325魔女と花嫁と…
垢版 | 大砲
2023/07/21(金) 01:36:41.30ID:f7amiiKF0
株式会社
ガンダムオフィス
リリッケ「大変ですミオリネさん!
ガンダムファイトでまたノーベルガンダムが暴走しました!」
オジェロ「しかも今日はファミリー向けのイベントだったんで、子供が大泣きして大変なことになってんぞ!」
アレンビー(DG)「GRRRRRRRRRRRRRRRRYYYY!」
カルル「びえええええええええん!!?」
チュチュ「ヤバいぜミオリネ! 鉄華団と抗争してるJPTトラストが、ウチにもカチコミかけてきやがった!」
ジャスレイ「フロント企業とはいえガンダムを持ってんだろう? 後々加勢されると厄介だ、潰せ!」
ティル「バルバトスを救援に寄越したらしいけど、多分間に合わないね」
マルタン「た、大変だよミオリネ! 記憶を取り戻したカーラさんがサイコザク軍団を引き連れて
ザビ家に殴り込みかけたって!」
カーラ「行きなさい私のベイビーたち…私にはジオンに復讐する権利がある!」
ヌーノ「しかも肝心のダリルさんはすっかりショック受けちまってるしよ!」
ダリル「これは…ぼ、僕の罪だああああ!(号泣)」
アリヤ「聞いたかいミオリネ! マイさんが浅間山の研究所にヅッダー軍団と立てこもったって!」
モニク「いい加減出てこい! これ以上会社に迷惑をかけるなウジ虫ども!」
デュバル「黙れジオニックの犬が! 我々はこれから、誰もが目を奪われる完璧で究極のヅダを作るのだ!!」
モニク「そんなものは金輪際現れん!」
エルヴィン「う、うわわ!なんだこの振動は!?」
マイ「出たな、真・ヅッダードラゴン!!」
そして一週間後
ミオリネ「はあ~…な、なんとか全部片付いたわね」
ニカ「お疲れ、ミオリネ。今週は大変だったね」
ミオリネ「大変てレベルじゃないっての。こんな事件、普通の会社だったら一つ起こった時点で潰れて…あ痛タタタ」
ニカ「どうしたの? 食当たり?」
ミオリネ「ある意味ね。前に会食で感染した
デビルガンダムヘッドが、ここ数日、また胃の中で暴れてるみたい」<キシャー
ニカ「ええっ? ダメだよちゃんと薬を飲まないと。お医者さんにも言われたでしょ?」
ミオリネ「そんな暇無かったんだから仕方ないじゃない。ここは私の会社なんだから、私がしっかりしないと…イタタ」<キシャシャシャー
ニカ「気持ちはわかるけど、もっと身体を大事にしないと」
リリッケ「ミオリネさん、ベネリットグループの本社からお電話です。至急、総帥がお話ししたいことがあると」
ミオリネ「クソ親父が? わかったわ。すぐに向かうと伝えておいて」
ベネリットグループ本社
デリング「業績が下がっているようだな」
ミオリネ「…はい、その通りです」
デリング「言い訳はしないか。その姿勢だけは認めてやろう。もちろん原因はわかっているな?」
ミオリネ「頻出するトラブルと、その解決のために生じた想定外の出費が原因、です」
デリング「それは表面上の分析だ。いいかミオリネ。お前の会社がここまで傾いた原因は、
日登町への進出だ」
ミオリネ「……っ!」
デリング「お前も既に理解している通り、あの町は不確定要素が多すぎる。学園や外の世界での理屈が、日登町ではまるで通用しない。おおよそ、ビジネスには向かない場所だ」
ミオリネ「で、でも! 日登町にだって大きな会社はいくつもあります!
