シン・ルベオ・アムニカルス
クロノスにおける重鎮の一人であり、
バルカスに次ぐ発言権の強さは物語の中でも度々見られる。シンはバルカスに370年前にアルメニアで見いだされたことから、相当の古株でもある。
彼は
プルクシュタールと同様アルカンフェルの忠臣であり、バルカスの信に厚かったことから、アルカンフェルの弱点である休眠状態を告げられている。
現在ではプルクシュタールを失い、反アルカンフェル陣営に相対する中心人物となっている。今はバルカスも復帰し、当初はシンの独断でガイバーらと休戦協定を組んでいるが、現時点ではそのバルカスからも休戦協定を了承されている。
シンはアポルオンに対しても危機感を抱いているが、そのあたりの対策は現時点でもできていない。
シンの能力
シンは、これまで2回獣神変を行い、クロノス新宿支部とその周りを護衛してきた。カブラール戦では半径2kmの範囲でミサイル攻撃を迎撃し、最近ではギガンティックダークのギガスマッシャーを短時間ながら巨大なバリアで防いでいた。
メガスマッシャー程度で傷ついたギュオーでは不可能な、シンのバリア強度はアルカンフェルとまではいかないが、かなりの高出力を誇り、エネルギーを集約すればかなりの破壊力も期待される。ただし、その消耗も激しく、一気に高い出力を行うとエネルギーが尽きてしまう上に、肉体もかなり消耗するため、バイタルメンテナンスと呼ばれる培養槽での処置による修復が必要となる。クリスタルも体力保持には役立つのだろうが、クリスタルだけでの回復には相応の時間が要するようである。
シンの思念波強度は、カブラール戦でも見られたように他のゾアロードに妨害されたため、通常レベルの思念波だった。思念波はクリスタル依存性が高いとも予想され、素体の戦闘力の高さとは関係ないのかもしれない。