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逆転のトノサマン - (2007/08/14 (火) 23:34:45) のソース
マヨイ 「‥‥‥‥。」 ナルホド「ホラ、真宵ちゃん。アコガレのスターさんだぞ。」 マヨイ 「ね。‥‥ホントにアレがそうなの?」 ナルホド「アレって言うな。 荷星 三郎。今回の依頼人、その人だよ。」 マヨイ 「こう言っちゃなんだけど、なるほどくん。 こりゃ、やってるよ、サツジンの1つや2つ。」 ---- ニボシ 「あ。どうでした撮影所。やっぱりボク、ハンニンあつかいですよね・・・・。」 マヨイ 「そ、そんなことないですよー。ね。なるほどくん。」 ナルホド「え、ええ。せいぜい“容疑者”どまりだと思いますよ。」 ニボシ 「きょ、恐縮です・・・・。」 ---- マヨイ 「これで、あのオバチャンにぎゃふんと言わせてやれるね!」 ナルホド「ぎゃふん・・・・。」 マヨイ 「なんで、なるほどくんが言うの?」 ---- ミツルギ「証人の名前を。」 オバチャン 「・・・・あら、ちょいとアンタ、イイ男だね! オバチャン、ちょっとトキめいちゃったヨ。」 ミツルギ「な、名前を聞いている!」 オバチャン 「ヤダねこの子、テレちゃってサ。・・・・“オバチャン”でいいわヨ。」 ミツルギ「たのむから、名前をッ!」 ナルホド(御剣のやつ、証人から名前を聞くのがニガテらしいな) ---- マヨイ 「じゃぁじゃぁ。この写真、さっそくオバチャンにつきつけて・・・・。」 ナルホド「いや、その必要はないよ。 裁判は明日だし、この写真は重要な武器になる。 テキにわざわざ、手の内を明かす必要はないよ。」 マヨイ 「うわ。なるほどくん、おぬし、意外とワルだね。 二代目・アクダイカーン。」 ナルホド「ヒトを勝手に怪人にするな!」 ---- マヨイ 「なるほどくん、トノサマン汁だって。おいしいのかなあ。」 ---- オバチャン 「とにかく! オバチャン、このウラミは 一生わすれないかんね! もう、口もきかないんだから! 」 マヨイ 「さんざんしゃべってるクセに。 」 オバチャン 「今からだよ!ハイ、ヨーイ、スタート! ナルホド(コドモか、このオバチャン・・・・) ---- スタッフ「そ…そうですか… そうですよね… そんなもんですよね… どうせそんなもんですよね… どうせそんなもんなんですよね… 私なんてどうせそんなもんなんで」 チヒロ 「なるほどくん、どうするんですか! 心神喪失状態になってますよ!」 ---- ミツルギ「そう‥‥第一スタジオへの道は塞がれていたのだ‥‥≪サルマゲくん≫の首によって!」 ナルホド(本当は≪サルマゲどん≫なんだけど‥つっこむ気も起こらない‥) ---- ミツルギ「被害者がいないなんて、何年ニンゲンをやっているんだッ!」 ナルホド(そこまで言うか・・・?) ---- ナルホド「子供だろうが検事だろうが嘘は良くない!」 ミツルギ「何故そこで検事が出て来る‥‥」 ---- オバチャン 「イブクロちゃん、やっちゃいけないことやっちゃったんだねえ‥‥。」 ---- サイバンカン 「それが、姫神さんの動機を物語る証拠品ですか?」 ヒメガミ「弁護士の狂気を物語る証拠品じゃない?」 ナルホド(うまいコト言いやがって・・・・) ---- ナルホド「‥‥机を叩いているあいだに質問を考えようと思いましたが、何も浮かびませんでした。」 ---- ミツルギ「‥‥イギをとなえるあいだに何か質問を考えようと思ったが、思い浮かばなかった。」 ---- ヒメガミ「誰も、一言も口を聞かなかったわ。 重い、重い沈黙‥‥。 ‥‥そこに、やっと起きた荷星がやってきたわ。 “オクレちゃった!ゆるしてオクレ!”‥‥って言いながら。 その場がさらに凍り付いたわね。」 ナルホド「‥‥‥」 ミツルギ「‥‥‥‥‥‥」 サイバンカン 「‥‥‥‥‥‥‥‥」 傍聴人 「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」 ヒメガミ「‥‥こんな感じにね。」 マヨイ 「ねえ、ねえ、なるほどくん。‥‥どうしてかな? けっこう、おもしろいのに。重いフンイキもなごみそうなもんだけどね。」 ---- ミツルギ「‥。」 ナルホド「‥‥‥‥。」 ミツルギ「‥‥‥‥‥。 成歩堂。‥‥なにか言え。ニガテなのだ‥‥セケン話。」 ナルホド「え?あ、ああ。 ‥‥‥‥ザンネンだったな! 御剣!」 ミツルギ「‥‥い、いきなりそれか。」 ナルホド「‥‥ありがとう。 きみの協力がなければ、姫神に逃げられるところだったよ。」 ニボシ「あ‥‥恐縮です。 ‥‥ニボシと申します。」 ミツルギ「‥‥む。ミツルギと申します。 いつも、テレビでごカツヤクをハイケンしております。」 ナルホド「(ウソつけ!)」 ミツルギ「‥‥‥‥成歩堂。 私たちは、こうしてふたたび出会ってしまった。」 マヨイ「‥‥“ふたたび”‥‥?」 ミツルギ「しかし。出会うべきではなかった。 おかげで私の中に、よけいな感情がよみがえった。」 ナルホド「よけいな感情‥‥?」 ミツルギ「“不安”‥‥そして“迷い”だ。」 ナルホド「それは、よけいな感情じゃないだろう?」 ミツルギ「私にとってはジャマなものだ。 いいか。‥‥成歩堂 龍一。 もう二度と、私の目の前に現れないでほしい。 ‥‥それだけ、言いに来た。」 ---- オバチャン 「”オオバサン” も ”オバチャン” も たいして変わらないでショ。 そうそう、オバチャンもホラ、若い ころからオバチャンだったワケじゃ ないでしょだからねえムカシはよく イジメられたりもしたワケよこれで 中学生のころアコガレていた将棋部 のセンパイがいてねェそのカレにサ オバチャン呼ばわりされたときは もうオバチャン泣いちゃったわね・・・ 」 ミツルギ「異議あり。しょ、証人のおしゃべりに異議を申し立てる。」