ラー・カイラム社やネオ・ジオン社のような世界的な企業だって…」
デリング「それらは元々あの町の会社だろう。異常な町で生まれた異常な会社。それがたまたま外の世界でも通用したにすぎん」
ミオリネ「…………」
デリング「日登町で生まれた訳でもないお前が、あの異常な町でビジネスするには力不足だった。それだけだ」
ミオリネ「…期待に沿えず、申し訳ありません」
デリング「勘違いするな。別にお前を責めているわけではない。グループの他の企業が進出したところで結果は同じだっただろう。
肝心なのはこの後だ。次にやるべきことはわかっているな?」
ミオリネ「それは…」
デリング「株式会社ガンダムの支店を畳め。会社のため、日登町から撤退しろミオリネ」
326魔女と花嫁と…
垢版 | 大砲
2023/07/21(金) 01:37:51.75ID:f7amiiKF0
再び株式会社ガンダムオフィス
スレッタ「ガ~ンダム、ガ~ンダム、んふ~ふふ、ふ~ふふ~~♪」
アレンビー「あれ? なんか機嫌いいじゃんスレッタ」
スレッタ「はい! 今日はミオリネさんと二人でディナーの予定なんです!」
アレンビー「あ、もしかしなくてもデートってヤツ?」
スレッタ「デ、デートかどうかはわからないですけど。ただ、本当は先週の予定だったのが伸び伸びになっちゃって…」
アレンビー「あ~、まあこの一週間色々あったもんねえ。ていうかアタシも色々やらかしたうちの一人だし。ごめんね迷惑かけちゃって」
スレッタ「あ、あ、だ、大丈夫です! わたし、全然気にしてませんので!」
アレンビー「まあ今度何かで埋め合わせはするからさ。…ていうかこの一週間、スレッタがずっと張り切ってた理由ってそれか」
スレッタ「え? わたしそんなに張り切ってました?」
アレンビー「そりゃもう! どの事件でも一番乗りで駆けつけてさ。なるほどね、恋人とのデートがかかってたらそりゃ頑張るか」
スレッタ「こ、こ恋…うう(赤面)」
アレンビー「照れるな照れるな。アンタたちのことはみんな認めてるんだしさ。…うん?」
オジェロ「…しっかし急だよな~」
ヌーノ「せっかくこの町にも馴染んできたのに」
マルタン「なんか来た当初はとんでもないとこだと思ったけど、いざ離れるとなると…ってあれ、スレッタ、アレンビーさん」
アレンビー「あんた達、なんの話してんの?」
スレッタ「急とか離れるとか、なんのことですか?」
ヌーノ「なにって…ウチの会社のオフィスを畳むって話だよ、日登町の」
アレンビー「え? それって…あんたたち日登町から出ていくってこと!?」
ヌーノ「まあそうなるんだろうなあ」
アレンビー「何それ! 全然聞いてないよそんな話!」
オジェロ「まあ俺たちもついさっき知ったんだけどな」
ヌーノ「な。本社から突然オフィス閉鎖についての書類が大量に送られてきて、リリッケが泡ふいてたぜ」
アレンビー「ウソでしょ…いつのまにそんな話に」
マルタン「スレッタは? ミオリネから何か聞いてない?」
スレッタ「え、あ…(黙って首を振る)」
マルタン「そっか。確かに最近業績も悪かったしね。ここらで学園に戻ってやり直すべきなのかも」
ヌーノ「この町の奴らと会えなくなるはちょっと寂しいけどな」
オジェロ「まあ潰れるよりマシだろ」
スレッタ「…………」
マルタン「どうしたのスレッタ? なんだか随分顔色が悪いけど」
スレッタ「あ、アハハ、だ、大丈夫です! わ、わたし用事を思い出したのでこれで失礼しますね!」
アレンビー「あ、ちょっとスレッタ! …行っちゃった」
ミオリネ「ちょっとアンタら! なにこんなとこでボケーっと立ち話してんのよ!」
マルタン「あ、おかえりミオリネ。随分遅かったね、どこ行ってたの?」
ミオリネ「少し商談にね」
アレンビー「それよりミオリネ! どういうこと? 株式会社ガンダムが日登町から撤退するって。あたし聞いてないよ!」
ミオリネ「ハア!? だれが言ったのよそんな話!?」
ヌーノ「いや、だってさっき本社からそういう書類が大量に…」
ミオリネ「はあ…ったく、またクソ親父が勝手なこと!!」
チェーン「ミオリネCEO。お忙しいようでしたらまた日を改めましょうか?」
ミオリネ「いえ大丈夫です。ちょっとした行き違いなので」
マルタン「あのミオリネ? こちらの方は?」
ミオリネ「それも含めて後で全部説明するから。まずは彼女を会議室までお連れして。私、ちょっとやらなきゃなんないことあるから」
アレンビー「やらなきゃなんないことって?」
ミオリネ「あの勝手に勘違いして勝手に落ち込んでるバカ、連れ戻してくんのよ!」
