【ガン○○】 ガン○○とは、特定の行動ばかりを集中的に行う時に使われる言葉である。 ○○の中には、例えば回避や防御行動を行わず、集中的に攻撃を仕掛けて来る場合はガン「攻め」 逆に攻撃を行わず、相手の攻撃を見て回避や防御を行う事をガン「待ち」というような言葉が入る。 対戦型アクション、及び対戦型格闘ゲームでよく使われる。 本作でも度々使われる言葉である。 ガン○○の「ガン」は慣用表現「眼（ガン）を飛ばす」の眼（ガン）、 あるいは若者言葉（元々はギャル語）の「ガン見する」の「ガンガン見る」のガンであると思われるが、イマイチはっきりしない。 従ってガン○○は、「見てから○○する」、「ガンガン○○する」といった意味あいで使われる。 個人的には、日本語としてあまり美しい表現ではないと思うが・・・。 **ガン攻め 主に回避や防御をある程度犠牲にし、攻撃重視で立ち回ってる状態。 先手を取って有利に事を運びたい時や、相手にプレッシャーを掛けたい時に行われる。 310＋275コンビでは275が片追いされやすく、対策として体力調整も兼ねた310のガン攻めがある。 また、「守るより攻める方が好きだから・・・」という事で好む人も多い。 「攻撃は最大の防御」と言うように、ハマれば一気に勝負を決める事も出来るが、回避や防御を犠牲にしてるため ひょんなことから迎撃されて立場が逆転してしまう場合がある。 ことにタイマン状況においては、基本的には相手の出方をみて反撃する「待ち」の方が有利なため、相当腕が立つプレイヤーでないと簡単に対処されてしまう。 しかしガン攻めを行うプレイヤーに対しては好意を持つ者も多く、ゲーセンで頑固な「待ち」を崩すとギャラリーを湧かせる事も可能である。 だが、ガン攻めは一つ間違えるとただの特攻にも成りかねないため、体力調整は節度を持って行おう。 先落ち特攻も定義から言えばガン攻めに含まれるが、このゲームでやってはいけない行動の代表格である。 本作では主にコスト310以上の機体がガン攻めしやすい。 しかし本作は「待ち」の方が強いため、返り討ちにあいやすくガン攻めをしてくるプレイヤーはそう多くはない。 そのため、本作でもガン攻めをしてくるプレイヤーに好意を持つ人も少なくない。 **ガン待ち 主に攻撃を控えめにし(あるいは全くしない)、相手が攻撃をしてくるまで待つこと。 相手の攻撃を見て回避や防御で受け流し、攻撃の祭に生じた隙を突いて反撃をする。 基本的に対戦ゲームでは待ちが強く、どの対戦ゲームでも有効な戦術である。 自分から攻撃を仕掛けることなくほぼ安全にダメージを与える事ができ、ローリスクハイリターンで立ち回る事も可能。 初心者が相手の場合、下手にこちらから攻撃して事故って死亡するケースもたまにあるため、わざわざ攻めないで誘うプレイヤーもいる。 待ちはその戦い方から気に食わないと思う人も多く、特にガン待ちをする人は軽蔑される事もしばしばである。 しかし受動的な戦術であるため、極めて強力かつ本作の基本ともいえる[[片追い]]を決めづらくなるのが弱点。 しかし使い方次第では本作でも待ちは大きな武器になる。 射撃や格闘攻撃による硬直、ステップや着地した時に発生する硬直などを拾うのがこのゲームの基本になるため、相手の行動を見てから攻撃(反撃)するのが非常に強力。 本作での待ちは数種類存在し、前に出ないで相手から来るのを文字通り待つ「待ち」から、歩いて相手の攻撃を回避しながら様子を見る「歩き待ち」、ステップを連発して様子を見る「ステップ待ち」がある。 本作は2VS2のチーム戦である以上、片方が囮のために攻撃をしないで回避に専念したり、2体から集中攻撃を受けてる場合は回避に専念しなければならないため 状況によってはそれらの行動を取るのもやむを得ないこともある。 また、歩きやステップ性能が高い機体も存在し、必然的に待ち気味になってしまうこともある。 待ちは非常に有効な戦術であるが、特にゲーセンではトラブルの元になりやすいため、使用するときはやりすぎないように気をつけよう。 **ガン逃げ 主に攻撃を行わず、回避(あるいは防御)に専念することであり、ガン待ちと似ている。 ガン逃げは体力が残り僅かなときなどに行われる行動で、これだけだと特に問題のない行動である。 しかし、制限時間が設けられてるゲームでは、自分の体力と相手との差が僅かかつ、もう少しでタイムアップになる状況ではわざと回避に専念し 自分から勝負に出ないでタイムアップで勝利するケースもあり、問題になることもたまにある。 また、必殺ゲージや時間経過で溜まっていく特殊な技の時間を稼ぐために逃げ回ることもある。 最初から完全に逃げに徹し、やる気が無いのか、はてまた相手をおちょくりたい為に乱入してきたのか分からん事をするプレイヤーも稀にいる。 ガン逃げはそれほど問題にはならないが、場合によってはガン待ち以上に大きな問題にも成りかねないため、こちらも使用するときは気をつけよう。 本作は対戦型アクションゲームであるため、ガン逃げが非常に行いやすい。 基本的には変形でガン逃げをすることになるが、[[サーチダッシュ格闘（ＳＤＫ）]]や[[着地キャンセル（着キャン）]]があるため、非可変機でも比較的逃げやすいのも存在する。 本作でのガン逃げで有名なので「逃げキュベ」がある。 非可変機でありながら機動力は高く、さらにファンネルをばら撒きながらの攻防一体が行えるため、非常に嫌われる行動である。 さらに[[大西洋]]を選ばれて逃げキュベされたり、酷いものでは[[ホンコンシティ]]の一番高いビルに乗ってファンネルでひたすら攻撃するものまである。 機体にもよるが、タイマン時は非常に厄介である。 その他に[[Ｚガンダム]]2機による変形逃げが強力であり、ひたすら逃げられると非可変機では追いつくのが難しい。 しかしこのようなガン逃げは、ほとんど荒らし目的で行う場合が多いため通常では問題になることはないだろう。 ただしＺ0落ち195が2落ちといった状況では、195が3落ちするまで195ガン攻め・Ｚガン逃げを辞さないこともある。 195が3落ちするまでは被弾も許されないが、195機体が[[メタス]][[ガザＣ]][[グフ]]など機動力のある機体でないと 簡単に振り切られてしまうのが辛いところ。 **まとめ どこからが攻めで、どこからが待ちかは各プレイヤーの主観により、定義することは難しい。 ただ、待ち、逃げに関しては使用に気をつけたい。 対処出来ない方が悪いと言うのももっともだが、そう思わない人も多くいる。 しかし待ちなどをされる側も指をくわえてるだけじゃなく、待ち崩す戦い方を研究し、腕を磨いていこう。 それも対戦ゲームの醍醐味の１つではないだろうか。 ちなみに待ちや逃げは単調な戦いになりやすく、つまらない戦いになるという事で、対処出来ようが出来ないだろうが嫌う人もいるので覚えておこう。 なお、ガン攻め、ガン待ち、ガン逃げなどはその作品のゲームシステムによって使い勝手が大きく変わることもある。 ガン待ちよりガン攻めする方が実は有効なんてのもあるので、その作品のゲームシステムを理解した上で戦術を考えよう。
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