759 名前:
ガンダムパイロット格付けチェック~お前らは何流パイロットなのか~ :2012/11/17(土) 17:54:17.40 ID:???
トレーズ「私は一流になりたい……
日登町格付けチェック。司会のトレーズ=クシュリナーダだ」
ゼクス「アシスタントのゼクスマーキスだ」
ザコ「現場アシスタントのザコザコ」
トレーズ「今回はタッグ戦。親友として有名な一流パイロットの二人に集まって貰った」
ゼクス「あまり私のアシスタントに期待するな、トレーズ。君の友達にはなれない」
ザコ「エントリーナンバー1 アムロ&シャア組!!」
アムロ「ちょっと待て?!」
シャア「親友?親友?」
ザコ「大事なことなので二度言ったザコね。わかりますザコ」
ゼクス「君達が親友同士でなければ誰が親友なのだ?」
シャア「それは……ガルマとか」
アムロ「お前の中で親友とは謀殺の対象なのか」
シャア「言った筈だ。デギン老が悪いのだと!」
ザコ(親友っていうか腐れ縁ザコ、この二人)
ザコ「エントリーナンバー2 カミーユ&イライジャ組!!」
カミーユ「なんでこんな事やらなきゃなら
ないんだよ……」
イライジャ「仕事なんだから仕方ないだろ」
カミーユ「俺を巻き込むなよ!っていうか断れよ!依頼なら何でも受けたらヒイロと変わらないだろ!?」
トレーズ「カミーユ、私としてもこの格付けに挑む心の無いものを無理強いしてまで拘束するつもりはない。
ここにいるのはあくまで一流の男のみだから。エレガントのなんたるかを離れてみているといい」
カミーユ「ああ!?俺は男だよ!男で悪いか!!」
イライジャ「ノセられてるぞ、お前」
ザコ「エントリーナンバー3 アセム&ゼハート組!!」
アセム「なあ、スーパーパイロットって格付けだとどの辺りなんだ?」
ゼハート「は?」
アセム「俺、一流になりたいとか、映す価値がないなんて言われたくないとか、そんな気持ちで戦いたくないんだ
俺がなるのはスーパーパイロットだから。他の格になんて囚われたくないんだ!!」
ゼハート「……多分、スーパーパイロットは一流に含まれるんじゃないか?」
アセム「そうなのか!スーパーパイロットが一流を含むんじゃなくて!?」
ゼハート「ああ……もうそっちでいいと思うぞ」
アセム「よし、じゃあ一流目指すぞ!」
ゼハート「私達ならできるさ」
ザコ「エントリーナンバー4 ガロード&デュオ組!!」
ガロード「ティファー!みんなー!映ってるかぁー?」
デュオ「そういうことやめろっての!」
ガロード「あ痛! なんだよ、畏まりやがって。そっちの方がらしくねーっつの!」
デュオ「そりゃ、まあ確かに?」
トレーズ「期待しているぞ、ガンダム02のパイロット」
デュオ「いや、俺らが一流って時点で間違ってるだろ」
ガロード「でも賞金でるならがんばろーぜ!」
ザコ(出ませんザコ)
ザコ「エントリーナンバー5 キャプテン&
コマンダーサザビー様組!!」
コマンビー「こういう時は呼び捨てでいい」
キャプテン「というよりシャア社長の方は呼び捨てだったのに、なぜコマンダーにだけ様付けをしたのだろう?」
コマンビー「……マスターは親しみやすい方なのだ」
キャプテン「なるほど」
ザコ「素晴らしいフォローザコ。流石はコマンビー様ザコ」
ゼクス「若干マッチポンプ臭さがあるのだが」
トレーズ「我々が言えたことではないがね」
760 名前:ガンダムパイロット格付けチェック~お前らは何流パイロットなのか~ :2012/11/17(土) 17:56:50.33 ID:???