327魔女と花嫁と…
垢版 | 大砲
2023/07/21(金) 01:39:17.90ID:f7amiiKF0
トイレ
スレッタ「…あ、もしもしプロスペラさん? わたし、スレッタです」
プロスペラ『あら、どうしたのスレッタ? …ミオリネと何かあったのね?』
スレッタ「え、な、なんでわかるの?」
プロスペラ『そりゃあわかるわよ。声を聞けば落ち込んでるって。
それに今のスレッタが落ち込むなんて、兄弟のことを除けばミオリネさん絡みくらいでしょ」
スレッタ「あのね、わたし、怖くて」
プロスペラ『何が?』
スレッタ「ミオリネさんが、日登町から出ていっちゃうことが」
プロスペラ『出ていくってどういうこと?』
スレッタ「私たちの会社ね、成績が悪くて、もうこの町にいられないんだって」
プロスペラ『そう。それは残念ね。でもそれはスレッタのせいじゃないでしょ?』
スレッタ「わたしのせいなの」
プロスペラ『え?』
スレッタ「株式会社ガンダムを作った時、わたしがミオリネさんに頼んだんだ。日登町でも仕事がしたいって」
プロスペラ『そうだったの』
スレッタ「ミオリネさんは最初いい顔しなかったけど、町のみんなや兄弟のためにどうしてもって言ったら」
プロスペラ『彼女、お願いを聞いてくれたのね』
スレッタ「うん…。その時誓ったんだ。絶対に上手くいくよう、わたし頑張りますって。でも結局ダメだったみたい」
プロスペラ『スレッタ、泣いてる?』
スレッタ「わたし、ミオリネさんを裏切っちゃった。ミオリネさんは本当にスゴイのに。
どうしよう。日登町に来たせいで、会社までダメになっちゃったら…!」
プロスペラ『…わかった。ゆっくり話を聞いてあげるからこれから家にいらっしゃい』
スレッタ「いいの?」
プロスペラ『もちろん。夕飯を用意しておくわ。エアリアルと一緒にいらっしゃい」
スレッタ「うん…! 行く、すぐいk」
ドゴォン!!(トイレの扉がブッ叩かれる音)
スレッタ「ひ!?」
ミオリネ「おらあ! スレッタ、出てきなさい! ここにいんのはわかってんだから!」
スレッタ「な、中に誰もいませんよ~…」
ミオリネ「返事してんじゃないの! 全部聞かせてもらったわ。何一人でネガってんのよ!」
スレッタ「ご、ご、ご、ごめんなさい~!」
ミオリネ「逃げんな! 待てコラ!」
スレッタ「ひいいいい~!?」
ミオリネ「言いたいことがあんなら、ちゃんと言いなさいよ!」
スレッタ「無いです~! 言いたい事無いです~!」
ミオリネ「この嘘つき水星タヌキ女!」
スレッタ「タ、タヌキでもないです~!」
ミオリネ「ハア、ハア、逃げ足、早いんだから…うっ!」
スレッタ「!? ミ、ミオリネさん?」
ミオリネ「い、痛たたた…急にお腹のデビルガンダムが暴れて…」
スレッタ「ええっ? 大丈夫ですか! ど、どうしよう誰か」
ミオリネ「捕まえた!」
スレッタ「ひ、卑怯です!」
ミオリネ「賢いって言いなさいよバカ!」
スレッタ「そ、そうですよ。わたし、バカですから。会社の経営のこととか、全然わかんないですし。
ひ、日登町で仕事をするのが、どれだけ大変かなんて、わかんなかったですし。
な、なのにワガママいって、こんな大変な町に、ミオリネさんや地球寮のみんなを巻き込んで…」
ミオリネ「なに勝手に責任感じてんのよバカ!」
スレッタ「またバカって…」
ミオリネ「言っとくけど、アンタみたいな仕事のできないダメ社員、会社の経営には全然影響ないからね!」
スレッタ「ダ、ダメ社員なら、見捨てればいいじゃないですか。日登町みたいに、わ、わたしのことだって」
ミオリネ「だからなんでそうなんのよバカ! 勝手に私の頭の中わかった気になんないでよ!」
スレッタ「え…」
328魔女と花嫁と…
垢版 | 大砲
2023/07/21(金) 01:41:29.58ID:f7amiiKF0
ミオリネ「この町に来てから本当にロクなことがない! アンタは兄弟のマッド技術者と組んで謎エネルギーの実験始めるし!
予約したレストランはデビルガンダム料理なんてゲテモノ出すし! 火星のヤクザが勝手に共感してくるし!
営業と称してMSが襲ってくるのは
日常茶飯事だし! スポンサー契約した選手は問題ばっかり起こすし!
建物はいっつもMSの戦闘で凸凹だし、
ミンチになっても復活するとか物理法則は無茶苦茶だし、住民の9割は異常者か変態だし!」
スレッタ「あの、何の話を…」
ミオリネ「そもそも会社なんて作る気なかったのに! 逃げたかったのに! 学園からも、クソ親父からも!
