■ 忘却界NPC
◆ アフダル周辺
●"邪神"アフダル=シャアル:魔王
「濡れ髪の魔王」「奴隷王」などの通り名によって知られる、忘却界最強の魔王。能力的には十二分に忘却界の魔界王となれる器であるにもかかわらず、東の辺境の小魔都ベリザンドでひっそりと暮らしている。かつては人間奴隷として魔界に連れてこられ、後に不死性を得て魔族となった。彼女のみが持つ稀少な能力「感染領域」により一万年以上に渡るあいだ奴隷として虐待されてきた。基本的には無能。
「濡れ髪の魔王」「奴隷王」などの通り名によって知られる、忘却界最強の魔王。能力的には十二分に忘却界の魔界王となれる器であるにもかかわらず、東の辺境の小魔都ベリザンドでひっそりと暮らしている。かつては人間奴隷として魔界に連れてこられ、後に不死性を得て魔族となった。彼女のみが持つ稀少な能力「感染領域」により一万年以上に渡るあいだ奴隷として虐待されてきた。基本的には無能。
●"おしかけ奴隷"エリアーデ・クタァト・ダゴン:魔将
クタァトの第29子にして末娘。父に溺愛されていたが、アフダルに惚れこんで出奔し以後おしかけ奴隷としてアフダルを守護している。当初はアフダルへのあこがれを隠さなかったが、後にヘスティアと恋におち、命がけの覚悟を見せる。
クタァトの第29子にして末娘。父に溺愛されていたが、アフダルに惚れこんで出奔し以後おしかけ奴隷としてアフダルを守護している。当初はアフダルへのあこがれを隠さなかったが、後にヘスティアと恋におち、命がけの覚悟を見せる。
●"弁護士"ラッフ・ルクトゥブ:モンスター
アフダルの執事にして弁護士。過去のとある経緯によりアフダルに恩義を感じている忠実な僕。アフダルの領地経営や資産管理などに日夜奔走している。
アフダルの執事にして弁護士。過去のとある経緯によりアフダルに恩義を感じている忠実な僕。アフダルの領地経営や資産管理などに日夜奔走している。
●ハス子
アフダルの館で雑用を引き受ける人間のメイド。非常にいい加減な言動でやさぐれており、主人を主人とも、客を客とも思わない態度だが、なぜか仕事は完璧にこなすので文句をつける隙を与えない。人間でありながらその戦闘能力も高い。
アフダルの館で雑用を引き受ける人間のメイド。非常にいい加減な言動でやさぐれており、主人を主人とも、客を客とも思わない態度だが、なぜか仕事は完璧にこなすので文句をつける隙を与えない。人間でありながらその戦闘能力も高い。
●"アフダル様を見守る会・会長"ヘイダル:魔将
獅子の頭を持つ獣頭人身の魔将。ベリザンドで機械整備工場を営む。見守る会の中でもっとも階級が高いというどうでもいい理屈で会長に任ぜられた。
獅子の頭を持つ獣頭人身の魔将。ベリザンドで機械整備工場を営む。見守る会の中でもっとも階級が高いというどうでもいい理屈で会長に任ぜられた。
●"アフダル様を見守る会・撮影主任"ジミィ・アルゴ:魔人
ベリザンドでバーのバーテンをしているカメラ小僧魔族。主に会報に載せるアフダルの隠し撮り写真の撮影担当。
ベリザンドでバーのバーテンをしているカメラ小僧魔族。主に会報に載せるアフダルの隠し撮り写真の撮影担当。
◆ ムミョウ派
●"簒奪王"フォーツバル・ムミョウ執政官:魔王
忘却界の首都ムミョウを治める執政官。陰謀家にして卑劣漢。クタァトに対立するムミョウ派を率い、アフダルを魔界王に擁立せんと目論む。
忘却界の首都ムミョウを治める執政官。陰謀家にして卑劣漢。クタァトに対立するムミョウ派を率い、アフダルを魔界王に擁立せんと目論む。
●"監督生"エディンバラ:魔王
フォーツバルの後宮において奴隷のリーダー的立場である"監督生"を務める、15歳ほどの大人びた少年魔王。ややセスと風貌が似ている。表に出てくることは稀だが、後宮におけるフォーツバルの執事的存在であり、さまざまな面で主をサポートしている。年下に対して面倒見のよい性格で、普段は階級制御器をつけて奴隷たちを威圧しないように心がけるなどの気遣いも見せるが、少々早とちりをしやすいきらいがある。
