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カウンターΞ - (2008/10/07 (火) 03:37:09) のソース

*カウンターΞ
//何故か消されてたので、復帰しておきますね。
**概要
高い戦闘力と高機動を持つ[[Ξガンダム]]をフィニッシャーに据えた、フル[[カウンター]]タイプのコントロールデッキ。
読みは「カウンタークスィー」または「カウンタークシー」。
「カンクス」、「カンクシ」などと省略される。

基本は[[赤]]単色で組まれ、ドロー強化の[[三種の神器]]は勿論のこと、[[カウンター]]・ボード[[コントロール]]カードが積極的に投入され、メインである[[Ξガンダム]]のブーストテキストを最大限に活かす為に、[[紫]]国力を発生する[[特殊G]]を6枚フル投入する。
過去から続く[[赤]]メインのコントロールデッキの伝統通り、[[ウィニー]]デッキや[[青]]いデッキには不利な戦いを強いられるが、基本的には全対応型のシンプルなデッキである。

[[特殊G]]は、各バージョンによって「[[中立地区防衛部隊]]×6枚」か「[[中立地区防衛部隊]]×3枚+[[モルゲンレーテ]]×3枚」のどちらかが基本である。
そこに[[メタ]]次第で、[[三段構え]]対策の[[プラント追悼慰霊団]]や、[[宇宙引越公社]]対策の[[貴族主義抵抗派]]などが稀に採用される。

最大の弱点は[[ランデス]]。
特に[[紫]]国力を妨害するタイプの[[ランデス]]に弱く、単純な[[ランデス]]カードはもちろん、[[虚偽の報告]]や[[宇宙引越公社]]といった限定的ながら永続的な国力ロックカードは、天敵と言えるレベル。
[[プリベント>プリベント(X)]]付きの[[除去]]や[[オペ割り]]なども、もちろん厳しい。
「対策し易い」という側面を持っていると言える。

以下、時系列順に第○期として大まかに分け、いくつかのバージョンを紹介する。

-各バージョンの「それを使って公式大会([[CS]]・[[GT]])に入賞した最初のプレイヤー」は、全て中国・四国地区のプレイヤーである。

***第一期
「[[烈火の咆哮>13th]]」発売から、2004年度[[GT]]までのバージョン。
フィニッシャーとしての[[Ξガンダム]]、当時最強の[[カウンター]]カードだった[[カリスマ]]、[[カリスマ]]と相性の良い[[加速する狂気]]、[[加速する狂気]]と相性の良い[[ギラ・ドーガ]]と[[中立地区防衛部隊]]、[[ギラ・ドーガ]]と相性の良い[[泣き虫セシリア]]、といった形で、デッキの基本パーツは構成されている。

当時トップメタであった[[死の旋風隊]]・[[換装アプサラス]]に対するアンチデッキとしてデザインされ、そのままトップメタの地位を挿げ替えてしまった。

-[[泣き虫セシリア]]・[[カリスマ]]・[[加速する狂気]]に[[エラッタ]]が出る前の時期である。

***第二期
2004年度[[GT]]から、2005年度[[CS]]予選初期までのバージョン。
2004年度[[GT]]チャンピオンの使ったタイプで、特にこのバージョンを区別する場合は「カウンタードライセン」とも呼ばれた。

[[ミラーマッチ]]を[[メタ]]って[[ドライセン(ラカン・ダカラン機)]]や[[トビア・アロナクス]]《[[10th]]》(これらのカードもまた、エラッタ前の[[カリスマ]]と相性が良い)を採用し、更に[[血の宿命]]をメイン搭載すると言う、非常に攻撃的な構築となっている。
その動きはむしろ[[赤中速]]的であると言え、デッキ全体も軽く組まれている。
なお、[[サイドボード]]に「通常のカウンターΞ」へ変化するためのカードが用意されており、[[換装アプサラス]]などへはこれで対応する。
後述するが、これに準ずるタイプの構築は後に定着する事は無かった。
その尖りぶりは、[[GT]]決勝という特殊な[[メタ]]ゲームでこそ通用したのだろう。

その後[[CS]]予選などで見かけるのは、このバージョンと第一期バージョンの中間点の様な、言うなれば「丸い」構成である。
[[中立地区防衛部隊]]との[[シナジー]]は失われたものの、新たなパートナーとして[[ドライセン(ラカン・ダカラン機)]]を得た[[加速する狂気]]が、相変わらず採用されていた。