ゼクス「さて、改めて
ルールを説明させていただくが、これから君達には一流パイロットなら分かって当然の問題に答えていただく。
出題形式は二択。答えはAとB。片方が一流に相応しい高級品であり、片方は庶民が用いる普通の品だ。
これに正解したら現状の地位をキープ……君達は一流品に馴れているに違いないから、見分けて当然であろうということだ。
しかしもし不正解であったら、君達は紛い物の一流であることが判明する訳だな。
当然、こちらとしても相応の対応・待遇にさせて貰う。つまり不正解になるごとにランクが1つずつ下がっていくのだ」
ザコ「ランクは上から一流、普通、二流、三流、
そっくりさん、映す価値無しとなってるザコ」
トレーズ「つまるところ、かつての人気番組"人気者でいこう!"のパク…パロディという訳だ。
ロンハーの格付けしあう○○とは混同されがちであるが、別物であることを理解してくれたまえ」
ゼクス「トレーズ、存外俗っぽい番組見る……っ!」
ザコ「それじゃあザコは出題ブースでアシスタントのお仕事してくるザコ」テクテク
トレーズ「それでは第一チェックだ。この問題はチームの内、代表一人に答えて貰う」
ゼクス「お題はワイン。片方はUC0070年モノのネオフランス産ワイン、お値段約20万アースダラー。
もう片方はネオメキシコ産のテーブルワイン、お値段は約4000アースダラーとなっている」
トレーズ「未成年の解答者には見た目と香りだけで判別してもらう」
ゼクス「シャア様、自信の程は?」
シャア「赤ならば自信がある。私もいくつかコレクションを持っているのでね」
ゼクス「イライジャ様、お酒の経験は?」
イライジャ「プラントでは15で成人だからな。それなりに飲んできた。だが高いのは飲んだ記憶がないから、厳しいな」
ゼクス「ゼハート様、自ら立候補されたそうですが?」
ゼハート「飲めないアセムよりは私の方が勝率が高いと思っただけだ。だ(←コールドスリープにより年齢不詳)
しかしこの番組はイゼルカント様も視聴なさっている筈。無様な姿を見せるわけにはいかん」
ゼクス「ガロード様は見た目と香りだけで判別となりますが」
ガロード「え?そうなの?ちぇ、高いワイン飲めると思ったのに!」
アムロ「ガロード?」
ガロード「あ、あはは…なんてね。ジョーク、ジョーク」
ゼクス「キャプテン様、モビルシチズン代表として一言」
キャプテン「マスターの開発した味覚センサーならば正解に辿り着ける筈だと信じている」
トレーズ「さて、解答者の五人が別室に向かったところで、視聴者の皆さんには先に正解をお伝えしよう」
ゼクス「正解はA。70年産のネオフランス産ワインはまるでセーヌ川を泳ぐアッガイのような舌触りと
ΖⅡのような鼻腔を鮮やかに抜けていく香りが特徴だと言える。さて、一流の皆様は正解できるだろうか」
トレーズ『ワインはコレクションを持っていると豪語したシャア氏。その実力は?』
シャア「みせて貰おうか、ネオフランス産の赤ワインの実力とやらを!」
ザコ「自信満々ザコ。それじゃあ注ぐザコー」
シャア「ストップ。ザコ君、そのやり方はいけない。貸したまえ」
トレーズ『流石は赤い彗星、心得ているな』
ゼクス『色、香り、味と一つずつチェックしているようだ』
シャア「ふむ……それほど難しい問題ではなかったな。Aだ」
トレーズ『エレガントだ』
ゼクス『解答者は自分が選んだ文字が書かれている部屋で待機する事になっている』
シャア「ふっ…Aは赤い部屋か。いいセンスだ」
↑一流のセンス?
ゼクス『続いてはそれなりに酒を嗜んできたと語るイライジャ=キール。見事20万アースダラーのワインを見抜けるか』
イライジャ「まぁ高いワインなら違いが一発で分かるだろう」
ザコ「こちらがAのワインザコ」
イライジャ「ん…」ゴクゴク
ゼクス『……豪快に飲んだな』
トレーズ『どう楽しんでもいい、ワインは自由なのだ』
イライジャ「こっちがBのワインか」ゴキュゴキュ
ザコ「いっつもそんな感じにお酒飲むザコ」
イライジャ「傭兵稼業だからな。基本的に戦う前の景気づけか、仕事終わりにパーッと飲み明かす感じだ。
でもこれは自信あるぜ。正解はBだ!!飲みやすさが全然違ったからな!!