フォーツバルの後宮において奴隷のリーダー的立場である"監督生"を務める、15歳ほどの大人びた少年魔王。ややセスと風貌が似ている。表に出てくることは稀だが、後宮におけるフォーツバルの執事的存在であり、さまざまな面で主をサポートしている。年下に対して面倒見のよい性格で、普段は階級制御器をつけて奴隷たちを威圧しないように心がけるなどの気遣いも見せるが、少々早とちりをしやすいきらいがある。
●"誘惑者"アスタルテ:魔王
ムミョウ派の有力魔王。策略家であると同時に誘惑者としても知られ、彼女の手よる寝返り、裏切りは数知れない。
ムミョウ派の有力魔王。策略家であると同時に誘惑者としても知られ、彼女の手よる寝返り、裏切りは数知れない。
●"錬金学者"ドットーレ:魔王
魔都アングルボザの大学に勤める化学及び錬金術の担当教授。研究者としては優秀だが河内弁で極めて口が悪く面倒くさがり。ホムンクルスの精製を得意とし、その他の魔術、科学にも精通している。アスタルテが暗殺工作のためにアングルボザに侵入していた時の姿。
魔都アングルボザの大学に勤める化学及び錬金術の担当教授。研究者としては優秀だが河内弁で極めて口が悪く面倒くさがり。ホムンクルスの精製を得意とし、その他の魔術、科学にも精通している。アスタルテが暗殺工作のためにアングルボザに侵入していた時の姿。
◆ クタァト派
●"水神"クタァト・ダゴン:魔王
アフダルに次ぐ忘却界の実力者で、内海を抱える忘却界において水域とその沿岸に強い影響をおよぼしている有力な魔王。強面だが豪放磊落で崇拝者も多い。元はソウルイーターであったが、その例外的に旺盛な精力と器の大きさから魔族化し巨大な体躯と不死性を獲得した。あらゆる魔界へと自立航行可能な巨大魔都船・瑠璃穢を拠点とする。
アフダルに次ぐ忘却界の実力者で、内海を抱える忘却界において水域とその沿岸に強い影響をおよぼしている有力な魔王。強面だが豪放磊落で崇拝者も多い。元はソウルイーターであったが、その例外的に旺盛な精力と器の大きさから魔族化し巨大な体躯と不死性を獲得した。あらゆる魔界へと自立航行可能な巨大魔都船・瑠璃穢を拠点とする。
●"海后"アンピトリテ・クサイラ:魔王
クタァトの第二夫人であり、その冷徹な知略で畏怖される内海の女王。クタァトの第二夫人であり参謀。魔都船亞杜螺の船長でもある。
クタァトの第二夫人であり、その冷徹な知略で畏怖される内海の女王。クタァトの第二夫人であり参謀。魔都船亞杜螺の船長でもある。
●"海母"ハイドラ:魔王
強大な力を誇る外海の母帝。永い年を経て知性と不死性を獲得した唯一のクラーケンであり、奔放な淫欲と過剰な母性で知られる。クタァトの第一夫人にしてエリアーデの母。魔都船丹来に座し、日夜饗宴を開いている。
強大な力を誇る外海の母帝。永い年を経て知性と不死性を獲得した唯一のクラーケンであり、奔放な淫欲と過剰な母性で知られる。クタァトの第一夫人にしてエリアーデの母。魔都船丹来に座し、日夜饗宴を開いている。
●"追従者"オルトロス:大魔将
クタァトの太鼓持ちとして悪名高い大魔将。常に主のそばに仕え、そのご機嫌取りに終始しているが、無能を嫌うクタァトの側近として長年仕えているためそれなりに優秀な何かを備えていると目されている。実はクタァトとの婚姻以前にハイドラが産み落とした子供であり、クタァトとは義理の親子関係である。
クタァトの太鼓持ちとして悪名高い大魔将。常に主のそばに仕え、そのご機嫌取りに終始しているが、無能を嫌うクタァトの側近として長年仕えているためそれなりに優秀な何かを備えていると目されている。実はクタァトとの婚姻以前にハイドラが産み落とした子供であり、クタァトとは義理の親子関係である。
