネ「ちょっと、何回私を忘れるの?」
シャア「私とて命は惜しい!」
セレーネ「それどういう意味よ!?」
最後はセレーネ。材料も調理方法も分からない謎の新物質は、いったいどんな味がするのか?
コウ「……なんでオールドタイプなのにプレッシャーが分かるんだろう」
アスラン「これは……未来を殺す物体だ……!」
ギンガナム「君子危うきに近寄らずと言うが、これはアホでも近寄らんな」
東方不敗「ふ、何事も越えざれば越えられぬ!」
ドモン「駄目です師匠!あれは越える越えない以前のものです!」
セレーネ「あら?またこっちに来たって事は食べたいのね?」
ドモン「ね……姉さん……!?」ガクガクブルブルザクグフゲルググ
(愛のバケツ使用中……スタゲの美しいEDを聴きながらお待ちください)
シャア「ドモン……君は良い弟子であったが、君の姉がいけないのだよ」
アスラン「ドモンさんには悪いけど、犠牲者も出た事だしジャッジメントタイムに行きましょう!今すぐ!!」
ギンガナム「全く持って同意だが、それがヒーローのやる事かい!?」
コウ「ヒーローだって、全力で退かなきゃいけない事だってあるんだ!」
セレーネ「皆してしつこいわね。食べてみないと分からないでしょう?」
みんなに押しこみっ
ア・コ・シ・ギ・東「「「「「……」」」」」
アスナ「立ったまま気絶してる……」
ロラン「これは……五感の麻痺と摂取の自然現象と排出の意思がぶつかり合って、何も出来ない!?
一度全部分解します!月光蝶おおおおおお!!!!!」チーン
(月光蝶使用中……∀の月の繭を聴きながらお待ちください)
コウ「ロラン、ありがとう……」
ギンガナム「生きているとは素晴らしいな……」
シャア「そうか、私はこの為に
ロラン君を呼んだのだな……」
157 名前:愛のエプロン後半(3/5) :2012/05/23(水) 20:55:35.29 ID:???
CM
ヅダが宇宙を快調に飛んでいる。
場面はコクピットに移り、パイロット(マイ)が缶ジュースを手に取り、片手で開ける。
テロップには洋画の文字訳っぽく「ヅダ・コーラ」の表記が。
マイがヅダ・コーラを飲みホルダーに戻す。ヅダは尚も順調に飛行を続ける。
ヅダ、
空中分解。
「はじける美味さ」
CM終わり
ジャッジメントタイム♪
シャア「では、ジャッジメントタイムだ。まずはハマーンとシーマだ」
ハマーン「決闘、という事か。面白い」
シーマ「なかなか粋な事をしてくれるじゃないか」
ギンガナム「ではアスラン、コウ。お願いするのである」
アスラン・コウ「「ダララララララララララ……♪」」
ア・コ「「ジャン♪♪」」
ハマーン・シーマ共に特エプ。だがハマーンの方が名前ボード半分だけ高い
ハマーン「やったぞ!」
シャア「では、ハマーンの勝因を聞こうか」
アスラン「2人ともとても美味しくて、迷いました。でも、恋人に作ってもらうならハマーン先生の方かなって」
コウ「シーマさんの方は、少しだけ母性を多く感じて、番組的にはちょっと違うかなと。
その差が順位に出ました」
ギンガナム「3回目という経験を活かした料理の勝利である」
ハマーン「ありがとう、素直に嬉しいよ」
シーマ「コウに言われちゃ仕方ないねえ。負けを認めるよ」
2人の熱い握手。良い光景ですね。
ぱちぱちぱちぱちぱちぱち
シャア「では……モニク」
ギンガナム「我輩が行くのである!!」ダッ
物凄い速さでスタジオを飛び出した!
