技能について
技能とは戦闘には直接関与しませんが間接的に関わってきます。 将軍はランクに等しい数の技能を持つ事が出来ます。 技能はランクを一つ上げる毎に一つ取得できます。 一度取得した技能は変更する事が出来ません。 ()の数字は、その技能を行なう際にかかる時間です。
技能判定では2D6を使用します。判定の結果出た数値を達成値と言います。 6ゾロが出るとクリティカルとなり、1ゾロが出るとファンブルになります。 クリティカルは絶対成功で、逆にファンブルは絶対失敗です。 双方にクリティカル・ファンブルが起こった場合、受動側有利となります。 技能を発動させた側が能動側となり、それに対抗し判定する側が受動となります。 (例1:潜伏を試みるロディース軍が判定でクリティカルを出し、カモミール軍も対決*でクリティカルを出した場合、 受動側優先となり、カモミール側の将軍が潜伏を見破ります。) (例2:ロディース軍が退却し、カモミール軍が追撃の技能を発動します。この時、カモミール軍、ロディース軍ともにファンブルを出しました。 この場合、受動側優先となり、カモミール軍は追撃に失敗し、ロディース軍は無事退却を成功させます。) *対決とはお互いがダイスを振り、数値の出目で勝利・敗北を決定する事です。高いほど有利です。
技能一覧
潜伏(1) :周囲の地形に自らや自軍を一体化しカモフラージュする事で敵の目を欺きます。 潜伏する側は将軍ランク+2D6の達成値で潜伏します。 相手は同じく将軍ランク+2D6で判定し、達成値が潜伏値以上にならなければ、潜伏している相手に気づきません。 潜伏に成功すると、奇襲と罠設置の時間があればそれらの技能が自動成功します。
奇襲(1) :相手の不意を突いて攻撃します。 奇襲する側は将軍ランク+2D6の達成値で潜伏します。 相手は将軍ランク+2D6で判定し、達成値が奇襲側以上にならなければ、不意打ちをうけます。 奇襲に成功すると、直後の戦闘開始時の1R目のみ、イニシアチブ・攻撃で判定なしに必ず勝利できます。
略奪 :戦闘勝利後に相手の切札ストックにある切札と、お金を自分の給料の半分だけ奪えます。 ただし相手のPCが持っているお金が不足していると、不足分は略奪できません。 NPCは問題なく略奪できます。 また、拠点を奪った際、ランク1の宝物判定を行なう事ができます。
将軍無双 :将軍一人だけで敵軍に突っ込み暴れまわります。 戦場に向かう時、兵士を一人も引き連れない代わりにHPが統率力×15点増加します。兵士を連れて行くかどうかは自由に選択できます。 さらに将軍戦・モンスター戦での将軍の攻撃力が「戦闘力+5」ではなく「戦闘力×3」になります。
親衛隊 :よく訓練された優秀な兵士を率いる事が出来ます。 兵士のHPが統率力の半分(切捨てで最低1)点上昇します。魔族奴隷にも適応されます。
発明家 :セッション開始時に一回だけ、レアアイテムに等しい効果の切札をレアアイテムランク×50Gで作成できます。 作成できるレアアイテムランクは将軍ランクまでかつ、最高3ランクまでです。 どのアイテムができあがるかはレアランクアイテム表の中から1D6で決定されます。
罠設置(2):相手が踏み入れるであろう場所に嫌がらせのような罠を仕掛けます。 将軍ランク+2D6の達成値で罠を仕掛けます。 相手は将軍ランク+2D6で判定対決し、達成値が相手の罠の達成値以上にならなければ、罠に気づく事ができずひっかかります。 罠に引っかかると、直後の戦闘開始時に「1D相手の兵士の半分(切り捨て)の数+相手の兵士の半分(切り捨て)」が行動不能に陥ります。 行動不能の効果時間は、罠を仕掛けた将軍ランクラウンドの間です。 相手が将軍無双を発動している場合は、将軍が行動不能に陥ります。将軍の行動不能はダメージを受けると回復します。 罠は発見されれば以後効果を失います。
警戒 :慎重なのか臆病なのかとにかく周囲に神経を配ります。 「潜伏」「奇襲」「罠設置」に対しての判定に、常に+2のボーナスがあります。
騎兵化 :将軍と兵士が馬に乗って目的地へ徒歩より早くたどり着く事ができます。 戦場に向かう際の移動判定に+2のボーナスがつきます。 さらに第一R目に突撃が自動発動するかを選択できます。自動発動した場合イニシアチブに勝利しても他の計略は使えません。 戦場が水上なら馬からレジャーボートに乗り換えます。