●"淫母"オイフェミア:上級魔人
オルトロスの妻。しかしクタァトに付き従う夫は滅多に屋敷に顔を出すことはなく、もっぱら暇を弄んでいる。貴婦人然とした高貴さと母親の優しさを兼ね備えた美貌の持ち主。
オルトロスの妻。しかしクタァトに付き従う夫は滅多に屋敷に顔を出すことはなく、もっぱら暇を弄んでいる。貴婦人然とした高貴さと母親の優しさを兼ね備えた美貌の持ち主。
●"手先が器用"ブリギット:魔将
アンピトリテの命により、忘却界西南の人里離れた洞窟内でノームに変身し対四大竜王用の淫具を開発していた鍛冶の女神。外見は11歳ほどの少女で、膝まである編み上げブーツにマイクロビキニの魔娼着、頭にシスターヴェールをつけている。険のある大きな目にソバカス、金髪。語尾に「デス」をつけるのが口癖。自信過剰だが都合が悪くなるとすぐに他人に責任転嫁する。
アンピトリテの命により、忘却界西南の人里離れた洞窟内でノームに変身し対四大竜王用の淫具を開発していた鍛冶の女神。外見は11歳ほどの少女で、膝まである編み上げブーツにマイクロビキニの魔娼着、頭にシスターヴェールをつけている。険のある大きな目にソバカス、金髪。語尾に「デス」をつけるのが口癖。自信過剰だが都合が悪くなるとすぐに他人に責任転嫁する。
◆ 議会派
●"美香王"アルバ・フラン:魔王
クタァト派ともムミョウ派とも距離を置く中立勢力「議会派」の中心人物。麗しい青年の姿をし常に周囲に花の芳香を漂わせている、忘却界屈指の美神。娘が1人いるが、現在は出奔している。
クタァト派ともムミョウ派とも距離を置く中立勢力「議会派」の中心人物。麗しい青年の姿をし常に周囲に花の芳香を漂わせている、忘却界屈指の美神。娘が1人いるが、現在は出奔している。
●"霜の女王"アングルボザ:魔王
議会派に所属する巨人魔王。忘却界でも古い魔王であり、強力な戦士として知られる勇壮な軍人女王。配下にも優秀な軍を持つが、暗殺される。
議会派に所属する巨人魔王。忘却界でも古い魔王であり、強力な戦士として知られる勇壮な軍人女王。配下にも優秀な軍を持つが、暗殺される。
●"ヴィンチェンゾ派・獄長"フローレンス・メイウェザー:魔人
●"ヴィンチェンゾ派・胴元"エミリア・マラネッロ:上級魔人
●"刺客"メティス:上級魔人
●"百合姫"ルベリウム:大魔将
禁欲魔都リリウムを支配する少女。"真の姿"を持つ。美香王アルバの義理の妹のひとり。男嫌いというよりも男性器嫌いで通っており、公的には魔都リリウムには男性器のついた者の立ち入りは許されない。
禁欲魔都リリウムを支配する少女。"真の姿"を持つ。美香王アルバの義理の妹のひとり。男嫌いというよりも男性器嫌いで通っており、公的には魔都リリウムには男性器のついた者の立ち入りは許されない。
●"外務官"イーアネイラ:魔将
魔都リリウムの「出島」である荘園を管理している代官。30歳半ばほどの美しい貴婦人の姿をしている。その性質上、外部の者の出入りが著しく制限されるリリウムの出先機関となり、外交や貿易を代表して行っている。しかしその特権を利用してリリウムでは禁止されている欲望を満たしているという噂もある。
魔都リリウムの「出島」である荘園を管理している代官。30歳半ばほどの美しい貴婦人の姿をしている。その性質上、外部の者の出入りが著しく制限されるリリウムの出先機関となり、外交や貿易を代表して行っている。しかしその特権を利用してリリウムでは禁止されている欲望を満たしているという噂もある。
●"麗しき華"アルマーナ:魔人
魔都リリウムの宮廷に鮮烈にデビューした傾国の美貌を持つ少女。代官イーアネイラの娘でもある。しかしそのドレスの下には破格の肉棒を隠し持っていた。