-[[GT]]の結果を受け、この間に、[[泣き虫セシリア]]・[[カリスマ]]・[[加速する狂気]]に[[エラッタ]]が出される。

***第三期
2005年度[[CS]]予選中期から、「[[覇王の紋章>16th]]」発売までのバージョン。
[[加速する狂気]]に代わるコントロール手段として、[[エスコート]]と[[モルゲンレーテ]]の[[コンボ]]が採用されている。
それだけと言えばそれだけだが、最も長期間活躍したバージョンでもある。

***第四期
「[[覇王の紋章>16th]]」発売後のバージョン。
[[MF]]による[[リング]][[ハンデス]]を[[メタ]]って、ユニットを[[Ξガンダム]]3枚のみに絞り、その分[[戦場の鈴音]]と[[敵意という名の隣人]]によってドロー力とサーチ力を底上げしている。

ただし、このバージョンも第二期バージョンと同様に、定着する事は無かった。
「[[GT]]決勝」という特殊な[[メタ]]ゲームでこそ通用したのだろう。

***第五期
「[[不敗の流派>17th]]」発売後のバージョン。
[[恫喝MF]]や[[緑中速]]といった[[中速]][[ビートダウン]]デッキが流行している中、ビートダウンデッキ耐性の非常に高いカードである[[カロッゾ・ロナ]]《[[17th]]》と、更にそれと[[シナジー]]を形成する[[ラフレシア]]《[[17th]]》を採用している。
言わば、[[赤単ラフレシア]]とのハイブリッドデッキになっている形。

**サンプルデッキ
上記で言う所の第四期に当たる。

ガンダムウォーツアー 2005 グランドトーナメント大会 第3位
|>|>|>|BGCOLOR(#aaa):&font(b){メインデッキ}|
|BGCOLOR(#ccc):&font(b){数}|BGCOLOR(#ccc):&font(b){色}|BGCOLOR(#ccc):&font(b){No.}|BGCOLOR(#ccc):&font(b){カード名}|
|BGCOLOR(#eee):&font(b){3}|BGCOLOR(#eee):|BGCOLOR(#eee):|BGCOLOR(#eee):&font(b){UNIT}|
|3|赤|U-130|[[Ξガンダム]]|
|BGCOLOR(#eee):&font(b){2}|BGCOLOR(#eee):|BGCOLOR(#eee):|BGCOLOR(#eee):&font(b){CHARACTER}|
|1|赤|CH-70|[[シャア・アズナブル]]|
|1|赤|CH-C30|[[トビア・アロナクス]]|
|BGCOLOR(#eee):&font(b){18}|BGCOLOR(#eee):|BGCOLOR(#eee):|BGCOLOR(#eee):&font(b){COMMAND}|
|2|赤|C-3|[[作戦の看破]]|
|3|赤|C-7|[[密約]]|
|3|赤|C-8|[[サラサ再臨]]|
|3|赤|C-29|[[逆襲のシャア]]|
|3|赤|C-38|[[宇宙を統べる者]]|
|3|赤|C-59|[[エスコート]]|
|1|紫|C-2|[[戦場の鈴音]]|
|BGCOLOR(#eee):&font(b){9}|BGCOLOR(#eee):|BGCOLOR(#eee):|BGCOLOR(#eee):&font(b){OPERATION}|
|3|赤|O-2|[[内部調査]]|
|1|赤|O-4|[[転向]]|
|3|赤|O-C1|[[コスモ・バビロン]]|
|1|赤|O-C13|[[敵意という名の隣人]]|
|1|紫|O-1|[[凌駕]]|
|BGCOLOR(#eee):&font(b){18}|BGCOLOR(#eee):|BGCOLOR(#eee):|BGCOLOR(#eee):&font(b){GENERATION}|
|12|赤|G-*|赤基本G|
|3|紫|G-5|[[中立地区防衛部隊]]|
|3|紫|G-9|[[モルゲンレーテ]]|
|>|>|>||
|>|>|>|BGCOLOR(#aaa):&font(b){サイドボード}|
|BGCOLOR(#ccc):&font(b){数}|BGCOLOR(#ccc):&font(b){色}|BGCOLOR(#ccc):&font(b){No.}|BGCOLOR(#ccc):&font(b){カード名}|
|1|赤|CH-70|[[シャア・アズナブル]]|
|3|赤|C-12|[[尊き御言葉]]|
|2|赤|C-47|[[嫉妬]]|
|1|赤|C-54|[[脅迫]]|
|1|赤|C-C17|[[憎悪の矛先]]|
|2|赤|O-36|[[隠された翻意]]|
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