なのにあちこち頭下げて、クソ親父の小言を聞いて! それもこれも、アンタが、花婿なんかになるから!」
スレッタ「す、すみませ」
ミオリネ「謝んな! …よかったって言ってんの!!」
スレッタ「え?」
ミオリネ「この町に来てから、毎日が楽しいの! 学園の温室で、一人でトマト育ててたときよりずっと!」
スレッタ「ミ、ミオリネさん…」
ミオリネ「私が楽しいのはアンタのおかげなの! アンタが、ワガママいってこの町に連れてきてくれたから!
それに、どんな無茶苦茶なトラブルだって、アンタがバカみたいに進んでなんとかしてくれたから!」
スレッタ「あ…」
~回想~
アレンビー(DG)「GRRRRRRRRRRRRRRRRYYYY!」
カルル「びえええええええええん!!?」
ドモン「ちっ! アレンビーは俺が抑える。スレッタは子供たちを落ち着かせてくれ!」
スレッタ「わ、わかりました! よ、良い子のみんな~! こっちを見てね。
これからガンダムが踊るよ~! それガ~ンダム、ガ~ンダム、希望の光~!」
カルル「キャッキャッ!」
スージィ「良かった、泣き止んでくれたぁ…」
ジャスレイ「フロント企業とはいえガンダムを持ってんだろう? 後々加勢されると厄介だ、潰せ!」
ティル「バルバトスを救援に寄越したらしいけど、多分間に合わないね」
スレッタ「なら私が行きます!」
チュチュ「おいおい、向こうはヤ〇ザだぞ? いくらアンタでも…」
スレッタ「大丈夫です! わたしとエアリアルは…負けません!」
カーラ「行きなさい私のベイビーたち…私にはジオンに復讐する権利がある!」
ヌーノ「しかも肝心のダリルさんはすっかりショック受けちまってるしよ!」
ダリル「これは…ぼ、僕の罪だああああ!(号泣)」
スレッタ「しっかりしてくださいダリルさん! エアリアルでオーバーライドしてサイコザク軍団を止めます。その間に説得を!」
エルヴィン「う、うわわ!なんだこの振動は!?」
マイ「出たな、真・ヅッダードラゴン!!」
ヌーノ「なんだよあのデッケえヅダは!?」
オジェロ「しかも無人のヅダ軍団までワラワラわいてきやがった!」
アリヤ「世界最後の日ってヤツかねこれは」
モニク「誰かあの技術バカを止めてくれ!」
スレッタ「任されました! スレッタ・マーキュリー出ます! 目だ! 耳だ!! 鼻だぁ!!!」
329魔女と花嫁と…
垢版 | 大砲
2023/07/21(金) 01:42:18.96ID:f7amiiKF0
ミオリネ「最初に約束した通り、アンタは私のためにずっと頑張ってくれた。
だからアンタがここにいる限り、私は、この町から逃げない。だからスレッタも私から逃げないでよ」
スレッタ「………」
ミオリネ「その代わり、これからも頑張りますって言って。何があっても絶対大丈夫、きっと上手くいくって言って」
スレッタ「こ、これからも頑張ります! 何があっても、絶対大丈夫です! きっと上手くいきます!」
ミオリネ「ずっとそばにいて」
スレッタ「はい」
ミオリネ「決闘も負けないで」
スレッタ「もちろんです」
ミオリネ「一日三回メールして。部屋は週二回掃除して。私がいない時のトマトの面倒も見て。それから…それから…」
スレッタ「…ミオリネさん、もしかして泣いてます?」
ミオリネ「泣いてないから! お腹の中でデビルガンダムが鳴いてるだけだから!」
スレッタ「でも肩が濡れて」
ミオリネ「私のこと信じられないの!?」
スレッタ「…信じます。わたし、ミオリネさんの花婿ですから」
数時間後 日登町:
ガンダム家近くの路上
スレッタ「え、それじゃあわたしたちの会社とアムロ兄さんの会社が一緒になるんですか?」
ミオリネ「違うわよ。正確には業務提携。悔しいけど私達にこの町で商売するノウハウが無いのは確かだからね。
だからOEMって形で、ウチの商品をラー・カイラム社で売ってもらうの」
スレッタ「それでさっきチェーンさんが来てたんだ…」
ミオリネ「まあ折衝には苦労したけど、実りは大きそうよ。
考えてみて? 株式会社ガンダムの商品広告にアムロ・レイが出るなんて、宣伝効果半端なさそうじゃない?」
スレッタ「確かに。刹那とかすっごく喜びそうだなあ」
ミオリネ「これで日登町から出ていかずに済むし、会社経営も何とかなりそうね。ざまみろクソ親父」
スレッタ「あ、あの。ところで本当にいいんですか? 今日約束してたディナー、わたしの家で」
