206 名前:委員長登場1/3 :2014/04/01(火) 19:41:50.42 ID:???
兄弟が出てこない+自分設定なので気に食わなかったら
パラレルパラレル~
量が多くなったので3つくらいに分けます
ソーマ「しかし、ティファが私たちに相談とは珍しいな」
フェルト「そうね、どちらかと言えば私たちが相談することのほうが多いものね」
ティファは天然で少し抜けたところがあるものの、大抵の困ったことは恋人であるガロード・ラン
に相談することが多く、むしろソーマ達二人のほうがその人脈を頼みにしている節が会った。
少しして店の入り口からティファが入って来た。
ティファ「遅れてしまって、ごめんなさい。待たせちゃいましたか?」
ソーマ「いや、私たちが早く来すぎただけだ。あなたが気にする必要はない」
と定番のやり取りをしていると、ティファの後ろに見慣れない少女が一人立っていた。
207 名前:委員長登場2/3 :2014/04/01(火) 19:43:58.34 ID:???
ティファ「さぁ、あなたも座って」
ティファは後ろの少女に座るよう促すと、少女を二人に紹介した。
ティファ「彼女は、チナ・コウサカさん。美術部の後輩なんです」
チナ「どうも初めまして。チナ・コウサカです。ティファ先輩にはいつもお世話になっています」
ソーマ「こちらこそ初めまして。ソーマ・ピーリスだ」
フェルト「私はフェルト・グレイス。よろしくね」
そんなやり取りをしているとティファが口を開く。
ティファ「実は相談をお願いしたいのは私じゃなくて、彼女の事なんです」
ティファが言うには、彼女はある男子に片思いをしているのだが、自身の性格が災いしていまひとつ
積極的になれず、どうしたらその男子と仲良くなれるか解らず困っているらしい。
そして、彼女が悩んでいる事を察したティファが声をかけて、相談に乗ったのだが、自分だけでは
力不足と感じたため、今回二人にも相談することになったのである。
ソーマ「確かに片思いという状況はティファとは無縁だものな、私たちを頼るのも解る」
ティファとガロードの仲の良さは近所でも有名だが、ガロードが積極的に動いた結果としての今の
関係であり、ティファ自身が恋心を自覚した時にはすでに両想いだったため、こういった相談には
不向きであった。
208 名前:委員長登場3/3 :2014/04/01(火) 19:52:59.04 ID:???
フェルト「それで、相手の男の子っていうのは誰か聞いても良い?」
チナ「あ、すみません言ってませんでした。同じクラスのセイ・イオリ・ガンダム君です」
その姓を聞いて二人は(また、あの一家か)と思いつつ、初めて聞く名前に二人は困惑した。
ティファの恋人であるガロードの兄弟であり、近所でも有名な
ガンダム家とは二人も個人的に付き合いが
あり、何人かとは知り合いであるが、大半が一癖も二癖もある人物でまた、兄弟の数も多いため、全員
知っているわけではなかった。
フェルト「そのセイ君っていうのはどんな子なの?良かったら教えて」
チナが言うには普段はとっても優しくて真面目なんだけど、
ガンプラバトルの大会が近付くと授業中
だろうと新作の事ばっかり考えてしまう、そんな癖のある子らしい。
ソーマ「相手の好きなものが解っているのなら話は早い。貴女も
ガンプラバトルを体験してみるといい
私たちも協力しよう」
フェルト「相手と同じ趣味があるとそこから会話が繋がるから仲良くなるのも早いものね」
二人のその言葉によって、チナはガンプラバトルの世界へと足を踏み入れるのであった。
続かない
最終更新:2016年03月13日 20:10