魔都リリウムの宮廷に鮮烈にデビューした傾国の美貌を持つ少女。代官イーアネイラの娘でもある。しかしそのドレスの下には破格の肉棒を隠し持っていた。
●"家政婦"パルミラ:上級魔人
魔将イーアネイラの屋敷を取り仕切る有能な家政婦。
魔将イーアネイラの屋敷を取り仕切る有能な家政婦。
●"白鳥の騎士"ローエングリン:魔将
忘却界の辺境にあるローライネ荘園を治める少年騎士。白鳥の騎士とも呼ばれ慕われている。
忘却界の辺境にあるローライネ荘園を治める少年騎士。白鳥の騎士とも呼ばれ慕われている。
●"偽りの淑女"ルートリンデ:魔人
魔族としては控えめな性格の令嬢…だったのだが、マイコニドのベリルに取って代わられてしまっていた。
魔族としては控えめな性格の令嬢…だったのだが、マイコニドのベリルに取って代わられてしまっていた。
●"牝オーク繁殖者"フォーグラー:魔人
ローライネ荘園の廷臣で、牝オークを繁殖させる秘術を持っている。
ローライネ荘園の廷臣で、牝オークを繁殖させる秘術を持っている。
●ルベイエ:上級魔人
ローライネ宮廷魔術師。妙齢の女性でメガネをかけている。特化型の呪文エキスパート。陰謀の黒幕と目されている
ローライネ宮廷魔術師。妙齢の女性でメガネをかけている。特化型の呪文エキスパート。陰謀の黒幕と目されている
◆ 四大竜王周辺
●"白竜公・見習い"ボクセル:モンスター
●"黒竜のご令嬢""黒竜公"ソピアー:モンスター
アフダルと領地を二分するダークドラゴンの盟主。四竜王の中で最も若く魔族社会との接点も多い。その世話焼きな性格と同郷ということもあり、なりゆきでアフダルの保護者的に扱われることが多く、本人はそれを不満に思っている。イサカル・ギスゴとは過去なんらかの因縁を持つ。
アフダルと領地を二分するダークドラゴンの盟主。四竜王の中で最も若く魔族社会との接点も多い。その世話焼きな性格と同郷ということもあり、なりゆきでアフダルの保護者的に扱われることが多く、本人はそれを不満に思っている。イサカル・ギスゴとは過去なんらかの因縁を持つ。
●"赤竜公"ネジャフ:モンスター
●"虹竜王"アルコ・イリス:?
●"ボクセル四天王"トレニス:魔人
幼ボクセルが戯れに作った「四天王」の1人。やんちゃだが受け専。
幼ボクセルが戯れに作った「四天王」の1人。やんちゃだが受け専。
●"ボクセル四天王"イジュル:魔人
「四天王」の1人。トレニスの金魚のフン。虎の威を借る狐タイプでずる賢い。受け攻めリバ。
「四天王」の1人。トレニスの金魚のフン。虎の威を借る狐タイプでずる賢い。受け攻めリバ。
●"星瞳"ザカリアス:魔将
幼ボクセルの兄。性格は温厚で繊細。魔族らしからぬ純真さを持つ少年。その瞳は星が輝くように美しく、男女問わず虜にする。
幼ボクセルの兄。性格は温厚で繊細。魔族らしからぬ純真さを持つ少年。その瞳は星が輝くように美しく、男女問わず虜にする。
●"女王蛇"デンゲイ:大魔将
群島魔都デンゲイを治める大魔将。その姿は赤黒い肌の色の長身で細く引き締まった体つきの黒人女性で、水色やオレンジの燃えるように鮮やかな布を身に纏っている。赤竜ネジャフの娘と噂されているが、真実は明らかではない。近く魔王に昇格すると見られている南方の新興勢力。
群島魔都デンゲイを治める大魔将。その姿は赤黒い肌の色の長身で細く引き締まった体つきの黒人女性で、水色やオレンジの燃えるように鮮やかな布を身に纏っている。赤竜ネジャフの娘と噂されているが、真実は明らかではない。近く魔王に昇格すると見られている南方の新興勢力。
◆ アシェリーセス保険機構
●"保険執行人"セス:上級魔人