ギンガナム「むう、入り組んでいて地下までは遠いのである……着いたぞ!」
危険物出入口
ギンガナム「これからは、貴様はここから出入りするのである!」
モニク「とうとう危険物扱いに……!」
ぱちぱちぱち
158 名前:愛のエプロン後半(4/5) :2012/05/23(水) 20:56:35.28 ID:???
シャア「次はアスナだ」
アスナ「私は大丈夫ですよね」
コウ「俺が行く!」ダッ
おーっと!バイクでテレビ局を飛び出した!
コウ「美味しいだろうなアスナちゃん!しかしそれは味覚が逆の俺達にとって劇物なんだ!」
エコール・デュ・シエルの入り口、警備員詰め所
コウ「ここから出すわけには行かない!」
アスナ「そりゃあんまりですよォー!?」
ぱちぱちぱち
シャア「そしてヒリング」
ギンガナム「我輩が向かうのである!」
ターンXで、全速力で宇宙に向かったぞ!
ギンガナム「こんなものはあ!食の
黒歴史なんだよおお!!」
なんと月のマウンテンサイクル!しかも丁寧に深く埋めたぞ!
ヒリング「あのまま何千年以上も恥を晒すって事!?」
ぱちぱちぱち
シャア「最後はセレーネ」
ギンガナム「アスラン、頼んだのである」
アスラン「こういう役目は嫌だけど……実際そうなんだから仕方ないじゃないか!」
イージスの爪の先でボードを掴み、一直線に飛び出した!この先にあるのは何処だ!?
アスラン「遠いな……」
アステロイドベルトを越えたぞ!これは再び木星コースか!?
アスラン「あった!俺の腕のELS、ワームホールの場所を教えてくれ」
ELS「(`・ω・´)」
アスラン「あそこか……外宇宙の彼方へ飛んで行け!!」
そのままスキュラでワームホールへ放り込んだ!もはや追跡は不可能だ!
セレーネ「どこまで飛ばすつもりなのよ!?」
ギンガナム「知らぬ!いつか
スターゲイザーで取りに行け!!」
ぱちぱちぱち
160 名前:愛のエプロン後半(5/5) :2012/05/23(水) 20:57:35.37 ID:???
シャア「皆、いかがだっただろうか?」
アスラン「世の中には、本当に酷い食べ物の加工方法があるんですね」
コウ「好き嫌いなんか言っていられない、食べられる事の幸せを感じました」
ギンガナム「死を意識するから、生を実感できる。食事とは戦争だったのだな」
シャア「もう少しハマーンとシーマにも触れてやってくれ……
皆も、愛の鶏五目ご飯と竜田揚げを作ってみてくれ。
それでは、この辺りでお別れだ。愛があれば、ラブイズ、OK」
シャア「なお、レシピはキッコ○マンのサイトを参考にした」
そして舞台裏
フロンタル「デカルト!今すぐここを脱出する!」
デカルト(ナレーション)「脱出?それより、ロランの見本を持ってきて食べないか?」
フロンタル「何を悠長な事を……イノベイターの予知能力もこの程度か!」
ヒリング「酷い言い様じゃないのさ」
フロンタル「追いつかれた!?私は、友情を捨てデカルトを置いて逃げるべきだったのか……!?」
セレーネ「でも、最初から2人とも捕まえるつもりだったし」
フロンタル「なん……だと……!?」
アスナ「大丈夫です!私たちの料理は、きっと2人なら好みの味だから!ニュータイプの勘です!」
フロンタル「ナンセンスにも程がある!冗談ではない……脱出を……!」
デカルト「失敗だ」
フロンタル「最初から諦めるな!何故そう言い切ってしまうのだ!」
デカルト「理屈なんて無い。あるんだよ、そうだという確信がね……」
フロンタル「まさか……最初から逃げられないと分かっていたのか!?」
デカルト「番組が終わる直前くらいからな……だから口直しが必要なんだよっ……!!」
セ・ヒ・ア「「「さあ、2回戦を始めましょうか」」」
おわり
最終更新:2015年08月01日 22:03