Aはなんていうか固い。これは安物だろ。リードとかが飲んでるような」
ゼクス『高い酒を飲んでいるのだな、リード=ウェラーは』
761 名前:ガンダムパイロット格付けチェック~お前らは何流パイロットなのか~ :2012/11/17(土) 17:58:57.25 ID:???
トレーズ『イライジャは無人のBの部屋へ』
イライジャ「え…なんでシャア社長居ないの?」
シャア「これでカミーユは普通に落ちたか」
イライジャ「ひょっとして俺、間違ったか……?」
ゼクス『三番手は火星出身のゼハート=ガレット。お酒が飲めない親友の代わりにワインの善し悪しを見抜けるか』
ザコ「さて両方飲み終わったザコね」
ゼハート「すまないがもう一度Aのワインを飲ませてくれ」
ザコ「ザコ!?ま、まあ良いザコよ」
ゼハート「……Bを」
ザコ「あー…酔わない程度にするザコよ」
ゼクス『大分まよってるな』
トレーズ『迷いは青年の特権だ』
ゼハート「……Bだな。昔イゼルカント様の屋敷で飲んだワインがBに近い。間違いなくBが高級ワインだ」
ゼクス『間違う者はどうしてこう、自らを追い込む発言をするのか』
トレーズ『最後にBのワインを飲み干す姿が哀しい……』
ガチャッ
ゼハート「シャア=アズナブルはこっちの部屋に居ないのか?」
イライジャ「そうなんだよ!やっちゃたよな、シャア社長!」
↑嬉しそうだけど不正解
ゼハート「ネオ・ジオン社といえばワインも扱ってる大手企業だろう?その社長が間違うとは大丈夫だろうか」
↑ヴェイガンの時期総司令
↑不正解
イライジャ「ホントだよな!心配だぜ」
↑サーペントテールの営業が心配
トレーズ『四番手はガロード=ラン。だが彼は味を確認できないというハンデを背負っている。
しかし、そのハンデを背負いながら戦う姿が美しい……闘う姿は等しく人を高めるものなのだ』
ガロード「ん……結構色違う気がするな。Aの方が濃いつーか、深い感じ?
匂いは……Bの方が甘い気がすんな……飲んじゃ駄目?」
ザコ「駄目ザコ」
ガロード「へーい……んじゃAで」
ゼクス『流石だな、ガンダムパイロット』
ガロード「Bの方はなんか軽い感じがしたんだよな。Aの方が歳食ってて重厚な感じ?ジャミルみたいな?
俺はBの方が飲みたいと思うけどさ、高いのはAなんじゃねえかな」
トレーズ『正解を当てたガロードはシャア氏の待つAの部屋へ』
ガロード「お、シャアのおっさんじゃーん」
シャア「ようやくマトモな舌を持つ相手が現れたようだな。あとおっさんではない」
ガロード「飲んでないんですけどw」
ゼクス『一方のBの部屋』
ゼハート「これはアセムの弟に不利だったな」
イライジャ「だな。間違っても仕方ないよ」
↑↑有利なのに間違った二人
ゼハート「Bのワインはイゼルカント様の屋敷で飲んだワインの味だった」
イライジャ「あーやっぱ火星の指導者となるといいワイン持ってるんだな」
ゼハート「そうだな。それでも火星の貧しさを考えるとコチラの単価の倍の価値はあったろう。
そのようなワインを私に振る舞ってくれたイゼルカント様の期待に、私は応えたい」
↑安物ワインを振る舞われた?
762 名前:ガンダムパイロット格付けチェック~お前らは何流パイロットなのか~ :2012/11/17(土) 17:59:54.05 ID:???
