「へえ、そんな場所が?」
教官に
研究所の話をすると、教官は満足そうな顔でうなずいた。
「なるほどね~、そこで私の力が必要って事?」
「はい、そういう事になります。」
「よし!元部下のために咲坂ちゃん一肌脱いじゃうわよ~?」
「有難うございます、あと決して物理的に脱がないいでくださいね、目に毒ですから。」
教官の鉄拳が私の腹に命中した。
「さあ、案内して頂戴、その研究所とやらへ。」
「いえ、まだ駄目です、万が一のために戦力を強化しておかないと。」
「そう?じゃあある程度の戦力を結集したら私に話しかけて、研究所とやらに抜き打ちのチェック入れる手配をしておくから。」
「有難うございます、閣下。」
「いいの、元部下の頼みだもの、断る理由はないわ。」
しかしある程度の戦力か、と考えてみる。
戦力になりそうな人間を当たってみよう。
最終更新:2011年05月02日 09:47