浅黒い肌にゆるくウェーブした黒髪を持つ14歳ほどの少年魔族。灰色の地味だが高級なスーツを着こなし、白い手袋をつけている。口癖は「大変残念ですが」、組み合わせた手の指をせわしなく動かす悪癖もある。奴隷保険会社から依頼を受け保険執行業務を行う下請け業者。実は歴史に残る最古の魔界王にして保険機構の創設者でもある魔王アシュリーセスの零落した姿であり、かつてアフダルとフォーツバルをその奴隷として囲っていた。アフダルを愛していたものの、魔族的な因習に縛られていた彼はアフダルをモノのようにしか扱うことができず、そのためアフダルとは最後まで心の絆を築けなかった。そのことを悔やみ、後に奴隷保険を主とした保険機構を設立し、自らは一介の魔人となって現場にたち、自分とアフダルの間に築けなかった「真に愛ある主従関係」を探し続けている。
浅黒い肌にゆるくウェーブした黒髪を持つ14歳ほどの少年魔族。灰色の地味だが高級なスーツを着こなし、白い手袋をつけている。口癖は「大変残念ですが」、組み合わせた手の指をせわしなく動かす悪癖もある。奴隷保険会社から依頼を受け保険執行業務を行う下請け業者。実は歴史に残る最古の魔界王にして保険機構の創設者でもある魔王アシュリーセスの零落した姿であり、かつてアフダルとフォーツバルをその奴隷として囲っていた。アフダルを愛していたものの、魔族的な因習に縛られていた彼はアフダルをモノのようにしか扱うことができず、そのためアフダルとは最後まで心の絆を築けなかった。そのことを悔やみ、後に奴隷保険を主とした保険機構を設立し、自らは一介の魔人となって現場にたち、自分とアフダルの間に築けなかった「真に愛ある主従関係」を探し続けている。
●"保険執行人"ガゼル:上級魔人
セスの相棒を務める少年魔族。黒い肌に白い髪を持ち、全裸の上に黒いマントのみを羽織っている。獣化の特性を持ち、多くの場合は山羊のような鹿のような獣の姿をとっている。無口でほとんど言葉を発しないが、セスとの間の意思疎通には問題ないようである。セスとの間に肉体関係はあるが、飽くまでコミュニケーションの一環としてであり、お互い友情はあっても恋愛感情はない。かつて魔界王アシェリーセスの乗騎だったバイコーンが長く付き従ううちに魔族化したもの。
セスの相棒を務める少年魔族。黒い肌に白い髪を持ち、全裸の上に黒いマントのみを羽織っている。獣化の特性を持ち、多くの場合は山羊のような鹿のような獣の姿をとっている。無口でほとんど言葉を発しないが、セスとの間の意思疎通には問題ないようである。セスとの間に肉体関係はあるが、飽くまでコミュニケーションの一環としてであり、お互い友情はあっても恋愛感情はない。かつて魔界王アシェリーセスの乗騎だったバイコーンが長く付き従ううちに魔族化したもの。
●"保険外交員"ラボール:上級魔人
◆ 北方帝国
●"姫皇帝"ザルリンド:魔王
北辺の軍事魔都プリンセスオーバーチュアを支配する少女皇帝。光属性を持つ破壊神で、その危険性から小勢力ながらも忘却界の中で一目置かれている。議会には代理を立て、ほとんど自ら現れることはなく、その姿をじかに目にしたものは少ない。
北辺の軍事魔都プリンセスオーバーチュアを支配する少女皇帝。光属性を持つ破壊神で、その危険性から小勢力ながらも忘却界の中で一目置かれている。議会には代理を立て、ほとんど自ら現れることはなく、その姿をじかに目にしたものは少ない。
●"冷鉄宰相"ヴァルテル:魔王
凍結都市サスキットを治める政治家にして軍師。姫皇帝ザルリンドの忠実な奴隷で、ザルリンドを崇拝している。普段は氷のような無表情・無感情を貫く機械のような魔王だが、ベルギアード監獄島を支配する兄の魔将レジーのことを溺愛している。
凍結都市サスキットを治める政治家にして軍師。姫皇帝ザルリンドの忠実な奴隷で、ザルリンドを崇拝している。普段は氷のような無表情・無感情を貫く機械のような魔王だが、ベルギアード監獄島を支配する兄の魔将レジーのことを溺愛している。
●"機械相"リュドミラ:大魔将