ゼクス『最後はキャプテンガンダム。モビルシチズンに味は分からないというレッテルを覆すことができるか?』
キャプテン「味覚センサーによって味はわかるが、ワインのデータを持っていないので比較ができないな」
ザコ「こっちがBのワインザコ」
キャプテン「……なるほど。Aの方が4.3469%苦みが高いようだ。しかし以前シュウトがドモンにビールの淡を舐めさせられた時
シュウトは苦かったと言っていた。つまりアルコールは苦い。よって正解はAだ」
ゼクス『ビールとワインは別物なのだが…』
トレーズ『しかし正解は正解だ』
シャア「ふっ…流石はアムロの作ったモビルシチズンだ」
ガロード「よっしゃ、キャプテンナイス!」
ゼクス『沸き上がるAの部屋。一方Bの部屋では』
イライジャ「いやいやいや、別にこれ多数決じゃないしな?」
ゼハート「ああ。それに酒を知っている三人のうち二人がこちら側にいるんだ」
↑お酒を知らない二人
イライジャ「……不安になってきた」
ゼハート「信じるんだ」
カミーユ「何やってんだ、イライジャ!!」
アセム「ゼハート……もう喋るな」
デュオ「あーあw」
アムロ「ドモンは後でお仕置きだ……」
ザコ赤「はいはい、どいてどいて」
ザコ青「ザコたちアナウンサーなのに、こんなADの仕事やらされてるザコ」
ザコ黄「哀しいザコね。所詮ザコたちはこのスレじゃサテリコンのザコの後塵を拝する存在ザコよ」
アセム「うわっ、何だ!!椅子返せよ!!」
ザコ赤「何言ってるザコか。このフカフカの椅子は一流パイロットが座る椅子ザコ」
ザコ青「違うんですよーそーなんですよー、普通のパイロットの方には普通の椅子に座っていただくんですよー」
ザコ黄「はいはいスリッパも脱ぐザコ」
コマンビー「なるほど。ランクが下がるとはこういうことか」
ゼクス「では正解者の待つAの部屋へ向かうとしよう」
Aの部屋
シャア「ふっ…」
ガロード「あー、緊張してきた」
キャプテン「統計が取れないので%が弾き出せない」
Bの部屋
イライジャ(こい、こい、こい、こい……)
ゼハート「………」
ガt…
イラ・ゼハ「「!!」
Aの部屋
ガチャッ!!
ゼクス「おめでとう!!」
シャア「っし!」グッ
ガロード「ひゃっほう!!」
キャプテン「首が!ガロード、首が回る!!」
Bの部屋
ゼハート「………」
イライジャ「フェイントとか……ありかよ……」
763 名前:ガンダムパイロット格付けチェック~お前らは何流パイロットなのか~ :2012/11/17(土) 18:03:21.42 ID:???
一流 普通 二流 三流 そっくりさん 映す価値なし
シャア&アムロ
イラ&カミ
アセム&ゼハ
ガロ&デュオ
C&C
(↑キャプテン・コマンダー)
ザコ「シャア社長は流石ザコね。キャプテンも凄いザコ。モビルシチズンの星ザコ。
それにしても普通のパイロットさんが二人も紛れ込んでたなんて、ザコはショックザコよー」
ゼクス「シャア様、流石は高級ワインからテーブルワインまで扱う大企業の社長、見事な鑑定眼でございました」
シャア「当然だな」
アムロ「最後小さくガッツポーズしてたろ」
ゼクス「ガロード様、まさか目と鼻だけで本物を見極めるとは一流は流石でございますね」
デュオ「野生の勘、野生の勘」
ガロード「素直に褒めろっての」
ゼクス「キャプテン様、その味覚のみならず経験に基づく解答、まさに一流のモビルシチズンの真骨頂でございます」
キャプテン「ドモンとシュウトに感謝だ」
コマンビー「おめでとう、キャプテン」
ゼクス「イライジャ君は給料で安物ばかり買っていたようだな。リード氏にアドバイスを受けたらどうだろうか?」
イライジャ「うぐぐ…だいたいなんで一流パイロットの判別にワインを使うんだよ!」
シャア「一流パイロットならワインぐらい見抜けて当然だろう」
ガロード「そうそう」
カミーユ「勝ったからって調子に乗ってるだろ、お前ら!」
ゼクス「イゼルカント様の用意した4000円のワインの味、大事にするのだな、ゼハート君」
ゼハート「私の舌が馬鹿なのであって、イゼルカント様は高いワインを用意した筈だ!!筈だぁぁぁぁ!!」ダンダンダンッ!!
アセム「ああ、そうだよゼハート。きっとお前の舌が馬鹿だったんだ!」
キャプテン「アセム、そのフォローはよくない」
トレーズ『それでは第2チェック……の前にCMだ』
最終更新:2015年11月22日 18:53