賄賂 :魚心あれば水心。何処の陣営にもマネーが大事な人はいるものです。 次のランクアップに必要な半熟値分のお金を一括で払う事で、次のランクアップに必要な半熟値を1/3カットできます。 賄賂の効果は重複しません。カットした段階で必要半熟値を達成しランクアップした際、余った半熟値は持ち越されます。
やりくり上手:爪に火をともしながら家計をやりくりする事でお金を浮かせます。 結果、購入できるアイテムや切札の価格が半額(切捨て)になります。
根回し :あらかじめ特定陣営の人事部へ裏に手を回して、自分が指定の陣営に入りやすくします。 人事オークションにかけられた際、1D6の1、2、3、4、5、6のいずれか2つを指定の陣営に変更する事ができます。
宝探し達人 :宝の地図やダウジングなどを駆使して財宝を探し当てます。 洞窟探索での宝箱のダイス判定に+1のボーナスがつきます。
床上手 :夜伽の技術をさらにあげて相手をより満足させます。 魔界からの侵略者を倒した時、相手が自分と同ランク以下なら奴隷にする事ができます。 奴隷はアイテム扱いでゲーム効果はありません。
エキスパート:取得している技能の一つを選択し、それを強化する技能です。技能を取得していなければ取得できません。 同じ種類の技能を重ねて選択する事はできませんが、エキスパート自体はいくつも取得する事ができます。 潜伏 :必要時間が1から0になり、潜伏判定に+2のボーナス。 奇襲 :奇襲判定に+2のボーナス。また、イニシアチブ・攻撃フェイズで必ずクリティカル扱いで勝利できます。 略奪 :拠点を奪った際、2D6を振り、2~6が出ればランク1、7~10が出ればランク2、11~12が出ればランク3の宝物判定を行なう事ができます。 将軍無双 :HPの増加率を「統率力×15」から「統率力×30」に引き上げます。 親衛隊 :兵士のHPを統率力の半分ではなく、統率力分引き上げます。魔族奴隷にも適応されます。 発明家 :セッション開始時に一回だけ、将軍ランクまで、かつ、最高6ランクまでの切札と、劣化パッシブアイテムをレアランク×50Gで作成できます。 劣化パッシブアイテムはセッションに3回持ち込むと壊れて無くなります。 どのアイテムができあがるかは、レアランクアイテム表の中から1D6で決定されます。 罠設置 :罠設置判定に+2のボーナス。さらに相手に「将軍ランクD6」点の追加ダメージを与えます。このダメージでは相手の行動不能は治りません。 警戒 :「潜伏」「奇襲」「罠設置」に対しての判定に+2のボーナス。 騎兵化 :移動判定+2のボーナスが移動判定+4になります。また、戦闘開始時の第一Rで突撃の自動発動を選択するとクリティカル発動になります。 奇襲エキスパートと繋がれば突撃は4倍効果となります。突撃が発動すると他の計略は使えなくなります。 賄賂 :セッション開始時に基本給料分のお金を支払う事で、セッション終了後のNPCによる攻め込みダイスで将軍の戦闘以外の出目を指定できます。 ただし、ゾロ目にだけはできず、また攻め込む側、攻め込まれる側どちらかのNPCが自分より2ランク以上上の将軍だと効果ありません。 やりくり上手:給料が二倍になります。身代金は二倍になる前の給料×3です。 根回し :身代金が給料の3倍から通常額に減額されます。 宝探し達人 :宝箱ダイスでレアアイテムを手に入れる際、洞窟のランクの半分(切り捨て)の叙勲ポイントを支払う事で、 レアアイテム取得ダイスの出目と、その前後の計三つのアイテムの内の1つを指定して手にいれる事ができます。 例(3が出れば、2、3、4の中から選び、1が出れば6、1、2の出目から選び、6が出れば5,6,1の中からえらぶ) 床上手 :奴隷にした魔界からの侵略者をレアアイテムのパッシブアイテムとしてパッシブスロットにセットする事ができます。 敗北しても奴隷魔族は失われる事はありません。 パッシブスロットにセットした際の効果は以下の通りです。 魔人 →兵士のかわりに戦闘に連れていける。魔人1人で総合HP60の6人の兵士として扱う。 上級魔人→兵士のかわりに戦闘に連れていける。上級魔人1人で総合HP80の6人の兵士として扱う。 魔将 →兵士のかわりに戦闘に連れていける。魔将1人で総合HP100の6人の兵士として扱う。 大魔将 →兵士のかわりに戦闘に連れていける。大魔将1人で総合HP120の6人の兵士として扱う。