秘密都市アルザマス166の責任者。ザルリンドの奴隷にして雪の帝国の技術力を担うテクノロジスト。ヴァルテルに対抗心を抱いており、その仲は険悪。
秘密都市アルザマス166の責任者。ザルリンドの奴隷にして雪の帝国の技術力を担うテクノロジスト。ヴァルテルに対抗心を抱いており、その仲は険悪。
●"大尉"スヴェン:魔将
●"将軍"ルドベル:魔将
●"番犬"ズィーベロッテ:上級魔人
●"物売りの少年"ミーシャ:魔人
●"忘れじの"ノーラッド:上級魔人
●"囚人秘書"シグリット:上級魔人
◆ 地下勢力
●"金ひり大神"ゲルトシャイサー:魔王
忘却界の裏社会を支配する3巨頭の1人である、裏社会の首魁でもある。歪曲の中に存在するという不可視領地"地下造幣省"に篭る謎の魔王。忘却界に流通する闇ソウルは全てゲルトシャイサーが生産している。その実体は忘却界全てのオークの神にして、魔族が捨てた「排泄」を司る王。その尻から絶え間なくソウルをひり出し、オークたちを寵愛する。フォーツバルとは敵対しているが、ただの敵というわけでもないようだ。
忘却界の裏社会を支配する3巨頭の1人である、裏社会の首魁でもある。歪曲の中に存在するという不可視領地"地下造幣省"に篭る謎の魔王。忘却界に流通する闇ソウルは全てゲルトシャイサーが生産している。その実体は忘却界全てのオークの神にして、魔族が捨てた「排泄」を司る王。その尻から絶え間なくソウルをひり出し、オークたちを寵愛する。フォーツバルとは敵対しているが、ただの敵というわけでもないようだ。
地下勢力の構成員ですら誰もその実態を知らない謎の移動領地"地下造幣省"に鎮座する忌まわしき魔王。かつては魔界王の地位にいたのではとも噂される大物でその実力は底知れない。魔王フォーツバルとの間に因縁があり、数千年前から執拗にフォーツバルがつけ狙っているものの、未だにその尻尾を掴ませていない。地下造幣省ではその名の通り違法流通する偽ソウルを生産しているが、純正のソウルに近い高純度の巧妙な偽物をどうやって生産しているのかは謎に包まれている。一説には12歳ほどの平凡な少年の姿をしていると言われており、非常に怠惰で享楽的な性格をしているとされる。
●"黒い絨毯"アングラマイン:大魔将?
忘却界の闇社会に属する伝説的な女密偵。変装と潜入の達人でその真の姿を見たものはなく、ブラックウィドウ亜種を使役して魔人を操るという。性格は遊び好きで大らかだが、慎重。無駄な争いはしない。
忘却界の闇社会に属する伝説的な女密偵。変装と潜入の達人でその真の姿を見たものはなく、ブラックウィドウ亜種を使役して魔人を操るという。性格は遊び好きで大らかだが、慎重。無駄な争いはしない。
ブラックウィドウを支配する、組織の女幹部。いくつもの写し身を操り、その真の姿を見たものはいないという。潜入工作や拉致誘拐、催眠や洗脳調教を得意とし、組織の諜報を司っている。階級不明。常に単身で行動するほか、外部の依頼で独自に動くことも多く、一部の領主らは表ざたに出来ない依頼を彼女にすることもあるらしい。
○"時間貴族"グレイマン
謎に包まれた"時間銀行"の支配人。常に高級そうな葉巻を咥え、仕立てのいいスーツを身に纏った慇懃で冷静沈着な物腰の美少年魔王。しかしその姿は着ている服のみならず髪や目の色まで全てが灰色である。「時間」と引き換えにソウルを与える彼の銀行には、搾取した魔族たちの膨大な「時間」が貯蓄されていると言われている。蓄えた「時間」を放出することで無敵に近い力を行使できると言われているが、その実力を目にしたものはいない。
謎に包まれた"時間銀行"の支配人。常に高級そうな葉巻を咥え、仕立てのいいスーツを身に纏った慇懃で冷静沈着な物腰の美少年魔王。しかしその姿は着ている服のみならず髪や目の色まで全てが灰色である。「時間」と引き換えにソウルを与える彼の銀行には、搾取した魔族たちの膨大な「時間」が貯蓄されていると言われている。蓄えた「時間」を放出することで無敵に近い力を行使できると言われているが、その実力を目にしたものはいない。