ミオリネ「さっきから何度も言ってるじゃない。構わないって」
スレッタ「あ、味はともかく、レストランみたいにおしゃれなものや高級食材は出ませんよ」
ミオリネ「デビルガンダム料理じゃなきゃ何でもいいわ」
スレッタ「食卓とかすごくうるさいですよ? だって30人以上いますから」
ミオリネ「五月蠅いのもこの町に来てからもう慣れた」
スレッタ「そ、それに…」
ミオリネ「あーもう! 私がいいって言ってるだからそれでいいの! それとも何? アンタは私を家族に紹介したくない訳!?」
スレッタ「そ、そんなことないです!」
ミオリネ「それに、ただ食事に行くわけじゃないんだから。アムロ・レイとこれからについて商談しなきゃならないし、
なにより、アンタの兄弟はトラブルメーカーばっかりだからね! これから何が起こってもいいように、敵情視察でもあるの!」
スレッタ「はは、トラブルメーカーだなんて。他の兄弟はみんな優しくていい人ばっかりですよ。
特に私と同い年のロランなんて、兄弟の中でも一番真面目でしっかりしてて…」ガラガラ(家の扉を開ける音)
ロラン「ああスレッタ、お帰りなさい。あれ? お友達ですか?」
スレッタ「ただいまロラン。こちらはミオリネさん。私の…ええと、花嫁さんだよ」
ミオリネ「よろしくね」
ロラン「あなたのことはスレッタからよく聞いてますよ。いらっしゃいガンダム家へ。…いや」
330魔女と花嫁と…
垢版 | 大砲
2023/07/21(金) 01:42:52.14ID:f7amiiKF0
,_,..,ィヽ,、 |
/;;::r‐~-ミ、 | ウ ェ ル カ ム
4~/へi::::::;/,ヘミ7 | W E L C O M E !
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l! '" |::::l、~`リ へ
/`ー、 ハー;";::i:::ヾイl! ,r'~`ヽ、 \
,.ィ" ri l i ト、 1:|`丶:;;;:イ' ill!7、 、 y; ヽ、_` ー―――――
,. -‐''" 、 くゝソノリ~i | - 、 , -‐'7ハ ヾニト- ~` ー- 、_
, ィ ´ ,ゝ、_ `r' l | 、レ // `テ三..ノく _ ` ヽ、
/ , -' ,、 `、_) l,i, i // (/ ...,,;;;;:` 、 ヽ
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ヾ :;;;,, ,i l,// ,,..," / _,,.....,_
,. -- .,_ \ :;,. ;' V ;! `; /;: ノ ,.ィ'"XXXXヽ←ロラン
/XXX;iXXミ;:-,、 ヾ '" ''' /./! ヾ / ,. - '"XXXXXXXX;i!
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XXXXX/ \XXソ::::::::::/ i!:: ノ i!::::::::::::ゞXX:/ lXXXXXXX|
XXXX:/ `ヾ::;;;;;:ツ ヾ;::: ; ノ ヾ:;;:::::::ゝ'" ヾXXXXX |
XXX/ `ヽ 、 _ゝく _,,. -`''" i!XXXXX:|
XXX7 `'''''''''''" `'''''''''''´ |XXXXX !
XXX| |XXXXX|
ミオリネ「 」
スレッタ「ミオリネさん!?」
シーブック「まずい! ロランの夏の病気が今年もはじまったぞ!」
カミーユ「しかも今年は知らない女の子の前で脱ぎやがった!」
クルーゼ(全裸)「おや
ロラン君、お客様かね?」
フル・フロンタル(全裸)「やあお嬢さん。私はフル・フロンタル。はじめまして」
シン「なに人の家で勝手に全裸でくつろいでんだテメーらアァァァ!!?」
ミオリネ「 」
スレッタ「ミオリネさん!!?」
数日後、株式会社ガンダムオフィス
マルタン「た、大変だ! ミオリネのデスクにこんな書置きが…!」
『変態ばかりの日登町に疲れました。
地球に逃げます。探さないでください。ミオリネ』
スレッタ「ミオリネさぁん!!!?」
魔女と花嫁と全裸 終わり
最終更新:2025年04月16日 17:48