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逆転のトノサマン - (2007/07/01 (日) 20:25:37) の編集履歴(バックアップ)


マヨイ 「‥‥‥‥。」
ナルホド「ホラ、真宵ちゃん。アコガレのスターさんだぞ。」
マヨイ 「ね。‥‥ホントにアレがそうなの?」
ナルホド「アレって言うな。
     荷星 三郎。今回の依頼人、その人だよ。」
マヨイ 「こう言っちゃなんだけど、なるほどくん。
     こりゃ、やってるよ、サツジンの1つや2つ。」

ニボシ 「あ。どうでした撮影所。やっぱりボク、ハンニンあつかいですよね・・・・。」
マヨイ 「そ、そんなことないですよー。ね。なるほどくん。」
ナルホド「え、ええ。せいぜい“容疑者”どまりだと思いますよ。」
ニボシ 「きょ、恐縮です・・・・。」

マヨイ 「これで、あのオバチャンにぎゃふんと言わせてやれるね!」
ナルホド「ぎゃふん・・・・。」
マヨイ 「なんで、なるほどくんが言うの?」

ミツルギ「証人の名前を。」
オバチャン 「・・・・あら、ちょいとアンタ、イイ男だね!
     オバチャン、ちょっとトキめいちゃったヨ。」
ミツルギ「な、名前を聞いている!」
オバチャン 「ヤダねこの子、テレちゃってサ。・・・・“オバチャン”でいいわヨ。」
ミツルギ「たのむから、名前をッ!」
ナルホド(御剣のやつ、証人から名前を聞くのがニガテらしいな)

マヨイ 「じゃぁじゃぁ。この写真、さっそくオバチャンにつきつけて・・・・。」
ナルホド「いや、その必要はないよ。
      裁判は明日だし、この写真は重要な武器になる。
      テキにわざわざ、手の内を明かす必要はないよ。」
マヨイ 「うわ。なるほどくん、おぬし、意外とワルだね。
      二代目・アクダイカーン。」
ナルホド「ヒトを勝手に怪人にするな!」

マヨイ 「なるほどくん、トノサマン汁だって。おいしいのかなあ。」

オバチャン 「とにかく! オバチャン、このウラミは 一生わすれないかんね!
     もう、口もきかないんだから! 」
マヨイ 「さんざんしゃべってるクセに。 」
オバチャン 「今からだよ!ハイ、ヨーイ、スタート!
ナルホド(コドモか、このオバチャン・・・・)

スタッフ「そ…そうですか…
     そうですよね…
     そんなもんですよね…
     どうせそんなもんですよね…
     どうせそんなもんなんですよね…
     私なんてどうせそんなもんなんで」
チヒロ 「なるほどくん、どうするんですか!
     心神喪失状態になってますよ!」

ミツルギ「そう‥‥第一スタジオへの道は塞がれていたのだ‥‥≪サルマゲくん≫の首によって!」
ナルホド(本当は≪サルマゲどん≫なんだけど‥つっこむ気も起こらない‥)

ミツルギ「被害者がいないなんて、何年ニンゲンをやっているんだッ!」
ナルホド(そこまで言うか・・・?)

ナルホド「子供だろうが検事だろうが嘘は良くない!」
ミツルギ「何故そこで検事が出て来る‥‥」

オバチャン 「イブクロちゃん、やっちゃいけないことやっちゃったんだねえ‥‥。」

サイバンカン 「それが、姫神さんの動機を物語る証拠品ですか?」
ヒメガミ「弁護士の狂気を物語る証拠品じゃない?」
ナルホド(うまいコト言いやがって・・・・)

ナルホド「‥‥机を叩いているあいだに質問を考えようと思いましたが、何も浮かびませんでした。」

ミツルギ「‥‥イギをとなえるあいだに何か質問を考えようと思ったが、思い浮かばなかった。」

ヒメガミ「誰も、一言も口を聞かなかったわ。 重い、重い沈黙‥‥。
     ‥‥そこに、やっと起きた荷星がやってきたわ。
     “オクレちゃった!ゆるしてオクレ!”‥‥って言いながら。
     その場がさらに凍り付いたわね。」
ナルホド「‥‥‥」
ミツルギ「‥‥‥‥‥‥」
サイバンカン 「‥‥‥‥‥‥‥‥」
傍聴人 「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」
ヒメガミ「‥‥こんな感じにね。」
マヨイ 「ねえ、ねえ、なるほどくん。‥‥どうしてかな?
     けっこう、おもしろいのに。重いフンイキもなごみそうなもんだけどね。」
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