○"虚無の魔女"サイーデ・バスティアン
かつて忘却界で猛威を振るった虚無の力を操る両性具有の魔王。魔族を消滅させうるその力は、白龍ボクセル、虹竜アルコ=イリス、光属性の破壊神・姫皇帝ザルリンドなどと並んで恐怖の対象だった。しかし3000年前に起きた忘却界最後の戦乱でフォーツバル、クタァト、アルバの連合軍に大敗して以来、野に下り地下勢力の幹部となる。食客的身分であるものの、独自の軍勢を持つその勢力はシンジケート内で最大規模を誇り、殺人や暴力などの分野で組織を支え隠然とした影響力を持つ。
かつて忘却界で猛威を振るった虚無の力を操る両性具有の魔王。魔族を消滅させうるその力は、白龍ボクセル、虹竜アルコ=イリス、光属性の破壊神・姫皇帝ザルリンドなどと並んで恐怖の対象だった。しかし3000年前に起きた忘却界最後の戦乱でフォーツバル、クタァト、アルバの連合軍に大敗して以来、野に下り地下勢力の幹部となる。食客的身分であるものの、独自の軍勢を持つその勢力はシンジケート内で最大規模を誇り、殺人や暴力などの分野で組織を支え隠然とした影響力を持つ。
○"無為の狼"グモルク
サイーデの部下で主に実行役を務める暗殺者。大魔将。サイーデとは主従の関係ではなく、なんらかの協定を結んだ互恵関係であるといわれている。虚無の力を持つことからフェンリルの血を引くと噂されているが、その出自などはまったく不明。
サイーデの部下で主に実行役を務める暗殺者。大魔将。サイーデとは主従の関係ではなく、なんらかの協定を結んだ互恵関係であるといわれている。虚無の力を持つことからフェンリルの血を引くと噂されているが、その出自などはまったく不明。
●"J&B bros co.社長"ジョー:魔人
ムミョウ下層でタレント・イベント企画会社を経営している魔人兄妹の兄。実は裏社会の構成員でもある。見た目は14歳ほどの少年で気が弱く、妹に頭が上がらない。
ムミョウ下層でタレント・イベント企画会社を経営している魔人兄妹の兄。実は裏社会の構成員でもある。見た目は14歳ほどの少年で気が弱く、妹に頭が上がらない。
●"J&B bros co.専務"ベニー:魔人
ジョーの妹だが外見はベニーの方が10歳は年上に見える。性格も強気で兄を尻にしいている。
ジョーの妹だが外見はベニーの方が10歳は年上に見える。性格も強気で兄を尻にしいている。
◆ その他
●ようぞう:魔人
白い山羊髭を垂らした禿頭の珍しい老人魔族。学ランを着用。元々は人間の錬金術師だった。魔族になってまださほど時間がたっていないため、人間時代の姿を引きずっている。魔都アングルボザの大学でそれなりに優秀な成績を収めていたようだ。性格は臆病かつお調子者。魔族のエロさにはまだ慣れない。
白い山羊髭を垂らした禿頭の珍しい老人魔族。学ランを着用。元々は人間の錬金術師だった。魔族になってまださほど時間がたっていないため、人間時代の姿を引きずっている。魔都アングルボザの大学でそれなりに優秀な成績を収めていたようだ。性格は臆病かつお調子者。魔族のエロさにはまだ慣れない。
●"母殺しのフェンリル"ネイムレス:魔王級モンスター
魔都アングルボザの闘技場地下に幽閉されている魔族処刑用のフェンリル。しかしただのフェンリルではなく、その真の力は名を与えられぬことにより永い間封印されていた。魔王アングルボザの子。アングルボザ暗殺後にアスタルテとも対立し、放浪していたところをサイーデにより拾われ、グモルクという名を与えられた。
魔都アングルボザの闘技場地下に幽閉されている魔族処刑用のフェンリル。しかしただのフェンリルではなく、その真の力は名を与えられぬことにより永い間封印されていた。魔王アングルボザの子。アングルボザ暗殺後にアスタルテとも対立し、放浪していたところをサイーデにより拾われ、グモルクという名を与えられた。
●"天の牛"タウロス:モンスター
アスタルテがかつて使役していた魔王級のモンスター。しかし現在はアングルボザを守護している。
アスタルテがかつて使役していた魔王級のモンスター。しかし現在はアングルボザを守護している。
●"『塔の男』号・船長"ニミュエ:上級魔人
ローライネ荘園付近で商いをしている貨客船の船長。
ローライネ荘園付近で商いをしている貨客船の船長。
●"牝オークリーダー"ネリネ:モンスター
フォーグラーの牝オークの繁殖島でリーダーをしていた牝オーク。フォーグラーを愛しており、そのため陰謀に利用され、フォーグラーや他の魔族を監禁していた。
フォーグラーの牝オークの繁殖島でリーダーをしていた牝オーク。フォーグラーを愛しており、そのため陰謀に利用され、フォーグラーや他の魔族を監禁していた。
●"淫乱牝オーク"メルヤ:モンスター
ネリネの配下の牝オーク。淫乱な性格で快楽に目がない。
ネリネの配下の牝オーク。淫乱な性格で快楽に目がない。
●"工作員"カナロア:魔人
ソウルイーターから魔人化したメガネをかけた少女。金勘定が得意。フォーグラーのオーク穴に代理人として潜入し、牝オークたちに扇動工作を行った。
ソウルイーターから魔人化したメガネをかけた少女。金勘定が得意。フォーグラーのオーク穴に代理人として潜入し、牝オークたちに扇動工作を行った。
●"容赦なき制裁"謎のロリ魔将:魔将
ロリコンを心の底から嫌悪する選ばれし真性ロリ肉体を持つ魔将。アンバランスに大きな口を持ち、言葉の発音に独特な訛りがある。性格は極めて苛烈でロリコンには一片の容赦もしない。「マッドディスチャージャー」という恐ろしいレア呪文を保持している。自称「ベアード様ニ選ばれタ者」だが、どうやらそのベアード様とは、一般的なモンスターのベアード様ではなく、彼女の脳内にのみ存在しているようだ。
ロリコンを心の底から嫌悪する選ばれし真性ロリ肉体を持つ魔将。アンバランスに大きな口を持ち、言葉の発音に独特な訛りがある。性格は極めて苛烈でロリコンには一片の容赦もしない。「マッドディスチャージャー」という恐ろしいレア呪文を保持している。自称「ベアード様ニ選ばれタ者」だが、どうやらそのベアード様とは、一般的なモンスターのベアード様ではなく、彼女の脳内にのみ存在しているようだ。
○"冒険者"イサカル・ギスゴ
忘却界に悪名高き"冒険者"。常に自らの身を危険にさらしていると嘯く男。階級不明。30前後の精悍な青年の姿をしており、褐色の肌に白い髪。そして目には大きな黒い飛行眼鏡を装備している。常に他者を煙に巻くような表情を浮かべ、神出鬼没さをもって忘却界のあらゆる場所で暗躍する。その真意は不明で、他者からの依頼を受けて社交界に紛れ込み探偵まがいのことをすることもあれば、未開地の遺跡の発掘などを行っていることもある。アフダル=シャアルと黒竜公ソピアーとは過去になんらかの因縁があるらしく、特にアフダルとは特殊な関係にあるようだ。
忘却界に悪名高き"冒険者"。常に自らの身を危険にさらしていると嘯く男。階級不明。30前後の精悍な青年の姿をしており、褐色の肌に白い髪。そして目には大きな黒い飛行眼鏡を装備している。常に他者を煙に巻くような表情を浮かべ、神出鬼没さをもって忘却界のあらゆる場所で暗躍する。その真意は不明で、他者からの依頼を受けて社交界に紛れ込み探偵まがいのことをすることもあれば、未開地の遺跡の発掘などを行っていることもある。アフダル=シャアルと黒竜公ソピアーとは過去になんらかの因縁があるらしく、特にアフダルとは特殊な関係にあるようだ。